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ちゅうカラぶろぐ


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今年は特にそういうシーズンにしちゃったのか、実は先々週のミリオンライブから4月上旬まで毎週のようにアイドルマスターのイベントが開催。さすがに全部付き合えるような時間やお財布の余裕は無いのでミリオンライブの10thファイナル以外はスルーしようと思っていたのに、初日の評判の良さとX(Twitter)に上がってくる出演者の写真が素敵でついシャイニーカラーズ6th大阪day2の配信チケットを買って昨日がっつり観てしまいました。う〜む、意志が弱い(苦笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 ライブは最高に楽しゅうございました(笑)。できれば現地で観たかった…

 さて、今回の映画は「ハイキュー‼︎ゴミ捨て場の決戦」です。

 春の高校バレー3回戦、日向翔陽(声・村瀬歩)が所属し、影山飛雄(声・石川界人)が正セッターを務める宮城県代表烏野高校は黒尾鉄朗(声・中村悠一)が率い弧爪研磨(声・梶裕貴)が正セッターを務める東京都代表音駒高校と相対することになった。合宿などで幾度となく対戦しながら公式戦では一度もぶつかったことの無い両校が雌雄を決する時が来た。カラスとネコというそれぞれの校名になぞらえ「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれる因縁の対決が今始まる…!

 2012〜2020年まで週刊少年ジャンプで連載された「ハイキュー‼︎」、2014年からはTVアニメも放送が開始し更なるファン層を開拓しました。アニメは4シーズンに渡って製作・放送され、概ねシーズン毎に総集編も作られ限定的ながら劇場上映も行われて来た同作が初めて完全新作の劇場版が製作、先月より上映が始まっています。製作にはキャストはもちろんスタッフも満仲勧監督やキャラクターデザイン岸田隆宏以下TVシリーズの中核メンバーが再結集しています。

 「ハイキュー‼︎」という作品の主人公は日向と影山ですが、今作では事実上研磨を主人公に設定しているのが大きな特徴です。最初からバレーボールが好きで楽しくて堪らない日向ではなく、バレーボールの楽しさを実はちゃんと味わっていながら自覚できずにいる研磨が物語の主軸になることで作品の主題を明確にする手腕と、試合運びがどこか俯瞰的でドライなところなど先年ヒットした「THE FIRST SLAM DUNK」と相似したところも感じられます。
 
 この作品の出来栄えを下支えするのは実際のスポーツ中継ではなし得ないアニメならではのカメラワーク。TVシリーズからアニメ「ハイキュー‼︎」の際立った特徴の一つでしたが、劇場版となって更にダイナミズムを増しています。その極め付きと言えるのが終盤での、ある人物の主観で展開する長回しのワンショット。この映画の凄みがここに集約されていると言っても過言ではないシーンで、是非スクリーンでその迫力を味わって欲しいところですね。そこ以外でも全体を通してTVシリーズをそのまま底上げしたような端正な作画が展開するのである意味かなりゴージャスな作品です。

 高密度ながら上映時間85分というスマートさで、凝縮された疾走感で最後まで駆け抜けます。ハッタリの境界線スレスレを行きながらスポーツのリアリティと研ぎ澄まされた緊張感を演出していく、「THE FIRST SLAM DUNK」と並び、現代スポーツアニメの一つの到達点と言って良いのではないでしょうか。文字通りバレーボールを観戦するような気持ちで鑑賞して欲しい1本ですね。

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通勤中にいつも鉄道の高架下をくぐるところがあります。

通勤なのでほぼ同じ時間にこの高架をくぐるのですが、
先週は月曜日からなんと4日連続で高架をくぐるタイミングで、
その高架を電車が走っていくということがありました。

もちろん今までもそんなタイミングはあったりしましたが、
仕事始め月曜日から4日連続ということはなかったので、
金曜日の最終日はぜひとも通ってほしいとヘンな期待が。

そしてなぜか緊張の金曜日の出勤です。

しかしながら金曜日の出勤は残念ながら不発に終わりました。
なんかクジが外れたようで、ちょっと落ち込んだとさ。



さて、毎月開催している歌会ですが、長いコロナ禍を経て、
昨年1月から毎月順調に歌会を重ねられ嬉しく思います。

新人さんが参加、定着していただけるメンバーも多くなり、
サークルにもまた新しいシーズンの到来といった感じです。

新たに参加される方がいれば抜ける方もいるのが通常で、
その瞬間瞬間にサークルの色を形作る人がいるものです。

一つの瞬間の雰囲気はメンバーにより変わっていきますし、
今この瞬間に新しいシーズンが訪れたと正直感じています。

そんな今、いろいろな事を始めたり再開したいと思います。

スポットイベントや旅行、最近の人は知らないかもしれない、
『スーパーアニカラ魂』などのイベントもやりたいですね。

そして手始めにホームページのリニューアルを決定しました。

最近のメンバーにはホームページ作成などのスキルや、
通ずるシステムに長けた方が在籍されていることを知り、
この度、ホームページのリニューアルのお願いをすると、
快くお返事をいただき、進められることになりました。

今まではレトロな感じを目指したホームページでしたが、
もっと明るくポップな感じに、そしてスマホにも対応予定です。

またリニューアルにあたりマスコットキャラクターも誕生します。
今回は早速キャラクターのお披露目をさせていただきます。

サークルのロゴにシルエットの女の子が入っていましたが、
この度、そのシルエットから飛び出したイメージとしています。
また、その女の子の対として男の子のキャラクターも誕生です。

この2人のキャラクターですが、まだ名前がついていません。
そこで次回歌会では、参加者に名前の候補を挙げていただきます。
挙がった候補から、またその次の歌会で投票を考えています。



決定した名前を挙げてくださった方に、記念品をプレゼントします。
このマスコットに良い名前をつけてくれるのを期待しています。

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昨日の歌会をお休みして、私は今回横浜へライブ遠征して来ました。
 土曜日も月曜日もいい天気だったのに日曜日の昨日だけ雨だわ寒いわでちょいと思惑通りの動きはできませんでしたが、ライブは最高に熱い時間でした。

 こんばんは、小島@監督です。
 
 というわけで、この週末24、25日に開催された「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!! 」を、今回珍しく両日現地で観てきました。「アイドルマスターミリオンライブ!」10周年を記念して昨年4月から約1年間かけて行われた大型ツアーもいよいよファイナル。特にday2はミリオンライブ始まって以来初めての39名全員出演がするとあって、メモリアルイヤーを締め括る集大成の予感に始まる前からかなりの期待度の高さをもって迎えられました。
 ところでact4の会場となった横浜Kアリーナは、昨年9月にオープンしたばかりの約20,000人動員可能なライブイベント特化型のハコで、今回初めて行きましたが音質の良さが出色。響き方の綺麗さもかなりのものです。アイマスライブは基本的に出演者の歌唱以外は事前に製作した音源を流すスタイルですが、こけら落としのゆずのように生音を聴かせるバンドサウンドならより一層違いが鮮明になるように思います。

 ミリオンライブの楽曲群の中でも名曲の誉れ高いものの一つに今回も披露された「UNION‼︎」と言う曲があります。曲中の歌詞に「ひとりじゃ届かない ひとりも手離さない」という印象的なフレーズがあるのですが、今回のact4はまさにそれを象徴するかのように初めて39名全員に個別の衣装が用意され、更に2日間かけて全員ソロ曲披露の見せ場を用意してみせます。ゲーム「ミリオンライブシアターデイズ」(略称ミリシタ)で使われるショートバージョンを基調に、全てフルコーラスでの歌唱ではなかったのですが、短いからと言って軽やかに流すのではなく短いからこそ全員が一切力を抜かない全力投球。特に舞浜歩役戸田めぐみさんは腰部神経根症を患い一時は足がまともに動かないほどの状態から3年越しにようやく復帰しての今回のステージで、まだ完全復活には至っていないと言うのにソロ曲「ユニゾンビート」やユニット曲「Dance in the light」で見事なダンスを踊ってみせ、震えるほど感動してしまったのは恐らく私だけではないはずです。

 ユニット曲の方もこれまでの10年間の中でお馴染みとなった曲だけでなく出演者が揃わずにいわゆるオリメンでの披露が叶わなかった曲やそもそも機会すら作れずにいた曲が次々に登場。そんなライブを展開するなら演出に奇をてらったものは何も必要は無く、ある1曲のためだけに衣装を替えてくるというのがあったくらいで、真っ向勝負の王道が持つ強さを全編に渡り叩きつけてきます。
 長い間に置き去りにして来た忘れ物を一つ一つ拾い上げて行くかのようなセットリスト、その多くが実は演出や運営側が用意したものではなく出演者の意向が強く事前アンケートを取って全員が納得できるように組み直したものだとMCで語られていたのも驚きです。送り手たる出演者たちの情熱を、受け手であるプロデューサー(観客)が全力で応えることで生まれる奇跡のようなグルーヴは、ちょっと筆舌に尽くし難いものがあります。

 一方でMCが何だかとんちんかんだったり、突如珍妙な動きをする人がいたり、打ち合わせも無しに面白い方向へ転がって上手い具合に締まらなかったりするグダグダっぷりもやっぱりミリオンライブ。集大成たる10thを締め括った後の去就をどうするのかと思ったら「いや普通に11thをやるだけですよ?」と言うのもらしくて良い。更に2017年以来となる765ASとの合同イベント「HOTCH POTCH FESTIV@L 2」の開催も発表されて、まだまだミリオンライブは止まらないようです。と言うかこっちもいっぱい忘れ物がある状態だからね!期待するよ!!

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私は会社への通勤に、車で片道50分くらいかかっています。
すると帰りの運転中に眠くなってしまうのはもはや宿命。

それに抗うためにカフェイン系のガムを噛んだりしますが、
今ではそんなものは、なんの眠気覚ましにもなりません。

ですが先日、車中でまた眠くなった時にガムもないので、
なんとなく持ち合わせていたポテトチップスを頬張ると、
なんと、多少は眠気を紛らわせることができているのです。

なんでポテチで眠くならないかは、まったく分かりませんが、
帰宅中にあまりに眠くなったら、コンビニでポテチ購入で、
長く続いている睡魔とのバトルに挑んでみようかと思います。



さて、歌会時に選曲カードの記入に使っているボールペン。

先日の歌会で「インク出ません!」という声が多くあがり、
家に帰ってからボールペンのインクを確認してみました。

1回の歌会に60本ほどのボールペンを準備していますが、
その中の10本以上書けず、10本以上はインク切れ寸前。
もう結構な確率で書けないボールペンがあったのですね。

さすがに替え芯に交換しないとと思って、家を探すのですが、
(インクなのになぜか替え芯と言います)
すっかり昔買った替え芯は使ってしまっていて在庫が無く、
慌ててAmazonで注文しようと、替え芯を探すことにしました。

購入履歴から、替え芯と探すと、すっかり忘れていたことに、
思っていた以上の結構なお値段がしていたのですね。

替え芯だけなら勝手にもうちょっと安いと思っていましたが、
履歴があるのですから、以前はこの金額で買ったのでしょう。

この値段は高いなあと思いながらネットを徘徊していると、
「正規に店で買わなくてもいいのでは?!」ということで、
メルカリを見に行ってみようと思い付き、早速検索すると、
ありました!フリクションボールペン替え芯の出品が!

当然新品ですし、値段もAmazonなどで買うよりも断然安い。
また、結構まとまった数での出品もあるではないですか。

結局300本もの替え芯を3分の1くらいの値段で購入できて、
利益などを考えないサークル活動には大満足の買い物です。

これからはサークル活動の備品購入にはメルカリなどの、
フリマアプリを活用していくのは節約に必要となりそうです。

でも歌会時にカードに記入しようにもボールペンが書けず、
参加者をイライラさせていたかと思うと、ちょっと反省でしたね。

これからは定期的にチェックすることにしたいと思います。

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いよいよ今週最終回を迎える「王様戦隊キングオージャー」、実のところニチアサをだいぶ溜め込んでいて、「仮面ライダーギーツ」も最終回を観たのが今年に入ってからみたいなザマだったのですが、キングオージャーはそうやって追っかけで観ているウチにハマってしまい、これは最後はリアタイしたいぞとこの1ヶ月くらいの間に出遅れていた20数話ぶんを一気見。48話からの最終章に間に合わせた上に初めてファイナルライブツアーにまで応募してしまいました(笑)。その最終章も48、49話ともこれまでの全ての蓄積が昇華した素晴らしい出来映えでX(Twitter)ではラスト3話を劇場版で観たいという声がトレンド入りするほど。大抵録画で観てるニチアサですが、今度ばかりは最高最後のクライマックスをリアルタイム視聴したいところ。

 こんばんは、小島@監督です。
 一方で「仮面ライダーガッチャード」の方はまだ8話。先は長い(苦笑)。

 さて、今回は配信作品から一つご紹介。「ポップスが最高に輝いた夜」です。

 1985年1月28日夜、40名を超すハリウッドのA&Mスタジオにトップアーティスト達が集結した。目的はチャリティ・ソング「We are the world」のレコーディング。用意された時間は一晩だけ。アメリカ音楽史上に残る名曲はいかにして生まれたか。伝説の一夜が幕を開ける。

 その事件性ともたらした影響の大きさは1960年代末のウッドストック・フェスティバルに匹敵するのではないでしょうか。1984年、イギリスでボブ・ゲルドフが発起人となり当時深刻化の一途を辿っていたアフリカの飢餓救済のためにスーパースター達が一堂に会したプロジェクト「バンド・エイド」。それに呼応する形でアメリカでハリー・ベラフォンテが提唱したのが「USAフォー・アフリカ」、そのチャリティ・プロジェクトのためにマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作し、クインシー・ジョーンズとマイケル・オマーティアンの共同プロデュースという形で誕生した曲が「ウィ・アー・ザ・ワールド」です。
 この曲を巡る経緯を描いたドキュメンタリーについては「STARS/ウィ・アー・ワールド」(1985年)や「We are the world the story behind the song」(2004年)などがあり、あるいはもっと断片的な物ならYouTubeで観られるものもあったりしますが、当時の撮影素材で未公開だったものや新たに収録した当時の関係者のインタビューで構成し、改めてこの曲の意義を語ったドキュメンタリーです。今年1月に開催されたサンダンス映画祭で特別上映が実施され、その後Netflixにて配信が開始されました。

 マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、クインシー・ジョーンズ、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディラン、ダイアナ・ロス、シンディ・ローパー…名だたるスター達が一晩だけとは言え同じスタジオに集まりレコーディングなんて実現したことが奇跡のよう。映画は特に奇を衒ったところは無い極めてオーソドックスな作りをしているのですが、そもそも大元のアーカイブ映像自体があまりにパワフルなのでそれで充分と言えるでしょう。
 個性が強すぎるメンバーを相手にカリスマティックに陣頭指揮を執るクインシー・ジョーンズ、アイディアを出しながらメンバー間の緩衝材にもなるライオネル・リッチー、多人数での同時収録という環境に戸惑いながらどうにか馴染もうと奮闘するボブ・ディラン、自身のミスすらユーモアに変えるスティービー・ワンダー、何故か歌う度にノイズが走るシンディ・ローパー、そして並々ならぬ情熱でプロジェクトに臨み準備段階からエネルギッシュに奔走するマイケル・ジャクソン、居並ぶ天才たちがそれぞれがピースとなって1つの曲が組み上がって行く様にゾクゾクします。繰り出される逸話と映像の数々が見せるのは、マーケティング的な思惑を超えて音楽やエンターテインメントが持つ「力」を極限まで具象化させようとしたエネルギーと、それが放つ煌めきそのもの。天才たちがシンプルな動機に突き動かされ伝説となるに至る様は、浮世の複雑さに翻弄される日々を送る身としては非常に眩しく映ります。

 1980年代のポップカルチャーが残した偉大なレガシーの記録。混迷深める現代で改めて語り直す意義は決して少なくないはず。ただ、Netflixで気軽に自宅で観られるのはありがたいですが、欲を言えばこれはミニシアターのスクリーンで観たかったかな(笑)

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毎年のことながら本当に面倒な確定申告をこの連休中に終わらせました。ふるさと納税だけでなくここ数年は何だかんだ医療費も掛かってるのでいくらかでも返ってくるならやらないとね。ただ気合いを入れないとやる気すら起きないので毎年2月の休日を1日一切予定を入れないようにしています。良いことと言えば医療費絡みの領収書を雑に扱わなくなったことでしょうか。

 こんばんは、小島@監督です。
 年末調整してるサラリーマンな私ですらこの面倒臭さなので自営業の方の労力はいかばかりかと敬意すら覚えてしまいます。

 さて、今回の映画は「ストップ・メイキング・センス」です。

 この映画は1983年、当時絶頂期にあったトーキング・ヘッズが同年6月にリリースしたアルバム「スピーキング・イン・タングス」を引っ提げてのライブツアーを敢行。12月にハリウッド・パンテージ・シアターで3公演が開催され、その模様を撮影・編集し翌1984年に公開された作品です。音楽ドキュメンタリー映画の傑作としてマーティン・スコセッシ監督の「ラスト・ワルツ」と並び称される伝説的作品で、2021年、米国議会図書館により本作は保存のためにナショナル・フィルム・レジストリに登録され、公開40周年に合わせて2023年に4Kレストア版が製作。アメリカ本国に引き続いて日本でも公開。一部のシネコンではIMAXでも上映されています。監督は後に「羊たちの沈黙」を手掛けることになるジョナサン・デミ。デミ監督は意外とフィルモグラフィーにドキュメンタリー映画が多い方で、これ以外にもフォーク・ロック・シンガーのニール・ヤングを追ったドキュメンタリーなど10本以上手掛けています。

 開幕、ステージに立つのはアコースティック・ギターとラジカセを携えたデヴィッド・バーンただ一人。そこから1曲進むごとにステージにメンバーが一人ずつ増えていくユニークな構成。メンバーに増えるにつれトーキング・ヘッズの世界観が強く広がって行くのが見えるようです。全員出揃ってからも批評的精神と神経質な趣のパフォーマンスは留まるところを知らず、中でも電気スタンド1本を時に家に、時に恋人に見立ててチークダンスまで踊ってみせたりする中盤のパフォーマンスが圧巻。「ストップ・メイキング・センス(センスなんて関係ないさ)」と言いながら照明デザイン、衣装のコーディネート、演劇的な手法を取り入れた演出まで含めて隅々までセンスの塊のようなステージです。デヴィッド・バーンが2019年に発表したブロードウェイ・ミュージカル「アメリカン・ユートピア」の原型をここに見ることも可能でしょう。

 撮影監督を務めたジョーダン・クローネンウェスは、同内容の3公演にそれぞれ6台のカメラを毎回違う場所に配置しました。それらの映像をジョナサン・デミ監督はシームレスに編集しトーキング・ヘッズの唯一無二の世界観を余すこと無く映画の中に凝縮しています。MCもほとんど無く89分間ノンストップで駆け抜け、文字通り観客は音楽を全身で浴びるような体験を味わえます。4Kレストア版と言えど極端にクリーンにすることはせず、原盤の風合いを活かした形にしているのも良い方向に働いています。
 ライブ映像を主体とした音楽ドキュメンタリーとして後続に与えた影響が計り知れない1本。極端に言えばそれ以後にリリースされたライブ映像作品はほぼ全てこれの影響下にあると言っても過言ではないと言われている作品です。出来るだけ大きなスクリーンで味わって欲しい逸品。ぜひこの機会に。

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日本国内最高峰の自動車レース『スーパーフォーミュラ』。
2024年は女性初のドライバーがエントリーされました。

モータースポーツは男性のスポーツという印象ですが、
ここで女性が良い結果を残せることを期待しています。

世界最高峰の『F1』は今までに結構見てきていますが、
過去にはF1にも女性がエントリーされたことがありましたが、
当時は予選も通過できず本戦で見られませんでした。

女性が参戦ということで今年はスーパーフォーミュラも、
ちょっと気になってきましたし、ファン増えるといいですね。



さて、YouTuberでありテレビでも出演が多く驚かされる、
時短レシピの動画が有名な料理研究家のリュウジさん。

ほとんど料理をしない私ですが、リュウジさんの動画は、
面倒な家事である料理のハードルを下げるレシピ紹介や、
その軽快なトークが好きで、割と見ていたりします。

彼の料理で面白いのはとにかく化学調味料を使います。
料理人で化学調味料の使用を公言する人は少ないですが、
彼のレシピでは、これでもかというくらいに入っています。

そんな化学調味料はどうしてもその『化学』という字面から、
『身体に良くないもの』というイメージが付いて回るので、
どうしても使用することに抵抗がある人が多いようです。

ですのでレシピに化学調味料が入っていることを指摘し、
『身体に悪いものを紹介するな』との抗議が絶えません。

私個人的には過剰摂取しなければいいと思うのですが、
なぜいちいち抗議をする必要があるのは分かりません。

抗議をするために動画を見ても、再生数を増やすだけで、
結局それでリュウジさんが儲かってしまうだけでしょうに。

そんなことに抗議をするヒマがあるのなら自分のために
時間を使おうという発想になぜならないのか不思議です。

化学調味料を使わず美味しい料理を作る努力でもしたら、
もっと前向きであり生産的だと思うのですけどね。

その昔、『ストリートファイター4』をプレイしていた時に、
なんとなく『ダルシム』というキャラに凝った時がありました。

手足を伸ばし遠くから攻撃するいやらしいキャラのせいか、
私に負けた人から『そんなキャラで勝って嬉しいか?』
というような負け惜しみメールがかなり送信されてきました。

その時、そんなメールをわざわざするヒマがあるのなら、
勝てるように練習でもしたほうがいいのにと思っていました。

人を蔑むことに必死になるより楽しむことに力を入れる方が、
絶対に生産的で幸せな生き方のような気がしますよね。

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