ちゅうカラぶろぐ


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先週のブログで書いた「バンダイナムコエンターテインメントフェスティバル」、その初日と2日目の合間を縫って上野まで出向き上野の森美術館で「ゴッホ展」を、国立博物館で「正倉院の世界展」を観に行ってきました。
 「ゴッホ展」はゴッホの弟で画商であったテオとの往復書簡を紹介しつつその生涯と作風の変遷を同時期の印象派の画家の作品と共に展示する企画です。実物が持つ迫力というのはやはりあるもので、絵の具を叩き付けるようなタッチを直接目の当たりにすると画集などで見る時とは印象が大きく変わりますね。開館直後に入ったこともあってまだ来客がそれほど多くなく音声解説をじっくりと聴きながら堪能できたのもありがたかった。
 「正倉院の世界展」は今上天皇の即位を祝しての記念として正倉院の収蔵品を展示する企画ですが、こちらはとにかく人が多くてほとんどゆっくり見ることができずじまい。ただ一番面白かったのは最初に展示されてる目録。ビビるほど長い巻物でそこに収蔵品の名と数を逐一記録していった代物で、その丁寧な仕事ぶりに何ならずっと眺めてられると思いながら観てました。

 こんばんは、小島@監督です。
 東京ってこういう企画展も充実していてたまに行くと羨ましくなります。

 さて、今回の映画は「映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」です。

 どこか遠くの宇宙で超新星が爆発した。星のかけらが宇宙中に飛び散っていく。
 地球のすぐ近くの宇宙空間では星奈ひかる(声・成瀬瑛美)たち「スター☆トゥインクルプリキュア」がテンジョウ(声・遠藤綾)とノットレイたちを激闘の末に追い返すことに成功するが、その時羽衣ララ(声・小原好美)の髪に星のかけらが絡まったことには誰も気づかなかった。
 翌朝、ララの髪に絡まった「それ」は動き出した。思いがけない未確認生物UMAとの接触にひかるのテンションはうなぎ上り。しかもその生物には不思議な能力があった。

 秋。そう、それはプリキュアの季節。今年もやってまいりました。もうね、この時期はこれを観ないと何だかちょっと落ち着かないのですよ。複数の作品がクロスオーバーする春の映画もお祭りめいて楽しいですが、より深い物語を楽しませてくれる単独作品の劇場版の方が個人的には期待値が高いですね。
 
 超新星から生まれた謎の生物「ユーマ」を物語の軸に据えた今回の劇場版、ひかる以上にユーマと深い関わりを持つのが羽衣ララです。宇宙人であるララは同じく異邦の存在であるユーマに複雑な感情を抱きます。TVシリーズでも異質なもの同士が手を取り合うことの尊さと難しさを両面的に描いていますが、地球においては異邦人であるララはその難しさを本能的に分かっています。皆が皆ひかるのように自身と(時に見た目も言葉も)異なる者に対して垣根無く接する事が出来るわけではない。それをユーマに重ねたララは明らかにTVシリーズより感情のブレが大きいのが特徴で、後半になり明かされるユーマの正体を知るに至りその感情は爆発します。この辺りの感情の振れ幅を端正な作画とララ役小原好美の熱演で見せてくれるのがポイントと言えるでしょう。

 なかなか面白い見どころとしてプリキュアたちと戦うことになる、ユーマを狙い地球に襲来した「宇宙ハンター」たちのキャラクター性があります。5人のハンターが登場しますが彼らは組織ではなく「個々で狙っていたらたまたま同時に到着しただけ」であり、プリキュアたちと戦いながら何なら一緒に商売敵を排除する気満々でやっていて独特の展開を見せます。また、その宇宙ハンターとの戦いの中で見せるプリキュアの12星座のドレススタイルが画的にも華やかで観ていて楽しいところ。特にしし座ドレス。ヘアースタイルとポージングが完全に聖闘士で個人的にツボでした(笑)
 
 プリキュア映画のお約束とも言えるミラクルライトも今回何だかんだとほぼ全編にわたって使い続けるのが特徴で、良くここまで物語に絡みこませたと感心します。入場時にライトを手渡される子ども達はずっと握り締めながら観ていられるんじゃないでしょうか。特にクライマックスでは劇中曲と合わせて荘厳ですらある映像を展開し、観る者のエモーションを揺さぶってくれるでしょう。
 メインターゲットである子供たちを振り落とさないように気を配りつつ、細やかな演出の妙を行き渡らせたなかなかに濃密な逸品。こういうの持ってきてくれるから楽しいんですよプリキュア。特に今回ララ推しの方は絶対に観に行きましょう。いやもうホントに(笑)

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