ちゅうカラぶろぐ


[1447]  [1446]  [1445]  [1444]  [1443]  [1442]  [1441]  [1440]  [1438]  [1437]  [1436
アイマスライブ連戦の代償というべきか、先週火曜日から今週水曜日まで只今9連勤の真っ最中。
でも今も目を閉じれば浅倉杏美さんの「ALRIGHT」やら若林直美さんの「いっぱいいっぱい」やら竜宮小町の「SMOKY THRILL」やら簡単に思い出されるほど余韻が残っているので体力的にはともかくSAN値には全く影響のない自分がいます。

こんばんは、小島@監督です。
あと2日くらいテンションで持ち堪えてやるぜ!

さて、今回の映画は今年5月に他界したカリスマ的美容師の業績を追ったドキュメンタリー映画、「ヴィダル・サスーン」です。
サスーンの名前は日本ではどちらかと言えばヘアケア用品のブランド名として知られているので人名だと知らなかった方も多いのではないでしょうか。私も数年前たまたま知るまでそのクチでした。 そ
れでもパンフレットの表紙にも使われてるこの写真、

この写真をどこかでご覧になった覚えのある方も多いでしょう。この女性の髪をセットしたのがサスーンです。
ちなみにこの写真の右下の男性が若き日のサスーン。
骨格の形を活かした手入れの簡単なヘアスタイルの開発はそれまでの美容の常識を覆し、現在に至るまで美容の世界で多大な影響を及ぼしているそうです。

映画はサスーン氏や親交の深かった人物達へのインタビューを中心に構成したドキュメンタリー映画としては至って正統派の作りなので私のようにただ好奇心だけで観に行く者から本格的にファッションを学ぶ者まで、興味があれば誰でも楽しめる間口の広さがあります。
使用された映像素材もマリー・クヮント(ミニスカートやホット・パンツを考案したデザイナー)との対談あり、サスーンが出演したクイズ番組までありで幅広くなかなか飽きさせません。
何よりインタビューを受けるサスーン氏の80歳(当時)とは思えぬ颯爽とした居住まいと穏やかな瞳で人生を回顧する姿が強い印象を与えます。正直、こんなジジイになりたい。

どの世界にしろ、一時代を築いた者の言葉には相応の重みがあり、また本人が語る映像はその重みに更なる説得力を付加します。美容の世界に興味なんかなくても得られるものはきっとある。
たまには、こんな知的な映画はいかがでしょうか。

拍手[0回]

この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
/