この間の台風直後ぐらいから急激に寒くなったと思った今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか? ちゅうカラのしょこタンです。
唐突ですが、つい先日『マクロス ザ・ミュージカルチャー』というミュージカルを見に行って来ました。
生まれて初めてのミュージカル観覧なのに加えて、初代も7もFのキャラクターが一切出ない上に、バルキリーも登場しない(当たり前ですが)ということで楽しめるか不安だったんですが…いや、まったく杞憂でした。
全体的にお客さんを楽しませようという作りになっていて初めての自分でも楽しく見ることができるお芝居に仕上がってましたよ。
例えば…
・1部と2部の開演5分前に市長役の方がお客さんの笑いを取るために客席側から小芝居しながら現れる。
マクロスといえば、トランスフォーメーションということで自分の身体で再現したのに笑った。
・1部の開始時は観客席の人たちを今回の舞台となるマクロス29の市民という扱い、2部の開始時はミス・マクロスコンテストの観客という扱い。
・市長役がダメ市長を地で行く役柄ながらも、要所要所のコントで楽しませてくれるのでどこか憎めない
・マクロスシリーズお約束の三角関係も当然盛り込み済み。
ただそこまで掘り下げてはいなかった感じ。
・キャラクターは出てこないものの、歴代の歌がところどころでというか、頻繁に歌われるのでマクロスを知ってる者としてやはり嬉しい。
マクロス7の「Holy Lonely Night」のイントロが流れたのはちょっぴりグッときた。
そして「ライオン」をバックにラストの大立ち回りは燃える。
・他の主演者もそうですが、フォーゼのJK役の役者さんは感情を込めた演技で見応えがあった…ただ、主人公なのに少し影が薄かった気もするよ
ストーリーはラストを勢いで乗り切った形でしたけど、マクロスという題材を元にうまく調理した感じでした。
平和のために武装を持たない船団なら、そりゃバルキリーは出ないわな。
公演開始直前に主演のひとりである『神田沙也加』が急遽降板になったりと慌ただしい感じでしたが、代役の『富田麻帆』もキッチリと役をこなしたことで穴をキチンと埋め、良いお芝居に仕上がっていたんじゃないでしょうか。
お芝居なんて見るのは初めてでしたが、こういう楽しい感じならまた別のお芝居でも見に行きたいですね。
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