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ちゅうカラぶろぐ


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おは☆にっしー♪

今週末はコミック交換会。自分も交換用のコミックを買ってまいりました。
ということで漫画関係の話を少々(?)

先ごろヤングサンデーが休刊し、それの連載陣がごっそり移動してきたスピリッツが分厚く新しくなり、お次はマガジンZが休刊するというニュースを聞きました。
他にもこのままでは休刊するであろう雑誌もちらほらあります。漫画だけでなく紙媒体である雑誌の発行部数の減少はどんな業界でも共通していることでしょう。

いろいろな原因がありそうですけど、思うに雑誌が売れなくなった一番大きな要因はコンビニや古本屋、マンガ喫茶の普及などによる「立ち(タダ)読み」が浸透してきているからではないでしょうか。

書店はビニールや紐がかかっていたり、レジの目の前に平積みして立ち読みができない空間を作っているのですが、コンビニはほとんど裸置きですし、マンガ喫茶などは単行本も雑誌も読み放題です。
立地も、コンビニは駅やオフィス街のなど人のよく通る所にあるため、簡単に読み済ませることができます。

ましてや、例えば週刊誌を毎週購入し続けるとなると、かさばって置く場所は困るし、かといって捨てるにも安易に燃えるゴミでポイというわけにはいかないし、何より費用も馬鹿に出来ません。
ジャンプだけ、とかならともかくヤンマガ、アフタヌーン、バンチ、チャンピオンなど他の雑誌を網羅しようと思うと、とても無理です。昨今の生活費圧迫の経済もあり、買わずとも立ち読みで済ませる流れがあるのではないでしょうか。

ようするに「もったいない」わけですね。

当然、こういうタダ読み行為は出版、販売側からすれば認められないでしょう。
とは言え、どうやらこれらはマナー違反ではあるものの、具体的に物品を盗んでいるわけではなく法律的には罰せられない行為のようです。
本当に止めてほしいなら店で注意すればいいことですが、そこはヘタれ日本人の気質から滅多にそういうことはありませんから黙認のようなものです。
しかも、嘘か真かコンビニの入り口側に雑誌コーナーが設置されているのは、立ち読みする人を晒して店の中に客がいることを外に伝えたり、防犯を兼ねているというのを聞いたことがあります。

そんなわけで雑誌を買う人の数は減ったものの、漫画を読んでいる人口というのはむしろ増えているのではないか?と思います。
ただ、それが部数や売り上げのような数字として出ない読まれ方をされるようになったわけです。単行本はまた違うでしょうけど。

漫画は物をではなく一種の知的財産なわけですから全くお金を払う気も無いのに作品だけ読みたい、というのは我侭な話です。
音楽や映像の違法ダウンロードにも似ている、非常に難しい問題ですね。
漫画は間違いなく日本が世界に誇れる文化なのですから、時代とともに売り方や読ませ方というのも変えていった方がいいのかもしれません。

後、作品の質も昔に比べて落ちてきたという人もいますが、個人的にはあまりそうは思いません。
確かにドラゴンボールやキャプテン翼のように社会現象を巻き起こす、というほどの作品はなくなりましたし、描き方も変化して萌えやキャラを押した作品が多くなったようにも思います。
でも、やはり読み広げていけばまだまだ面白い作品はたくさんあります。漫画も成熟してきて読み手の目も肥えてきたのそう簡単には認められなくなったのでしょう。
自分の場合、昔は少年誌しか読んでいませんでしたが、あるところから青(成)年誌などにも手を広げるようになりいい作品に出会うようになりましたね。

コミック交換会はそんな新しい漫画との出会いの場であり、業界に還元しているわけですよ!
皆さんのオススメ漫画を是非とも気合入れて選んできてください(ハードル↑↑

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