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ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
イベント前最後の歌会でしたがガッツリ歌えましたでしょうか?
初参加の方々も楽しんでいただけましたか?
私と同室だったらいさんなかなかの歌唱力で驚きました。私ゃ初参加の時はあんなにうまく歌えなかったですよ。

こんばんは、小島@監督です。
あ、そういや「DISCOTHEQUE」歌ってねぇ!

さて、今回の映画は2008年に放送されたテレビシリーズの続編として制作された「図書館戦争 革命のつばさ」です。
って書いてて気づいたけどもうTV版から4年も経ってんの!?時間の経過って早い…!

同じプロダクションIG制作の「BLOOD-C」も公開中ですが、制作体制を一新した「BLOOD-C」と違い、「図書館戦争」はTV版と同じスタッフが再結集して制作されているため、画面の雰囲気はTV版と変わらず全体の情報量を底上げするような画作りで全編通して崩れの少ない非常に端正な映像を楽しめます。
声優陣の演技も変わらず鉄板。特定のキャラに思い入れのある方は大概満足できるんじゃないでしょうか。
物語の発端となる小説家・当麻蔵人役を演じるゲスト声優のイッセー尾形さんもなかなかの怪演。さすがに他と比べると声が浮いていますが、観ている間に慣れる…はず。

ただ、かなり気になってしまった事として、今作は表現の自由や検閲という問題に深く突っ込み過ぎているように感じました。
表現の自由を巡り「図書隊」と「メディア良化委員会」が戦いを繰り広げる「図書館戦争」の世界は、なかなかユニークな着眼点をしているとは思いますが、良くも悪くも緩いのが特徴で、本気で「表現の自由」なんて命題に足を踏み入れたらその緩さが足枷になるのではとTV版の時から感じていた事が具現化したように感じます。
観ていてあちこちから噴き出す矛盾や歪みがどうも気になってしまいイマイチ話に乗り切れなかった、というのが正直な感想。
もっと「キャラ読み(映画本編中にも出てくる言い回しで、物語の筋立てよりキャラクターの心情を重視して読む方法のことらしい)」に徹することができれば違う楽しみも味わえたのでしょうが。
ただこれは多少なりとも法律をかじった自分だからそう感じてしまう可能性も強く、特にそんな所気にならない人も大多数だと思いますので、むしろそういう人たちにはネットが身近に在る今だからこそ自身も無関係とは言えない「表現の自由」という問題を考えるきっかけになると良いですね。

ちょっと小難しい話にシフトしかけましたが、「図書館戦争」は原作やTVシリーズのファンには映画の存在自体が一つのご褒美ともいえますし、映画になっても一切ブレない笠原や堂上のラブでコメっぷりを是非映画館で堪能してほしいですね(笑)


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