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ちゅうカラぶろぐ


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このセブンイレブンのうどん、めっちゃ美味いんだけど!



でも、量が少ない・・・。




さて、8日金曜日、安倍元総理が選挙演説を行っている最中、
銃撃されるというニュースはあまりにショッキングでした。

会社での昼休憩で食堂に向かうと、昼食中の社員が、
食堂のテレビに釘付けになっているのが見えます。

基本的に会社のテレビはNHKが選局されているので、
この昼休憩ではほぼニュースが放送されています。

社員がそんなテレビに釘付けになってしまうほどなので、
ただならぬニュースだろうと想像するのは容易でした。

昼食を乗せたトレーを両手にテレビの前を取り掛かると、
そこには前述した、安部元首相の銃撃のニュースでした。

それだけでは無く、心肺停止とのテロップが出され、
生命も予断を許さぬ状況であることも報道されています。

そして、このブログを書いている現在となってみれば、
お亡くなりされるという、残念な結果となりました。

私は偶然にも、総理大臣に就任される直前のころに、
安倍元総理と名古屋駅ですれ違ったことがあります。

ライブで東京から新幹線で帰ってきてホームを下り、
通路を歩いていると黒服の人のこちらに向かってきます。

何事かと思いましたが、接近してきた黒服たちを見ると、
それは安倍元総理をSPが囲んでの移動中だったのです。

そのSPと数人だけで名古屋駅通路を歩いている様子は、
いつも報道陣に囲まれているところしか見ない私には、
なんかとても新鮮に見えたのを今でも覚えています。

もう一つ言えば、安倍元総理の身長がかなり大きく、
大柄なイメージのSPに体格が負けていなかったですね。

そんな思い出もあったりするせいか今回のニュースは、
ちょっと他人事ではないような気がしてしまいました。

ご冥福をお祈りいたします。

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自分のスマホもauなので、例の大規模障害をどストライクで食らってしまいました。取り立てて特別な用事があるでなく自宅にはWi-Fiもあるので不便を感じる時間は少なかったですが、これが何か緊急事態の只中だったらと思うとゾッとします。

 こんばんは、小島@監督です。
 通信回線というインフラがどれだけ生活に深く食い込んでいるか、普段散々使っている癖にこういう事にならないと実感しない自分の感覚もちょっと怖い。

 さて、今回の映画は「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」です。

 かつて孫悟空(声・野沢雅子)によって壊滅させられたレッドリボン軍、その再興を目指す男・マゼンタ(声・ボルケーノ太田)は、野望達成のためにある人物に接触を試みる。その名はDr.ヘド(声・入野自由)。かつて人造人間やセルを造り上げたDr.ゲロの孫であるDr.ヘドは祖父に負けない高い頭脳を持っていた。マゼンタはDr.ヘドに最強の人造人間の創成を持ちかける。
 数か月後、山岳地帯の一角でピッコロ(声・古川登志夫)は孫悟飯(声・野沢雅子)とビーデル(声・皆口裕子)の娘であるパン(声・皆口裕子)に武術の稽古をつけていた。稽古を終えてパンを帰し、ピッコロは一人になって瞑想していたところを突然襲撃を受ける。襲撃者は「ガンマ2号」(声・宮野真守)、Dr.ヘドが造り上げた人造人間である。

 原作漫画の連載開始が1984年ということを思うと実に息が長い「ドラゴンボール」、数十年単位でジャパン・アニメカルチャーのアイコンであり続けているのも驚きですが、1980年代から主要キャストが変わらないまま未だに新作が製作されているのは驚異というほかありません。そんな「ドラゴンボール」の劇場版は1996年を最後に一度途絶えたものの、2013年の「神と神」で復活。以後は数年に1本のペースで製作されており、今作は再始動後4作目となります。

 今作の大きなポイントは主人公を孫悟空ではなくピッコロと孫悟飯に据えている点。特に孫悟空とベジータ(声・堀川りょう)は序盤で物語の主線からフェードアウトしてラストまで全く出て来ません。見事なまでの思い切りの良さ。
 主眼が知恵者のピッコロに移ったことで物語に思わぬメリハリの良さが生まれました。今作のピッコロ、敵地に変装して潜入して情報収集したり自陣のメンバーのコンディションを把握したり、戦闘始めるまでにがっつり態勢を整えます。ドラゴンボールでこんなに修行以外の事前準備を大事にするエピソードが見られるとはちょっと驚き。
 
 序盤はちょっと展開がもっさりしているものの、状況が揃ったらあとはもうノンストップのバトルシーンで盛り上げます。ファイトアクションの構成とスピード感は前作である「ブロリー」が一つの到達点だったと思いますが、今作も見せ方のバリエーションの面白さという意味では負けていません。そこにピッコロと孫悟飯のパワーアップや、ガンマ1号、2号、Dr.ヘド、マゼンタらのキャラクターのエピソードを上手く混ぜ込み、ラストにはピッコロと孫悟飯の師弟であり親子のようでもある2人のユニークな関係性が築いた絆を感じさせる描写を入れて、なかなかにハイ・ボルテージな仕上がりになっています。70どころか80の境に到達してなお枯れない演技を見せる野沢雅子、古川登志夫ら大ベテランのシャウトを劇場で観れるのも今や大きな特色。同じ東映にも「プリキュア」や「ONE PIECE」など10年選手も数多くいる中、今も一大ブランドであり続ける底力は十分に堪能できる1本です。

 気楽に観れて時間いっぱい楽しい作品なので暑さしのぎに丁度いいのではないでしょうか。深く考えなくていい作品を観たい時には是非。

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コロナ感染者も一旦の落ち着きを見せた感じでしたので、
スタッフと歌会も8月から再開として話し合っていました。

7月に入ったらイベントのお知らせハガキを作ったりなど、
久しぶりの歌会の準備に気合を入れてはいたのですが、
ここ最近になって感染者がまか増加の傾向を見せます。

毎日の感染者数も年始ほど少ないわけではないにしても、
増加もなく横這いで推移していれば再開もできましたが、
さすがに増加傾向のタイミングではやっぽり無理ですよね。

ここ最近の街を見ても、マスクをしているというだけで、
密な状況になってきていたので増加もしかたないですね。

「コロナなんて風邪じゃん」といった意見もありますが、
ここは念を入れて、もう少し再開は様子をみましょう。



さて、なんかここ最近は全然週末が空いていないなぁ、
とそんな悩み理由は結局遊んでばかりのセルフワガママ。

ライブの遠征ばかりで、自ら週末の予定を潰しまくり。
週末に疲れて、月曜日からすでにもうグロッキーです。

7月になり、やっと週末がちょっと落ち着いてきたので、
どんなライブに行ったかな?とあらためて思い返すと、

Aqours(名古屋・バンテリンドーム)
Aqours(名古屋・バンテリンドーム)
Liella!(名古屋・日本ガイシホール)
Liella!(名古屋・日本ガイシホール)
Liella!(大阪・大阪城ホール)
Liella!(大阪・大阪城ホール)
Liella!(大阪・オリックス劇場)
Liella!(大阪・オリックス劇場)
Aqours(東京・東京ドーム)
Aqours(東京・東京ドーム)

・・・。
めっちゃガチライバーとなっていて自分で引きます。
そして、旅費にチケット代とすごいお金を使いました。

しかし昔に比べチケット代がすごく高くなりましたよね。

昔はどんなライブでも6千円くらいで観られましたし、
それこそ小さなライブハウスだと3千円くらいでしたよね。
そして今回行ったのはどれも1万円超えの価格設定です。

とは言え、ライブは雰囲気が非日常で気分が高まりますよね。
いつも聞く歌もアーティストの目前の歌唱では熱いです。

連続してライブばかり行っていたので軽いライブロスです。
早く次のライブツアー、組まれないかな・・。

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「まだ6月だよ!もうちょっと手加減してくれ!」と言いたくなるレベルのここ数日の暑さ。ただ歩いてるだけで私みたいなお太り様は汗ダルマですよ。湿度が高いので髪の毛がチリチリするけど汗で整髪料が流れてしまうのでヘアスタイルを整えることを諦める時期がエグい形で今年もやって来ました。
 たまたま今日は仕事でフランスから来訪された方の応対をしたのですが、あまりの暑さで到着するなりその方の息が上がっており、冷房を強めに効かせて呼吸を整えて頂いてからのミーティングになりました。

 こんばんは、小島@監督です。
 ていうか今からコレで7月8月どうなるんだ…

 さて、今回の映画は「メタモルフォーゼの縁側」です。

 夫に先立たれ自宅で書道教室を営みながら独り暮らしをする75歳の市野井雪(宮本信子)は、夫の三回忌法要の帰り、暑さを避けるために立ち寄った書店で一冊の漫画を目に留める。「君のことだけ見ていたい」というタイトルのその漫画の表紙が気に入り、内容も知らぬままに購入する。漫画を読み始めてほどなくそれが男性同士の恋愛を描く「ボーイズラブ(BL)」コミックだと知り雪は驚くが、漫画家・コメダ優(古川琴音)の描く世界観に魅了され、いそいそと続きを買いに再び書店へ足を運んだ。
 一方、書店でバイトをする17歳の女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)は、引っ込み思案で周囲と距離を置き冴えない日々を送っていた。そんなうららの秘かな楽しみはBLコミックを読んで胸をときめかすことだった。ある日、「君のことだけ見ていたい」の続きを買いに来た雪に在庫を尋ねられたのが縁で思いがけずBL話で盛り上がることに。17歳のうららと75歳の雪、BLコミックを介した2人の奇妙な友情が始まった。

 年齢も境遇も違い過ぎ、全く交差するはずの無かった2人にひょんなことから縁ができ、親友になる。しかもその2人を繋げるのはBLコミック。鶴谷香央理の同名コミックを原作に、「阪急電車 片道15分の奇跡」や「ひよっこ」など数多くの映画やドラマを手掛けた岡田惠和が脚本、「青くて痛くて脆い」などの狩山俊輔が監督を務めた作品です。どこかゆったりとした時間の中で、暖かな風合いの物語が展開します。

 とにかく芦田愛菜と宮本信子、主演2人の演技が素晴らしい作品です。
 何につけ自信の無いうららはBLオタクなことも周囲に知られたくなくて過剰に隠し気味。自分の買ったコミックのコレクションも本棚には並んでおらず、机の下の段ボールにしまわれています。カフェやレストランでも店員や隣のテーブルの客にそれが気づかれるのを嫌って大急ぎで隠そうとするくらい。
 一方、雪の方はそもそも「絵が綺麗だから買った」だけで「BL」という単語さえ知らない。ただそうであるが故に作品の世界観に偏見も無くハマってしまうのです。70を過ぎてなおこれまでの自分が知らなかった新しい世界を知る喜びに心浮き立たせる姿を名優・宮本信子が実にキュートに演じています。

 最初は「オタクとして」先輩であるうららが思いがけずBLの扉を開けた雪の手を取り、沼に引きずり込んでいきますが、二人の交流が深くなっていくと、今度は「人生の」先輩である雪の生き方に影響されて、うららは成長していきます。それは決して急激ではなく、むしろほんの一歩、というところなのですがその加減が絶妙です。
 キラキラした青春とは自分は無縁、と考えているうららですが、インドア派に見えて度々全力疾走するシーンが登場します。気持ちを持て余したり、何かを決意したり、あるいは楽しみな新刊が発売されたり。様々な感情の発露の結果として走るうららは無自覚でも青春の真っ只中にいるのです。それがささやかな一歩でも、人生の新たなステージへの第一歩。数年後数十年後にもしかしたら大きな変化に結びついているかもしれません。

 先週このブログで取り上げた「ハケンアニメ!」が誰かに「刺さる」アニメを作ることに懸命になるクリエイターたちの物語でしたが、こちらは「刺さった」人たちの変化を描く物語です。「好きなもの」がある、それを語り合える友人がいる、というのは本当に素晴らしいこと。主たるモチーフこそ「BL」ですが、「映画」「音楽」「ゲーム」でも、好きや夢中になれる「何か」を持つ方にはきっともう一人の自分を見るかのように共感できるはず。暑くなってきた夏の一日、縁側で涼むような気持でどうぞ。やはり「推し」は人生を彩ってくれます。

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あるお菓子メーカーが値上げの価格改定のリリースを発表。

最近の物価上昇においてはしょうがないとは思いますが、
やっぱり値上げというのは、ちょっと痛いですよね。

とは言え、そのメーカーのお菓子を割と買っている私は、
リリースが出る前から、価格は同じで内容量を減らす、
ステルス値上げをしていたことに気が付いていましたよ。

内容量をコソッと減らした後に、値上げをするなんてのは、
そいつはちょっといただけないぜって感じだったりします。

しかしお菓子は食べ過ぎると健康に良くないといいますので、
内容量を減らし健康に気を使ってくれるのですよね(違う)。



さて、みんな若い頃に比べ時間が経つのが早いと思います。

先日とあるサイトで、理由は年齢のせいだけではなく、
現代人の生活スタイルも原因があると紹介されていました。

というのも、テレビや新聞・本に始まり、今はネットと、
望まざると情報を得る機会が増えすぎているとのこと。

また情報というのは報道だけではなく趣味も含まれ、
その趣味が多岐にわたることも理由となるようです。

情報を得ればそれを頭で整理して理解する必要があり、
現代人はそれを休みなく繰り返し時間を消費するので、
その結果、時間の経過を早く感じるのだそうです。

そう考えてみると、スマホはまさにその最たるもので、
ネットという無尽蔵に情報が手に入るツールですよね。

友人との待ち合わせ、電車の待ち時間にもっと言えば、
ゲームのロード時間でさえ、スマホを触りますものね。

そして、待って時間を潰すという認識もないままに、
時間を浪費してしまっていることが多いような気がします。

またなんと今の現代社会人が1日に得られる情報量は、
平安時代に得られる一生分の情報との研究もあるそうです。

さすがにそれはねーだろwwって気はしちゃいますが、
そういう意味では贅沢な生活をしているのかもしれません。

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副鼻腔炎と診断されて鼻の治療を始めてからこっち、思わぬ変化が。いや、嗅覚が敏感になった、とかではなく、どうやらいびきが劇的に軽減されているようです。そういえば最近寝つきが良い。無自覚に30年越しくらいで手つかずにいたことに手を付けたらこんな副産物が。

 こんばんは、小島@監督です。
 ほかにもまだ気づいてないだけで実は結構な不調抱えているんじゃなかろうか。

 さて、今回の映画は「ハケンアニメ!」です。

 公務員からアニメ業界に転職した斎藤瞳(吉岡里帆)は、新作TVシリーズ「サウンドバック 奏の石」で念願の監督デビューが決まり、気合が入るものの空回ってしまいスタッフやキャストとのコミュニケーションも上手く取れないでいた。おまけに作品を売るためには手段を選ばないプロデューサーの行城理(柄本佑)は斎藤をアニメとは関係の無い雑誌の取材にまで同行させ製作に集中できない環境に更にいらだちを募らせていた。
 そんな斎藤の前に思わぬ人物が立ちはだかる。かつて斎藤がアニメ業界への転職のきっかけとなった作品を世に送り出した王子千晴(中村倫也)が手掛ける新作「運命戦線リデルライト」が「サウンドバック」と同じ時間枠で放送されることになったのだ。周囲の注目度も高まる中、2作品の初回放送の日が迫る。

 クリエイティブな製作現場にはいつだって熱量のこもったドラマがある。そう思わせてくれるような、モノづくりの楽しさも厳しさも高密度に凝縮された珠玉の映画が登場しました。というかこんな傑作を見逃す大ミスを危うくしでかすところでした。
 監督は「水曜日が消えた」で長編デビューを果たした吉野耕平。長編2作目にして今後代名詞にできる作品を完成させたのではないでしょうか。また主人公斎藤瞳を演じる吉岡里帆の演技が素晴らしい。同じ東映の映画で盲目の女性を演じた「見えない目撃者」でもその演技に唸りましたが、いささかコミュ障気味ながら負けず嫌いで情熱を燃やす新人監督という役柄とのマッチングが絶妙で、映画が終わる頃には「こんな人物がきっとアニメの業界のどこかにいるんじゃないか」と思わせられてしまうほど。まさにキャリアベストと言って良い名演を見せています。

 非常に見どころの多い映画で、どこに着目しても何かしらの発見があるはずです。
 例えば斎藤瞳と行城理だけでなく、王子千晴の方も仕事を支えるプロデューサーが有科香屋子(尾野真千子)と、バディものである上に双方男女コンビのチーム戦という構図がかなりユニークですし、この手のメジャー配給の「お仕事映画」でありがちな、恋愛要素が主要素に取って代わってしまうようなことにはならない、というか皆「そんな余裕無いわー!」という勢いで仕事してるのも面白い。斎藤瞳の新人としての悪戦苦闘を描く一方で、王子千晴は一度頂点を観た事があるが故の苦悩と葛藤を抱えています。双方ライバルのような対立の構図がお膳立てされますが、相手の足を引っ張るようなことはどちらもしません。そんなことしてる暇は無いからです。
 また、作中でアニメ製作を行っているシーンの大半が夜間のシーンだったり、一つの休みを獲得するために何日も徹夜で作業をこなさなければならない下請けや、個々の才能に頼らざるを得ないが故のしわ寄せなど、業界自体が抱えるブラックさも随所に描きこまれています。
 なお、作中で「人気があるかどうか」の指標として視聴率が前面に出ていますが、サブスクへの移行が進んでいる昨今のアニメ事情を思うと実際はもっと多くの数字の複合で勘案されるはずですし、この辺りは映画を分かり易くするために誇張された箇所とも言えますね。ただ、ちゃんと視聴率に意識を向けざるを得ない状況を用意しているのがさすがです。

 群像劇的側面も強く主演陣以外でも様々な人物が登場します。中でも強い印象を残すのが「サウンドバック」でヒロインを務める声優・群野葵を演じる高野麻里佳。「ウマ娘」のサイレンススズカ役などで人気を集める彼女が実写映画初出演。「演技力や声の相性よりもアイドル的人気を買われて客寄せでヒロインに抜擢された声優」という役どころを実感を持って演じています。彼女以外にも梶裕貴、速水奨、大橋彩香、高橋李依などが顔出しで出演してるので特にアフレコのシーンなんかは一アニメファンとしても楽しいシーンですね。

 何よりこの映画を魅力的にしているのは劇中劇として登場する2本のアニメ。「サウンドバック」は「若おかみは小学生!」「テルマエ・ロマエ」などの谷東、「リデルライト」の方は劇場版「プリキュア」シリーズを歴任した大塚隆史が担当し、スタッフもキャストも強力な布陣が揃って製作されていて作中ではTVアニメという体なのですがどちらもオーバースペックな迫力で、できれば断片的でなく全編がっつり観たいと思わせられる出来栄えです。
 劇中アニメと映画の物語、登場人物の成長と葛藤の打破が絶妙にシンクロし、創造のカタルシスをと共にうねりを持って結実するクライマックスはきっと観る者の心を熱くしてくれるはず。

 作中に、「高い評価を得ながら売り上げに直結しない作品」への言及があるのですが、皮肉にもこの映画自体が当初300館規模で公開されながら客入りが伸び悩み、早いところでは3週で打ち切られてしまいました。しかし、鑑賞した著名人から絶賛の言葉が相次ぎ、観客たちもSNSを介して賛辞を贈り、主要映画サイトでは軒並み高得点を叩き出すに至り、ここに来て上映の続いている映画館では満席になる場所も出始めているとか。残念ながら東海三県では全て上映終了しているのが現状ですが、この反響を受けて再上映してくれるところが出てくることを切に期待したい。私もこの作品はこのまま埋もれて欲しくない。
 アニメに限らず邦画も数々の問題が浮き彫りにされている昨今ですが、ちゃんと力を持った「本物」は出てきています。この作品の登場でそれを実感することができました。

 ところで、もし鑑賞の機会を得たならエンドクレジットで席を立つことのありませんよう。最後の最後に小粋なワンシーンが待っています。
 


 
 
 

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私の横で友人がスマホでYouTubeの動画を検索していました。

動画を再生の度に広告が流れ、スキップしたり数秒待ったりし、
なかなか目的の動画を見つけられずにイライラする友人。

割とYouTube廃人の私は、プレミアム会員になっているので、
それこそ広告が流れるのを横で見るだけでイライラします。

無料で見られるからYouTubeを見るのも分かりますが、
ある程度生活に入り込んでしまったのであるならば、
それこそプレミアム会員なったほうが健全かもしれませんよ。

広告をスキップしたりする時間も、積み重なってみれば、
1年では何十時間もの時間を無駄にしているようなものです。

YouTubeを見るのが無駄だという意見に反論はできません。




さて、先日は名古屋で会社の取引先とのお食事会がありました。

食事会が終わり取引先と別れた後に、時間が早かったので、
一緒にいた同僚が栄の行きつけの店で飲もうと言い出し、
特に用事もないし、たまにはいいかとその店へ向かいます。

終電もなくなるような時間までお店でダラダラしていましたが、
栄ならタクシーもすぐにつかまるだろうと考えていました。

ですが、実際はそんなことはなく、全然捕まらないのです。
タクシー自体の数はたくさん走ってはいるのですが、
ほとんどが客を乗せているか、予約で配送中のタクシーです。

道路に乗り出しタクシーを捕まえようと試みるのですが、
気が付けば、私達のようなタクシーを探す人がかなりいます。

タクシー難民。

1時間くらいタクシーをつかまえるために歩き回ったのですが、
もうこれはダメかもしれないと、諦めて飛び込みでホテルに、
泊まろうと考えるも、それはそれでホテルはどこも満室。
そこからまた歩き回るもなかなか、タクシーがつかまりません。

しかし気になるのは、その栄の街にいる人たちだったりします。

1時を過ぎるような時間なのに、特に帰る様子も見せておらず、
路上で立ち話などを続けている人々は、何をしているのだろうか?
当然電車はないですし、タクシーを待っている感じでもありません。

「家、ないの?」

自分も同じ場所にいて人のことを言えた義理ではありませんが、
時間を無駄に浪費しているようで、なんか不思議な感じがします。

この人達は朝を迎えるまで、栄の街でダラダラと過ごたあと、
家に帰って夜まで寝たあとに、また栄の街に戻ってくるのでしょうか。

どうしても、なんか無駄な気がしてしょうがないと思ってしまうのは、
自分がオタク気質だったりするからなのかもしれません。

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