先日所用で車を走らせていたらパトカーに追われ呼び止められる事態に。バカな!?スピードは制限速度だが!?と思っていたら降りて来た警官から、
「ブレーキランプが両方とも点いてません」
とこれまた予想外の一言が。2日ほど前に見た時は点いていたはずなのに確かにペダルを押しても両方とも点かない。あまり私が素のリアクションをしたので故意でないことが直ぐに納得してもらえたものの、しっかり罰金と「1点」が付いてしまう羽目に。幸い馴染みの整備士の方に依頼したらその日の内に修理してもらえたのでそれ以上の大事にはならずに済みました。
こんばんは、小島@監督です。
罰金は痛いですが言うてもし国道や高速道路だと下手すると大事故に繋がりかねない話だったのでその程度で済んだだけ良かったとしておこう。皆さんもマイカーの点検はちゃんとしましょう。
さて、今回の映画は「クジラに落ちた男」です。
大学生のジェイ(オースティン・エイブラムス)は、父ミット(ジョシュ・ブローリン)の死後もわだかまりが消えず、1年を経ても墓参りに行けていない。末期癌に侵されていたミットは病院で死ぬことを良しとせず、海に飛び込み自殺した。まだ遺体は発見されず、そのため空の棺桶が埋葬されていた。父との確執が心に棘として残るジェイには、まだミットが書き残した遺書すら読めないでいる。
ある朝、父の遺体を捜索するためにジェイは1人で海へ潜った。しかし海中でダイオウイカを捕食しようとするマッコウクジラと遭遇。必死になって逃げようとするが、ダイオウイカともどもクジラの中に呑み込まれてしまう。
今年10月、主演映画が立て続けに2本公開された俳優がいます。彼の名はオースティン・エイブラムス。「バイオハザード」でラクーンシティでゾンビや触手モンスターから逃げ回ったエイブラムス君、今度は海でクジラに呑み込まれまたしても絶体絶命の目に遭います。どちらもプロットとしては一本道のワンシチュエーションサバイバルというのも面白いところ。
最初はもっとパニックホラー寄りの作品と思っていたのですが、実際観ると思いのほか文学的な薫り高い作品です。「クジラに呑み込まれる」という初っ端からエグい状況に陥るジェイ。食道の奥に引っかかるものの、奥に進めば胃袋の胃酸に溶かされてしまって終わり。口から出ようとしても収縮する喉の筋肉に押し戻されてしまう。酸素ボンベの残りは1時間しかない。何なら一緒に呑み込まれたダイオウイカも襲ってくる。酸素残量も心配だが時に3,000mも潜ると言われるマッコウクジラの潜行が始まったら水圧で何があっても助からない。どう見ても「詰み」。しかしここからサバイバルが始まります。
成すすべもないような状況でジェイの背中を押すのは、あまりに厳しかったが故に反目を繰り返し結局喧嘩別れになったまま死別した父ミットの教え。まるで走馬灯のような追憶と共にジェイは海で生き延びるために父が全てを教えてくれていたことに気づくのです。
やがてジェイはクジラに亡き父を見るようになって行きます。極限状況は同時に和解もできぬまま死別した父との最後の挑戦と対話の時でもあった、という構図に物語としての深みと渋みがあります。ワンシチュエーションスリラーはそれ自体を楽しむためにソリッドでハイテンションになっているものも多いですが、こういう味わいも良いですね。
ところでこの「クジラに呑み込まれる」というシチュエーション、ザトウクジラのようなヒゲクジラ類は巨体の割に食道が細く人間は大き過ぎて飲み込めずに吐き出されるとか。ただ、今作のマッコウクジラのようなハクジラ類なら「あり得なくはない」そうで、海の恐ろしさを感じますね。
それにしても主演のオースティン・エイブラムス君、これと言い「バイオハザード」と言いどうも世の映像作家たちに「極限状況に陥った一般人」をやらせたら右に出る者はいないと思われてる節があります。そんなエイブラムス君、次は「エイリアン」シリーズの新作からお声がかかっているとか。彼に安息の日は来るのでしょうか(笑)
「ブレーキランプが両方とも点いてません」
とこれまた予想外の一言が。2日ほど前に見た時は点いていたはずなのに確かにペダルを押しても両方とも点かない。あまり私が素のリアクションをしたので故意でないことが直ぐに納得してもらえたものの、しっかり罰金と「1点」が付いてしまう羽目に。幸い馴染みの整備士の方に依頼したらその日の内に修理してもらえたのでそれ以上の大事にはならずに済みました。
こんばんは、小島@監督です。
罰金は痛いですが言うてもし国道や高速道路だと下手すると大事故に繋がりかねない話だったのでその程度で済んだだけ良かったとしておこう。皆さんもマイカーの点検はちゃんとしましょう。
さて、今回の映画は「クジラに落ちた男」です。
大学生のジェイ(オースティン・エイブラムス)は、父ミット(ジョシュ・ブローリン)の死後もわだかまりが消えず、1年を経ても墓参りに行けていない。末期癌に侵されていたミットは病院で死ぬことを良しとせず、海に飛び込み自殺した。まだ遺体は発見されず、そのため空の棺桶が埋葬されていた。父との確執が心に棘として残るジェイには、まだミットが書き残した遺書すら読めないでいる。
ある朝、父の遺体を捜索するためにジェイは1人で海へ潜った。しかし海中でダイオウイカを捕食しようとするマッコウクジラと遭遇。必死になって逃げようとするが、ダイオウイカともどもクジラの中に呑み込まれてしまう。
今年10月、主演映画が立て続けに2本公開された俳優がいます。彼の名はオースティン・エイブラムス。「バイオハザード」でラクーンシティでゾンビや触手モンスターから逃げ回ったエイブラムス君、今度は海でクジラに呑み込まれまたしても絶体絶命の目に遭います。どちらもプロットとしては一本道のワンシチュエーションサバイバルというのも面白いところ。
最初はもっとパニックホラー寄りの作品と思っていたのですが、実際観ると思いのほか文学的な薫り高い作品です。「クジラに呑み込まれる」という初っ端からエグい状況に陥るジェイ。食道の奥に引っかかるものの、奥に進めば胃袋の胃酸に溶かされてしまって終わり。口から出ようとしても収縮する喉の筋肉に押し戻されてしまう。酸素ボンベの残りは1時間しかない。何なら一緒に呑み込まれたダイオウイカも襲ってくる。酸素残量も心配だが時に3,000mも潜ると言われるマッコウクジラの潜行が始まったら水圧で何があっても助からない。どう見ても「詰み」。しかしここからサバイバルが始まります。
成すすべもないような状況でジェイの背中を押すのは、あまりに厳しかったが故に反目を繰り返し結局喧嘩別れになったまま死別した父ミットの教え。まるで走馬灯のような追憶と共にジェイは海で生き延びるために父が全てを教えてくれていたことに気づくのです。
やがてジェイはクジラに亡き父を見るようになって行きます。極限状況は同時に和解もできぬまま死別した父との最後の挑戦と対話の時でもあった、という構図に物語としての深みと渋みがあります。ワンシチュエーションスリラーはそれ自体を楽しむためにソリッドでハイテンションになっているものも多いですが、こういう味わいも良いですね。
ところでこの「クジラに呑み込まれる」というシチュエーション、ザトウクジラのようなヒゲクジラ類は巨体の割に食道が細く人間は大き過ぎて飲み込めずに吐き出されるとか。ただ、今作のマッコウクジラのようなハクジラ類なら「あり得なくはない」そうで、海の恐ろしさを感じますね。
それにしても主演のオースティン・エイブラムス君、これと言い「バイオハザード」と言いどうも世の映像作家たちに「極限状況に陥った一般人」をやらせたら右に出る者はいないと思われてる節があります。そんなエイブラムス君、次は「エイリアン」シリーズの新作からお声がかかっているとか。彼に安息の日は来るのでしょうか(笑)
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