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ちゅうカラぶろぐ


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今回は重いぞ。



高校から大学卒業の頃にかけては、いつも帰宅すると、
深夜までゲームをしてから寝るという習慣だった。

だけど金曜日の夜だけはゲームするのをやめ、
深夜の全日本プロレス中継を、ビデオに録画することもなく、
毎週のこの放送をリアルタイムで楽しんでいました。


この頃の全日本プロレスは、もうやりすぎるくらいの強さの、
ジャンボ鶴田と、スタン・ハンセンが猛威をふるっていました。
そこに、全日本の頂点を目指し、その二人に奮闘する、
エメラルドグリーンのタイツのレスラーが目にとまります。
2代目タイガーマスクから、素顔に戻った三沢光晴です。

そのレスラーに魅かれて毎週の放送を楽しみにし、
プロレスのゲーム(ファイヤープロレスリング)では、
彼をモチーフとするレスラーキャラクターを使用し、
本物をイメージした戦い方をしたりしていました。


その後、就職すると昼夜交代の仕事となったせいもあり、
あまりテレビを見なくなってしまいましたが、
プロレス放送で彼が出ていれば簡単にクギ付けとなりました。

もうすでにここでは、日本のプロレスラーとしては頂点であり、
彼がフォールされることはないと言い切れる程の無敵レスラー。
このまま引退していくんだと勝手に決めていました。


そして先日、アニ魂で唄う歌の練習のために、
メンバーと店に向かう途中、
貼ってある2枚のチラシで足が止まりました。
一枚は『ドラゴンゲート』、そしてもう一方は『プロレスリングノア』。

このプロレスリングノアこそが、
三沢が社長を務める、注目のプロレス団体です。
チラシの興行は今週だったのであきらめましたが
そのメンバーも大変な三沢ファンだったようで、
2人して、彼が引退する前に一回見に行こうと約束しました。


この日は深夜での歌の練習でしたが、
そんな中深夜なのに、メールを受信しました。
私が三沢ファンと知る友人のからメールでした。
内容はもう皆さんが知ってのとおりです。

その直後、全く歌う気力がなくなってしまいました。
練習しに来てるメンバーに悪いなって思いながら。

あまりにもチラシの件がタイムリーだったので、
一層悲しくなってしまいましたね。
もう彼の試合を観戦することができなくなってしまった。

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