ちゅうカラぶろぐ


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ちゅうカラのみなさん、ファンのみなさん、こんにちは。
ちゅうカラブログ水曜日担当レイウォールです。
さて今回は先日開催させていただきましたアイマスライブブルーレイ鑑賞会
『THE IDOLM@STER 10th Anniversary M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015 Seibu Prince Dome Blu-ray Disc Viewing Day1』について
お話させていただきます。今回はアイドルマスター成分100%でお送りしますのでご注意ください。特に鑑賞会に関する話のはずが、もともとのライブについてのほうが長いですが、申し訳ありません。

「ドームですよ!ドーム!」
そんな言葉から始まった夢のドームライブ、アイドルマスターというコンテンツにとって、ドームは一つの到達点です。
2005年7月26日にすべては始まりました。そう今ではアケマスと呼ばれるアーケードゲーム「アイドルマスター」が稼働を開始しました。そこには荒削りながらも今も全世界のプロデューサーを魅了してやまないアイドルマスターの原型がありました。PS3版アイドルマスター2までの話になりますが、アイドルたちの育成期間は厳密に定められており、どんなに成功したアイドルでもたったの1年で引退をしていく厳しい世界でした。特にアケマスではゲームバランスも厳しく、人気を集めることが出来ず、アイドルたちのやる気も醸成できずに次々に早期引退に追い込まれていくアイドルたちを何度もみる事になりました。そんな中でたった一握りの成功したトップアイドルとそのプロデューサーだけに与えられる夢の舞台がドームだったのです。しかしそんな夢もつかの間、たった一回のドームライブを終えたアイドルたちは引退し、プロデューサーは次のアイドルのプロデュースへと向かっていきます。
「ドームですよ!ドーム」という有名な言葉にはそんな寂しい意味が込められていました。

さて、アイドルマスターのアイドルたちを演じるキャスト達に目を移すと、彼女たちは収録も考えるとゲームの稼働よりも前にアイドルマスターを知っており、曲も歌っていました。タイトルも決定しておらず、「アイドルゲーム(仮)」なる仮題がついていた当時、後に天海春香役中村繪里子と如月千早役今井麻美がアイドルマスターとは全く関係なく出演していたインターネットTVアギューにて、「私達今度アイドルゲームに出るんです」という告知がありました。そして、たった30人程度しか入らない会議室を借りて手作りのミニライブが開催されました。こんな部屋ですら埋まらなかった当時はまさに「ランク外アイドル」とでも言うべき状態でした。
その後も、ライブが開催され続け、締めの挨拶として、「次こそはドームですよ!ドーム」と言われ続けました。しかし、いつからかこの言葉は使われなくなりました。最近の繪里子さんによると、どんどん大きくなっていく会場を考えると、本当に近いうちにドームライブができるのではないか、だがドームライブは到達点であり、それをやってしまったらアイドルマスターというコンテンツ自体が完結してしまうのではないかという危惧があり、「これからもアイマスですよ!アイマス!」という挨拶に変わったとのことです。
2014年に開催された9th Tour Live 名古屋公演における繪里子さんの言葉を今でもよく覚えています。「この言葉すごく大事なんです。何度でも言わせてください。天海春香役中村繪里子です!」ラジオでも言い続け、ステージでも言い続け、おそらくは我々が見ていない多くの場所で言い続けてきた、いや今も言い続けているのでしょう。彼女にとって天海春香という存在はまさに自分自身の分身と言えるのではないでしょうか。実際にいわゆるドラマチック繪里子と呼ばれる感極まった彼女は天海春香を感じさせる言葉を紡ぎます。そしてだからこそ彼女がアイドルマスターの0番なのではないでしょうか?

このドームライブ、我々は10thと呼ぶのですが、10thは2日間に渡り開催されました。1日目はMain World 765Pro、2日目はそこにMillion Live!、Cinderella Girlsを加え開催されました。メインキャスト34人を数え各日5時間に渡ったライブでは2日間をかけて一つの物語としてのセットリストが組み上げられていました。

1日目はアイドルマスターのこれからを振り返るそんな曲目、今回上映会を実施した2日目はこれからのアイドルマスターを想起させる曲目が並べられていました。このブログは一応先日のスポットイベントである上映会をターゲットとしていますので、2日目について解説いたします。初めに各タイトルを代表する曲が並べられてきました。READY!!(765Pro All Stars)、お願い!シンデレラ(シンデレラガールズ)、Thank You!(ミリオンスターズ)、これらは各タイトルにおける表題曲と言ってもいい程の有名曲です。そして、アイドルマスター全体を表すTHE IDOLM@STERを3チーム合同のTHE IDOLM@STER THREE STARS!!!なるユニットで歌い上げます。その後、各タイトルにおける有名曲と代表というほど有名ではないが、一度聞くと虜になる人気曲が織り交ぜて序盤は駆け抜けます。
そして中盤になるとTHREE STARSが混ざり合って、作品の垣根を飛び越えたスペシャルメドレーに突入します。こんなロックなユニット、こんな蒼いユニットを見たかったという誰もが思い描いてきた組み合わせやまさかというユニットまでありましたが、最後の「いっしょ」にてみんな揃ってアイドルマスターという言葉の真髄にたどり着いたと思っています。

そんなメドレーの時間が通り過ぎると、休憩時間に入りますが、休憩時間中には「いっぱいいっぱい」や「HELLO!」、「DRIVE A LIVE」等の曲が流れました。この日、ステージに立ちたかった、でも立てなかったガールズがどれほどいるのでしょうか。ディアリースターズやSideMに関しては、そもそもタイトル自体が不参加でありどれほど無念だったのでしょうか。そんな彼女たち、彼らの無念を晴らすかのようにコールが鳴り響きます。そこにキャストはいなくともみんな揃ってアイドルマスターなのです。

休憩が終わるとサインボールのバズーカタイム、赤羽根さんと大人気武内くんによるアイドルたちのサインボール打ち出しがありました。そして自分REST@RTから始まる後半戦は彼女たちの夢の時間のおわりに一気に向かっていきます。ここまでの盛り上がることをより意識した選曲ではなく、聞き入る曲がRelationsからNation Blueにかけて続いていきます。我々が心をリリック、メロディに傾けたとき、オルゴールの小箱から始まるバラードゾーンに突入しました。ただでさえ弱いPの涙腺はこの時点で崩壊しかけます。
そんな時、my songをアイドルマスターの始まりからいるメンバー達が歌い上げます。私達が果てのない道をどこに行くかもわからないけれども、一歩づつ進んでいくのはそばに仲間と夢があって、心と絆が支えてくれるから。そんな私の歌は終わらない、そう語りかけるように歌う彼女たちの夢は、また新しい未知を見つけて進んでいくんだと確信させられました。
このライブの時、いま一番輝いている星たちはアニメ放映中であったシンデレラガールズでした。そんな彼女たちは「STAR!!」を歌います。まだ先輩たちに追いつけていない、でもきっと追いついていく、そんな夢をもつミリオンスターズは「Dreaming!」を初披露しました。そう、my songはこれまでを振り返り、Star!!で今を表し、Dreaming!は夢を示したのです。そしてTHREE STARSでM@STERPIECEを歌います。その中で繪里子さんは泣き崩れ、そこをミリオンの0番山崎はるかとシンデレラの0番大橋彩香が支えるというシーンが有りました。まさに3チーム揃っての傑作だったのです。ここで、一度キャストは降壇します。

その後アンコールにより、キャストは再登壇します。最後3曲はカーテンコール、THE IDOLM@STER、アイ MUST GO!でした。アイドルマスターは幕をおろしても、カーテンコールにより幕を上げ、また先に進んでいくんだというメッセージが込められています。
特にアイ MUST GO!はトリプルミーニングを込められたタイトルとなっていると思っています。I must go!「私の歩みは決して止まらない。」I must go!「私は進んでいきたい。」アイマスとgo!「アイマスと進んでいく。」他にも意味はあり、一人一人が感じる意味のすべてに嘘も間違いもないのでしょう。
そんなアイ MUST GO!の歌詞を要約すると
「目の前には何もない、でもそこには仲間がいて、ちょっとだけ夢と希望があった。あの時の気持は仲間といたから忘れずにそこにある。その気持をもって一歩先の新しい世界に向かっていく。そのためには苦しくても前を向いて、夢に向かって輝いていく。一緒に笑って歌って、泣いたからこそみんなで宝物として輝く思い出がそこに出来た。そんな思い出にひたるのではなく、次の宝物を見つけに未来に向かって進んでいく。出会ったのはいつかはわからないけれども、そこには何があっても壊れない絆がある。そんな私たちが今ここにいる。一緒にいてくれてありがとう。こんな幸せな日におめでとう。出会ったあの時からやってきたように、この先もきっと想いを紡いでいこう。今、私たちはかつて夢見た道の果てに立っている。でもこの場に立ってみると、輝きの向こう側が見えてきた。この先の奇跡を私は見てみたい。私たちは見てみたい。みんな一緒に奇跡を起こしていこう」
とあまり短くできていない気がしますが、こんなコトを言っていると思っています。

そう、そこにはかつての「ドームですよ!ドーム」とは異なる、新たな道を見据えた前向きな彼女たちがいたのです。
私達もそんな明日を作り上げに一緒に向かって行きたいと思っています。

そして、今回の上映会では、アイドルマスターに明るくないメンバーが複数名参加してくれました。感想として「5時間は長かったけど、その異常な長さ以外はすごく楽しめた」と頂いています。そう新しい出会いがまた生まれたのです。きっとこうやってアイドルマスターは一歩ずつ先に進んでいくのでしょう。

最後はこの言葉で示させていただこうと思います。
「これからもアイマスですよ!アイマス!」


さて、ここからはアイマス部の最新情報をお届けします。

アイマス部は7/30、第4回アイマスライブブルーレイ鑑賞会
『THE IDOLM@STER 10th Anniversary M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015 Seibu Prince Dome Blu-ray Disc Viewing Day2』を開催いたします。もともとのイベントは昨年7月に開催されましたアイドルマスターの大型ライブです。先日実施いたしましたDay1と比較すると、シンデレラがいない分、とっつきづらさはあるかもしれませんが、そこには後輩たちが憧れるアイドルマスターの理想像があります。一度、ご覧になってみるのはいかがでしょうか?
詳細はスポットイベント掲示板に記載しております。
場所は栄ロフトの6Fアートピアビデオルーム、参加費は(1400/人数)で約100~200円をイメージしております。奮ってご参加ください。


今回、ご紹介させていただく曲はIDOL POWER RAINBOW(THE IDOLM@STER THREE STARS!!!)です。
今回長々とご紹介させていただいた10thライブと同様の合同ライブとして2014年2月のさいたまスーパーアリーナ(SSA)におけるライブにてテーマソングとして書き下ろされた曲です。この曲は若干キャストに焦点を当てたアイ MUST GO!とは対照的に、765AS以外のアイドルに焦点を当て、自己紹介をしていくそんな曲となっています。どこまでも前向きにみんなが揃って、色とりどり虹色のステージを作っていきたいと歌っているこの曲とアイ MUST GO!を合わせて聞くことで、よりアイドルマスターというコンテンツへの理解が深まるのではないでしょうか?
しかし、10thはこの曲と全く異なるわけではなく、むしろみんな揃ってアイドルマスター、一緒に進んでいきたいという根本のメッセージについては全く同じことをストレートに言っているのです。

おわり。

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