ちゅうカラぶろぐ


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ついこの間まで寒かったのにここ最近急に気温が上がり、すでに桜の開花が始まっています。
このはっきりした寒暖の差が桜には良いんだとか。
今年の桜は特に綺麗かもしれませんね。

こんばんは、小島@監督です。
まあ早い時間から巷に酔っ払いが溢れ返るのだけは何ともですが(苦笑)

さて、今回の映画はそんな雅なイントロをぶち壊す非常に珍妙でユニークなホラー映画、「キャビン」です。

大学生の男女5人がメンバーの1人のいとこが買ったという山小屋へバカンスに出掛ける。5人が飲んで騒いでの楽しい夜を過ごしていると突然地下室への扉が開いた。怪訝に思いながらも一行は地下室へと降りていく。
その一行の行動を逐一監視している者たちがいた。彼らはある「目的」を持って5人を山小屋へ誘導していたのだ。彼らの用意したステージが整った時、5人にとっての悪夢の一夜が始まる。

主にB級品を中心に世界中で毎年数えきれないくらい製作されているホラー映画。それ故ホラーには「定石」や「お約束」と言ったパターンが出来上がり、よく観ている者にはある種の先入観が形成されていたりします。
この「キャビン」はそうした「先入観」に挑戦した映画と言えるでしょう。
敢えてホラー映画の定石をなぞっているのを意図的に明示しながら進むこの映画はしかしその定型を微妙に外しながら展開します。
これだけなら実は「スクリーム」(1996年製作。監督ウェス・クレイブン)と言う先例もあったりするんですが、「キャビン」が特異なのは物語も3分の2を経過し物語の大枠が見えたかに感じられた辺りからです。
ここから物語はホラーと言うジャンルすらも超越し始め、冒頭のシーンからはとても想像もつかない結末へと疾走していきます。
このラストシーンの斜め上どころではないブッ飛びぶりは半端ではありません。私はそれなりに楽しめましたが、正直な所もし自分がシナリオライターだったらこんなラストシーンは思いついても書きません(笑)

「キャビン」は観客がある程度ホラーの定石を知っていることを前提にしている映画であるという性質上非常に間口の狭いマニアックな映画です。ホラーファンであればトライする価値はさらに倍。「我こそは」と思う方は是非ご覧になってみてください。そうでない方は春休みシーズンの今、他に色々楽しそうな映画も上映してますし、あるいは花見に行ってる方がきっと無難です(笑)

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