ちゅうカラぶろぐ


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週末に開催された「アニメロサマーライブ」で水樹奈々が「恋の抑止力」を歌ったと聞いてマジぐぬぬ。
なーなのライブは何度か足を運んでますがまだこの曲は1度もライブで聴いた事が無いですよ。現地で聴けた人が本当に羨ましい…!

こんばんは、小島@監督です。
毎年8月の最後の週末という開催スケジュールが自分の仕事と大体噛み合わないので未だに行った事が無いのですが、これはちょっと考えないといかんな(笑)

さて、今回の映画は「宇宙兄弟#0」です。

南波日々人(声・KENN)は新人宇宙飛行士ながらブライアン・J(声・大塚明夫)が搭乗する月着陸船CES-43のバックアップクルーに抜擢される。しかし、自身の経験と実力不足から何故ブライアンが自分をバックアップクルーに選んだのかを自問自答する日々が続いていた。
一方日々人の兄・南波六太(声・平田広明)は、自動車会社のサラリーマンとして新車種の開発に携わるも頭の固い上司に愛想を尽かされ片田舎への出向を命じられる。幼い頃の夢を果たし大成しつつある弟とは裏腹の自分に劣等感を隠しきれない。
それぞれの地で懸命に生きる2人の兄弟にある日、衝撃的なニュースがもたらされるのだった。

今年3月まで2年間にわたり放送されたTVシリーズ初の劇場版にして、原作にも描かれていない「第1話以前のエピソード」が原作者小山宙哉自身の手による脚本で展開します。
共同脚本ではなく原作者が単独で脚本を担当しているというのが功を奏し、作中散りばめられる原作本編への様々なリンクがファンの心をくすぐります。
ただ全体的にかなり淡々とエピソードが積まれてるのが少々気になります。不必要に物語を盛らないのが「宇宙兄弟」の長所とは言えせっかくの劇場版なのでもうちょっと派手な場面を入れ込んで欲しかったような気はします。
また、かなり気を配って作られてるとは言え物語の性格上どうしても初見の方には苦しいのでその辺も注意が必要ですね。

作画もCGを効果的に利用してトータルでは悪くないですがところどころ低調な部分もあり、音響以外では劇場のスクリーンで楽しむ迫力を感じにくいのはいささか残念です。

しかしそれでもこの映画の視聴感が悪くないのは何と言っても声優陣の演技の素晴らしさです。特にブライアン役大塚明夫の演技はここ数年の彼の演技では最高峰なんじゃないかと思うくらい凄いのでそれだけでも観る価値があります。ブライアンというキャラクター自体恐ろしくカッコいいキャラなのでそのせいもあるでしょうが、それにしたって堪らないレベルです。
あと奥田民生にさだまさしと妙にビッグネームが特別出演してるのもちょっと面白いですね(笑)

誠実な作品ではありますがいかんせん地味なので大作ひしめき合う夏場で少々苦戦しているらしく、早い所ではそろそろ終わってしまいそうです。気になってる方はお早めにどうぞ。

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