昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
なにぶん前回参加できなかったもので、そのフラストレーションを全力で発散させてもらいました。
初参加の方を含めどうやら水樹奈々好きの方々が集まったらしい部屋では物凄い良い盛り上がりを見せていたようで次は自分も混ざりたい(笑)
こんばんは、小島@監督です。
それにしてもじゃんけん大会でライブや映画のチケットが放出される場っていうのは、やっぱり凄いと思うんだ。
さて、今回の映画は昨日のじゃんけん大会でも前売券が賞品として出されました映画「ラブライブ!The School Idol Movie」です。
全国のスクールアイドルたちが集う大会「ラブライブ!」で優勝を果たしたμ’sのメンバー達。
春を迎え、にこ(声・徳井青空)、絵理(声・南條愛乃)、希(声・楠田亜衣奈)ら3年生メンバーの卒業を以てμ’sは活動を終了することを決めていたが、卒業式直後に一つの知らせがもたらされ彼女たちはアメリカに渡る事になるのだった。
もともとは電撃G'sマガジンでの読者参加型企画から始まった作品が2度のアニメシリーズやゲーム「スクールアイドルフェスティバル」のヒットを受けて遂に映画化。ライブイベントも大盛況ですし、この映画もゴールデンウィークや夏休みの間のあまり大作の並ばない空隙の時期とは言え2週連続で興収ランキングのトップに立つなど、人気の高さをうかがわせます。何ともイタイ行動を取るファンが妙に目立ってしまう事も含めて今最も勢いのあるコンテンツの一つと言って良いでしょう。
映画の方に話を戻すと、やはりアイドルを主軸にしているだけあってひたすらキャラクターを可愛らしく描き出す事に注力しているのが印象的。
TVシリーズでも数か所で用いられたミュージカル的手法をより大胆に使用し各学年でそれぞれ1曲ずつ披露する構成になっているのも楽しい上、前半と後半にそれぞれ用意されたクライマックスで使われる楽曲も良く、また歌曲以外のBGMも劇場公開を意識してか編成がより大きくなり上品なスコアを厚みのあるサウンドで堪能でき、音楽面では満点と言って良い出来栄えです。
反面物語は音楽やキャラの魅力、声優の演技に頼り切っている印象が拭えません。もともとTVシリーズの頃からラブライブの含意の少ない率直すぎるダイアローグがどうしても浅薄に感じられてしまうのがちょっぴり苦手で(それが良い方に働くことも多いから一概に悪いワケではないのですが)、逃げ場の無い映画館でそれが90分超続くのがいささかキツかったという個人的な相性の悪さを差し引いても、ちょっとストーリーに難ありと言わざるを得ません。
先に呈示されたシーンが伏線として後に活かされるということが少なく、どうしても多くのシーンで感慨が散発的なものになってしまっているため個々のシーンそれ自体は良いのに相乗効果というか、化学変化に欠けてしまうのが残念です。
それはTVシリーズからの繋がりにしても同じで、このような物語を紡ぐならTVシリーズでラブライブならではのキーワード「スクールアイドル」をもっと突き詰めておいてほしかったと思います。クライマックスは曲にしろ映像にしろシーンとしては最高なのですが、ここまでの積み上げが足りていないので100が150や200へと爆発していかないのが本当にもったいない、そういう印象を持ちました。
もっともそれらの部分も単に自分にとって相性が悪かっただけに過ぎないかもしれず、そもそも自分は最早メインターゲットからは外れていますしね。たまたま私の近くに座っていた大学生らしい方が鼻をすすっていたことを思えばラブライブという作品のありようとしてはきっとこれが正しいのでしょう。
もちろん単にキャラクターカワイイだけで楽しめる人には更に問題無く楽しめるハズ。私も「凛ちゃんが可愛かったからまぁ良いかな」と思わなくもなかったですし(凛ちゃん推し)
私個人の相性はさておき、ラブライブのファンの方はマストで押さえておくべき作品ではありましょうし、そうでない方にとっても今最も勢いのあるタイトルとはどんなものかを確かめてみるのもまた良き経験になるのではないかと思います。ひょっとしたら、新しい世界が広がるかもしれませんしね(笑)
なにぶん前回参加できなかったもので、そのフラストレーションを全力で発散させてもらいました。
初参加の方を含めどうやら水樹奈々好きの方々が集まったらしい部屋では物凄い良い盛り上がりを見せていたようで次は自分も混ざりたい(笑)
こんばんは、小島@監督です。
それにしてもじゃんけん大会でライブや映画のチケットが放出される場っていうのは、やっぱり凄いと思うんだ。
さて、今回の映画は昨日のじゃんけん大会でも前売券が賞品として出されました映画「ラブライブ!The School Idol Movie」です。
全国のスクールアイドルたちが集う大会「ラブライブ!」で優勝を果たしたμ’sのメンバー達。
春を迎え、にこ(声・徳井青空)、絵理(声・南條愛乃)、希(声・楠田亜衣奈)ら3年生メンバーの卒業を以てμ’sは活動を終了することを決めていたが、卒業式直後に一つの知らせがもたらされ彼女たちはアメリカに渡る事になるのだった。
もともとは電撃G'sマガジンでの読者参加型企画から始まった作品が2度のアニメシリーズやゲーム「スクールアイドルフェスティバル」のヒットを受けて遂に映画化。ライブイベントも大盛況ですし、この映画もゴールデンウィークや夏休みの間のあまり大作の並ばない空隙の時期とは言え2週連続で興収ランキングのトップに立つなど、人気の高さをうかがわせます。何ともイタイ行動を取るファンが妙に目立ってしまう事も含めて今最も勢いのあるコンテンツの一つと言って良いでしょう。
映画の方に話を戻すと、やはりアイドルを主軸にしているだけあってひたすらキャラクターを可愛らしく描き出す事に注力しているのが印象的。
TVシリーズでも数か所で用いられたミュージカル的手法をより大胆に使用し各学年でそれぞれ1曲ずつ披露する構成になっているのも楽しい上、前半と後半にそれぞれ用意されたクライマックスで使われる楽曲も良く、また歌曲以外のBGMも劇場公開を意識してか編成がより大きくなり上品なスコアを厚みのあるサウンドで堪能でき、音楽面では満点と言って良い出来栄えです。
反面物語は音楽やキャラの魅力、声優の演技に頼り切っている印象が拭えません。もともとTVシリーズの頃からラブライブの含意の少ない率直すぎるダイアローグがどうしても浅薄に感じられてしまうのがちょっぴり苦手で(それが良い方に働くことも多いから一概に悪いワケではないのですが)、逃げ場の無い映画館でそれが90分超続くのがいささかキツかったという個人的な相性の悪さを差し引いても、ちょっとストーリーに難ありと言わざるを得ません。
先に呈示されたシーンが伏線として後に活かされるということが少なく、どうしても多くのシーンで感慨が散発的なものになってしまっているため個々のシーンそれ自体は良いのに相乗効果というか、化学変化に欠けてしまうのが残念です。
それはTVシリーズからの繋がりにしても同じで、このような物語を紡ぐならTVシリーズでラブライブならではのキーワード「スクールアイドル」をもっと突き詰めておいてほしかったと思います。クライマックスは曲にしろ映像にしろシーンとしては最高なのですが、ここまでの積み上げが足りていないので100が150や200へと爆発していかないのが本当にもったいない、そういう印象を持ちました。
もっともそれらの部分も単に自分にとって相性が悪かっただけに過ぎないかもしれず、そもそも自分は最早メインターゲットからは外れていますしね。たまたま私の近くに座っていた大学生らしい方が鼻をすすっていたことを思えばラブライブという作品のありようとしてはきっとこれが正しいのでしょう。
もちろん単にキャラクターカワイイだけで楽しめる人には更に問題無く楽しめるハズ。私も「凛ちゃんが可愛かったからまぁ良いかな」と思わなくもなかったですし(凛ちゃん推し)
私個人の相性はさておき、ラブライブのファンの方はマストで押さえておくべき作品ではありましょうし、そうでない方にとっても今最も勢いのあるタイトルとはどんなものかを確かめてみるのもまた良き経験になるのではないかと思います。ひょっとしたら、新しい世界が広がるかもしれませんしね(笑)
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