ちゅうカラぶろぐ


年末からつらつらと書き連ねてきました担当ブログも今回が最後となりました。

当初は時期的にちょうど冬コミ前の追い込みということもあり制作レポートを書いてきましたが
コミケも終わって参加報告もしてしまうと途端に書くことが無くなったりします(^_^;)

なけなしの写真は友達の掲載許可待ちだった写真一枚。



「なんて濃い瘴気だろうマスクがなければ5分で肺が腐ってしまう。」

ずっとこれがやりたかったんです。

考えなしに着ぐるみ2着持ってこうなんて考えたものだから荷物がこんなことに!



これかついで新幹線に乗りましたともさ!
右のでかい袋がカイの衣装一式。
合わせをしたのが1日目だったので終わったらそのまま会場から自宅に宅配便で発送しました。
便利な時代になったものねぇw

コミケはもっぱらコスプレ参加な私ですが何度も参加しているとこれはもってけなんてものがいろいろあるものです。

マナカ
ありがたいことに東京でも使えるようになりました。
新幹線で上京すると23区内のJR線はそのまま乗れますが、ビックサイト前のりんかい線「国際展示場」駅は生産が必要です。十数万人が訪れる駅は大混雑、精算所には長蛇の列。
すんなり出たいのであればりんかい線への乗換駅で一度改札を出てマナカで再度入場すれば改札でもたつくこともありません。
国際展示場駅は中央付近にスイカ専用改札があるので切符よりも出入りがスムースです。
スイカ専用改札は当然マナカもオッケー

マスク
年に2回のビッグイベント、インフルエンザを押してきちゃう困ったちゃんもたくさんいます。
会期中にまた、正月休みの真っただ中にぶっ倒れたりしないよう予防したいものです。
個人的には夏場は活性炭入りマスクをしたいぐらいです。
するんですよ、いろんなニオイが(-_-;)

撥水加工の上着
超絶混雑の中傘をさすのは大変、少々の雨であればこれでしのぐのも手です。

長袖の上着(夏)
この暑いのに長袖?と思うかもしれませんが、会場ではキモオタの異臭を放つ汗まみれの腕があなたに迫ってきます。直接触れないためにも長袖は必須なのです。
また、列に並んでいる間は強烈な直射日光にさらされます。日焼け予防だけでなく熱戦から身を守るためにも長袖の上着は有効です。会場では日傘をさせないシチュエーションも多々あります。
白系のUVカットパーカーがおすすめ。

補修道具
コスプレ会場は過酷です。特にコミケでは更衣室からコスプレ広場までの移動距離も長いので現地に着いたら衣装が破損していたなんてこともしばしば。
それ以前に更衣室で開けたら壊れてたなんてこともありますしね(^_^;)
ちなみに私の補修キットはこんな感じ。



ナイスタックの両面テープはもう必需品制作段階からお世話になりっぱなしです。
左端の2本はペンの軸など細い棒にガムテープを巻きつけたもの。
このようにすればかさばらずに持ち運びができて便利なのです。

多少は参考になったでしょうか。

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あけましておめでとうございます。

年始早々悪天候で実家に帰り損ねたぷちさた~んです。
しんしんと降りしきる雪の中外出するわけにもいかずコタツに潜り込んで一日過ごしました。

こんな感じでしょっぱなからつまづいた感満載ですが、
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

さて、国内外およそ数十万人のオタクたちは新年の前に迎えるものがあります。
そう、『冬コミ』です。おそらく世界最大のオタクの祭典、コミックマーケット。
多くの者たちが東京有明の地で力尽きたことでしょう。

私も無事休みが取れたので3日間参加してきました。
もっぱらコスプレ参加です。企業ブースなんて立ち寄りもしませんでしたわw

今回はかねてより制作していたバロン持っていきました。
大掃除もそっちのけで作業してたおかげで無事完成しました。





うむ、まずますの出来ばえ(自画自賛)

さすがは有名タイトル。いろんな方に声をかけていただきました。
ジブリ女子の集団に囲まれて記念撮影してみたり。
すれ違う女子に「バロンだ、かっこいい」とか言われてニヨニヨしてました(^_^;)

ちなみに1日目は友達と「カイに乗るナウシカ」合わせをしてきました。
友達の許可がもらえたらまた写真載せますね。

さすがはコミケのコスプレ。いろんなコスをする人がいるものです。
最新の人気作品から、もはや伝説かとも思える過去の有名作品から、
皆が忘れかけているマイナー作品まで多種多様です。
しかしそこはコミケ参加者、どんなマイナー作品も誰かしら分かって声をかけてくれるものです。
コレクターユイのコスがカブったのを見たときにはコミケの奥深さを再認識したものです。
「コレクターユイ懐かしいですね」と声をかけたらめっちゃ喜んでました。
皆さんも自分が知っているマイナーコスの方を見かけたら声をかけてあげてください。

艦これ、進撃の巨人は押しも押されぬ人気っぷり。
アイマス、ラブライブ、アイカツは三つ巴の様相。
プリキュアはセーラームーンに押され気味。
エヴァ、ハルヒはまだまだ根強い人気。
弱ペダ、黒子、テニプリ、歌プリは女子も男子も一大勢力。
モンハン勢は例によってガチです。
ジブリ勢はまさかのジコ坊!?(レポーターさん石火矢衆ではないですぞ)
キン肉マンのレオパルドンのコスをしてる人は今年も来てました。
マジンガー大久保氏を久しぶりに見ました。
皆この日のために備えてきた人たちです。
写真いっぱいとってきましたのでご覧になりたい方は歌会の際にでもお気軽に声をかけてくださいね。

今年は2日目まさかの雨でした。
都市伝説ではコミケ期間中会場付近には広域気象結界が張られ雨が降らないことになっているのですがどうやら結界が破られたようですw
3日目はうってかわって小春日和の快晴。さすがw
そういえば10年前、2004年の冬コミでは雪が降りました。4の年に呪いがかかっているのかもしれません。
雪に凍えるラクス様をカメコの輪から救い出したのはもはや遠い日の思い出(-.-)

こうして私たちのコミックマーケット87は幕を閉じました。

あれ?冬コミが終わったのに2014年が1日残ってる!?

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日曜日から冬コミが始まります。もう猶予はありません。
20日21日23日と休みの日はひたすら衣装制作(白目)

まずは先週仕上げきれなかった頭部のベースを仕上げ



耳は2mm厚のライオンボードを2枚張り合わせて作ります。
ライオンボードを曲げたまま張り合わせるとカーブした状態で仕上がります。

頭部に切り込みを入れて耳のパーツを差し込んでみると、



・・・、犬っスねこれ。

現実に目をそむけてシルクハットを作ります。
厚さ1㎜のスチレンボードを丸く切り抜きます。
サークルカッター使うと簡単です。



梱包用の段ボールシート(会社の余りモノもらってきた)で筒を作り、
丸く切ったスチレンボードを貼ればシルクハットの出来上がり。

さて、現実に目を向けましょう。
犬っぽい何か(笑)に画像を参考に模様を書いていきます。
見える、見えるぞ!なんとなく猫にww
この模様に合わせ外皮を貼っていきます。
外皮用に勝ってきたのはシャギーフリース。手触りが良いので決めました。
ケモノは“毛物”、毛並みが良くなくてはならんのですよ。



頭部のベースにスプレーのりでシャギーフリースを貼っていきます。
目のふちや口元は生地を折り返すことで立体感を出します。

全部貼り終えると、



な?言ったろ、ちゃんと猫になるって。(言ってねぇし)

シルクハットのツバを付けます。
接着面を広く取れないところなので瞬間接着剤とプライマーを使います。
用意したのはアルテコスプレープライマー、本来はアルテコの瞬間接着剤に使うのですが
シアノアクリレート系の接着剤なら使えます。(たぶん)
まずは接着面を合わせ、瞬間接着剤を流し入れます。



その上からプライマーをスプレーします。
プライマーと瞬間接着剤が反応して瞬時に固まります。
プライマーをかけすぎると発熱するので注意してください。
間違っても指を一緒に接着しないように(何度かやりましたw)

被り物に目を入れるのは最も大事な作業といえます。
これで8割がた見た目の印象が決まったりしますしね。
今回はイラストレーターで目を描いてラベルシートにプリントアウトしました。
目をプリントしたラベルをスモークの塩ビシートに張って切り抜きます。



アイラインにあたる部分はラベルシートをカットしてはがします。
同様に黒目の部分も一部カットしておきます。
頭部ベースの目の部分も切り抜いておきます。この部分がのぞき穴になります。
塩ビシートが一部切り欠いてあるのは寒さで曇って見えなくならないための対策です。
どうでしょう、の外から見てのぞき穴見えますかね?

何かに使えるだろうとダイソーで買ってきた強力マグネットが役立つときが来ました。
シルクハットを頭部に付けるのに使いました。
これでシルクハットを脱いだりかぶったりすることができるようになります。



頭部の内側とシルクハットの両側にマグネットを付けることでかなりしっかりくっつきます。
シルクハットつかんで持ち上げても頭部が落ちないぐらい。



頭部はこれで完成。
全身完成図は年明けの冬コミレポートでお披露目します。

それではよいお年を~~。

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ずいぶん昔の話ですがテレビのオーディションらしき番組で若者がギターをかき鳴らしながら歌っておりました。
「♪学校で習ったことなんて何の役にも立たないのさ~~♪」
若者の年齢18歳(当時)・・・、くだらないことしてないで勉強しろ!!
学校で習ったことが役に立たないんじゃなくて、学校で習ったことが身についてないから役に立たないのだよ。

衣装政策はちびちび進めています。ほんとにちびちびw

先日プランを練るために書いた落書きを眺めながら各パーツの寸法をざっくり入れていきます。
頭にメジャーを巻いてみたり、顔に定規当ててみたり、あげくは指で「こんぐらい」とかやってみたりw
そしてまた本人以外が見てもわからない設計図が出来上がります。
学生時代に三角関数をしっかりやってりゃ計算で割り出せるんですけどね。
学校で習ったことが役に立たないんじゃなくて、学校で習ったことが身についてないから役に立たないのだよ。
(大事なことなので二回言いましたw)



紙に書いた図を実際に切って貼って立体を確認。
まぁ、大体こんなもんでしょ。

紙での試作ができたらそれを元に材料を切り出します。
使うのは暑さ5mmのウレタンフォーム(サンペルカ2500)



ウレタンフォームのようにやわらかい材料を切り出すときのコツは、
必ずカッターナイフの刃を新しくすること、
切れ味の落ちたカッターナイフで切ると切り口がぼろぼろになってしまいます。
毎回作業を始める前に刃を変えるぐらいでちょうどいいぐらい。

材料を切り出したら切り口を張り合わせていきます。
接着剤は前回紹介したコニシボンドのスプレーのり「Z3」
直接材料に吹き付けずに一度新聞紙などに吹き付けます。

テキトーな新聞紙・・・と、つかんだのが選挙公報。
さすがにブログ用には使えんなw



紙などに吹き付けたスプレーのりをへらや材料のきれっぱしですくい、
接着面に塗りつけます。
スプレーのりは塗ってから接着できるまでが早いのですよ。

接着のコツは、接着面に塗ったスプレーのりに息を吹きかけると、溶剤が揮発して泡立ち粘着性が高くなってきますこの状態で接着面同士を貼り合わせます。
ウレタンフォームは爪でぎゅっとつまむように押さえつけるとしっかりくっつきます。



切り下記部分をすべて貼り合わせるとこのよう立体に、口先にあたるパーツです。
5mmのウレタンフォームを使うことで丸みのある仕上がりになりました。



頭部のパーツは2mmのウレタンフォーム(ライオンボード)を使って作ります。
基本的な作り方は同じです。

参考までに、多くの方がつかう「Gボンド」、ちょっと使い方にコツがあるのです。
Gボンドは主に2種類、G-10とG-17
G-10は内装用、表面に合皮などを貼る際に使います。
G-17はゴム・皮革用、パーツ同士を張り合わせるのに使います。



用途は違えど使い方は同じ、まずは接着面両方にGボンドを薄く塗ります。

そのまま数分間放置して指で触ってネチネチとくっ付かない程度まで乾かします。(ここ大事!)



接着面を合わせて強く押し付けます。これで接着完了
Gボンドは乾かないうちに貼り合わせると十分な強度が得られません。
乾くまでの間に取れちゃうこともあります。
一般にゴム系接着剤はこの方法で接着します。

さて今週末はコミケ前の最後の休日。なんとしても仕上げねば!!

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こんにちは!今回金曜日のブログを任されましたぷちさた~んです。
簡単に自己紹介をさせていただきますと、たま~に歌会の隅っこでうろうろしてる着ぐるみの中綿ですw

12月です、師走です。世間では年末に向けて忙しくなっていることでしょう。
クリスマスとか、大掃除とか、冬コミの新刊の入稿とか、冬コミ新作の衣装の制作とか…。
ええ、冬コミに向けて衣装つくります。

今回はジブリ作品より「バロン」をつくります。
かなり今更な感じですが特に意味はありません。『千と千尋』見てて思いついただけですw

バロンといえば2つの作品に出ています。『耳を澄ませば』と『猫の恩返し』
一応同一のキャラクターですが細部はいろいろ違っているようです。
燕尾服の色とか蝶ネクタイの色柄とか、顔だちもかなり違います。
さて、どちらのバロンにしたものやら…2者を見比べて、
よし、『猫の恩返し』のほうにしよう、だってこっちのがイケメンっぽいし(マテ)

キャラクターが決まったところでプランを立てます。
制作部分は大きく分けて頭と服。

そう、服!みんな信じてくれませんが裁縫下手なんです。
白のタキシードといえば…怪盗キッド!既製品であるからあれ買えばいいんじゃね?
画像検索……、タキシードと燕尾服って違うんですね。
そういえば、タキシード仮面もジャケットの後ろ燕尾になってないわ!?

ってな話をコス友にしたら「結婚式とかの古着が通販で売ってるよ」
あざーっす!



ソッコー解決(^_^;) 聞いてみるもんですね。
白の燕尾服9800円也、ベストは前の衣装から流用しました。

そうなればあとは頭ですね。ここからが本番です。

まずはスケッチをしながらプランを練ります。



見ての通りものっそいいい加減なスケッチですがそれなりにプランが盛り込まれています。
人が見ても決してわからないでしょう。描いてから三日たった自分ですらもうわかりません(あかんがな)
口をこうしようとか、目はもっとワルい感じでとか考えていた形跡はあるようですがすべては記憶の海の奥深くw
まぁ、あとは材料いじりながら考えるとしましょうか。



ベースとなる材料は世間でいうところのライオンボード。(現在はコーヨーソフトボード)
ライオンボードとほぼ同じものですがサンぺルカ2500
ライオンボードが厚さ2㎜、サンぺルカ2500が厚さ5㎜。部位によって使い分けます。
接着はスプレーのりを主体に使います。愛用はコニシボンドのZ3

ああ、なんか衣装制作レポートっぽくなってきたな!
次回はちゃんと制作部分に差し掛かれるよう頑張ります。

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