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ちゅうカラぶろぐ


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私は割とズボラなので手帳は仕事で付き合いのあるメーカーさんからいただいた物をそのまま使うことが多く、自分から買って使うことはあまりありません。
ですが、たまには自分で選んで購入するのも良いなと思い、東急ハンズで探していたら目に入ってしまったのがコレ。

「モレスキン・フィルムジャーナル」!
ノートのページレイアウトを鑑賞した映画のデータや感想などをまとめる為に特化してデザインされた逸品!何この私の為にある様なノート!
気が付いたら2,800円もするのについうっかり買ってしまいました。

こんばんは、小島@監督です。
あ、一応手帳は手帳でちゃんと忘れず買いました。

さて、今回の映画は記念すべき(?)そのノートに書き込んだ最初の1本、4人のマジシャングループが仕掛ける奇想天外なクライム・サスペンス「グランドイリュージョン」です。

スライハンドマジックの達人・アトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、脱出マジックアーティスト・ヘンリー(アイラ・フィッシャー)、相手の心を操るメンタリスト・メリット(ウディ・ハレルソン)、ストリートハスラー・ジャック(デイヴ・フランコ)の4人は何者かに贈られたタロットカードに導かれて「フォー・ホースメン」と名乗るグループを結成。ラスベガスの会場で大勢の客が見守る中遠く離れたパリの銀行から320万ユーロを奪取してみせる。
その大胆不敵な手口に、彼らを逮捕すべくFBIのディラン(マーク・ラファロ)、インターポールのアルマ(メラニー・ロラン)だけでなくそのトリックを暴こうとするサディアス(モーガン・フリーマン)らがフォー・ホースメンを追う。
フォー・ホースメンの真の目的は何であるのか。彼らを呼び集めたのは誰なのか。全てが集うニューヨークで壮麗なイリュージョンと共に真実が明かされる!

「トランスポーター」や「タイタンの戦い」を手掛けたルイ・レテリエがまた非常に独創性溢れる痛快な作品を生み出しました。
それぞれに特技を持った個性的な4人のイリュージョニストのチームが大胆不敵なトリックで大金を奪って行くという姿を軽快に描くこの物語は「オーシャンズ」シリーズを思い起こさせますし、そんな彼ら「フォー・ホースメン」を猪突猛進なFBIが追うという構図は「ルパンⅢ世」の様でもありますね。

物語の最大の肝とも言えるマジックの数々もデヴィッド・カッパ―フィールドら超一流のマジシャンの監修と訓練の元、華々しい絢爛さを持ちながらほとんどCGに頼らない説得力のある映像が続々と展開し非常に惹きつけられます。
敢えて古風でアナログな35mmフィルムで撮影してるのも良いですね。

物語の運び方も伏線の張り方が非常に巧みでクライマックスで明かされる真相に驚かされながらもそれを不自然とは感じさせないところが見事です。

ミステリアスなオープニングからロマンティックな余韻を残す小粋なエンディングまで、1分足りとて観客を退屈させないよう計算されたその作りはまさに一級品のマジックショーを観てるかのよう。
これぞエンターテインメント。本当に楽しい映画です。スカッとしたい方は是非!個人的に何度でも観返したくなりそうです。(今のところそんな暇は無いですが(苦笑))

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