ちゅうカラぶろぐ


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昨日のクリスマス歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
プレゼント交換ではかときちさんチョイスの「レゴ パイレーツ・オブ・カリビアン アン王女の復讐号」という凄い物を頂いてしまいちょっと感激。
しかし年内は作る暇も無さそうな上に完成したらかなり場所を取りそうなコレを置くスペースをまず確保しなければならないのでどうしたものか(苦笑)

こんばんは、小島@監督です。
ちなみに今年の私は「冒険野郎マクガイバー」シーズン1のDVD-BOXをチョイスしました。

さて、今回の映画は先週ようやく観れました「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」です。
新しい設定とストーリーで再構築された新劇場版もいよいよ3作目。各作のタイトルに雅楽の三段構成を表す「序破急」を持ってきているのもポイントで、実はそれぞれの展開がまさにその「序(無拍子・低速での演奏→旧シリーズ序盤とほぼ同じ展開)」「破(拍子が加わる→旧シリーズ中盤と同じエピソードを用いながらも全く違う展開へ)」「急(さらにテンポが加速→もう全然違う物語に)」に合わさっているようになっているのも面白いですね。

今作は本編開始前に「巨神兵東京に現る」というショートムービーが上映され、これは東京都現代美術館での企画展「特撮博物館」の展示上映用に製作された物で、特撮技術を観てもらうのが中心の作品なんですが、全体を包む不穏な空気が印象的で言い方が少々変ですが「場を温める」のに一役買っています。

そこから始まる「Q」は、冒頭いきなり始まる宇宙空間での戦闘に心躍らされます。全編にわたり作画レベルが高く戦闘シーンにボリュームもあり、非常に見応えのある映像を楽しめます。
そして物語の方はとにかく沈鬱でダウナーです。いわゆる「旧劇場版」ではどこまでも膝を抱えて泣いてるだけのシンジ君にイライラしっ放しでしたが、今作のシンジ君は「そりゃ膝抱えて泣きたくもなるわ」ってくらい不条理で理不尽な目に遭い続けます。
更に今作は非常に情報量が過剰です。そりゃもう大河が洪水してるかと思わせるほどに氾濫しています。セリフやキーワード、現象から全てを読み解こうとすればそれこそ旧シリーズまで含めて見返した上で今作も複数回鑑賞するくらいじゃなければ無理でしょう。
今回私はそういうことから早々に離脱し(苦笑)、もっとフラットに観てました。

ちょっと気づいた事として今作はその沈鬱な展開と合わせて暗めの色調の画面が多く、シンジを照らす光源も人工光か薄闇かがほとんどなのですが、作中2,3回自然の光が差すシーンがあり、なかなか意味ありげに交わされる会話と相まって強く印象付けられるシーンでした。

あと、もう1つ、自分としては1番食い付いたのでどうしても語りたい事として、今作では「ヴンダー」という戦艦のような新メカが登場するのですが、そのヴンダーの発進シーンが、「エヴァ」の前に庵野監督が製作したTVシリーズ「ふしぎの海のナディア」の第36話のN-ノーチラス号の発進シーンと状況が似てる上に使われてる2曲のBGMがアレンジは違えどそのシーンと「同じ曲が同じ順番で」使用されてるのにもうどうしようもなくエキサイトしてしまい、俯瞰で見たらドン引きしてしまうくらいニヤニヤしてました。
ちょうど今NHK教育でナディアが再放送されており年明けすぐあたりでその36話が放送されるはずなので気になった方は是非チェックしてみてください。

結局のところ「エヴァ」ってある種の祭りのようなものだと思うので、今までこのシリーズに付き合ってきた方はこの映画をスルーする理由など無いはず。
脳天気に楽しむも深読みして考察するも自由のこのイベント、乗らない手は無いですよ。


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