ちゅうカラぶろぐ


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ここ最近、いつも読書に使う通勤時間で大作に挑んでみてました。
その大作とはマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」です。といっても本来の3分の1ほどに編集された抄訳版の方ですが。
語り手である「私」がふと口にしたマドレーヌの味から遠い幼き日々を思い出したことをきっかけに自身の半生を綴っていく…という内容なのですが、これが読みにくいこと半端無いのです(苦笑)
抄訳版は物語上重要な段を訳出→編訳者の手による次に訳出する段までのあらすじ、を交互に収録していく流れなのですが、そうしてチョイスされた最初に訳出された段がいきなり夢とも現ともつかないまどろみの中を行ったり来たりするとりとめのない文章で始まる上に、全編通して比喩が次の比喩を呼び込みさらにそれに対しての考察を織り込んだり、時には19世紀末~20世紀初頭の世相風俗を詳述したりしてその内語り手なり登場人物なりが今何をしているのかイマイチ分からなくなってくるので読み進めるのに非常に時間がかかりました。
抄訳版は文庫3冊にまとめられているのですが、完訳版に至っては実に13巻構成です。あれが13冊も続くのか…しかもコレでなんと未完!
アニメ「PSYCHO-PASS」の劇場版の中で狡噛慎也がこれを戦場のど真ん中で読んでいたというくだりがあったのですが、ただでさえ重たいであろう行軍用の荷物に文庫本13冊も仕込んでしかも同行者に貸したりなんかしていたとは狡噛は実は結構暇してたか変態かのどちらかとしか(笑)

こんばんは、小島@監督です。
完訳版はちょっと覚悟が要りそうなのでいずれまた…

さて、今回は、というか今回「も」アイマスイベントのレポートです。
昨日舞浜アンフィシアターで開催された「THE IDOLM@STER SideM1stSTAGE ST@RTING!!」のライブビューイングに行ってきました。
「SideM」とは早い話が男性アイドル版アイマス。なので出演者も男性声優ばかりです。アイマスと冠されていれば何でも観に行くのか!?と言われれば割と「YES」気味になってきました。まぁ今回はどうしても観ておきたい理由もあったのですが。

その「理由」のために正直原作ゲームや楽曲の方をあまり知らないままに行ったのですが、ありがたいことに自分のいた席の前列に全力のお姉さんが、同列には何故か自分と似たような状況の野郎どもばかりという奇妙に恵まれた席運のおかげでしょぼい予備知識でも無問題でした。

これまでアイマスといえば全体曲以外はまず各キャラのソロ曲をリリースしてキャライメージの定着を図っていたのですが「SideM」では早くからユニットが組まれそのユニットの楽曲がリリースされています。なので1stライブではその各ユニットの曲を披露とMCを差し挟む形で進行。
どのユニットもダンサブルなナンバーが多く、特に「元教師キャラ」だけで構成というユニット「S.E.M.」はユーモラスな振り付けをピカイチの切れ味で踊ってみせ、観客のボルテージを上げてくれました。

ステージ時間2時間ちょっと、短いイベントですがそもそもリリースされた曲がまだ少ない上に基本的にはお披露目が主目的のイベントなのでそんなところでしょう。ただその中にあって「お披露目」だけでないユニットが1組だけ存在します。それが私が「どうしても観ておきたかった」と先述した「Jupiter」です。
彼等だけは既に5年前からアイマスに登場しているのですが、発表時のタイミングとやり方が悪く、当時ファンから反発を招いてしまいました(一番ファンが拒否反応を示したのは別のことだったのですが煽られるように「Jupiter」もブーイングを受けました)。
その後アニメシリーズで準レギュラーとして登場したりCDをリリースしたりと少しずつ浸透はしていったのですが、イベントの場で出演する機会に恵まれないまま5年もの時が経過。ある意味でシリーズで最も不遇をかこった彼らの初ステージ、見届けないワケには行かなかったのですよ。
今や中堅どころの声優となった天ケ瀬冬馬役寺島拓篤らの万感こもったパフォーマンスとMCにはさすがに目頭が熱くなりました。前列の全力お姉さんに至っては客席に座り込んで号泣しておりました。良かった…ホントに良かった…!

メインターゲットが本家と大きく違うのでコレはやらないのでは、と思っていたライブの〆のセリフ「これからもアイマスですよ、アイマス!」をちゃんとやってくれたのも嬉しいところ。
765プロ同様どっぷり浸りこめるかどうかは分かりませんが、先々どう展開していくか楽しみです。息の長いコンテンツになってくれると嬉しいですね。



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