ちゅうカラぶろぐ


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おは☆にっしー♪

 思ったより台風の影響が無くて会社も通常営業だったから、ちょっとガッカリした!
・・・とか言うと不謹慎コールを受けそうな世の中です。こんばんわ。
 
 
ここのところ暗いニュースばかりだった日本に、なでしこジャポンがワールドカップで世界一になったニュース話題が飛び込んできたおかげでここぞとばかりにその話題で持ちきりです。
 
その中でよく語られるのが、女子サッカーの実情。
一応トップリーグはあるものの、実際にプロ契約している選手は200人いる中のたったの6人ほどしかおらず、ほとんどの選手がバイトやOLをしながらサッカーをしているそうです。
チーム青森が活躍したことによるカーリングの人気向上のように、今回の優勝をきっかけに日本の女子サッカーが見直されてしっかりとサッカーだけに集中して欲しいものです。
 
でも、現実はJリーグですら、ほとんどのチームが赤字経営でやっている中で果たして女子サッカーがきちんと根付くかどうかは現実的に厳しいと言わざるをえないかもしれません。
結局、一般消費者の我々が流行に流されて盛り上がるのではなくて継続的に女子サッカーに投資しないといけないわけですからね。
 
・・・と、この話を聞いて最近非常に(業界では)話題になっているプロゲーマー化の話とリンクして見ていました。
 
実は最近になって格ゲー業界のトッププレイヤーたち(特にストリートファイター4プレイヤー)のプロ契約化が頻繁に行われています。
 
自分が知っているだけで今年10人は契約しましたし、愛知県のプレイヤーも数人います。
その先駆けとなったのは、ビーストこと梅原大吾でありこれはちょっとゲームオタクな人は誰でも知っているぐらいの知名度になってきましたね。
 
プロ契約していると言っても、日本のスポンサーではなく全員海外のアパレル会社であったりゲームグッズ制作会社です。
 
海外、特にアメリカでは昔からこういったゲームも「スポーツ」「エンターテインメント」として認識されており、きちんとスポンサーがつき大きな大会が行われて賞金をかけて争うシステムがほぼ出来上がっています。
 
夏にEVO2011という、世界最大の格闘ゲーム大会イベントがアメリカで開かれますが、例えばこれのスパ4優勝賞金はなんと1万ドル!勿論、複数優勝、入賞すればそれだけ稼げるわけです。
 
ちょっとゲームに詳しい人だと、闘劇という日本で開かれている大きな格闘ゲーム大会がありこれも今予選の真っ最中で、9月に全国決勝が開かれるのですが、多分レベルは先程のEVO2011より高いでしょうけど優勝しても賞状だけで何ももらえません。
日本ではどうしても遊びの延長上と見られているのと、法律的な壁が大きく、まだまだそこまでゲームに興味を示してくれるスポンサーなんかいないんですよね。
 
昔、この話をブログに書いたとき自分はあくまでゲームは遊びの延長であってもよく、お金とかが絡んでこない方がいいということを書いた覚えがあります。
ゲームに勝っても何かもらえるわけでもない、でもただひたすらに自分が一番強いやつ!ってのを証明するためだけにゲームをする泥臭さが美しいと思っているからです。
 
しかし最近こういった業界の変化を受けていろんな人と話したりし、草の根でゲームを楽しむ人とそこから頭二つ飛び抜けて、世界に羽ばたき世界で活躍するプロというのがいてもいいと思うようになってきました。
ゲームが上手い、ただそれだけで何になるの?と思われている現状がよくなって、これは実はすごいことなんだ!と世間が認めてくれるようになって欲しいですね。そんな世界が見てみたいです。
 
業界をそういう方向に持っていくために頑張っているある人と話したとき
「なでしこジャパンが優勝したのと同じように、日本のプロゲーマーが世界で活躍した姿を世間で取り上げてもらいたい。そのために俺は今頑張らないといけない」
と言っていた決意が忘れられません。
 
ま、自分はそんな領域までとても辿りつける人間ではないので底辺から支えて行くところに回っていきたいと思いますね。
アニカラもいいけど、ゲームもしようぜ!

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