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ちゅうカラぶろぐ


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かときちさんのブログにありましたが、常滑イオン敷地内にある「シーサイドサーキット」に行ってきました。
一応、私が企画者ですよ?(・_・;

鈴鹿サーキットのカートがなくなると知ってから、なくなるまでに代わりに遊べる場所はないか?と探していて、シーサイドサーキットはそのうちの1つでした。
当時は、鈴鹿に比べると、難易度が高くなくって落胆されそうなんで、カートで遊んでいた方々には薦めてなかったんですが、久々にやってみると、当時より難易度が上がっているような?
腕が落ちたか、はたまたコロナ太りの影響か?(笑)

何はともあれ、これならそれなりに楽しめそう!と思ったので、よかったですヽ(´ー`)ノ

で、当時はなかった「上」のランクのカートが追加されていましたので、興味は湧きましたが、使用には指定のタイムを下回る必要がありました。
ですが、さすが鈴鹿を走りまくったヤツら。全員規定タイムはクリアしました!

で、今回は私とかときちさんの2人だけで、走ったわけですが、まー別世界。
速くなった分、コース攻略も変化して楽しさが段違いに上がりました(´∇`)

これはむしろ、遊んでほしい!と思った次第で。
条件のひとつに「カート以外でも楽しめる」というのがあったので、そこはさすがのイオン。特に食事については選びたい放題ですね。

というわけで、カラオケもままならない状況ではありますが、メンバーと一緒に遊んできました。
スポットイベントという、カラオケ以外で遊びにいく企画をいくつかやっていましたが、歌会がとまる前は、ずいぶんと少なくなっていた気がします。

歌会のような大人数というのは難しいですが、少ないながらも楽しめる遊びをメンバーたちと楽しめたらな。と思います。
せっかく交流できる場があるので、楽しんでいきましょう(*゚▽゚)ノ

あ。コロナ対策を気にしないとは言ってないですからね?安全、安心第一!

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昨日開催された「ウマ娘3rdEVENT WINNING DREAM STAGE」Day2の配信を鑑賞しました。初期から応援していた人たちが身近に何人もいるので何となく意外に思われるかもしれませんが、ウマ娘のイベントをちゃんと観てみたのは初めてです。実はアニメ見始めたのも今年に入ってからだったりするのですよ。好評のゲームとアニメの勢いそのままのボルテージ高いステージを満喫。自宅のモニターでの鑑賞なのがもどかしいくらいでした。

 こんばんは、小島@監督です。
 一度現地で観てみたいですね。あとコール入れたいですね!

 さて、今回の映画は「フリー・ガイ」です。

 「フリー・シティ」、それはルール無用のオンラインゲーム。プレイヤーは「サングラス族」と呼ばれるサングラスをかけたアバターを操作しゲームの中で自由に行動できる。プレイヤーは街の中で銃撃戦を行い、銀行強盗を働き、無法であるだけよりレベルアップできるのだ。
 平凡な銀行員のNPCであるガイ(ライアン・レイノルズ)は、毎朝決まった時間に目を覚まし、同じコーヒーを注文し、銀行に出勤しては何度も強盗に遭う毎日を送っていた。ある日、ガイは「モロトフ・ガール」ミリー(ジョディ・サマー)というミステリアスなサングラス族の女性に一目惚れしてしまう。そのことを親友のバディ(リル・レル・ハウリー)に話すが、「サングラス族は同じサングラス族しか相手にしない」と一笑に付されてしまう。そんな折、いつものように銀行強盗の襲撃を受けたガイは意を決して反撃に出、サングラスを奪い取ることに成功する。それを掛けてみたガイは、目の前に驚くべき世界が広がるのを目撃した!

 いや、コレは面白い!!
 自分の役割だけをこなし続けてきたNPCつまりモブキャラが自分の人生を生きようと奮闘します。現実と虚構の境界にメタ的な構造を持つ映画と言えば近年では「LEGOムービー」(2014年)という作品がありますが、「作りこまれた世界観の中で生きてきた男がそこからの脱出を図る」という点で傑作と誉れ高い「トゥルーマン・ショー」(1998年)を彷彿とさせる部分もあります。監督は「ナイト・ミュージアム」や「リアル・スティール」手掛けたショーン・レヴィが務めました。

 物語の軸は2つ。1つは恋心をきっかけに自分の役割を逸脱して1つの人格として成長していくガイの冒険、もう1つはかつてパートナー・キーズ(ジョー・キーリー)と共に製作したシステムがゲーム内で盗用されているとしてゲームの中でその証拠を探すため活動するミリー、この2つが実に有機的に絡み合います。更にガイは自身がゲーム内のモブキャラであることを知りません。だからガイが役割を逸脱し始めた時、誰もガイがNPCであることに気づきません。しかしガイの起こす行動は、やがて世界(ゲーム)のルールを変え、プレイヤーたちの意識をも変えていくことになります。この二重世界の設定が作品を実に味わい深いものにしています。そして単なるファンタジーではなく「ゲーム」と「現実」という観客がイメージしやすいファクターにしてあることも功を奏していると言えるでしょう。

 もちろん単にコメディ色の強いエンターテインメントとして観ても楽しさ満載。配給元の20世紀FOXが製作途中でディズニー傘下となったからか、クライマックスでは贅沢なクロスオーバーが実現したりしています。このお祭り感はさすがハリウッド。

 ただの「背景」でしかなかった者たちに意識を向けられるようになる、それは極端に言えば想像力の喚起です。作中に登場する悪役であるアントワン(タイカ・ワイティティ)はそれが決定的に欠如したキャラクターとして登場しているのが象徴的です。
 上手く戯画化された明るい作風の中に骨太なテーマと現実への風刺が見える、心底楽しくそして考えさせられる極めて優れた作品に仕上がっています。
 緊急事態宣言が続き、外出もはばかられる状況が続く中も響き、評価の割に興行成績はなかなか芳しくないようですが、心底楽しい一本です。映画館で鑑賞するのにもまた心理的ハードルが高くなってる昨今ですが、是非多くの方に観て頂きたい、そして日頃の憂さを一刻忘れさせてくれる楽しさを満喫して欲しいですね。

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すっかり新型コロナウイルス感染率増加の対応での、
『緊急事態宣言』なんて初期の格闘ゲームにおける、
『投げハメ禁止』みたいなできることなら守って的状況。

そして日本ではワクチン接種が完了している人口が、
約4割くらいとの状況で、それでも感染率なのは、
本当に感染対策に次のステップが必要ではと思います。

とは言っても、今回ばかりは本当に何をしていいのか。
もうすぐコロナ騒動から丸2年が経とうとしていますね。

日本企業、研究機関の頑張りに期待しています!



さて、久しぶりにレーシングカートに乗ってきまきた。

以前は鈴鹿サーキット併設のところに通っていましたが、
そこが約2年前にカートの営業をやめてしまったので、
それ以来、カートから遠ざかってしまっていました。

そんな中、常滑イオンにもカートが併設されているので、
今週末、そこで走ってみようかということになりました。
実はあるのは知っていたのですが敬遠していたのですよね。

なんとなく鈴鹿サーキットはカーレースのお膝元であり、
やっぱりカートも本格的だったので夢中になりました。

ですがイオン併設となると、例えば激辛料理とは言っても、
チェーン店の激辛は生温いと言ったようなイメージで、
なんとなくファミリー向けと決めつけていたのです。

ですのでカートでのタイムアタックもなんとなく、
盛り上がらない気がして、敬遠していたのですよね。

そして実際に行ってみると、思いがけず全然本格的です。
カート自体もパワーもあって、コースを攻めるにも、
自分で捻じ伏せるチャレンジも充分に楽しめそうで満足。

少なからず経験者なのでガンガンとコースを攻めて、
少しでもタイムを縮めようとアタックしていたのですが、
ここで思いがけず攻め過ぎてコースサイドに激突。

想像以上の衝撃に背中きら脇腹に強烈な打身に息が詰まり、
これを書いているあいだも打ったところが痛くて、
動くのも辛いくらいの大ダメージを負ってしまいました。

これからまたカートが楽しめそうというところで、
思いがけずのアクシデントで水を差された感じです。

それでもこれから楽しめる場所ができたのは収穫でした。
もうちょっと涼しくなったら、行ってみたいと思います。



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なんと今回で500回目の更新になります。500回て!もちろん今年に入ったあたりから「500回目は到達しよう」と意識はするようになりましたが、良くまぁここまで来たものだと自分自身に感心します。
 9年半やってきて個人的に思い入れのあるものだったり撮った監督本人や主演俳優の方からリアクション頂けて驚いたものとかもあるのですが、「書いてみたら思いがけずたくさんリアクションを頂いたもの」というのもあります。その最たる回が「テラフォーマーズ」。かなりいろんな方にお褒めの言葉を頂いたりネタにして頂きました(笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 これだけ長期にわたりこんな文章を書ける場が続いてくれたことにも感謝。なかなか歌会とはいかない状況が続いていますが、これからも続けられる限りは続けていきますよ。

 そして今日も通常営業。今回の映画は「僕のヒーローアカデミア ワールドヒーローズミッション」です。

 人類の8割が何らかの「個性」を持って生まれてくる「超人社会」、しかしその中には世代を経るごとに深く混ざり合った「個性」がやがて人類を滅亡に導くとする思想「個性終末論」を掲げる者たちもいた。世界中の「個性」保持者の殲滅を目論むカルト集団「ヒューマライズ」が不穏な動きをしていることを掴んだ世界中のヒーローたちが招集され、解決のための「世界選抜ヒーローチーム」が結成された。ナンバー1ヒーロー・エンデヴァー(声・稲田徹)の下でインターン活動をしていた緑谷出久(声・山下大輝)、爆豪勝己(声・岡本信彦)、轟焦凍(声・梶裕貴)の3人はエンデヴァーと共にオセオン国に派遣されていた。ヒューマライズの本部と目される場所への郷愁を試みる出久達だったが…

 TVシリーズも5期目を数え、原作コミックと共に世界的な人気を獲得しつつある「ヒロアカ」、その第3作目となる劇場版がサマーシーズンの顔の一つとして現在公開中です。前作「ヒーローズ:ライジング」は孤立無援となった孤島で自分たちとは格上のヴィランと死闘を繰り広げる1年A組のチームワークに主眼が置かれた作品となっていましたが、今作では「ワールドヒーローズミッション」のタイトル通りに世界中に散らばって戦う彼らの活躍が描かれます。なお、似たようなタイトルの古今東西の英雄がタイムスリップして戦う格闘ゲームが昔ありましたがそれとは一切関係がありません(笑)

 今作で3作目となる劇場版ヒロアカの魅力は、偏に「出し惜しみしないアイディアのボリューム」と「それをスクリーン映えする画にしてしまうハイアベレージな作画カロリー」にあります。「ただ観ているだけ」がとても楽しいのです。一見簡単なことに見えますがこれがなかなか難しい。「ヒロアカ」という作品自体に勢いがあるということの証拠でもあるでしょう。今後更に作を重ねて行ったならいずれ連作障害が避けて通れなくなるのかもしれませんが、そんな先の心配はひとまず置いておきましょう。

 今作を味わい深いものにしているのがゲストキャラクターのロディ(声・吉沢亮)の存在です。基本的に雄英学園の生徒たちは夢に向かって突き進む高いモチベーションの持ち主ですがこのロディはその境遇とある事件の影響から「夢を見る」ということに見切りをつけ、どこか擦れた立ち振る舞いで世の中と向き合っています。そんなロディと出久があろうことか事件の容疑者となってしまい2人して逃亡者となるのが今作の柱の一つになっています。世界規模の事件が起きている一方で、非常にパーソナルなバディムービーを物語の肝に持ってきているのがポイントです。
 更にロディ役吉沢亮の演技も素晴らしいの一言です。1作目「2人の英雄」でゲスト声優を務めた志田未来もそうでしたが、元々の演技力の高さに加えて「アニメの声優」というものに対しリスペクトを抱いてくれて研究をしているのではないでしょうか。はっきり言って他の本職の声優たちとも遜色がないレベルになっています。私も声優は基本的に本職に任せて欲しいと思っている口ではありますが、ここまでやれる人が出てくると声優の方もうかうかしてはいられないでしょう。
 それはそれとしてもう一つ声の話をすると、今作ではかなり思いがけないところに林原めぐみが出演しています。エンドクレジットでその名前を確認するまで全く気付きませんでした。ゲスト声優の演技に驚く一方で芸達者なベテランの真骨頂も楽しめる1本になっています。

 総じて非常に満足度の高い1本。「僕のヒーローアカデミア」アニメスタッフが出せる全身全霊が凝縮された作品に仕上がっています。今週末から4DX版、MX-4D版の上映も開始されますし、何かと暗い話題の続く昨今ですが、2時間憂き世を忘れてみてはいかがでしょう。

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コロナ禍になってから夜のちょっとした時間を使って、
ドライブに行くのを楽しむようになってきました。

県を跨ぐまではしませんが、普段生活する圏内を外れ、
見たことの無い道を走るのが、結構楽しかったりします。

夜になってちょっと車の往来が少なくなったきた道を、
フラっと立ち寄るコンビニで買ったコーヒーを飲みつつ、
ドライブするのも、これはこれでいい感じですね。

ただこれをやってしまうと寝るのが遅くなってしまうのが、
夜のドライブの難点だったりするのですけどね。



さて、快傑ズバットという古い特撮が好きなのですが、
久しぶりに作品を観ていると、ある話の冒頭部分で、
おじさんが写真に映った子供を探している描写があった。

おじさんが、川辺にいる子供に写真を見せながら、
「この写真に映った女の子を知らないか?」と聞くと、
子供はその写真の女の子をどうやら知っているらしく、
「ボートに乗って川で遊んでいるよ。」と答えます。

おじさんと子供が川に浮かんだボートを見るや否や、
そのボートが乗った子供ともろとも大爆発をします。

久しぶりに観たズバットですがこんな描写があったか?と、
あまりの残酷表現に驚きまくってしまいました。

どうやらその回の話は女の子が連続殺人される話で、
場面によっては血まみれの女の子の死体が描写されます。

・・・よくこんなの当時放送してたな。

女の子の死体の他にも、結構リンチ描写等ありますし、
本当に今だったら絶対にダメな表現のオンパレードです。

ただ、行きすぎる表現はもちろんダメだとは思いますが、
この表現こそがエンターテイメントの面白さだと思います。
昔は暴力、エロなどの描写は信じられない過激さでした。

近年はテレビが視聴者のクレームを恐れるあまりに、
当たり障りのない単調な番組が増えてしまいました。

そのクレームを無視すればスポンサーに飛び火するので、
今ではすべての表現がマイルドになってきてしまい、
ただ、ひな壇に並んだ芸人が雑談する番組の多いこと。

ちょっと過激な事があるとすぐ炎上してしまう昨今ですが、
クレームを入れれば入れるほどエンターテイメントは、
つまらない方に傾いてしまうことは念頭にしたいですね。

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眠い目をこすりながら書いていた文面は、朝起きたら自動ログアウトしてたとさ♪…チクショー!

『東京喰種』一気観した。

『四月は君の嘘』も久々にみたけど、「花江夏樹」が出てる作品に好きなのが多いなぁって思った事、今やってる『月が導く異世界道中』も面白いよ!

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』配信開始したけど、なんか心の準備がいるから、今だ観てない。

って、内容でした。サザエさんみたいだなw

文字に起こすよりしゃべりたいよー
では、来週こそちゃんと書きますm(__)m

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お盆休みの真っ只中にこの長雨。中央線は土砂が流入して運転見合わせになり、中央道も通行止め、国道19号線も寸断されたり交通規制されたりする箇所が出てきたりでほとんど数日家から出られない状況が続きました。
 一晩帰宅困難者になったというのは経験ありますが、数日にわたり自宅避難状態はあまり経験ありません。自宅が流されたり潰されたりしたわけでないだけまだマシというところではありますが。

 こんばんは、小島@監督です。
 結局今日になっても中央線が運休のままなので出社できないから休みにした、という異様な状況に今なっています。

 さて、今回の映画は「劇場版少女☆歌劇 レヴュースタァライト」です。

 国内最高峰の演劇学校・聖翔音楽学園。その99期生達は卒業を控え皆それぞれの進路を模索していた。ある者は国内の歌劇団へ、ある者はスカウトを受け海外の劇団へ、またある者は大学への進学を志した。そんな中、愛城華恋(声・小山百代)は自身の進路を決めきれないでいた。
 ある時、職場見学の一環として99期生のメンバーたちは国立歌劇団の公演に招かれた。劇場へ向かう途中、地下鉄の行き先が変わる。それは、選ばれた舞台少女たちが「トップスタァ」への座を賭けて戦う「レヴュー」の幕が再び開いたことを意味していた。

 アニメの企画も多種多様になってきた昨今、声優がステージに立つことを前提とした作品も珍しくなくなってきました。この「レヴュースタァライト」もミュージカルとアニメを連動させ、まずミュージカルを原作としてアニメ化された作品だそうです。アニメ作品としては2018年にTVシリーズが製作され、そのTVシリーズに新規シーンを加えて再構成した劇場版「ロンド・ロンド・ロンド」が昨年8月に公開。それらの続編となる完全新作の劇場版が今作となります。実はTVシリーズから何から全く観た事が無かったのですが、数人から強くお薦めされ、また各所からかなりの好評が聞こえてきたのに興味が湧き、上映終了ギリギリに観に行ってきました。

 なるほど作劇のスタイルが他とは一線を画す作品です。物語としてはつまるところTVシリーズなどを通して築かれた人間関係に一つの区切りを付けていくに過ぎないのですが、その見せ方が特徴的です。舞台を原作とするからか、特に「レヴュー」のシーンではかなり光源が強めのショットが多用されたり映り込む背景なども舞台装置として機能させたりとトリッキーさが目立ちます。音楽面も事前発注する従来の形式ではなくシーンに合わせて作曲する手法を採っておりそのシンクロぶりは目を見張るものがあります。
 非常にアバンギャルドな雰囲気の作品で、同じアニメに類例を求めるなら1997年に放送されその後劇場版も製作された「少女革命ウテナ」が近いところにあるように思えます。あるいは前衛演劇集団「天井桟敷」を率いていた寺山修司作品を思い起こさせるとも言えましょうか。「ウテナ」自体寺山修司への影響が見受けられる作品ですし、映像作品においてある種の行き詰まりから作品ごと脱却しようと試みる時、行き着いてしまうのはそこなのかもしれません。その「ウテナ」ももう20年以上前になりますし、この「レヴュースタァライト」に強い未見性を感じる方が多いのも頷けますね。 
 日本のアニメの面白いところは、こういう前衛的な作品がミニシアターで片隅に上映されるのではなくシネコンを中心にそれなりに大きな規模で、アニメ市場において比較的メインストリームに近いポジションで公開されることがあるところにもその特異性が見受けられると言えるでしょう。

 ベースが歌劇である分歌曲だけでなく全体のサウンドデザインにもこだわりを見せており、「ガールズ&パンツァー」が音響で観る楽しみを切り拓いたのを追従するように、これもまたスクリーンでの音響の違いで見え方が変わってくるタイプの作品でしょう。大半のところでロードショーが終了してしまっていますが、今後も企画上映などで度々リバイバルされることになるのではないでしょうか。あるいは十数年後に時代の異端児として回顧上映がされたりするかもしれません。「映画館で観た方が楽しい」部類の作品です。昨今の情勢では難しいでしょうが多分応援上映とかやれたら一層楽しめる気がします。近くの映画館で上映されていたら、トライしてみてはいかがでしょう。

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