ちゅうカラぶろぐ


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皆さんこんにちは、小島@監督です。
今週より3回、日曜のブログを担当することになりました。
しばしお付き合いくださいませ。

どんなことを書こうかしばらく考えましたが、
ちょうど良い具合に今アニメ映画の注目作が3作公開されている事だし、
「Fate」「なのは」「ハルヒ」の感想をつらつらと書いていこうかと思います。
ネタバレは極力避けるつもりでいますが、ヤバイと
思ったら読み飛ばしてください。

最初は「劇場版Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS」です。
セイバー大好き人間な私が彼女のスクリーンデビューを見逃すワケには行かないのです。

原作のゲームの第2部に当たる部分を映像化したこの映画、
普通にプレイしても第2部だけで20時間はかかるボリュームを107分で描こうとは無謀に近い挑戦です。
3部作にするとか、TVで第2シーズンとして放送するとかさせてもらえなかった所に色々大人の事情を感じます。

時間が時間なだけに瞬きしている間に振り落とされそうなほど恐ろしく展開の速いジェットコースター的総集編と言う感じでしたが、
「あるシーン」(原作をプレイした方ならある程度想像は付くかと思います)に重点を絞って全体を構成しているので、
決して平板な映画と言う印象はありません。
むしろ濃密とか濃厚と言う表現が似合います。
しかし、設定や状況を説明するセリフやシーンも清々しいほどに全てカットされているので
一見さんには相当厳しい代物だとは言っておきましょう。

物語はそんな感じですが、映像のレベルは全体を通して高く、
特に全編の8割はあろうかというバトルシーンの数々は精緻な描き込みで迫力十分、
バリエーションも豊富でお金を払って観るだけの価値はあります。
映像のレベルが高いということは、つまり全編にわたりセイバーが素敵!ッて事で、
私はスクリーンで躍動するセイバーを目一杯堪能できて幸せな時間を過ごせました。

幸い観客動員数も上々なようで、残る第3部のアニメ化の可能性にも言及されるようになったらしく、
1ファンとしては嬉しい限り。
ただ第3部は他と比べて沈鬱で重苦しい上にセイバーが早い段階で途中退場してしまう(重要)ので、
個人的にはイマイチなんですが。

さて、来週は「なのは」か「ハルヒ」の感想を書ければと思いますが、
実はまだ2本とも観れてません。
ヤツら特に週末の競争率が高すぎて余暇の少ない社会人には強敵
です。万一違う話題が始まったらその時はお察し下さい。

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無題 By しょこタン
Fate第3部は色んな意味で一般映像化が難しそうな感じですね・・・
あるサーヴァントのファンには堪らないのでしょうが(^^;
DATE : 2010/02/21(Sun)23:17:41 EDIT
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