忍者ブログ

ちゅうカラぶろぐ


[114]  [115]  [116]  [117]  [118]  [119]  [120]  [121]  [122]  [123]  [124
少し前の話なのですが、仕事の絡みで「カバラン」の試飲会に行って来ました。その名に聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが「カバラン」は台湾のウィスキーで、誕生してからまだわずか10年ほどながら数多くのコンテストで表彰され世界的ブランドに成長したウィスキーです。本場スコットランドや日本の余市など基本的にウィスキーは高緯度で熟成させるものという常識を覆し、亜熱帯地域での熟成を成功させ世界に衝撃を与えただけでなく、現在インドや鹿児島など南方でのウィスキー商品化に拍車をかけ新たな潮流を生み出したブランドです。
 南国の蒸留酒は自然蒸発分、いわゆる「天使の分け前」がスコットランドより遥かに多い(年間20%近い!)ため急速に熟成が進むのが特徴で、そのくせ年数は若いからどこかフルーティーさを残しているところが美味しいですね。

 こんばんは、小島@監督です。
 とは言えカバランは割とお値段が張る物が多いのであまりホイホイ買って飲んだりできないからこういう機会を捕まえられるのは結構嬉しい。

 さて、今回の映画は「クワイエット・プレイス」です。

 「それ」は隕石と共に地球へやってきた。その「何か」により人類は瞬く間に存続の危機に立たされてしまう。
 荒廃した街で食糧や息子のための薬などを探すアボット一家。夫のジョー(ジョン・クラシンスキー)、妻のエヴリン(エミリー・ブラント)と3人の子供たちは手話で会話をし道路には砂を敷き詰め音を立てないように息を殺して暮らしている。街での用を終えて帰途につく一家。しかしその帰路、異変が起こった…

 ワン・アイディアを徹底して研ぎ澄ませたことで忘れがたい印象を観る者に与えてくれる逸品の登場です。ホラーやスリラー映画ではたまにこういうのが現れてくれるから観るのは止められません(笑)
 滅亡寸前の人類社会を描く映画はゾンビ映画などで度々見受けられますが、この映画が他と明確に一線を画す点はその作品内での設定やルールの描写に光る巧さにあります。「聴覚が異常発達したモンスターが跋扈している」ため「大きな音が立てられない」ことを様々な形で見せていくのですが、そのほとんどをセリフに頼らないようにしています。特に序盤は寡黙そのものなのでぼんやり観ていると肝心なところを見落す可能性もあり気を抜けません。一方で「音を立てなければ割と何とかなる」ところも見せているのが面白く、こういった終末映画にお決まりのバリケードが無かったりドアに鍵もかけていなかったり。あまつさえ兄弟でボードゲームに興じたりするシーンが登場したりしています。

 この映画を極めて忘れがたいものにしてくれるのは何より中盤から終盤の展開にあります。妻のエヴリンは妊娠しており臨月を迎えています。大きな音を立てればモンスターが襲ってくるというこの状況で!まさに極限。ビリビリ来るような緊張感が持続するハイテンションな展開が連続します。

 この映画をより豊かなものにしているポイントとして、長女リーガン役ミリセント・シモンズの演技があるでしょう。聴覚障害を持ち生まれつき耳が聞こえないリーガンはある意味で健常者よりもモンスターに対して無防備であり、また同時にコレが親子の葛藤の一つの要因ともなっているのですが、そんなリーガンを演じるミリセントは実際に聴覚障害者だそうです。それ故作中に登場する手話は実際に彼女が扱う手話であり、また作品のサウンドデザインにも影響を与えたとか。この映画が独特のパワーを持ちうるに至ったのは彼女の功績も大きいでしょう。

 ユニーク、という言葉でくくるにはもったいない、アイディアの極めて優れた磨き上げぶりが活きた上質な作品です。単にホラーとして観るには暖かな(というか熱い)余韻を残してくれる逸品でもあるので普段はホラーは苦手だ、という方でもどうぞご覧になってみてください。

拍手[1回]

PR
遊びに行った帰りに、夜中の道を車で走っていたら、
近所で閉店中の真っ暗な焼肉屋にパトカーが数台。

何事かとゆっくりその店の前を走って様子を見ると、
店の周りを警棒を持った警官数人が取り巻いています。

不謹慎ながらも「オラ、ワクワクしてきただ」けれど、
車を停めてまで見ると怒られそうなので通り過ぎます。

一体なんだったんだろう?気になります。



さて、ゲームを買って積むのが大好きな私ですが、
最近のはちょっと物足りないと思うことがあります。

基本的にダウンロード版よりもパッケージ版購入ですが、
そのパッケージの中が今はあまりにも寂しいのです。

それはやはりゲームの説明書が入っていない事。

近年はネット環境などが充実してきたこともあって、
冊子の説明書ではなく、電子説明書が中心です。

説明が見たければゲーム内から説明のサイトに行くか、
PDFファイルをダウンロードするなどがほとんど。

プラスチックのパッケージ内に説明書などを挟むために、
クリップがありますが、基本的に何も挟んでおらず、
挟んであったとしても、そのメーカーのチラシ程度です。

もちろん商品を安くするためが大きな目的でしょうが、
パッケージ版を買って説明書が無いのは寂しいです

小さい頃はゲームを買った帰りに手に入れた興奮を、
説明書を読んで気持ちを抑えたりしていたものです。

もちろん社会人となった今はそんな事はありませんが、
それでもやはりあったものが無くなるのは寂しいです。

それこそ昔、『ドラゴンクエスト』などの大作のゲームは、
紙のパッケージがはち切れる程の説明書だったりして、
それこそそのパッケージの膨らみに興奮したものです、

そして、最近のゲームにありがちになってきたのは、
説明書がなくなったことにも関係があると思いますが、
やたらとゲームスタート直後のチュートリアルがクドい事。

すごく説明くさい操作を延々とやらされ続けたりします。
ゲームの2周めなどをやろうとする時とか、もうね。

??
ここまで書いて思うのは、歌会にすっかり慣れた人は、
やっぱり歌会最初の説明はいい加減クドいのかな?

拍手[2回]

いつだったか忘れましたが、この夏のイベント集中で毎週のように東京行っていたとき、行きの新幹線で一人の男性と隣り合わせの席になりました。
その男性は自分の席に座ると、本を出し読み始めました。

その本は「平成30年度 一級建築施工管理技士 実地試験問題集」

明日、自分が受ける試験の問題集です。

その時、自分に衝撃が走りました。
「あ、ヤバイ。世の中にこれだけ真剣に対策している人がいたのでは自分、今年も試験落ちるぞ」

焦りました
急に焦りました

試験までは3ヶ月以上あったと思います。
イベント待ち合わせの時間にKINDLEでテキストを買って読み始め、その時から勉強始めました。

遅かったのかな
覚悟がなかったのかなと思うところもあります

とりあえずやることはやりました。

明日試験受けてきます

今は少しでも早く気づかせてくれた、あのおじさんに感謝です。

拍手[2回]

ご存知の方も多いかと思いますが、ワタクシ、TVゲーム販売店で働いてます。
年中無休です。とすれば、日曜に開催される歌会やスポイベには出れないのでは?と思うでしょうけど、ありがたい事にスタッフにおまかせして、日曜はお休み頂いて「いた」わけです。

そう。残念なことに日曜休みは消滅しました(´・ω・`)
また休みが復活できるよう、対応っつーか求人はしていますが、とりあえず今から1ヶ月は難しそうです。
次の歌会や月末のスポイベは無理になりましたし、来月の深夜歌会もどうなるかわかりません。

ゲームやモニタも私からの提供だったので、ロビーも寂しくなりますが、カラオケに専念してくださいまし(・ω・)
というか本来はカラオケオンリーなんですけどね(笑)


さて、次回の歌会は『ハロウィン』でございます。
内容はいつもの歌会と変わりませんが、「仮装をして楽しもう!」という浴衣まつりと同様の歌会です。
途中集まって撮影会をする以外は、普通の歌会ですし、仮装は希望者のみで事前に言って頂く必要もありませんので、気軽にご参加ください(*゚▽゚)ノ

通常なら魔女やドラキュラみたいな仮装になりますが、ちゅうカラはアニカラですので、アニメ・ゲーム関連のコスプレでもOKなのです。

さっきも言ったように、希望者だけなので、仮装しない方はいつもどおりの楽しみ方をして頂ければいいですよ(´∇`)


去年は、私はマリオシリーズのヨッシーの全身部屋着で参加しましたが、最終的には、床で踏みつけられているネタにされて終わりました(笑)

まぁ浴衣まつりと違い、様々な格好の方がいるので、見てるだけでも楽しいですよ( ̄▽ ̄)

興味がある方は、ぜひぜひご参加お願い致しますね(*゚▽゚)ノ



あと私のカートは無くなってしまいましたけど、「"通常の"カラオケ会」というスポイベが発生しています。
まぁいつもの歌会が反転した歌会です。
アニソンなど歌会で歌える歌以外の縛りのカラオケです。(まぁ縛りはそこまで厳しくないとおもいますが)

邦楽とかはさておき、声優さんやアニソンアーティストさんのアルバム曲など、好きなのに歌えない!という歌を歌えるチャンスですね。

その話がでる前に普通のカラオケを久しぶりにしてきましたが、久々に歌う邦楽は楽しかったです。
ついでに歌会では禁止となっているメドレーもラルクでチョイスしましたが、個人的には別々のほうがいいなと感じました(・_・;

そして、ちゅうカラメンバーだと当たり前のように、立って歌います。
もう終了の拍手とか癖になってますね(笑)

またしばらくはクルマでアニソン聴いて、歌うくらいかと思うと、ちょっと寂しい気もします(´△`)


早く歌会に復帰できるように、仕事頑張るぞ(゚Д゚)ノ
では、また来週~(ブログは毎週書くよ)

拍手[2回]

ちゅうからのみなさん、プロデューサーのみなさん、おはようございます。
ちゅうカラブログ水曜日担当のレイウォールです。

秋アニメの季節が本格的に始まりました。人気シリーズの続編をはじめ,今期もたくさんのアニメが始まっています。

ということはちゅうから的に見れば,新しく歌える曲が増えるチャンス。10/21の歌会ではきっと何かしらを歌う人がいると思っています。

アイドルマスターシリーズからは5分アニメ枠でアイドルマスターSideM 理由あってMini!が始まりました。小さくなったアイドルたちが和気あいあいとした姿を見せるアニメです。

短い枠でSideMのアイドルのことを知ることができるのでまず最初に見てみるのはありじゃないでしょうか。

さて、今回ご紹介する曲は"ら♪ら♪ら♪わんだぁらんど"です。
この曲はプチ系列のアイマスアニメの走りであるぷちますの曲の一つです。ぷちますの曲はなかなか聞く機会もないのですが,今年の頭に開催された初星演舞というライブで予想外に歌われたことは覚えています。ぷちます,しんげきのどちらも頻繁に主題歌を変えてきた5分アニメ枠のアイマス。今回もCDが3枚予定されているため,おそらくはそうなると思って期待していいでしょう。

おわり。

拍手[1回]

ここ数日妙に疲労感が強くて体が重かったこともあってこの連休は半分は寝て過ごしてました。こんなにひたすら眠っていたのは何だか久しぶりな気がします。たまにはこんな休日の過ごし方も良いかな。
 こんばんは、小島@監督です。
 そして起きている時間は何故か「サガフロンティア」やってました。以前ゲームアーカイブスで購入してPS VITAに落としてプレイしていたのですが、途中でメモリーカードのデータが破損して挫折。今度はちゃんとエンディングまで行きたいのぅ。

 さて、今回の映画は「散り椿」です。

 享保15年、元扇野藩士・瓜生新兵衛(岡田准一)は藩内の不正を訴えたが聞き入れられず藩を追われ、妻・篠(麻生久美子)を伴って京に移り住んでから8年の歳月が流れていた。しかしそれだけの時間を経てもなお藩から刺客が差し向けられ襲撃される落ち着かない日々を過ごしていた。
 重病を患っており自身の死期が近いことを悟った篠は新兵衛にある「約束」を託し藩に戻って欲しいと告げる。
 篠が息を引き取った後、新緑の頃、新兵衛は扇野藩へと帰ってきた。それによりかつて藩を揺らした不正騒ぎの関係者たちの心がざわめく。再び藩内に陰謀の風が吹き荒れようとしていた…

 冒頭の雪が降るなか新兵衛が刺客に襲撃されるシーンから映画全編その全てのショットが切り出せば絵になりそうな息を呑むほどに美しい映像に圧倒される時代劇の登場です。昨年12月に亡くなった葉室麟の小説を原作に、脚本には「雨あがる」(2000年製作)「博士の愛した数式」(2006年製作)などの小泉堯史、音楽には「NHKスペシャル 映像の世紀」(1995年)やドラマ「白い巨塔」(2003年)など幅広く活躍する加古隆、監督は1970年代から撮影監督として数多くの作品に関わり、2009年「剱岳 点の記」以降は監督としても活躍する、80歳を目前にしても精力的に映画製作を続ける木村大作が手掛けています。木村大作は黒澤明のもとで下積みをしていた経験があるほか、小泉堯史も黒澤明のもとで長く助監督をしていた経歴があり、こだわりの強い画作りなどに黒澤明の遺伝子を感じさせる1本になっています。

 この映画、いろいろ見所はあるのですが、まず主演岡田准一の存在感が半端無いです。その居住まいや所作だけでなく殺陣のキレが一人だけ別格で違います。共演している西島秀俊や池松壮亮なども決して悪くない(むしろ上手い)のですがそういう部分ではなくそもそも格闘家として鍛錬量が違うというか良くそんな低い体勢で綺麗に構えられるなと感心する体幹の据わり方が凄いです。もうこの惚れ惚れするような動きを観てるだけで充分払ったお金分の価値はあるグレードに達しています。実は岡田准一はいくつかのシーンで殺陣の監修も行っているほかワンシーンだけながら撮影も行っており演技以外の関与度合いが大きいのもポイントです。
 あと個人的には本気になったら真顔で(というか虚ろに近い表情で)敵を叩き斬る西島秀俊の殺陣もなかなか印象的だったのでこの辺りは推したい。
 
 そして先述の画の美しさが本当に見事です。このデジタル全盛のご時世に敢えてフィルムカメラをそれも同時に5台も回す多重撮影を行い緊張感の高い凛とした映像世界を作り上げています。しかもオールロケ。撮影手法からオールドスタイルですが、そういうものだからこそ成し得る「画」があるのだということを実感させてくれます。
 一方で物語そのものは出来たそばから古典的な印象が強く良くも悪くも「時代劇」なため、これで良いと思う方も食い足りなく感じる方もいらっしゃるでしょう。登場人物の心情を演技で見せる部分と台詞で語る部分のバランスがかなり際どい所にあるためこの語り口が綺麗にハマる人は実はそう多くないかもしれません。

 欠点はそれなりにあるとは言え圧倒的な画の力で見せる映画ゆえ、観てみるならやはりスクリーンでの鑑賞をお薦めしたい作品です。これぞ日本映画というその粋をどうぞ堪能してみてください。

拍手[1回]

『シュタインズゲートゼロ』のブルーレイの購入を、
先日のブログにも書いたように延々と悩んだままです。

結局そのままに『Amazonプライム』の動画サービスで、
少しずつ見ていたら、面白くなってきてもう夢中。

少しずつ残りの話数が減ってきて見るのがなんか、
ちょっと勿体ないなんて思い始めちゃいました。

ここから先はブルーレイを買って小まめに見ようかな?




さて、前回の歌会でハイルさんが持参したスイッチで、
ファミコンの『ダブルドラゴン』というゲームをプレイ。

30年以上前のゲームながら、今更ツボにはまって、
帰宅してから自分もダウンロードしてプレイするように。

それから、『どこでもセーブ』とかヌルい事をせず、
ノーミス(死なずに)クリアを目標にしてプレイ。
無事にノーミスクリアを達成することができました。

やる事を段階的に積み重ねて、パターン作りながら、
少しずつ進められるようになるのが楽しかったですね。

最近のゲームはオープンワールドなゲームが多く、
「ノーミスクリアが・・」みたいな話はあまりなく、
少しずつ進めてセーブを繰り返す事が多いです。

その中でやり込む事や目標はいろいろと決められますが、
私のような古い人に『ノーミスクリア』という言葉は、
これまたなんとも魅力的な言葉だったりするのです。

正直、ダブルドラゴンはそんなに難しいゲームではなく、
誰でもちょっとやればノーミスできそうなゲームです。
しかし、個人的な達成感は相当でちょっと高揚しました。

久しぶりにゲームの面白さを見直したような気がします。
「じゃあ次のゲームは!」とはなっていませんが、
まだまだ人生、ゲームをやめることはなさそうです。

というか、ゲームは大好きなのですが腕がショボくて、
クリアできずに挫折することが多かったりするので、
その時に凹むのが嫌でやらなかったりするのですよね。

拍手[2回]

忍者ブログ / [PR]