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ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
 今回、前夜から当日の朝にかけて複数の予期せぬ用件が降りかかってしまい、それらへの対応を余儀なくされて集合時間に間に合わせられなかったのが残念でしたが、何だかんだたくさん歌えたり色々と喋れたので満足。でもやっぱり最初から参加したかった(苦笑)

 こんばんは、小島@監督です。
 それはそれとして今回は「曲を入れたけどド忘れしてしまったのでできたら誰か代わりに歌って欲しい」とスナックみたいな突発イベントが発生したこと。知ってる曲で良かった(笑)

 さて、今回の映画は「ディスクロージャー・デイ」です。

 核戦争を予見させるような緊迫したニュースが流れてくる中、サイバーセキュリティのスペシャリストであるダニエル(ジョシュ・オコナー)は恋人のジェーン(イヴ・ヒューソン)と共に勤務先であるワーデックス社から機密情報を持ち出そうとしていた。
 一方、カンザスシティでお天気キャスターを務めるマーガレット(エミリー・ブラント)は、ある朝窓から迷い込んできた赤い小鳥を見た瞬間、「啓示」を受ける。これまでに学んだことの無い言語を話し始め、他人の心が読める超能力までも身につけてしまった。
 ダニエルとマーガレット、接点の無いはずの2人はやがて大きな陰謀の渦に飲み込まれていく。

 半世紀に渡りハリウッドでトップを走り続ける巨匠スティーブン・スピルバーグ。1977年製作の「未知との遭遇」以降折に触れ度々異星人とのファーストコンタクトを描いて来ました。もっと言えば10代の頃に「FIRELIGHT」という実質的な初長編作があり、これも異星人の侵略を描いた作品だったことを思えばスピルバーグが生涯をかけて描きたいテーマなのかもしれません。もはや現代フォークロアの一つと言っても良い「ロズウェル事件」が1947年頃ですし、1946年生まれのスピルバーグにとっては身近な存在だったのかも。
 そして今またスピルバーグが新たなファーストコンタクトの映画を作り上げました。

 何故か日本でだけ公開が4ヶ月遅れたのでどれほどのものが来るのかと思えば、このご時世で珍しいくらいに直球の陰謀論をぶつけてくれる作品です。「ディスクロージャー・デイ」というタイトルがそのまま内容を指し示していてある意味でネタバレも何もあったものではない、と言えるでしょう。
 異星人を巡る陰謀をミステリアスに描く、という点では1990年代の名作で後継に多大な影響を与えたSFドラマ「X-ファイル」を彷彿とさせ、私なんかもそうですがこのノリが好きな人には堪らない逸品です。

 興味深く、また物語を味わい深くしてくれているのはダニエルの恋人ジェーンの存在です。彼女はダニエルと行動を共にしながらも情報開示の意義には懐疑的な態度を示します。かつて修道女だったというジェーンは地球外知的生命体の存在が明かされると人類は信仰を失ってしまうのではないかと言う危惧があります。多神教的な考え方が主流の日本人には分かりにくいところですが、だからこそ興味深い一面です。この懸念に対しどういう回答が映画では用意されているかも注目して欲しいところ。

 いささか手垢が付いたような題材なのに、しかしスピルバーグが練達かつ抜群のテリングと演出で見せてくれるので鑑賞中は何だかとても楽しめてしまう一本。そしてそんな映画を彩る劇伴を、何とジョン・ウィリアムズが手掛けています。1976年の「ジョーズ」から半世紀、なおも2人のコラボレーションの新作が観られるとは、それだけでも喜びに堪えません。しかしジョン・ウィリアムズも御年94歳、もう新作を観られる機会などそうは無いでしょう。往年のスピルバーグらしさが詰まった、原点回帰とも言える逸品、どうぞスクリーンで味わってみてください。

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