ちゅうカラぶろぐ


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先日リリース直前のドラマの先行上映会に行ってきました。
タイトルは「レボリューション」
ある日突然、地球上から全ての電力が消失した世界。文明崩壊後のアメリカを舞台に大量の謎と共に展開するサバイバル・アクション・ミステリーです。
製作総指揮に「LOST」「FRINGE」や近年では「スタートレック」シリーズの監督も務めるJ.J.エイブラムス、「SUPERNATURAL」のエリック・クリプキ、「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブローという錚々たるメンバーで、アメリカンドラマ好きにはこれだけで取り敢えず1回くらいは観てみようかな、と思わせる布陣です。
ドラマでコレだけやれるって凄ぇなと感心するほど作りこまれたスケールの大きな映像と、初回から小さな謎はあまり引っ張らないスピーディーな展開が特徴ですが、シーズンが重なっていくと設定に色々齟齬が出てきそうな不安も無くはないですね(苦笑)いずれにしても鑑賞できたのが最初の2話なのでその辺の判断はまだできない状況です。しかも2話がまた良い所で終わるんだ(笑)

こんばんは、小島@監督です。
「レボリューション」は11月6日よりBlu-ray&DVDセルORレンタルスタート!ただでしかもホール上映で見せて貰ったのでこれくらいの宣伝はしないとね(笑)!

さて、今回の映画は今や秋の風物詩と言っても良くなったプリキュアの最新作「映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」です。

相田マナ(声・生田目仁美)はかつて母と祖母が結婚式で着たウェディングドレスを譲り受けて大喜び。学校でも放課後のお茶会でもドレスや結婚、将来の話で持ち切りだ。
そんなある夜、オモイデの国の王マシュー(声・谷原章介)が現れた。かつて人々に忘れられ捨てられたりした物の怒りと悲しみを思い知らせるため、街の人間を次々と思い出の中に閉じ込めてしまう。何故かマナに特別な感情を抱くマシューを不思議に思いながらもマナ達は人々を救うためプリキュアに変身しマシューに挑むがあえなく敗れ去り、彼女たち自身も思い出の中に閉じ込められてしまうのだった。

劇場版プリキュアの新作は、これまでの劇場版でも幾度か使われた「忘れられたモノたちの悲しみが襲う」というモチーフです。昨年の「スマイル」も近しいシチュエーションだったので「またか」と思う方もいるのでしょうが、原則的に3~6歳くらいの女の子が最重要ターゲットなこのシリーズで、テーマが被ってる位の事を大きいお友達は怒ってはいけません(笑)。
この映画の優れている所は過ぎ去った日々がマナ達を苦しめはしますが、同時に救いもするという点です。「思い出」とは決してぬるま湯のように浸る「懐かしさ」だけでなく未来へと踏み出す「礎」でもある事を力強く指し示すこの物語は主人公・マナの変身時の名前である「キュアハート」とも絶妙にリンクさせた物語になっており、そのテーマ性の表現はこれまでのシリーズ作品に勝るとも劣らないと言えるでしょう。
それから今回の映画にはこれまでのプリキュアシリーズには無かった「あるシーン」が登場しており、正直そのシーンが出てきた時はかなり驚きました。それが何かは観て確かめてください。プリキュアシリーズを知ってる方ほど驚いてしまうはずです。

この映画のもう一つのポイントは劇場版としては久々に芸能人からのゲスト出演である谷原章介の予想外に高い声優としての演技力です。他の声優陣と比べてもほとんど遜色の無い演技な上に声質が変に浮いていないというのも驚きで、この映画だけに限らずTVシリーズでレギュラー出演してる所も観てみたくなるレベルです。

特に前半画の粗いカットがいくつか散見される点や恒例のミラクルライトの使い所がこれまで以上に強引な所などの欠点もありますが、総じてレベルの高い作品で東映の看板シリーズのパワーを見せつけてくれる1本です。
子供向けと侮らず、観てみる価値はありますよ。

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