ちゅうカラぶろぐ


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おは☆にっしー♪

皆様ご承知のように、クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人さんが亡くなられました。
しばらくこの関係のニュースが頻繁に報道され、自分が思っている以上にクレヨンしんちゃんという作品が世間に根付いているのを実感しました。


漫画原作は30巻ぐらいまで読んだことありますが、おバカギャグもさることながらかなりアダルトなギャグも多い作品印象が強かったです。
アニメになると聞いた時はおよそ放送できないだろ!と思っていたのでよくもこれを題材にしたなと感心したものです。

始まってみれば、しんちゃんのキャラクターと他のホームコメディー系と違うドタバタが受けて、社会現象を起こすほどのブームになり、今やサザエさんやまるちゃんに継ぐ長寿アニメの道を確立している感じです。
アニメの影響を受けて原作もアダルトなネタは抑え、かなりマイルドになっていきましたね。

ただ、実はアニメ版があまり好きではありませんでした。
何故かと言えば、しんちゃんの声を担当する矢島晶子さんが(リューナイトなどの影響で)当時大好きだったため、しんちゃんとのギャップが辛かったと言うアレな理由です(w
いつの間にかそれほど気にならなくなりましたけど。

しんちゃんのいいところは、他のホームコメディー系と違い実在する街を現在の時間軸で展開しているところだと思います。
日本が舞台であるものの、時代設定などがあやふやな他の作品に比べ、実在する春日部市を舞台に現在進行形の現代を舞台にしているのが共感しやすくていいです。

お馬鹿な内容から、子供に見せたくないアニメとして槍玉にされますが、子供って基本的にそういうお馬鹿なのを見てキャッキャ喜ぶぐらいがいいのではないでしょうか。
変に大人びたり落ち込んだりせず、本音のまま元気でありのままでいるしんちゃんはむしろ理想的な子供の姿ではないかと思ったり。
小学生(仮)が行く先々で殺人事件に毎週巻き込まれる作品の方がどうかと思いますよw

それに、あの作品の根底にはきちんと野原一家の家族愛があります。
ハチャメチャな展開ながら、やっぱり最後には家族や友達の大切さでオチをつけるパターンがありますし、そういうのがホロっと来ますね。
映画が感動的な作品として評価されることが多く「映画だけいい作品」みたいに思われがちですけど、やっぱりそれは元々の作品の持っている良さがあるからこそだと思いますよ。

とまあ、散々偉そうにいっておきながら最近はご無沙汰の作品だった(汗)のですけど、作者が亡くなられたことにより改めてクレヨンしんちゃんという作品の影響の大きさを感じましたね。

ご冥福をお祈りしています。

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