ちゅうカラぶろぐ


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先日金曜ロードショーで放送された「バトル・シップ」、ご覧になった方、録画した方も多いと思います。もともと6月に放送予定だったのですが直前に米海軍駆逐艦とフィリピン船籍コンテナ船の衝突事故が発生し、その影響で放送が延期に。ところが先日の放送を直前にまたしても海軍が事故を起こして放送の危機。不思議なほどネタに事欠かない作品です。
大味もいいところの映画なのでボンクラ映画スキーの間でも好みが分れたりする1本ですが、「バトルシッパー」と呼ばれる熱狂的なファンを獲得し地上波放送に絡んでTwitterなどSNSで盛り上がれるところなどどこか「コマンドー」と似たような立ち位置を獲得しつつありますね。

こんばんは、小島@監督です。
名画、ともまた違いますが意外とこういう不思議な愛され方をする映画もなかなか出てこないもの。忘れた頃にまたフイッと現れてほしいものですね。

さて、今回は映画館の話。と言っても既にこのブログでも何度も上映作品を取り上げている所ですが。
JR名古屋駅太閤通り口から歩いて2~3分。ビックカメラ近くの小さなビルの1階にあるミニシアター、そう「シネマスコーレ」です。
映画館自体の概要も私のブログの5月15日の回「劇場版シネマ狂想曲~名古屋映画館革命」の回で紹介しているのでそちらを参照してください。

で、このシネマスコーレ、足を運んだことのある方でもご存知ない方が結構いらっしゃるのでは、と思われるトピックがありまして、それは独立系ミニシアターとしては極めて珍しいことに何と3D映画の上映が可能なのです。
導入は2012年。「フラッシュバックメモリーズ3D」(監督松江哲明)と言う映画を上映する際、監督の親交のある副支配人坪井篤史が監督の意図通りに上映したいという熱意の元、そのたった1本の映画のために導入されました。その後いくつかの作品で3D上映が行われましたが基本的に常時3D作品を上映するわけではなく特別企画扱いのためなかなか鑑賞の機会に巡り会えず、今回ようやくそれが叶いました。
シネマスコーレの3Dは、元来それを上映するために設計されていないところに3Dのシステムを入れ込んでいるので一般的なシネコンとは少し見え方が違います。今回最後列の座席から観てみたのですが、噂に聞く通り最前列や2列目の人の頭を越えて映像が飛び出してくる瞬間があります。かなり新鮮な、それでいてどこか懐かしい感覚で、昔赤と青の2色セロハンの眼鏡で立体感を出す「オバケのQ太郎」の短編アニメ映画を観た事がありますがそれをフッと思い出しました。ついでに言えば3Dで観るには近過ぎる最前列ではどんな風に見えるのか、興味が湧きますね。


因みに今回観たのは「ピラニア3D」、2010年に製作された作品で監督は「ミラーズ」や「マニアック」などホラー映画を主に手掛けるアレクサンドル・アジャ。突発した地震により発生した地割れによって地底湖に眠っていた絶滅したはずのピラニアの祖先が蘇り、観光シーズンの到来を迎え賑わうヴィクトリア湖畔に集まった人間たちを襲うという内容の、早い話がB級モンスター映画です。
水着姿のおねーさんたちや頭の悪そうな男たちが次から次へと襲われ、しかも結構盛大に血しぶきが飛び交うエロとグロとバカ満載の正直品の良い作品ではない(というより意図的にそう撮っている)のですが、何故かエリザベス・シュー、リチャード・ドレイファス、クリストファー・ロイド、ヴィング・レイムス、イーライ・ロスとキャスト陣が超豪華。ついでに言うと吹替えも三石琴乃、小山力也、東地宏樹、櫻井孝宏、坂本真綾、釘宮理恵、田村ゆかりとこちらも超豪華。
クライマックス、湖畔のフェスタに集った人々が大挙したピラニアに襲われてゆくシーンは大量のアイディアを惜しげも無くハイペースで畳みかける阿鼻叫喚ぶりがなかなかの迫力です。
真面目に観るには頭が痛くなるけれど、全て「そういうもの」と割り切って楽しむならかなり楽しいタイプの作品で、そういう意味では大人な楽しみ方を要求してくる映画です。私としてもたまに観る分には楽しいけど、こういうのばっかり観たいワケじゃないっす(笑)

なお、ちゃっかり「ピラニア・リターンズ」なる続編もあり、実はそれも今回の企画上映「スコーレ夏のぶっとび3D☆祭り」のラインナップの一つだったりします。このピラニア2作と「ファイナルデッドサーキット3D」(2009年製作。監督デビッド・リチャード・エリス)の3本が2~3日交替で今月15日までレイトショー上映しています。どれも良い感じに人がホイホイ死ぬスプラッターな作品なのでアレですが、普段とちょっぴり違う映像体験を楽しんでみたい方はこの機会にどうぞ。



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リチャード By レイ
ドレイファスはやっぱり海洋学者役ですか?
DATE : 2017/09/18(Mon)02:30:13 EDIT
無題 By 小島@監督
>レイさん
実は学者なのはクリストファー・ロイドの方でリチャード・ドレイファスはなんと趣味で釣りを楽しんでるだけのただの街のご老人なのです(笑)
DATE : 2017/09/18(Mon)21:20:11 EDIT
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