ちゅうカラぶろぐ


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昨日はショーグンさん主催のちゅうカラ忘年会に参加してきました。ここ数年ずっと開催日と私の出勤日が重なってしまっていたため、忘年会に参加できたのは結構久しぶりです。最近は歌会後の素材屋での食事会にも参加できていませんでしたし、何だか久しぶりに味わう雰囲気を堪能しました。

こんばんは、小島@監督です。
来年はもう少し食事会にも参加できるようになりたいのぅ…

さて、今回の映画は「スターウォーズ フォースの覚醒」です。
ええ、初日初回に観に行きましたよ!そのために休み取りましたからね!

過剰なタイアップはともかく、予告編やチラシですらストーリーについて全くネタバレをせずにやりきった公式に敬意を表して今回は粗筋の記載は致しません。また今回のブログもストーリーには極力触れない方向で行きます。

前作「エピソード3シスの復讐」から10年ぶりに新作が公開です。この超大作をジョージ・ルーカスから引き継いだのはJ・J・エイブラムス。「エイリアス」「LOST」などのドラマシリーズを手掛けた手腕が評価され、「ミッション:インポッシブル3」で初監督。その後「スタートレック」のリブート2作品でも高い評価を受けています。ある意味最も手堅い人選といえるでしょう。
ちなみにジョージ・ルーカスはもともと「スターウォーズ」を9部作として構想していたことが知られていますが、今回の作品はその初期構想とも違うそうです。ルーカス氏は今回ほとんど製作には携わっていないとか。
だからと言って作品が残念などという事はありません。今作はこの壮大な叙事詩に新たな系譜を刻み込むに足るだけの「格」を十分に備えています。

ストーリーにしろキャラクターにしろ原典(特にエピソード4から6までの旧3部作)に対しての非常に高いリスペクトを下地にしながらも、エイブラムスがドラマで培った手腕を遺憾なく発揮している部分もあり、ある種古典とも言える物語に現代的な風を吹き込んでいるのが特徴です。

ストーリーに盛り込まれている要素の多さを思えばだいぶテンポの良い映画ではありますが、序盤いささかもっさりしてるところもあり(これも原典へのリスペクトなのか…も…?)、また、キャラクターの心情より物語の進行を優先しているように感じられる箇所もところどころにあり、1本の映画としては粗が多いと言わざるを得ませんが、提示されたドラマや世界観の広がり、ラストの引きなど3部作の序章としては満点に近い出来といえるでしょう。
もっともエイブラムス氏は風呂敷を広げるのは上手いものの畳み方にイマイチ難がある印象なので先々一抹の不安はあるのですが(苦笑)

とはいえ粗があろうが何だろうが、先ずはこの新たな叙事詩の誕生を素直に喜びたい気分です。
既にシリーズのファンの方、30年の時を刻んだハン・ソロやレイア姫、30年経っても変わらないC-3POやR2-D2、チューバッカといったお馴染みのキャラクターたちがあなたの来訪を待っています。
まだ「スターウォーズ」をちゃんとは観たことの無い方、この機会にこの壮大な世界に触れてみませんか?1本の映画の公開がこれほど祝祭的な気分を作り上げてくれる、それをずっと待っているファンがいる、そんな作品はそうそうありませんよ。

そうそう、最後にもう一つだけ。今作は、かつてブッ飛んだ意訳や誤訳で少なからぬファンにトラウマを植え付けた戸田奈津子御大が字幕担当ではありません。こういったSFやアクション物の字幕監修で定評のある林完治氏が担当しております。字幕版しか時間が合わないなんて方も安心してお入りください(笑)!

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