ちゅうカラぶろぐ


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おは☆にっしー♪

日曜の夜に情熱大陸という番組でこち亀の作者である秋元治さんの特集をやっていました。

こちら葛飾区亀有公園前派出所。通称「こち亀」と言えば日本で知らない人はいないであろう、国民的漫画の一つです。

連載が開始してからもう33年(!)も経ち、連載話数は1500話以上。単行本は160巻以上。何だかすごすぎてピンと来ない数字です。
少年誌の最長連載記録としてギネスブックにも認定されているとか。

素顔の秋元治さんは初めて見ましたが、ひょろっとした優しそうなオジさん。
本当にマンガが大好きな人で、自分の好きな作品を書いてそれが仕事になるからこんなに嬉しいことはないと純粋に話している姿が印象的でした。

こち亀が他の長期連載作品と違うのは、常に時代と共に作品世界も自分たちの世界とリンクして成長していることだと思います(歳は取りませんけど)
その時の流行だったり政治を作品で扱うことによって古臭くなりませんし、後で読み返したときには「あの時はこんな時代だったのか」と振り返ることが出来ます。
以前「こち亀は現代文化にを知る上での貴重な資料となる作品」と言っている人がいました。

流石に長すぎるゆえのマンネリか、作風も変わってきたりネタも苦しさが垣間見えて、売り上げや人気は正直下火らしいですが、それだけやっていて当たり前というポジションにある作品なのではないでしょうか。
これできっと連載が終わるようなことがあれば大きなニュースになるでしょうからね。

自分もこち亀は昔から読んでいる好きな作品の一つです。
ただ、ずっと読みつづけているわけではなく何回か間があってまた思い出したころに読む、という感じです。
膨大な話の中でどこから読んでも面白いし、途中で止まってもまたすんなり入れる。こち亀はそういう懐の広さがある作品だなと思います。
個人的に好きなのは単行本50巻~80巻ぐらいですかね。浅草物語はいい話だったわー。

浮き沈みの激しいマンガ業界ですけど、ジャンプをめくればいつでもそこにある作品としてこれからも続いていって欲しいですね。

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