ちゅうカラぶろぐ


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凄かった。
まずこの一言に尽きます。
まさが開演から20分で、棚橋弘至がオカダカズチカに、掟破りのレインメーカー返しをするだなんで誰が想像したでしょうか。

先週末開催された「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 」を観戦していないので、中で行われたであろう内容を予想して書いてみました。
オカダカズチカ選手は新日のドル箱スター、P達も熱狂するはず。



朝一番の電話一本で、上司が突然休みました。

「通勤途中で、車同士でオカマを掘られた。」

だそうです。
医者に行くにしても、午前中だけ休めばいいのにな。と思いつつも、余程重症だったということで自己完結。

翌日当たり前の様に出勤して、駐車場には何事も無かったかの様に綺麗な車があります。
そんなに対応早い保険屋と修理屋があるなら、僕にも教えて!

「普段乗らないワゴンタイプだったんだ。」

ほほぅ・・・
10年以上付き合いのある会社の人達が誰も見た事のないワゴンに乗って来たのですか。
珍しい事するから、事故に逢うのではないでしょうか。

もっと上手な嘘考えなよ(^_^;)

どうせ新台入替の広告見てホイホイパチンコ屋さんへ向かったんでしょ?
大人しく「風邪ひいた」でいいんですよ。
他の同僚(隠れゲーマー)さんはビックタイトルのゲームが発売する週は、木曜日に高確率で風邪をひき、金曜日は胃腸風邪を併発して擬似四連休を獲得します。
下手な嘘よりは、その方が幾分がマシだと思われます。

バレバレなのが、彼なりのジョークなのかもしれませんね。

嘘を付かないで生きていくのは難しいですが、バレて困らない嘘は兎も角、バレて困るのであれば最後まで隠し通してもらい。
開き直ってネタバレしてくれれば、傷は浅くなるのに。

嘘でもネタでも、皆が笑ってくれるような内容や言葉を選びたいものです。

たむらゆかりさんじゅうななさい(・ω<)=★

これは17歳!

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この週末は川崎の方やら名駅やらで大きな事件や事故が発生して物騒なニュースが飛び交う状況に。どれもほんの少しの差で自分や知人に被害が及んでいた可能性があったかと思うと、日々無事に暮らせてるのはそれだけで幸運なのかもしれません。

こんばんは、小島@監督です。
今回の遠征も無事に終わって良かった。

さて、今回はこの土日に開催された「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 」のライブレポートです。
9年目を迎えたアイマスが遂にさいたまスーパーアリーナに進出。今回は765プロのメンバーだけでなくモバゲーで展開中の「シンデレラガールズ(以下デレマス)」、グリーで展開中の「ミリオンライブ(以下ミリマス)」の声優たちも出演し、総出演者数30名オーバーの大人数でのステージになりました。
2日間のステージは、両日とも大枠の構成こそあまり変わらないもののデレマス・ミリマスのメンバーが初日と2日目では出演者が違うためセットリストが変わる事と、一部の曲ではステージ演出を変える事で大きく印象の違ったものになり、どちらか1日だけでも充分に楽しめますが、2日間両方行くとより深く楽しめるようになっていました。

両日ともステージの開催時間は実に約5時間!4時間くらいは読んでたんですがその上を軽く行かれました。
しかも披露した曲数も50曲を超え(メドレー含む)、しかもうち8割がアップテンポナンバーな上、MCも短めに設定して曲に移る超攻撃的なセットリスト。特にその辺の気構えが出来てなかった初日はMCで「ここで折り返し点です」の一言に「まだ折り返しなの!!?」と軽く絶望的な気持ちになるほど消耗してました。
でも、そのMC直後のメドレー1発目の「キラメキラリ」で全力でウルトラオレンジ振ってたりしたんですけどね(笑)!

印象に残ったところを全て書き出すとどれだけ字数があっても足りないので厳選して書くと、初日は、先ずはミリマスのジュリア役愛美さんの「流星群」。愛美さんは既に「ベン・トー」のOPなどで実績のある方で自身でギターを持ち込んでのパワフルなソロプレイはこれまでのアイマスには無かったタイプのパフォーマンスで驚きました。
それからメドレーの中に今回765プロのメンバーで唯一出演していない秋月律子役若林直美さんの持ち歌である「いっぱいいっぱい」が組み込まれていた事にえらい感激しました。しかも歌ってる高槻やよい役仁後真耶子さんと四条貴音役原由実さんの眼鏡姿が何とも可愛くてね~。
そして何と言っても水瀬伊織役釘宮理恵の「my song」に落涙。声も出ない程に嗚咽。毎度わかりやす過ぎだ自分。

2日目は17,000人規模の「メーデー!」コールと「ウサミン」コールが響き渡る光景が実にシュールだった「あんずのうた」と「メルヘンデビュー!」にちょっとビビったり、感極まって声が出なくなってしまった萩原雪歩役浅倉杏美さんの「ALRIGHT*」を観客が受け継いで歌ったり、すでにそれだけでこっちも涙目になってるのにその後に出てきた菊地真役平田宏美さん(最近産休から復帰なさった)の「自転車」でイントロで叫ぶ「ただいまー!」に良い感じにやられちゃったり。
そして何と言ってもサプライズゲストで登場した戸松!
戸松遥!
ええ、ぶっちゃけ2日間で1番叫んだのは彼女が登場した瞬間ですよ。しかも自己紹介の時にアイマスDSから既に4年は経過しているというのに「日高愛を演じています」と現在形で言ってくれた事に素で感激。しかも1曲だけの登場かと思いきやラストでも「M@STERPIECE」でバックダンスやってたり結構出番が多くて驚き。何より765プロ、デレマス、ミリマス、876プロのそれぞれのセンターが揃い踏みした様はなかなか感慨深いものがありました。
そしてステージ終盤の如月千早役今井麻美さんの「約束」が初日とは演出を変えてきて、その変え方があまりに反則でまたしてもサイリウムを振る事も出来ず号泣。

他にもより表現力に深みが増した原由実さんのバラードや北沢志保役雨宮天さんに思わず「ヤモト=サ~ン!」と叫んでしまったり(彼女は「ニンジャスレイヤー」でヤモト・コキ役を演じているので)とか書きたい事は山ほどあるのですが、今回はここでやめておきます。既に文章構成が少しおかしいし。気になる方は歌会の時にでも私に話しかけてください。あるいは私のツイッターのTLを覗いて下さい。

最後に、せっかくなので今回名刺を作って持って行ったらたくさんの同僚Pの方々と名刺交換という形で交流できたのも楽しかったですね。終了後に寄った居酒屋にもPがいて初対面なのに一緒に酒を飲んだりとライブ以外の所でも満喫できました。コレはもうアイマスならではの光景で、ファンを「プロデューサー」と、仲間を「同僚」と呼称するアイマスの設定が素晴らしく花開いてると言えるところですね。

疲れ切っちゃって腕も足もまだ重たいままですが、今も体の奥に余韻が残る今回のアイマスライブはアイマスに限らずこれまでに観た多くのライブの中でも特に忘れ難いものになりました。
やっぱりアイマスは最高だよ。これだからPってやめられないんです(笑)





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久しぶりに会社で作業着のズポンを購入することに。
もう数年ぶりに買うので、さっぱりサイズがわからない。

今履いているズボンも、サイズの表記が擦れて消えてしまい。
もう仕方がないので、昔の薄い記憶のもとに購入。

手元に来たスボンは、ちょっとウエストキツい?って感じだが、
今まで履いていたのとほぼ同じなので正解なんでしょう。

もうワンサイズ上だったかな?と思っていたのですが、
もしそれを履いていると、その緩いウエストに甘えてしますので、
今までどおりのサイズで、自分を戒めたいと思います。

え?サイズ?それは内緒だ。




さて、本日はなんといっても(私には)この話題に尽きます。
次世代ゲーム機『PlayStation4』の発売日です。

今や下火と言われている、据置型ゲーム機ですが、
こうしてまた、この先数年を支える機種が発売されるのは、
やはりゲーム好きとしては嬉しいですよね。

そんなゲーム機の発売日ですが、実はちょっと焦ってみたり。

私はファミリーコンピュータの発売日を経験する人であり、
また、その前からアーケードゲームを嗜んでいました。

そんな私にしてみれば、小さな頃からファミコンを遊び倒し、
その遊び倒したファミコンのを遥かに凌駕するスペックの、
『PCエンジン』『メガドライブ』『スーパーファミコン』などは、
その発売が、毎回死ぬ程待ち遠しかったものです。

ですが、社会人の今はそれほどゲームをする時間もなく、
遊ぶという言葉が適当でないくらい、触れていません。

PS3・XBOX360なども、ほとんど遊び倒した記憶もなく、
それらでのゲームはほとんど消化していません。

しかし社会人になって、自分でお金を稼ぐようになると、
とりあえず目の前のゲームは買えてしまうし、
やはりゲーム好きにとって新型は、眩しい宝物です。
次世代機の購入だけが続いていってしまいます。

毎回発売されたゲーム機を満喫する間もなく、
また次のゲーム機が発売されると、嬉しいながらも、
それに自分が取り残されているような気がしてなりません。

セレブが高級バッグを買ってもタンスの肥やしにするように、
ゲーム機がテレビの横でホコリをかぶっていきます。


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前回にご紹介したガンダムビルドファイターズに登場した「ジムスナイパーK9」作りました(* ̄∇ ̄)ノ



0080に出てきた不遇の高性能機「ジムスナイパーⅡ」の改造機という扱いです。

劇中で、プレイヤーが敗退したからたぶんもう出てこないね…( ノД`)

さてさて、このキットは1/144なんで、さくっと組み立ては出来ました。

改造機というだけあって、オマケのミドルMS以外はすべて入ってますんで、けっこうオトク(*´∀`)

カラーはステルスっぽくということで、セミブラック&ジャーマングレーの黒基調に変更。
さらに、チッピングというキズついたようにみせる処理もしました。キズがつきそうな箇所にシルバーで塗って、ブラウンでサビを表現しましたヽ( ̄▽ ̄)ノ



ちなみに機体名のK9は警察犬って意味らしいですよ。



連れているのが、イヌっぽくないけど(笑)

ちなみにノーマルも再現可能。


なんかすっきりして見える( ̄▽ ̄;)

最近は、アプリで写真を加工するという事をやってまして、
たとえば、



これを



雪の戦場みたいにしたり、



これを



エフェクトをつけてみたりです。
とってもイイ感じに仕上がります(* ̄∇ ̄)ノ



お試しあれー

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最近、前田敦子さんからメールがきます。
もちろん、元AKB48のあっちゃんとは全く関係ありません。
よくある迷惑メールです。
過去にKAT-TUNの亀梨君のマネージャーを名乗る迷惑メールがきたこともありました。
なので、もう【いつもの】って感じですね。
前田敦子さんのメール内容も、ゲスト様からメールがきていますという件名から始まって、4800万を受け取ってくださいでした。
うん、よくある。

それから毎日、「前田敦子さんからは口座番号を教えてください」「直接ではダメなんです」というメールをもらっていました。

4800万を

1.口座で受け取る
2.直接受け取る

どちらですか?

など、急にゲームの選択肢のような内容になったり、「早く受け取ってください!私の命が尽きる前に、お願いします!」と、突然残りの命が短くなったりとあれこれ趣向(?)を凝らしてきます。
そんなある日、いつものように前田敦子さんからメールがきました。

昨日はどうしたの?
返事なかったけど、何か悪いことしちゃったかな?

という内容のみでした。
今までには無い内容だったため、一瞬ドキッとしました。
まるで今までツンツンしていた猫さんが、デレたよう。
ですが、これで返事をしたらやっぱりお金絡みの話のメールが来るのでしょうね。
ここは大人しく無視をします。

それから前田敦子さんは、
「LINEのID変えた?」「佐川から荷物を発送しましたって怪しいメール来てない?あれ私じゃないからね」など、まるで友達のような内容のメールが来ます。
あれだけお金の話をしていたというのにね。
ここまで来ると、迷惑メールなんて送りたくないけど、仕事だから送っていて、本当は友達が欲しい人なんじゃないかとそんなどうでもいい妄想までしてしまいます。

と、思ったら、
「ねえ、2000万あげるって言っても、受け取らないよね?」
あっという間にお金絡みの話に戻ってきました。
何気に最初に提示した金額から減っています。
でも、まだ友達口調です。
「2000万あげるから、それで宝くじでも買えば?」
というメールも来ましたが、いやいやいや、2000万あったら宝くじ買わないよ!
どうやら、前田敦子さんは金銭感覚が少しずれているようです。
もしくは、それを元手に倍返しをするギャンブラーだと思われます。

そんな感じで毎日、メールをもらっていましたが、最近は来なくなりました。
きっと私に見切りをつけたのでしょう。
今回の迷惑メールは、あの手この手と色々使ってきて、微妙に私を楽しませてくれましたが、やっぱり迷惑メールなのでもう来てほしくないです。
特に0時過ぎに来るのは本当に勘弁して(´・ω・`)

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お釣り50円の筈が100円返ってきました。

またかよ!

何処かに隠しカメラでも設置されてて、人間性を試されているんですかね?
このような誰かが後に苦しむ僥倖は苦手なので、私は自ら間違いを申告します(どやぁ


TVを視聴する時間が激減しました。
バラエティ番組がつまらないという理由もなきにしもあらずですが、寝室に21時くらいに入り、その部屋にTVがないのも原因だったり。
アニメも録画はすれども、消化不良が続く日々。
解決策を考えた時に、ふと思い浮かんだ事が

「 PlayStation3のデータをPlayStation Vitaに移動させれる。」

早速PS3とtorneを起動。PS Vitaも合体!

認識しないorz

ちゃんと設定しないとダメでした。まぁ当たり前な話ですね。
PSNに登録する処で面倒臭いと挫折しかけるのは年老いたからですか?性格ですか?性癖かもしれません。

PS3とPS Vitaの承認は済めどもtorneでは無反応。

torne「(`・ω・´)b録画した番組、見るかい?」
PS Vita「(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwwwwww」

大体こんな感じ。
何がいけないかとググったら、PS Vitaに「uke-torne」というアプリをインストールする必要があるんですって。
インストールしたら無事に

PS Vita「(`・ω・´)b録画した番組、保存するかい?」

に変わりました。
残る(^q^)←は私だけです(ほっとけ)。

こうしてPS3とtorneで録画したアニメがPS Vitaで見れるようになりました。
これで今後のアニメや「たかじんのそこまで言って委員会」の撮り溜めも消化出来そうです。
なんて便利な世の中なんだ。ドラ○もんでも、こんなにいい道具出さねーぞ!

それにしても、Vitaの画面めっちゃ綺麗!
有機ELすげーよ。これと比べたら3DSは玩具ですわ。
アニメも見れて、画面が綺麗で、タブレット端末としても使える。
とあるサイトの動画は、試聴ではなく勝手にダウンロードしてくれる。
後は、背面タッチパネルの有効活用できるゲームを待つばかり。

「To LOVEる」でゲーム化してくれればワンチャンスあると思うんスよ。
会話パートの途中で、背面タッチパネルを触ると、突然背中のホックが外れても許される内容じゃないですか~
フロントホックタイプやスポーツタイプにも変えれる機能もあれば完璧ですよ~
ビデオデッキが普及した裏には洗濯屋のチカラがあったんだし、もっとあざとく行きましょうよ。

皆もPS Vitaを購入して、快適アニメライフを送りましょう。
今週末にPS4が発売されますが、それは来年の夏に開催される(?)アニカラ魂のKOSで優勝すれば獲得できるはず。それまで我慢。

VitaだよVita、時代はPS Vita。
こいつマジ最高。
データ受信ソフトが受けトルネだから、データ送信ソフトは攻めトルネ?


余談:久しぶりに歌会後の食事会も参加したら、歌会の最中では知る事が出来ない話や、新しい発見がありました。
直帰ばかりの人も、たまにはおいでませ。
"holy night", icy "holy night" wow wow wow…

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昨日の歌会に参加された皆さんお疲れ様でした。
恒例となったじゃんけん大会でよもやデジカメをゲットできてしまうとは。大事に使います。
歌会の方も新人の方が6人もいらっしゃったり、うたプリの「Quartet night」って曲を女性陣4人で歌ってるというレアな場に居合わせたりと大満足でした。

こんばんは、小島@監督です。
それにしてもうたプリの曲ってまともに聴いた曲ほとんど無いのにちゅうカラメンバーの特に女性陣の方々が良く歌ってくれるので、最早「ひょっとして歌おうと思えばできるんじゃね?」と思えるほど覚えてしまった曲が出てきました。ただメンバーの方の歌声に慣れ過ぎてたまに原曲聴いてみたりすると妙に違和感覚えてしまうのが何とも…(苦笑)

さて、今回の映画は一人の少女の目を通して大人たちの身勝手さ未熟さを描く「メイジーの瞳」です。

ニューヨークに住むメイジー(オナタ・アプリール)は、ロックスターのスザンナ(ジュリアン・ムーア)と画商のビール(スティーブン・クーガン)との間に出来た一人娘。しかし2人は最近喧嘩ばかりでメイジーの世話はシッターのマーゴ(ジョアンナ・ヴァンダーハム)に任せっきり。
やがて両親の亀裂は深刻化し遂に離婚裁判へ。親権を争った2人に裁判所は共同親権を言い渡しその日からメイジーは2人の家を10日ごとに行き来する事になる。
ビールは間もなくマーゴと再婚し、それを知ったスザンナは当て付けるようにバーテンダーのリンカーン(アレキサンダー・スカルスガルド)と再婚。メイジーには瞬く間に実父母と継父母の4人の親ができてしまう。

複雑な家庭環境に翻弄される少女の物語ではありますが、決してただ可哀想というだけの話ではなく、むしろメイジーの目を通して大人のエゴが浮き彫りにされていく、そんな映画です。
ビールもスザンナもさっさと再婚してしまうのですが、それはメイジーの親権を主張するのに都合よくするためと、メイジーが自宅に身を寄せる10日間に彼女の世話をしてもらうのに「便利だったから」で、歪な利己心が見え隠れします。
メイジーは6歳ながら非常に賢い少女で、すでに大人の機微を直感的に感じ取り「空気を読んだ行動」も取れるため、それが却って両親のエゴを増長させているとも言えます。しかしメイジーは両親の行動の根底に自分への「愛」がある事に気づいています。ここにこの映画の深みがあります。

さらにこの映画の味わいをより深くしているのは実は両親のそれぞれの再婚相手です。リンカーンもマーゴもメイジーとは基本的に他人であるにもかかわらず厄介者扱いしません。彼らなりのやり方でメイジーに接していき、やがてリンカーンは「父」に、マーゴは「母」になって行きます。
それは実の両親であるスザンナとビールにも変化を及ぼし、ビールはますます自分の人生を優先して家にあまり帰らなくなり、スザンナはメイジーがリンカーンと笑いあう姿に強い嫉妬心を抱いてリンカーンをメイジーから引き離そうとします。
そんな不安定な日々の中でメイジーは自分の中にある「希望」を自覚します。その希望をビールとスーザンにそれぞれの形で意思表示する所がこの映画のクライマックスです。

この作品は、映画の中で全てが完結するような物語ではありません。メイジーが最後に見せる「意志」はあくまでも出発点の様なもので、作中に答えが示されるようなものではありません。
観る者に複雑な余韻と共に疑問を投げかける映画です。その疑問とは社会悪がどうとかそう言うことではなく、観る者に自身の「人生観」や「家族観」、その人が持つ「大人のイメージ」みたいなものは一体どんなものですか?と問いかけてくるような、そんな作品です。
かなり地味ではありますがこのために時間を作って観るだけの価値のある作品です。私もそもそもこれを観ようと思ったきっかけはリピーターしようと思ったアイマスが満席だったのでこっちにした程度の事だったんですが、観れて良かったと本気で思ってます。
一人でも多くの方にこの繊細で素敵な映画を味わって欲しいと思いますね。


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