ちゅうカラぶろぐ


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アイマス劇場版が興行成績ランキングの5位に入ったそうでファンとしては嬉しい限り。
これより上位の作品が「トリック」や「永遠の0」など100館以上の公開規模の作品ばかりなので公開館数39館でのこの数字は快挙と言って良いでしょう。
週替わりの来場者プレゼントも功を奏しているのでしょう、まだその勢いは収まらず、公開2週目に入った土曜日仕事上がりに観に行こうとしたら満席で観る事叶いませんでしたよ。

こんばんは、小島@監督です。
最近通常の興行成績とは別に語られるスクリーンアベレージ(1スクリーン当たりの興行成績。公開規模に左右されない集客状況を計れるとか)ではアイマスはさらに上位に食い込むらしいですよ。昨秋公開された「ペルソナ3」は公開初週のアベレージランキングで1位になった事もありますし、固定ファンのいるアニメ作品は強いですね。

さて、今回の映画はシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガー共演の「大脱出」です。
正直に言います。このタイトルを初めて聞いた時まさかこのメンツでスティーヴ・マックィーン主演映画のリメイクをする気なのかと訝りました。当然全く違ったワケですが(苦笑)。因みにあっちは「大脱走」、一文字違いますね。

レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)、彼は犯罪者と身分を偽称し入獄しそこから脱獄してみせる事で刑務所の構造上の弱点を指摘し報酬を得るセキュリティ・コンサルタント。その「脱獄のプロ」の元にCIAから所在不明の私設刑務所からの脱獄依頼が舞い込む。しかしそれはブレスリンを陥れる罠だった。絶対に脱出不可能と言われる監獄「バビロン」に送り込まれてしまったブレスリンは、自分を嵌めた者の正体を暴くため脱出計画を練り始める。そんなブレスリンの前に囚人たちのボス、エミル・ロットマイヤー(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れる。

「エクスペンダブルズ」2作でも既に共演を果たしてはいますが、2作ともシュワルツェネッガーは客演扱いなので本格的にガチンコでタッグを組むのはコレが初めて。
80年代以降肉体派アクションのアイコンとして活躍し続けた2人の初共演作は、しかしいわゆるマッチョなアクション映画ではなく優れたアイディアに満ちたサスペンスフルな娯楽作です。
何より監獄要塞「バビロン」に盛り込まれた数々のギミックやアイディアが本当に素晴らしく、ここからいかに脱出するかとブレスリンが見せる発想と機転が大きな見どころになっています。

主演の2人は60代になってさすがに往年と比べると動きも鈍くなっていますが、それでも十分に動けるだけの筋肉を保っているのはさすがです。更に2人とも貫禄が備わり、特に政治家を経験したシュワルツェネッガーは風格というか、妙なオーラをまとって囚人のボスを演じていてなかなか興味深いです。

主演2人ばかりが当然のようにクローズアップされる映画ではありますが、脇役にしてもバビロンの所長を演じるジム・カヴィーゼルの他カーティス”50セント”ジャクソン、サム・ニール、エイミー・ライアンなどかなり豪華で映画の質を底上げしています。特にカヴィーゼルの悪役ぶりはかなり魅力的。

意外に高い緊張感を保ったまま二転三転するシナリオも楽しく、全体的に娯楽映画としては平均点以上の出来で観る者を2時間たっぷり楽しませてくれるでしょう。

と、まあトータルでとても良い映画なんですが、この作品に関してどうしても苦言を呈したい箇所が1つあります。それは作品の内容についてではなく宣伝の方。
この映画、予告編で1番大事なアイディアを堂々とバラしているのです。あまりにあっけらかんとやっていたので重要事項じゃないと思って観てみれば、そこが1番大事なポイントでした。そこを知ってしまっているか知らないままかで恐らくこの映画の評価は大きく変わります。売り込みたい側が観る前から人の楽しみを奪い、映画の価値を下げるとは言語道断。話になりません。そこを避けてかつ魅力的に見せてこその予告!
もしこれからご覧になる予定の方は(まあもうすぐ公開も終わりそうですが)、予告編やチラシなどは一切見ないで映画館へ行ってください。

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