ちゅうカラぶろぐ


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まいまいさんご結婚おめでとうございます!どうぞ末永くお幸せに!
でもって仮面ライダー好きはどうぞそのままでいてください。ついでにアイマスもよろしくでござる(笑)

こんばんは、小島@監督です。
え?私の方はどうなのって?あっはっはっは(白目)

さて、今回の映画は「ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやってくる」です。

ウィーン・フィル、ベルリン・フィルと並び世界三大オーケストラと称されるオランダの「ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団」。2013年、創立125周年を記念してワールドツアーが組まれた。1年の内に欧州、北米、南米、アフリカ、アジア、オーストラリア各地を巡り公演を行うツアーの中でオーケストラは様々な世界の一面と触れ合う。これは、そんな彼らの旅を綴ったドキュメンタリー。

1888年に創立され、世界屈指のオーケストラと言われるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の創立125周年記念ツアーに随行し取材を重ねた記録を織り上げたドキュメンタリー映画です。
余談ですがこのツアーでは日本でも東京と川崎で公演が開催され、東京公演では皇太子ご夫妻も鑑賞されています。ただ映画の中では日本は一切登場しませんが(苦笑)
監督は街角や地下鉄構内で演奏する移民の音楽家たちの姿を追った「アンダーグラウンド・オーケストラ」(1997年製作)などでドキュメンタリー作家として高い評価を得ているエディ・ホニグマン。それ故この映画は単なるツアーのメイキング以上の輝きを放つ作品になっています。

パーカッション奏者のちょっぴりユーモラスなエピソードで幕を開けるこの映画は、世界屈指の楽団に所属する音楽家たちのプロフェッショナルな部分と人間臭い部分を巧い具合にすくい上げていきます。中にはショスタコーヴィチの楽曲に対する持論を熱く展開する者もおり「あ~オタクってこうだよね~」ってちょっと思ってしまったり(笑)

ですがこの映画の真骨頂はそこではありません。ホニグマンが音楽家たちと同等以上に取り上げるのは観客たちの姿です。
クラシックを拠り所に生きるアルゼンチンのタクシー運転手が抱える「孤独」、現在も人種問題が水面下で生き続け悪化する治安の中で音楽に希望を見出す南アフリカの少女、マーラーの交響曲に強制収容所で生きた迫害の過去を追想するロシアの老人…そんな公演に足を運んだ観客たちにもスポットを当て、丹念な取材を行っていきます。
コンサートに集った彼らが演奏に耳を傾ける、奏者と観客の人生が交錯する一期一会のエモーションを描出してみせたことで、この映画は単なる記録映画を超えた非常に重厚な作品になりました。
音楽とは、奏者が演奏するだけではない、その旋律に耳を傾ける者がいて初めて「音」は「音楽」になるのだ、ということをこの映画は再認識させてくれます。

各チャプターで使われる選曲もこの映画の主題ともいえる奏者と観客の「繋がり」を実にロジカルかつ濃密に演出します。映画終盤、マーラーの「復活」に乗せて全てが一体化してゆくクライマックスの荘厳さはとても言葉では語り尽せません。

「ロイヤル・コンセルトヘボウ」は音楽が持つ奥深さ、その本質を美しくかつ力強く描き上げた思索的で情熱的な映画です。
良きにつけ悪しきにつけ音楽をダウンロードで楽しむことが普及した結果、よりライブの存在感が増した昨今、「音楽」というものを見つめ直すのにも最適の1本じゃないかと思います。
観ればきっと音楽が聴きたくなる、演奏したくなる。国境を越える音楽の「魂」をぜひ味わってほしいですね。

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ありがとうございます! By まいまい
安心してください、仮面ライダー好きが終わることはありませんよ(笑)
アイマスは彼とシンデレラ、sideM、765は楽しんでいるのですが、ミリオンにはまだノータッチなので良かったらミリオンの魅力を教えてくださいな(つω`*)
DATE : 2016/03/08(Tue)20:18:42 EDIT
無題 By 小島@監督
>まいまいさん
おお。しかし私もミリオンはまだまだ日が浅いのですよ。なので取り敢えず、サイドポニーに関西弁の横山奈緒がカワイイヤッター!とだけ言っておきましょう(笑)
DATE : 2016/03/09(Wed)22:13:41 EDIT
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