ちゅうカラぶろぐ


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全く唐突ですがこの度Nintendo Switchユーザーになりました。
今週末の歌会のプレゼント交換用の品を見繕いにビックカメラに寄ったら売ってました。先着で整理券の配布順でしたが、昼過ぎに寄ったのに何故かその整理券が何枚か残ってました。そして手元にはそれを買うくらいは何とかなるだけのお金が。
その時私の脳裏に電流走る…!
天啓…っ!今…っ!行くべきは今…っ!
ざわ…ざわ…!
ええ、買ってました。どのみちいずれ買う予定だったものがたまたまその日だっただけです。とは言えそういうつもりで店に立ち寄っていないのでソフトの方にはあまり気が回らず、取り敢えず、「ゼルダの伝説」買いました。「スプラトゥーン2」もその内買わなくちゃ。
正直Switchはあまり情報を仕入れていないので何かお薦めのタイトルがあったら教えてください。
…まぁプレイする時間あまり作れないのが何ですが(苦笑)

こんばんは、小島@監督です。
もちろん交換用のプレゼントも忘れずに買いました。それが何かは当日までのお楽しみ(笑)

さて、今回の映画は「IT/”それ”が見えたら、終わり。」です。

1988年、メイン州デリー。ある雨の日に一人の少年が姿を消した。
翌1989年夏、その年も子供たちの失踪事件が相次ぐ中、夏休みが始まった。不良たちに目を付けられいじめの標的にされている自称「ルーザーズ・クラブ」の少年たち、ビル・デンブロウ(ジェイデン・リーバハー)、スタンリー・ユーリス(ワイアット・オレフ)、ベバリー(ソフィア・リリス)らは赤い風船とともに現れるピエロの幻影に苦しめられていた。
ビルたちはデリーの歴史を調べていた転校生ベン・ハンスコム(ジェレミー・レイ・テイラー)によりデリーの街に27年ごとに子供の失踪事件が相次ぐことを知らされる。
やがて全ての事件の裏に子供にしか見えないピエロ「ペニーワイズ」(ビル・スカルスガルド)の存在を知ったビルたちは、勇気を振り絞り戦うことを決意するのだが…

「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれたスティーブン・キングが1986年に発表し、傑作の誉れ高いホラー小説「IT-イット-」を原作とした映画が製作され現在公開中です。映像化自体は1990年に前後編でのTV用ミニシリーズが製作・放送されたことがありますが(日本ではDVDリリースまではレンタルオンリーのタイトルだった)、映画化としては初めての事になります。「27年」という数字が重要な意味を持つこの作品の、最初の映像化から27年経っての映画化というのも恐らく偶然ではないでしょう。
2,000ページ近くある長大な原作をどう映像化するのか興味ありましたが、いや、これはなかなかの傑作です。

原作とは大きく異なる点が1点あり、原作では年代設定が1958年でしたが今作では1988~89年と約30年ほど時代設定が変わっています。これが思いのほか効果を上げています。
平凡な田舎町でそれぞれに葛藤やコンプレックスを抱えた少年少女たちが非日常的な怪異と向き合い冒険することになるこの物語は、実は1980年代にはティーンエイジャー向けに良く作られていたモチーフで、特にスティーブン・スピルバーグは「E.T.」(1982年)「グーニーズ」(1985年)といった傑作を手掛けていますし、キングの方もこの「IT-イット-」のほか名作「スタンド・バイ・ミー」を著したのもこの頃です。また、日本でも「怪異」などではありませんが宗田理の小説を原作とした、子供たちが抑圧された管理教育に反抗する「ぼくらの七日間戦争」が1988年に映画化され好評を博しました。
そんな1980年代の空気、というか「匂い」をこの映画は非常に強くまとっています。私と同年代の方はワケも無くノスタルジーを感じてしまう瞬間があるのではないでしょうか。

今作少年たちの恐怖の対象となる「ペニーワイズ」は、ピエロに扮し子供たちを誘い出しては強姦・殺害を繰り返した実在の殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシーをモデルとしていると同時に、日本では馴染みが薄いですが欧米では割とよくいるというピエロに対し特別強い恐怖感を抱く「道化恐怖症」(に強く訴えるようにもできており、「恐怖」のアイコンとしては見事な造形をしています。
ただホラー映画として観た場合、雨の降る中ピアノが不穏な旋律を奏でる冒頭の印象は素晴らしいものの、全体的には恐怖の演出をいささか音響に頼り過ぎな傾向があるのは料理の仕方として少々もったいない気はします。

しかしそれを差し引いてもこの作品が持ち合わせた青春映画の香りは何物にも代えがたいものがあります。友情があって、淡い初恋があって、そして命を懸けた冒険が少年たちを成長させる、ホラー映画のゾクゾク以上に青春映画のドキドキがこの映画には詰まっています。
ちょっぴりだけ、怖いものを覗き見るつもりで映画館へ足を運んでください。少年の時間だけに許されていた、煌めくような冒険があなたを待っています。




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DATE : 2024/02/27(Tue)14:26:54 EDIT
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