ちゅうカラぶろぐ


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先週参加できずに、ぐぬぬとなったスポイベのボウリング大会も終わったと思ったら、もう週末は歌会ではないですか。
前回ほどではないとはして、早いなぁと感じますわ(´<_` )

ちなみにボウリング大会や食事会の様子が、LINEグループとかに上がらなかったので、どんな感じだったのかさっぱりわからない(・_・;

まぁ参加した人しかわからない楽しさだったんでしょうね( ̄▽ ̄)
実際、カート行ったときとか遊ぶ事に夢中になっちゃうもんなぁ。うむ、しゃーないか。



さて、先週末にガンダムファンなら気になる番組「ガンダム大投票」がありましたヽ(*´∀`)ノ

事前に、作品、機体、キャラ、歌とアンケートをとっていましたが、結果は
コチラ

え?書かないのって?多すぎて書けるか(笑)

ちなみにワタクシは、
作品「0083」
機体「ガンダム試作3号機」「リ・ガズィ」「ガンダム デスサイズ(TV版)」
キャラ「アナベル・ガトー」
歌「哀・戦士」

でした。ネタに走ってないツマラナイ回答(笑)
まぁこれで、だいたい系統の好みがわかるかと思います。

次回の歌会は、ランクインした歌を歌いまくるのもアリですな!(ド定番ばっかなんで関係なく選曲されると思うけど)

意外だったのが、古参のファンの票が集まり偏るかと思いましたが、けっこう新旧バラけた感じになったのは驚き。
まぁ古参の人が投票する機会や手間をかけたのかってのはあると思いますけど。

ネタに近い票もあったかもしれませんが、『鉄血のオルフェンズ』が大健闘。
でも途中までは好きでしたよ。私も。
終わりまで観ると「意外性のあるガンダム」って感じかな?Gガンダムとは違います(笑)

とりあえずお祭りとしては、面白い番組でした。
データみながら、ファン同士であれこれ話したいね(*´∀`)



そんなガンダムのヒットの一つ、ガンプラ。
本日から静岡が開催している「ホビーショー」でたくさんの新作が発表されました!

その中でも作りたいという商品もチラホラ。
現物はみたいけど、土曜は仕事、日曜は歌会なので残念ながら行けません(´・ω・`)

今日明日は販売店、問屋向けのビジネスデーなんで、一般の方は土日だけなんですが、たぶん私、ビジネスデーに行こう思えば行けた。
でも、1人だとなぁというジレンマもあったり。それでも来年は余裕があれば行こうかな?

ちなみに一般デーだと、モデラーの方がたくさん作品を展示してくれるので、土日のほうが価値があると私は思う。
東京ゲームショウも、メインイベントは土日だけだしね。

ビジネスデーはあくまで「商談」の日なのですよ(゚Д゚)ノ


そんなホビーショーを横目に見つつ、前回のボトムズもどきに使ったパーツ元の機体を作成中。はよ、作って店頭に展示したいんですが、未だ終わらず・・・(´△`)

店頭並べる前に歌会のロビーに置くのが先になりそうですわ。

そしてその歌会、
相も変わらずロビーを賑やかすアイテムを持参する予定。その選択肢が、

「PS4&アケコン×2」
「スイッチ&ダンボールのトイコン」
「レトロフリーク」

(ちなみにデフォルトの荷物にモニターとスピーカーがあります)

やる人は少ないにしても、持ち込みたい。
なんというかすごい自己満足の世界だなぁ(・_・;

でもそれが話のネタになるなら、それだけでいいんです。
だって、こういう機会じゃないと遊べないって方々もいるかもしれないじゃないですか。

興味はあるけど、体験する機会がない。なら提供しましょう。


私の行動理念はそんだけです。
さて、何がロビーに置かれるかは当日見てのお楽しみって事で。


それでは週末お会いしましょう(*゚▽゚)ノ

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仕事での会話が関西弁っぽくなってしまうキムタケ。本日も打合せをした業者の方に「お生まれは関西ですか?」っと聞かれました。が、一度も関西エリアに住んだことはありません。生まれも育ちも、両親の出身すら名古屋。ただ、職場にたまたま関西人が多く、なんとなく関西弁の方が打ち解けられる感じがしてしゃべっていただけなのです。

それが今や、関西風のしゃべり方が定着してしまい、最近はキャバクラや合コンでも変な方言が出てしまいます。気をつけるべきは、キムタケの関西弁はあくまでも関西弁風なこと。そのため、本場の関西人から、「その言葉、おかしいでぇ」「きもいわぁ」などと罵詈雑言を浴びせられながら、日々、楽しく生きている今日この頃です。


さて、しゃべり方という意味では、年々、自分のべしゃり方が親父に似てきたと思います。別に意識したつもりもないのですが、親戚や父の友人から指摘され、改めて思うと同じ癖みたいなのがあるなぁっと。

例えば、自分の場合、社内会議など改まった場でのスピーチの時など、フレーズの語尾を「えぇー」「あぁー」っと伸ばしてしまいます。イメージではこんな感じです。


「お手元の資料をまずはご覧頂きたいのですが、あー、まず、当社の抱える課題としては5つの点があります。えー、これらの課題を解決するにあたって。えー、お示ししたとおり。いー・・・」


考えながらしゃべる時に、必ず、母音を伸ばして間をとってしまう癖。ある上司から耳障りと指摘されて気付いたのですが、先日、法事の時に親父も同じ話し方をしていました。遺伝なのか、なんなのかよく分かりませんが。

それ以外にも、仕草も似ているところがあるようで、例えば、眉間のしわがそうです。真剣に相手の話を聞いたり、考え事をするとき私は「慶次の花」の上杉景勝並にしわができます。親父も同様でガキの頃、親父は怒ってるのかなっと誤解したこともありました。もし、キムタケの眉間にしわがよっていたら、決して怒っているわけではないのでご安心ください。

こんな感じで、徐々に親父に似てきているキムタケ。そういう意味で、ドラゴンボールのバーダック、悟空、悟飯、悟天を野沢さんが担当していていることに、さすが鳥山先生っと勝手に感激するキムタケ。

バーダックの最後のシーンを見直して、その後の悟空の姿と重なるところを感じ、何やら親から子へ脈々と受け継がれている何かに少しジーンとした31歳。もう少し両親を大切にしようと思うキムタケでした。

おしまい

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自分でも意識しない内にかなり疲れが溜まっていたのか、あるいは季節の変わり目でちょっと体調を落としていたのかこの連休は用の無い日や時間は割とずっと寝て過ごしてしまいました。あとは録り溜めたビデオのチェックとかしてのんびり過ごしました。どうやら体が休養を欲してたようです。

 こんばんは、小島@監督です。
 皆さんはどんな連休を過ごされましたか?

 さて、今回の映画は「港町」です。

 老人がいる。
 腰が曲がり耳の遠くなったその老人は、カメラを手にした監督が話しかけてもその反応は鈍い。しかし一たび漁船に乗り込めばその眼つきに鋭さが加わり慣れた動きで船を駆り網を仕掛ける老練な漁師に変貌した。
 老人が獲ってきた魚は市場に持ち込まれ、魚屋が仕入れ、捌き、売られていく。人が食べない分は猫の餌になっていく。そうして小さな港町の一日は過ぎてゆく。
 そんな港町に、一人の老女がいる。求められずともカメラに向かって喋り続けるその老女はある時、丘の上で自身の半生を回想し始めた…

 ドキュメンタリー映画を製作する作家は多いですが、その中でも独自のスタイルを貫き世界的に評価の高い「観察映画」というシリーズを手掛ける作家・想田和弘監督。そのシリーズ第7作目にあたる作品が現在各地の映画祭やミニシアターで公開されています。「観察映画」は一度観てみたいと前々から思っていたのですが遂にその機会を捕まえることが出来ました。
 
 「観察映画」とは「事前リサーチは行わない」「台本は書かない」「ナレーション・テロップ・音楽は原則使わない」など、想田監督自身が決めた10ほどのルールの中で製作される映画のことで、対象をただ遠くから見るだけでなく付かず離れずの独特の距離感で接しているのも特徴であるほか、割と行き当たりばったりで撮影する事が多く、それによって対象の(あるいは「人間の」というべきか)思いがけない一面がフッと垣間見えるその瞬間を切り取れるところに「観察映画」の面白さがあるといえるでしょう。
 そもそもこの「港町」自体が偶然の産物だそうです。想田監督が2016年に発表した「牡蠣工場」という作品があるのですが、その「牡蠣工場」に挿し挟む風景ショットを撮るべくカメラを回していたらアクの強すぎる老漁師と老女と遭遇した事からあれよあれよともう1本別の映画が出来るくらいの素材が撮れてしまったそうで、その「枠に収まりきらない」感じがこの「港町」の面白さでもあります。
 その趣旨から回せる限りひたすらカメラを回し続けて作るスタンスの作品で、そのお陰か映画の神様が気まぐれに下りてきたような瞬間があります。一つは笑いを、もう一つは驚きをもたらすその瞬間は全くの不意打ちで現れ、観る者に消えぬ印象を残します。
 
 カラーで撮影したものを敢えてモノクロに加工して製作されているのもポイントで、音楽やナレーションを排し撮影の際に録れた生活音と環境音をそのまま使い観客に感情の誘導を行おうとしていない乾いた作りにも関わらず、色が無くなったことで展開する映像が現在のものではなく遠い過去のようにも少し未来のようにも感じられ、普遍的な寓意性をまとうようになり、リアリティ重視であるはずのドキュメンタリーに詩情が感じられるのが実に面白いです。

 ところでこの映画、監督曰く「見つけると追いかけたくなってしまう」そうで、結構な頻度で猫が登場する猫映画でもあります。このもふもふ成分は映画の主題とは別に推したいところで硬い映画が苦手な方でもちょっとお薦めしたいところですね。
 
 根源的ともいえる人の営み。しかしそれが静かに終焉を迎えようとしている姿を、鋭くしかし温かい眼差しで綴ったこの映画、普段目にする劇映画やドキュメンタリーともまた違う風合いで新鮮な印象と示唆を与えてくれるでしょう。是非多くの方にご覧になって欲しい作品ですね。


 余談ですが、今回の映画、たまたま観に行った日が想田監督の舞台挨拶の日で私の質問にも答えてくれた上にパンフレットにサインまで頂いてしまいました。こういう一期一会も嬉しいですね(笑)

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​とうとう、ゴールデンウイークも終わりですね。

でも、世間が休日の中で働く方がいるからこそ、
休日の方がその日を楽しく過ごせるので感謝です。

私たち歌会の時もJOYSOUND金山の店員さんが、
日曜日に働いていてくれるからアニカラができます。

来週日曜日は歌会ということで、現在参加確認中です!
みなさん、私の電話にスパッと応対してくださいね!



さて、昨日は大阪にアニソンライブに行ってきました。

毎年、この時期同じ日にあるライブなのですが、
このライブに車で行くと確定で振りかかる帰りの大渋滞。

この渋滞を思い、毎年大阪に行くのは躊躇しますが、
今年はなんとなくせっかくだからと行ってみると、
オッズ1.0倍レベルの予想通り、やはり大渋滞でした。

大阪から名古屋に向かう高速道路を進んで行くと、
掲示板に赤く表示される名古屋までの時間にゾッとします。
赤い表示はいつもより長い時間が掛かりますよという合図。

大阪から帰るのに下道を選ぶという選択肢は無いので、
(昔、それをやってエラい目にあった)
もう渋滞とわかっていて、そこに飛び込んでいきます。

しっかり飛び込む前は水分の摂取を控え目にして、
そしてサービスエリアのトイレで絞り出します。

今回は『180分』と書かれた大渋滞に飛び込みますが、
すでに今いるサービスエリアの出口から並んでいます。

で、大阪を20時半に出て、家到着は2時くらいでした。
なんかコレってゾンビが部屋の中にいるのわかってて、
そこに飛び込んで行くホラーゲームに似てないか?
似てないか。

しかし、本当に連休の帰省・Uターンラッシュに感心します。
なぜ、毎年毎年ほぼ同じ日に大渋滞となるのに、
それをわかっていてその大渋滞に巻き込まれるのか。

と言ってもやはりお仕事や実家の都合だったりして、
その辺は合わせられないのかも知れませんね。

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ショーグンです
昨日金曜日だったんですね!
ボーリング行った後、酒飲んで寝て、起きて、バイクで走っている途中で気づきました
すいません

というわけで今日は徳島にツーリングきてます!
徳島良いところですね
お酒、阿波尾鶏おいしい!

でもシンガポール旅行記の続きです

シンガポールって、水が高いんですよ

水 8ドル(約700円 店で飲んだ場合 コンビニだと2.5ドル225円)

たしかに海外行くと水って高いんですよ
ペットボトルの水以外安心して飲めないってこともあるんですが、それ以上に取水する水が基本汚いってこともあるんだすが

そうなってくると、もうジュースやビールの方が安い
ビールが3本10ドル、コーラが2ドル、そしてレッドブルが1ドル!

レッドブルが水より安いんですよ!
日本だと水の2倍の価格するのに…

でも、レッドブルも日本の味と少し違います
甘いんですよ

むしろ、モンスターのオレンジ缶に近い甘い味に近い

でも、とにかく安いので主食がわりに馬鹿みたいに飲んでました。
コンビニだと冷えているの多かったし
( シンガポールは売店で売っているドリンクがことごとくヌルい)

日本と売っているドリンクはほとんど一緒だったのに、値段の違いがものすごくあるという話でした

ちなみに、先週話したハイボール3000円以外にも、カクテル2200円って話なので、酒類めっちゃ高かったっす

自分のは日本の安ドリンクがあってますねww

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本日はスポットイベント「ボウリング大会」開催日でしたヽ(*´∀`)ノ

・・・て、私は急遽、仕事になり参加してないんですけどね(´・ω・`)
この文を書いてるのも休憩中ですよ。

まぁ仕方ないですねぇ。日曜は休みだから、ボッチで行ってやろうかしら(´△`)
カートでもいいかなぁ。


とりあえず私の中では、ゴールデンウィークは終わったようなもんですが、まだ今日は途中です。休みの皆様は、思う存分楽しんでくださいな(*゚▽゚)ノ


今回の趣味な話はガンプラ。
先週発売された「グリモア レットベレー」を購入し、作業してます( ̄▽ ̄)



ちなみにこの機体。なんか見たことありません?

そう『装甲騎兵ボトムズ』に登場する「スコープドッグ」に色合いな似てるんです。
しかもレッドベレーはさておき、肩の赤いアーマーは、レッドショルダーという主人公の部隊の印象を与えるので、オマージュばれまくりです。まぁ同じサンライズなんでいいんでしょうけど(笑)

てなわけで、すでにカラーがネタに走ってるので、今回はそのまんまでいきます(゚Д゚)ノ
ただ、素組みだとプラスチックのツヤ感がけっこうあるので、つや消しを全体にかけて鉄っぽさを強めます。

んでもって、まいど重宝しているガンダムマーカーリアルタッチ ブラウンで、溝や角に軽く塗りを足していきます。
緑に茶色だと、汚れ、サビというリアリティが増す要素が簡単に足せるので、リアルな感じにしたい方にはオススメです(*゚▽゚)ノ


あと手持ちのデカールを使い、情報量を増やします。
これでだいぶカッコよくなったかな?



レッドベレーなのに赤くない?わざとです(・ω・)
ちゃんと赤頭もありますよ。


今回のグリモアなどは、「ビルドファイターズ」「ビルドダイバーズ」というガンプラをメインとしたガンダムアニメに登場するキットです。
そのままでも、(設定上)作成したキャラの想いがありいいんですが、これに武器を足したり、他の機体とパーツを入れ替えて見たり、拡張することも楽しさの一つだったりします。

というわけで、これにも追加武装をするつもりで、さらなる作業をしています。
パーツどりの為に、キットを無駄にはしたくないので、選ぶのが難しいんですけどね(´・ω・`)

まぁ『ガンプラは自由だ!』とアニメのキャラも言ってるくらいなんで、深く考えなくてもいいんですけど、根拠やモチーフを考えて具現化するって楽しいんですよねぇ( ̄▽ ̄)

とりあえずもうしばらく手直ししてから、自己満足の為に歌会中に展示します(笑)

そういや、もう1人メンバーさんが同じキットを買ったようですが、展示はあるのかな?(・ω・)


あ。ガンダムといえばBSになりますが、『ガンダム大投票』という番組が5/5(土)に放送されます。
メカ、キャラ、作品と長期間のアンケート投票をまとめたランキングが発表されるので、気になる方はチェックやでー(゚Д゚)ノ

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アニメ好き限定の街コンに参加してきました。プロフィールカードの好きなアニメ欄に「とらドラ!」と素直に書いたキムタケ。街コンの二次会後、仲良くなった男子数名と深夜のカラオケへ。カラオケの席で、22~24歳の若者達が「あそこはジャンプ系とか無難なタイトル書いておくべきだよね」っと話しているのを聞き、「そういうものか」と反省した31歳です。


今日は趣向を変えまして、野球の話。少しスポーツライターになった気分で書きます。うざっと感じてしまうであろうと、今から推測できるであろう方以外は一読いただけると幸いです。


さてさて、昨日は松坂の初勝利にスポーツ番組も沸きましたが、今年の中日ドラゴンズは強いのか、弱いのか良く分からないシーズンになっていると思います。4連敗したと思えば広島を3タテするなど、良いときと悪い時の波が激しいように感じます。そんな今シーズンのこれまでの戦い方から、キムタケが注目する選手をピックアップしようと思います。



■投手力は整いつつある中日
まずは投手陣の戦力分析からはじめます。ジーの故障により先発の想定が少し揺らいでいる中日ですが、それでも近年の中では先発の駒数ではある程度揃ってきた感じがあります。特に、キャンプ時からマスコミでも取り上げられていたドラ1トリオの内、小笠原、柳とともに2年目の笠原がローテ入り。また、新戦力のガルシアが前評判以上の活躍を今のところ見せ、吉見、松坂が谷間で先発するなどタレントは増えている印象です。

また、中継ぎ陣も鈴木博司の活躍により昨年よりも層が厚くなり、安定感が徐々に出てきています。ここに怪我から復帰を目指す岡田などが加わってくれば終盤戦はそれなりに戦える戦力が整うかと思います。

そのようなことから今年の中日を占うのは野手であろうとキムタケは考えます。そこで、今年の中日の戦いぶりから、注目の野手2人を紹介します。



■守備より攻撃重視の打線の象徴選手
今年のドラゴンズの野手オーダーの特徴は比較的攻撃重視の布陣です。その象徴の一人がセカンド高橋周平です。プロ7年目を迎える期待の25歳。打撃は入団前から非凡なものを持った選手です。少し伸び悩んでいるここ数年ですが、中日の野手陣で飛距離を出せる数少ないバッターの一人。

そんなキムタケも期待し続ける高橋周平は昨年の秋頃からセカンドに挑戦。打撃力と将来性と言う点で、高橋に二塁を挑戦させる森監督の狙いは十分に納得できるチョイスです。ただし、ショート、サードを本職としている選手。そのため、未だにセカンドの動きには多少のぎこちなさを感じます。不慣れ故に、「見えないエラー」により試合の流れが変わってしまう場面が何試合かありました。

高橋周平自身もインタビューで語っているとおり、彼は守備の欠点に目をつぶれるほど、打撃でチームに貢献する必要があります。そういった意味では、現時点での打率220、1本塁打はあまりにも低い数字です。まだ、開幕1ヶ月ですのでこれからの活躍に期待したいところ。

高橋周平選手とともに打撃が売りの助っ人・アルモンテも今年のキーマンになる選手です。広島との開幕3連戦を全て落としたドラゴンズ。その最大の敗因はアルモンテのエラーでした。3戦連続でお粗末な守備が続いたアルモンテ。正直、キムタケは使わない方が良いのではないかと思っていました。

しかし、その後、その欠点を補うに余りある活躍をアルモンテは見せてくれました。4月は3割6分越えの高打率を叩きだし、得点圏打率は6割を超えています。アルモンテの打撃が上向きになるとともにチームの連勝も続きました。アルモンテについては守備も開幕当初よりは安定してきた感もあり、これからの長いシーズンどれだけ良い成績が残せるか注目です。

今シーズンに限っていえば、高橋周平、アルモンテは森監督が点を取るために打った賭けでもあります。彼らがシーズン終了時にどれだけの成績を残せるか。そこに中日の今シーズンの命運がかかっていると言っても過言ではないでしょう。

さて、ここからは今シーズンの中日に対して、キムタケの提言を記載したいと思います。そのためにも、まずはこれまでの中日の歴史を振り返りつつ、中日復権のヒントを得たいと思います。



■ナゴヤドームの特性をうまく活用した中日の黄金期
孫子の兵法に「天を知り、地を知れば、すなわち勝、窮まらず」というフレーズがあります。よく耳にすることも多いと思いますが、天候や地形をうまく活かすことは戦国の世において重要なファクターでした。現代でも戦闘において地形探索や天候を知ることは重要な情報の1つです。

天候や地形はスポーツにおいても結果を左右することがあります。例えば、ゴルフの全英オープンなどは目まぐるしく変わる気象条件、深いブッシュ、崖のようなバンカー。それらの天・地から幾多のドラマが生まれてきました。

当然、野球でも地の利、天の利は無視できない要素だと私は考えています。それを体現した人物こそ、昨年亡くなった星野仙一元監督です。

1996年シーズンまで中日の本拠地だったナゴヤ球場(キムタケの家から徒歩5分)。両翼91.4m、中堅118.9m。フェンスは目の前にファンがいるほど低く、ホームランの出易い球場でした。そのため、ナゴヤ球場時代の中日は恐竜打線と呼ばれ、大島、宇野、大豊、山崎など数多くの本塁打王を輩出してきました。

しかしながら、1997年にナゴヤドームが完成。両翼100m。中堅122m。フェンスは4.8mと日本で最もホームランで出にくい球場へと移り1年目のシーズン。中日は最下位へと転落。その結果を見てか、星野はナゴヤ球場時代と野球スタイルを180度変え、走り、守り勝つ野球を目指します。

大豊をトレードで放出。外国人初の3年連続首位打者だったパウエルも解雇。代わりに韓国のイチローと呼ばれた李鍾範。阪神からトレードで獲得した久慈、関川を使い。守備の不安が大きい山崎を一塁手に回すなど、一大改革を行いました。結果、98年シーズンは2位。99年には久方ぶりのセ・リーグ優勝を成し遂げます。

その後の山田監督もアレックス、福留、蔵本(英智)の強肩外野手を揃え、後任の落合政権ではアライバなど守備のチームとして中日は黄金時代を築くことになるのです。

守りやすいナゴヤドームの特性をうまく活かし、守備力を高めることで毎年Aクラス入りをしていた中日。しかしながら、ビジターの試合では比較的弱く、東京ドームに見に行った試合。キムタケは一度も勝ったことがありません。それこそ、内弁慶と中日が言われた所以です。ただし、ここに今年の中日を占うヒントがあるのです。



■提言 球場によりスタメンを変化させるカメレオン打線
現在の中日打線は、守備に多少の犠牲を払っても打撃を重視し、セカンドに高橋。レフトにアルモンテを置いています。29日の横浜戦ではライトにモヤをスタメンに入れるなど、奇策に出た森監督。

一時的な奇策としては面白いのですが、やはり、野球はバランスが重要です。特に、広いナゴヤドームでは守備力、走力が打撃力よりも有益だと考えています。そのため、やはり、ライトは平田に任せておいた方が良いと思います。

ただし、ここで孫子の兵法に戻ります。地の利を得るためには、東京ドーム、神宮のようにホームランの出易い球場ではホームランバッターをスタメンに多く配置し、ナゴヤドームのように守り勝、野球に適した球場では守備を厚くする。つまり、スタジアムにあったスタメンを用意することで地の利を得ることができると考えています。

130試合以上をスタメンで戦い続けるのは体力的にも大変で、その分、怪我のリスクも高まります。コンディション管理の意味でも、スタメンをスタジアムに合わせて替えていくカメレオン打線はメリットが大きいと考えています。

そのため、具体的には、ナゴヤドームではセカンドに亀澤や溝脇など守備範囲の広い選手を起用し、サードは高橋、福田で調子の良い選手を起用。ビジターではセカンド高橋、サード福田を固定し、ライトは平田とモヤを併用しても良いと思います。

このカメレオン打線のメリットはDH制のときにも発揮されます。DHにモヤ、ライトに平田を置くことで全員の試合感覚を鈍らせることなく、フレッシュな状態で交流戦に臨むことができ、DH制のルールに適した打線を組めることも大きな利点です。

このようなことから、これまでのスタメンという概念に囚われることなく、状態のいい選手を適した環境下で起用する戦術が野球にも求められると考えています。是非、森監督とお知り合いの方がいればその旨、お伝えください。

以上、たまには本気で野球について語ってみたくなったキムタケでした。長文、駄文をお読み頂きありがとうございました。

おしまい

拍手[2回]

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