ちゅうカラぶろぐ


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私は会社への通勤に、車で片道50分くらいかかっています。
すると帰りの運転中に眠くなってしまうのはもはや宿命。

それに抗うためにカフェイン系のガムを噛んだりしますが、
今ではそんなものは、なんの眠気覚ましにもなりません。

ですが先日、車中でまた眠くなった時にガムもないので、
なんとなく持ち合わせていたポテトチップスを頬張ると、
なんと、多少は眠気を紛らわせることができているのです。

なんでポテチで眠くならないかは、まったく分かりませんが、
帰宅中にあまりに眠くなったら、コンビニでポテチ購入で、
長く続いている睡魔とのバトルに挑んでみようかと思います。



さて、歌会時に選曲カードの記入に使っているボールペン。

先日の歌会で「インク出ません!」という声が多くあがり、
家に帰ってからボールペンのインクを確認してみました。

1回の歌会に60本ほどのボールペンを準備していますが、
その中の10本以上書けず、10本以上はインク切れ寸前。
もう結構な確率で書けないボールペンがあったのですね。

さすがに替え芯に交換しないとと思って、家を探すのですが、
(インクなのになぜか替え芯と言います)
すっかり昔買った替え芯は使ってしまっていて在庫が無く、
慌ててAmazonで注文しようと、替え芯を探すことにしました。

購入履歴から、替え芯と探すと、すっかり忘れていたことに、
思っていた以上の結構なお値段がしていたのですね。

替え芯だけなら勝手にもうちょっと安いと思っていましたが、
履歴があるのですから、以前はこの金額で買ったのでしょう。

この値段は高いなあと思いながらネットを徘徊していると、
「正規に店で買わなくてもいいのでは?!」ということで、
メルカリを見に行ってみようと思い付き、早速検索すると、
ありました!フリクションボールペン替え芯の出品が!

当然新品ですし、値段もAmazonなどで買うよりも断然安い。
また、結構まとまった数での出品もあるではないですか。

結局300本もの替え芯を3分の1くらいの値段で購入できて、
利益などを考えないサークル活動には大満足の買い物です。

これからはサークル活動の備品購入にはメルカリなどの、
フリマアプリを活用していくのは節約に必要となりそうです。

でも歌会時にカードに記入しようにもボールペンが書けず、
参加者をイライラさせていたかと思うと、ちょっと反省でしたね。

これからは定期的にチェックすることにしたいと思います。

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いよいよ今週最終回を迎える「王様戦隊キングオージャー」、実のところニチアサをだいぶ溜め込んでいて、「仮面ライダーギーツ」も最終回を観たのが今年に入ってからみたいなザマだったのですが、キングオージャーはそうやって追っかけで観ているウチにハマってしまい、これは最後はリアタイしたいぞとこの1ヶ月くらいの間に出遅れていた20数話ぶんを一気見。48話からの最終章に間に合わせた上に初めてファイナルライブツアーにまで応募してしまいました(笑)。その最終章も48、49話ともこれまでの全ての蓄積が昇華した素晴らしい出来映えでX(Twitter)ではラスト3話を劇場版で観たいという声がトレンド入りするほど。大抵録画で観てるニチアサですが、今度ばかりは最高最後のクライマックスをリアルタイム視聴したいところ。

 こんばんは、小島@監督です。
 一方で「仮面ライダーガッチャード」の方はまだ8話。先は長い(苦笑)。

 さて、今回は配信作品から一つご紹介。「ポップスが最高に輝いた夜」です。

 1985年1月28日夜、40名を超すハリウッドのA&Mスタジオにトップアーティスト達が集結した。目的はチャリティ・ソング「We are the world」のレコーディング。用意された時間は一晩だけ。アメリカ音楽史上に残る名曲はいかにして生まれたか。伝説の一夜が幕を開ける。

 その事件性ともたらした影響の大きさは1960年代末のウッドストック・フェスティバルに匹敵するのではないでしょうか。1984年、イギリスでボブ・ゲルドフが発起人となり当時深刻化の一途を辿っていたアフリカの飢餓救済のためにスーパースター達が一堂に会したプロジェクト「バンド・エイド」。それに呼応する形でアメリカでハリー・ベラフォンテが提唱したのが「USAフォー・アフリカ」、そのチャリティ・プロジェクトのためにマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作し、クインシー・ジョーンズとマイケル・オマーティアンの共同プロデュースという形で誕生した曲が「ウィ・アー・ザ・ワールド」です。
 この曲を巡る経緯を描いたドキュメンタリーについては「STARS/ウィ・アー・ワールド」(1985年)や「We are the world the story behind the song」(2004年)などがあり、あるいはもっと断片的な物ならYouTubeで観られるものもあったりしますが、当時の撮影素材で未公開だったものや新たに収録した当時の関係者のインタビューで構成し、改めてこの曲の意義を語ったドキュメンタリーです。今年1月に開催されたサンダンス映画祭で特別上映が実施され、その後Netflixにて配信が開始されました。

 マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、クインシー・ジョーンズ、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ダイアナ・ロス、シンディ・ローパー…名だたるスター達が一晩だけとは言え同じスタジオに集まりレコーディングなんて実現したことが奇跡のよう。映画は特に奇を衒ったところは無い極めてオーソドックスな作りをしているのですが、そもそも大元のアーカイブ映像自体があまりにパワフルなのでそれで充分と言えるでしょう。
 個性が強すぎるメンバーを相手にカリスマティックに陣頭指揮を執るクインシー・ジョーンズ、アイディアを出しながらメンバー間の緩衝材にもなるライオネル・リッチー、多人数での同時収録という環境に戸惑いながらどうにか馴染もうと奮闘するボブ・ディラン、自身のミスすらユーモアに変えるスティービー・ワンダー、何故か歌う度にノイズが走るシンディ・ローパー、そして並々ならぬ情熱でプロジェクトに臨み準備段階からエネルギッシュに奔走するマイケル・ジャクソン、居並ぶ天才たちがそれぞれがピースとなって1つの曲が組み上がって行く様にゾクゾクします。繰り出される逸話と映像の数々が見せるのは、マーケティング的な思惑を超えて音楽やエンターテインメントが持つ「力」を極限まで具象化させようとしたエネルギーと、それが放つ煌めきそのもの。天才たちがシンプルな動機に突き動かされ伝説となるに至る様は、浮世の複雑さに翻弄される日々を送る身としては非常に眩しく映ります。

 1980年代のポップカルチャーが残した偉大なレガシーの記録。混迷深める現代で改めて語り直す意義は決して少なくないはず。ただ、Netflixで気軽に自宅で観られるのはありがたいですが、欲を言えばこれはミニシアターのスクリーンで観たかったかな(笑)

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毎年のことながら本当に面倒な確定申告をこの連休中に終わらせました。ふるさと納税だけでなくここ数年は何だかんだ医療費も掛かってるのでいくらかでも返ってくるならやらないとね。ただ気合いを入れないとやる気すら起きないので毎年2月の休日を1日一切予定を入れないようにしています。良いことと言えば医療費絡みの領収書を雑に扱わなくなったことでしょうか。

 こんばんは、小島@監督です。
 年末調整してるサラリーマンな私ですらこの面倒臭さなので自営業の方の労力はいかばかりかと敬意すら覚えてしまいます。

 さて、今回の映画は「ストップ・メイキング・センス」です。

 この映画は1983年、当時絶頂期にあったトーキング・ヘッズが同年6月にリリースしたアルバム「スピーキング・イン・タングス」を引っ提げてのライブツアーを敢行。12月にハリウッド・パンテージ・シアターで3公演が開催され、その模様を撮影・編集し翌1984年に公開された作品です。音楽ドキュメンタリー映画の傑作としてマーティン・スコセッシ監督の「ラスト・ワルツ」と並び称される伝説的作品で、2021年、米国議会図書館により本作は保存のためにナショナル・フィルム・レジストリに登録され、公開40周年に合わせて2023年に4Kレストア版が製作。アメリカ本国に引き続いて日本でも公開。一部のシネコンではIMAXでも上映されています。監督は後に「羊たちの沈黙」を手掛けることになるジョナサン・デミ。デミ監督は意外とフィルモグラフィーにドキュメンタリー映画が多い方で、これ以外にもフォーク・ロック・シンガーのニール・ヤングを追ったドキュメンタリーなど10本以上手掛けています。

 開幕、ステージに立つのはアコースティック・ギターとラジカセを携えたデヴィッド・バーンただ一人。そこから1曲進むごとにステージにメンバーが一人ずつ増えていくユニークな構成。メンバーに増えるにつれトーキング・ヘッズの世界観が強く広がって行くのが見えるようです。全員出揃ってからも批評的精神と神経質な趣のパフォーマンスは留まるところを知らず、中でも電気スタンド1本を時に家に、時に恋人に見立ててチークダンスまで踊ってみせたりする中盤のパフォーマンスが圧巻。「ストップ・メイキング・センス(センスなんて関係ないさ)」と言いながら照明デザイン、衣装のコーディネート、演劇的な手法を取り入れた演出まで含めて隅々までセンスの塊のようなステージです。デヴィッド・バーンが2019年に発表したブロードウェイ・ミュージカル「アメリカン・ユートピア」の原型をここに見ることも可能でしょう。

 撮影監督を務めたジョーダン・クローネンウェスは、同内容の3公演にそれぞれ6台のカメラを毎回違う場所に配置しました。それらの映像をジョナサン・デミ監督はシームレスに編集しトーキング・ヘッズの唯一無二の世界観を余すこと無く映画の中に凝縮しています。MCもほとんど無く89分間ノンストップで駆け抜け、文字通り観客は音楽を全身で浴びるような体験を味わえます。4Kレストア版と言えど極端にクリーンにすることはせず、原盤の風合いを活かした形にしているのも良い方向に働いています。
 ライブ映像を主体とした音楽ドキュメンタリーとして後続に与えた影響が計り知れない1本。極端に言えばそれ以後にリリースされたライブ映像作品はほぼ全てこれの影響下にあると言っても過言ではないと言われている作品です。出来るだけ大きなスクリーンで味わって欲しい逸品。ぜひこの機会に。

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日本国内最高峰の自動車レース『スーパーフォーミュラ』。
2024年は女性初のドライバーがエントリーされました。

モータースポーツは男性のスポーツという印象ですが、
ここで女性が良い結果を残せることを期待しています。

世界最高峰の『F1』は今までに結構見てきていますが、
過去にはF1にも女性がエントリーされたことがありましたが、
当時は予選も通過できず本戦で見られませんでした。

女性が参戦ということで今年はスーパーフォーミュラも、
ちょっと気になってきましたし、ファン増えるといいですね。



さて、YouTuberでありテレビでも出演が多く驚かされる、
時短レシピの動画が有名な料理研究家のリュウジさん。

ほとんど料理をしない私ですが、リュウジさんの動画は、
面倒な家事である料理のハードルを下げるレシピ紹介や、
その軽快なトークが好きで、割と見ていたりします。

彼の料理で面白いのはとにかく化学調味料を使います。
料理人で化学調味料の使用を公言する人は少ないですが、
彼のレシピでは、これでもかというくらいに入っています。

そんな化学調味料はどうしてもその『化学』という字面から、
『身体に良くないもの』というイメージが付いて回るので、
どうしても使用することに抵抗がある人が多いようです。

ですのでレシピに化学調味料が入っていることを指摘し、
『身体に悪いものを紹介するな』との抗議が絶えません。

私個人的には過剰摂取しなければいいと思うのですが、
なぜいちいち抗議をする必要があるのは分かりません。

抗議をするために動画を見ても、再生数を増やすだけで、
結局それでリュウジさんが儲かってしまうだけでしょうに。

そんなことに抗議をするヒマがあるのなら自分のために
時間を使おうという発想になぜならないのか不思議です。

化学調味料を使わず美味しい料理を作る努力でもしたら、
もっと前向きであり生産的だと思うのですけどね。

その昔、『ストリートファイター4』をプレイしていた時に、
なんとなく『ダルシム』というキャラに凝った時がありました。

手足を伸ばし遠くから攻撃するいやらしいキャラのせいか、
私に負けた人から『そんなキャラで勝って嬉しいか?』
というような負け惜しみメールがかなり送信されてきました。

その時、そんなメールをわざわざするヒマがあるのなら、
勝てるように練習でもしたほうがいいのにと思っていました。

人を蔑むことに必死になるより楽しむことに力を入れる方が、
絶対に生産的で幸せな生き方のような気がしますよね。

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そんなことがあるのかとちょっと驚いたのが帝国劇場で上演予定だったミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険」が「準備不足」を理由に直前で初日を延期したそうです。出演者の病気や怪我による休演はたまに目にしますし、最近では人手不足から設営が出来なくてイベント中止というやるせないものも聞こえて来るようになりましたが、大手の東宝で、それも帝国劇場の演目でそれをやってしまっては今後の演劇界そのものへの信頼度に影響しそう。

 こんばんは、小島@監督です。
 ジョジョミュージカル、普段観劇はしない私でも行けるなら行きたいと思っていたのですがこのニュースを聞いてモチベーションだだ下がり。

 さて、今回の映画は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」です。

 C.E.(コズミック・イラ)75、ギルバート・デュランダル(声・池田秀一)がキラ・ヤマト(声・保志総一朗)により討たれたことにより、彼が提唱した「デスティニープラン」は潰えた。しかしその後の混乱は一向に収まる気配を見せず世界には紛争が溢れていた。反コーディネーター思想団体「ブルーコスモス」の先鋭化や新興国の台頭がもたらす激化する戦闘を憂いた者たちによりラクス・クライン(声・田中理恵)を初代総帥とした世界平和監視機構「コンパス」が設立され、キラ達はそのメンバーとして世界各地の紛争調停のために奔走する日々を送っていた。
 そんな折、目覚ましい発展を遂げる新興国「ファウンデーション」からコンパスへ、ブルーコスモス本拠地への合同作戦を提案される。

 「機動戦士ガンダムSEED」とその続編「SEED DESTINY」は21世紀に入ってからのガンダムブランドを牽引して来たと言って過言ではない作品です。この大ヒットが無ければその後の「00」や「UC」「鉄血のオルフェンズ」などの作品群が生まれていたかどうか定かではありません。その「SEED」の劇場版製作の第一報があったのは2006年。しかしその後は特別総集編「スペシャルエディション」やHDリマスター版の製作、「スーパーロボット大戦」や「G-GENERATIONS」「EXVS」などのゲーム作品への登場などで作品世界が広がる一方でようとして劇場版の続報が無く、2016年にメインライターであった両澤千晶の病没もあり、もう企画自体が凍結されてしまったのではないかと思っていました。そこから実に18年の時を経て今になって遂に公開まで漕ぎ着けようとは。もう何かの奇跡でも見ているかのよう。両澤千晶没後は夫である監督福田己津央と「SEED」「SEED DESTINY」のノベライズを担当した後藤リウが共同でシナリオを書き継ぎ完成させたそうです。

 最早待ちくたびれたという言葉すら生温いほど待っただけの甲斐はあった、素晴らしい出来栄えの快作です。観たかったものがほぼ全部詰まってる逸品に仕上がっていました。
 物語は前半じっくりとした語り口で状況を作り上げ、後半大きくギアチェンジして一気呵成に畳み掛けてくる構成をしています。前作と言うべき「SEED DESTINY」では混迷と迷走を極め作り手すら落とし所を見失っているかのようでしたが今作ではキラとラクスのラブストーリーを主軸とし迷いの無い足取りで大団円まで疾走します。

 タイトルの「FREEDOM」は、主人公キラが駆るガンダムの名がフリーダムであると言うことのほかに文字通りの「自由」を意味しているのでしょう。今作のキラは世界を背負い数々の規範に束縛された状態からの旅路を辿ることになります。更に言えばシン・アスカ(声・鈴村健一)も過去の自分から少し自由になって明るさを取り戻していますし、後半に差し掛かったあたりから登場するアスラン・ザラ(声・石田彰)に至ってはもう色んな意味でフレームインしてるだけで面白くなるレベルの自由そのものの振る舞いを見せます。
 
 そんな彼らがまさに縦横無尽に躍動するクライマックスは、アイディアも作画のカロリーも圧倒的。1stガンダムのオマージュを随所に散りばめアクセントとしつつ、恐らく見せたいビジュアルから逆算して組み上げいるであろう絵コンテとキャラクターのドラマが相乗効果を生み、ボルテージが天井知らずに上がって行きます。このアッパーテンションはほとんどお祭り映画のノリ。続編であり完結編であると同時に20年越しの同窓会でもあるこの作品を最高の形でエモーションを醸成してくれます。

 作り手の見せたいものと受け手である観客が見たいものがこれほど噛み合うのも意外と少ないのではないでしょうか。そもそもその機会自体が無いだろうと諦めていただけになおさら喜びに満ち溢れています。かつて「SEED」にハマった人も不満を持っていた人も、そしてこれから触れるであろう人も受け止めるだけの度量を持った極上のエンターテインメント。こういうのはもう上映期間中にスクリーンで観て何ぼです。特に当時ハマっていた方は何としても観に行きましょう。この祭りを素通りするなど勿体無い。

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最近ニュースや報道などを見ているとウンザリしませんか?

ダウンタウンの松本人志さんのスキャンダルを始めとして、
自民党員の裏金問題などと、とにかく揚げ足取りばかりで、
とにかく前向きな情報発信が少なくなっている気がします。

世間を正すために悪いことを発信することは必要ですが、
それと同時に良い事も発信するバランスも必要と思います。

しかし、そんなネガティブなニュースばかり発信するのも、
ここ最近の自らに振りかかる物価上昇などの不景気に対して、
他人の不幸を見て溜飲を下げる材料となるのかもしれません。

ある程度そういうニュースから自分を遠ざけるようにするのも、
今は楽しく過ごすために心掛ける必要があるのでしょうね。



さて、何をやり始める時に、まず準備に気合が入りますよね。

よく聞くのが、日本人はとりあえず形から入る人が多いようで、
何をするにも、その準備にお金を掛けがちだということです。

スキーを始めるにも、スキー板やウェア、ゴーグルが必要で、
とにかくカッコいいものやブランドにこだわって揃えてみても、
いざ始めてみると『寒い』『山へ行くのが手間』などと言って、
結局やめてしまって、残ったのは新品の道具だったりします。

私も結構準備に気合を入れてしまうタイプだったりするので、
ここ数年前に始めたプラモデル製作も道具ばっかり揃えて、
道具は並んでいても使わないなんてことがザラにあります。

それこそ以前は『グランツーリスモ』をプレイするために、
10万円以上するハンドルコントローラーにプレイシートを買い、
一撃で20万円とか使った時は自分でもアホかと思いました。

そんな先日、超有名格闘ゲームである『鉄拳8』が発売され、
私はこのシリーズを10数年前に少し触った下手くそですが、
久しぶりに鉄拳に触ってみようかと思い始めました。

いい加減に格闘ゲームをこんなオッサンがどこまでやれるか、
ちょっと自分を試してみたい衝動に駆られてしまったのです。

そして例によってプレイするならそれなりの環境が欲しくて、
まあレバーコントローラーはあるけどイスに座ってやりたいし、
モニターは欲しいしと、これまた悪い病気が出てきました。

そんな環境が揃わないので、未だに買っていない『鉄拳8』。
結局、発売から数日経ってしまって出遅れた気分になり、
ちょっとやりたい気分が削がれてしまった私がいます。

こういうのを目的と手段が入れ替わったっていうのでしょうか?

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たまに違う路線を使うと楽しいというか、ちょいとお誘いを受けて軽い遠出。何をしたかと言えば最近お笑いにも興味の湧いてきた私にも是非と、数人で集まって東京03のコントライブのBlu-ray鑑賞してました。ゲストが佐倉綾音の日と百田夏菜子の日でどちらが良いかと尋ねられ、即答で「佐倉綾音で」と答えた自分の声豚ぶりよ。

 こんばんは、小島@監督です。
 年末の決勝くらいしか観ていない「M-1グランプリ」の、その周辺のコンテンツの楽しみ方も色々聞けたのでじわじわと観ていこう。タイミングが合えば一度ライブも観てみたいですね。

 さて、今回の映画は「レザボア・ドッグス」です。

 ダイナーに集められた6人の男たち。それは裏社会の大物ジョー(ローレンス・ティアニー)が宝石店強盗を企てるために集めたメンバーだった。それぞれ色に因んでホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、オレンジ(ティム・ロス)、ブロンド(マイケル・マドセン)、ピンク(スティーブ・ブシェミ)、ブルー(エディ・バンカー)、ブラウン(クエンティン・タランティーノ)とコードネームを付けられた男たちによって強盗は実行された。しかし計画は失敗し男たちは逃走を余儀無くされる。誰かが裏切り警察に通じている疑いを抱いた男たちは、互いに銃を突きつけ合うことになるのだった。

 複雑に入り組んだプロットや激しいバイオレンス描写、日本映画への深い造詣でフィルムメーカーとして独自の地歩を築いた人物、クエンティン・タランティーノ。自身が引退作と表明している作品「The Movie Critic」を準備中の同氏の初監督作がこの「レザボア・ドッグス」です。当時から若手製作者を積極的に支援していたハーヴェイ・カイテルによって見出され、1992年に製作されました。初公開から30周年を記念して先頃4Kリマスター版が製作され、久しぶりにスクリーンにお披露目されました。タランティーノ作品はそれなりに観ているのですが、これを観るのは今回の再上映が初めてだったりします。

 ひと言で言って才気煥発というか、「俺を観ろ!俺の映画を観ろ!」という叫びが聞こえてきそうな一本です。ようやくチャンスが巡ってきた監督のたぎるような情熱が見えてくるよう。
 登場人物の耳が切り落とされると言った残酷な暴力描写(カンヌ国際映画祭では上映前に観客に注意を促すメッセージが映し出されたと聞きます)と、本筋と無関係の様々なパロディや引用を織り交ぜた会話が延々と続く手法が初監督作にして既に十二分に盛り込まれています。また、一見無軌道に見えながらも緻密に組み上げられた時間構成と人間描写がスタイリッシュに付けられた劇中曲と共に展開し、この時点でクエンティン・タランティーノ特有のスタイルは出来上がっていたのだと強烈に印象付けてくれる作品です。後の作品は多くが150分前後の長尺になる中にあって100分というスマートな時間に収まっている点や、映画の大半は逃走場所として出てくる倉庫の中で展開し、舞台劇のような雰囲気を持っているのもポイント。
 ごく限られたロケーションだけで展開するのは低予算だから、と言うのも大きいように見えます。製作費90万ドルというのはかなりのローバジェットで俳優の多くは私服で出演したなど、なかなかにギリギリな話も聞きますね。

 まだまだ粗削りなところも多いのですが当時から既にカルト的な人気を勝ち得ていたのも頷ける逸品。ブライアン・シンガー監督の「ユージュアル・サスペクツ」と並び1990年代を代表するインディペンデント映画の一つとも言えるでしょう。劇場上映はそろそろ終了ですが、鑑賞するだけならAmazonプライムなどで配信もされています。独特なリズム感のダベりの面白さをどうぞご堪能あれ。

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