ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
今回は初参加の方々が私と同じ中津川市在住だったり、なーなをめっさうまく歌える人だったり、あるいは一度歌ってみたかった一人では無理ゲーなデュエット曲にトライ出来たり(麗ちゃんありがとう!)と非常な俺得具合で大満足でした。

こんばんは、小島@監督です。
新人の方々はこんなヤツがいることに懲りずにまた参加していただけたら幸いです。

さて、今回の映画は昨年放送されたテレビシリーズの完結編として制作された「BLOOD-C The Last Dark」です。
正直テレビ版の方は大して良い印象が無いんですが、気づけば公開初週に速攻で観に行ってしまいました。
予告編の力って偉大(笑)いや、むしろ水樹奈々(主演と主題歌を担当)が偉大?

テレビ版とはキャラデザインと脚本以外監督も含めて全てのスタッフが刷新。ことビジュアル面では大幅に強化され「さすが映画!」と言える迫力です。キャラの頭身がちょっと下がって全体的に肉感的になっているのもポイント(笑)
まず冒頭、シリーズの原点ともいうべき「BLOOD THE LAST VAMPIRE」を彷彿とさせる地下鉄でのアクションシークエンスが素晴らしい。水樹奈々演じる主人公・小夜の凄み溢れる第一声も注目。
監督の持ち味なのか、このシーンに限らず上下左右に加え前後をも含めた空間全体を文字通り縦横無尽に疾駆するカメラワークが強烈な印象を与えてくれます。
また静的なシーンでも瞳の揺らぎや髪のはためきなどに作画の手間を惜しまない作りがプロダクションIGの面目躍如といったところでしょう。
物語もちょっとB級がかった伝奇ホラーアクションとしてとても真っ当な作りで、テレビ版が始まった時に期待していたものをやって見せてもらえた感じです。

テレビ版からのリンクとして四月一日君尋が今回もゲスト出演していたり、同じ小道具が重要な意味を持っていたり、登場人物の配置が対のようになっていたりと予習ができてるとなお楽しめるようになっています。

反面テレビからの完結編としてとらえた場合不満が残ってしまうのも事実。
最初から構想のうちに入っていたであろうことが後付に思えてしまうような部分があったり、映画だけでもたくさんのキーワードが出てくるのにテレビ版からの事がおざなりになっている部分があったりで、シリーズ全体の構成の仕方がまずいように見受けられます。

でも私はそんな欠点より伝奇アクションアニメとしてのずば抜けた出来栄えを讃えたい。
これは「獣兵衛忍風帖」からの遺伝子だろうか。
心のどこかで待ち望んでいたものが観れたようなこの気分。観に行って良かった。

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