ちゅうカラぶろぐ


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少しずつ冬の新番組もスタート。
「ラブライブ!」の賑やかな感じや「ビビッドレッドオペレーション」の正統派娯楽作品な感じも良かったですが、ダークホースというか、全く予想だにしないところから凄いのが出てきました。
それは「琴浦さん」!「人の心が読めてしまう琴浦さんと彼女にひかれる真鍋くんが繰り広げるラブコメディー」という謳い文句だったんですが、プロローグの10分間、人の心が読めてしまう為に友人も両親も失っていく琴浦さんの10数年を嫌らしいまでに丹念に描き出していてこの上なくエグイ。そしてそうであるが故に琴浦さんに全く物怖じしない真鍋くんの登場シーンがこの上なく鮮烈に映る演出に脱帽。

こんばんは、小島@監督です。
1話の印象が凄すぎてむしろ2話以降が不安。

さて、今回の映画は一昨年放送されたTVシリーズの劇場版「青の祓魔師 劇場版」です。

11年ぶりの大きな祭りを目前に活気に満ちる正十字学園町。その陰で祓魔師達は総出で悪魔の退治に奔走していた。
燐(岡本信彦)と弟の雪男(福山潤)、しえみ(花澤香奈)は幽霊列車の討伐の命を受けるが、燐は幽霊列車に囚われた魂たちを救おうとするあまり幽霊列車を取り逃がしたばかりか、悪魔を封じ込めた古い祠まで壊してしまう。
責任を取るため、燐は祠から解放されてしまった悪魔を監視する(面倒を見る)ことになる。記憶を失くし幼子の様なその悪魔(釘宮理恵)を燐は「うさ麻呂」と名付けるのだった。燐とうさ麻呂は初めこそ衝突するものの次第に打ち解けるようになっていく。
祭りが滞りなく進むように思われたある時、祓魔師達の間に奇妙な状況が発生し始め、指揮系統がズタズタにされる事件が発生する。その原因がうさ麻呂にあると看破した台湾支部から派遣された祓魔師・リュウ(木内秀信)はうさ麻呂を討伐に向かうのだった。

予告編を観てある程度物語の想像がついた方もいるでしょう。実際その通りの話です(笑)。
劇場版とは言うものの物語のスケールは小さくまとまっているのでTVシリーズの1エピソードでも通用しそうな感じです。それを「みみっちくてつまらない」と感じるか「ウェルメードにできている」と感じられるかで評価が分かれるところでもあります。

ですが、それでも「悪くない」と思えるのは圧倒的ともいえる美麗にして精緻な背景美術。「鉄コン筋クリート」などで知られるSTUDIO 4℃が担当した祭りの賑やかさ・華々しさを演出するその美術は、和風でもあり中華風でもありどこかゴシック調でもあるまさに「無国籍」な猥雑さに満ちた、しかも立体感に溢れたビジュアルで表現しています。
クライマックスまで物語のボルテージに合わせてどんどん壮麗になっていきながら、全てが雪の白さで覆われどこか寂しげに見えるエピローグも絶品です。
この美術はさすがにアニメならではで、スクリーンでの一見の価値ありです。

また、この美術に負けじと要所要所で見せるハッタリの効いたアクション作画も良く、TVシリーズよりスケールアップされた澤野弘之の音楽も物語の感情を引き立てる印象的なスコアが多く魅力的です。

あと個人的にちょっとツボったのが女性キャラ達。
何故か皆揃いも揃ってニーハイやタイツなど絶対領域を強調するコスチュームで、しえみのふとましい感じや出雲のすらっとした感じまで十人十色のフトモモを堪能できるフトモモアニメで、正直そっちに目が行ってしまうシーンもしばしばでした。良いだろ、別に!男の子だもん(笑)!

「青の祓魔師 劇場版」はこの作品のファンは勿論、見事な美術を堪能したい人と年末年始の大作攻勢に疲れ気味な目と体にはちょうどいい、上映時間(88分)も物語もコンパクトな作品です。気楽に楽しめるという点ではなかなかなので興味ある方は映画館へ足を運んでみてはいかがでしょう。

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おかしかった By レイ
 Hな妄想でその場を離れようとする琴浦さんを引き留めたシーンがツボに入りました。
DATE : 2013/01/16(Wed)04:29:04 EDIT
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