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ちゅうカラぶろぐ


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視聴率はさっぱり振るわないと聞きますが、大河ドラマ「いだてん」がとにかく面白いです。来年開催の東京オリンピックの太鼓持ち企画に間違いはないのですが、1900年代から60年代までの数十年間をスポーツや文化史の面から語るというのは実に興味深く、数々のアスリートたちの奮闘だけでなく関東大震災のようなカタストロフの中でスポーツが果たした意義、スポーツが政治に絡めとられていく様などを見事に描き出していてとてもエキサイティング。武将や政治家ではなく本来ならば「名もなき市井の人々」でしかない人たちが物語の中心にいるのもいいですね。

 こんばんは、小島@監督です。
 物語も終盤に近付きつつあり、どのようなクライマックスを描くのか楽しみです。

 さて、昨日の日曜は「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》」のライブビューイングを観に行ってきました。
 2017年から開始された男性声優によるキャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」、昨年末からコミカライズもされ、今年末にはアプリゲーム配信開始も予定されてはいるものの基本はCDというか音源のみの展開というのは近年にしてはかなり珍しいと思うのですが、急速に人気を獲得してきたタイトルです。楽曲はちゅうカラの歌会でも最近良く歌われていますね。私もいくつかは歌ったことがあります。というか私がコレを知るきっかけになったのも昨年頃にちゅうカラメンバー数人から薦められた結果だったりします。出演声優の中にベテラン速水奨がいるのですが、薦めてきた方たちの大半が「彼がラップしている」という角度から来た辺り皆さん良く分かっていらっしゃいますな(笑)

 ちょっとポイント高いのは開演直前の前説。何とここもラップ。「携帯の電源はOFFに」「非常灯は開演したら消えるけどもしもの時は点灯する」など、お決まりともいえる内容を歌詞に織り込みラップで説明されます。例えば私が良く行くアイマスライブでは「事務所の事務員」が説明するのが通例になっていますが、開演前に「場」を作るこういうのは結構大事だと思う方なのでここから結構期待値が上がりました。
 ライブがスタートして何より驚かされたのは主人公である山田一郎役木村昴の芸達者ぶりです。瞬時に声色や速度を変えたりボイスパーカッションを交えたりとまさに縦横無尽。ほかの方は微かに「仕事」が見える瞬間があるのですが木村昴だけはただひたすらに楽しそうなのが印象的。また、全員が配役を演じながら濃度の高いリリックを時にはいスピードでラップするのにも関わらず、滑舌が良いので歌詞が聞き取りやすいというのも高ポイント。ひたすら「良い声」を堪能できるイベントです。

 「ヒプノシスマイク」の楽曲はZeebraやラッパ我リヤなどHIPHOPアーティストの手によるものも数多く、ライブイベントではそう言った楽曲提供者がゲスト出演するのが通例となりつつあり、この日は餓鬼レンジャーと山嵐の2ユニットが出演しました。
 餓鬼レンジャーはMC2人とDJ2人、そしてダンサーの5人ユニット。…なんですが、このダンサーが曲者。「タコ神様」と呼ばれる彼は赤い全身タイツにひょっとこのお面を付けたいでたちでしかもステージの真ん中で実になまめかしく踊るため、画面にフレームインしているとどうしてもそっちを観てしまう異様な存在感。
 山嵐はHIPHOP系では珍しい生バンドを擁したユニットで、ヘヴィロックに近い曲調が特徴。山嵐は単にゲスト出演しただけでなく、ファンの評価も高い楽曲「DEATH RESPECT」においてバックバンドとして登場。生演奏に乗せて展開されたこの曲はファンのボルテージを最高潮に持って行ってくれました。

 イベントの終わりには6人の新キャラの発表と来年メットライフドームで開催予定のライブの告知が。
 いっぺん生で観てみたいという好奇心から行ってみたイベントでしたが予想以上に楽しめました。HIPHOPと声優という2つのサブカルチャーの融合が見せる化学反応を満喫。今度は一度現地で味わってみたい気もしますね。

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友人たちと食事中に筋トレするアニメの話になった。
もちろん『ダンベル何キロ持てる?』というアニメです。
結構人気があるようで、筋トレするオタクが増えたとか。

女の子にバンドやらせたり、キャンプさせたりと、
いろいろなネタの先に、とうとう筋トレまでかと呆れました。
アニカラサークルをしながら、このアニメ知りませんでしたが、

その食事中に次は「なんだろうね」なんて話をしていたら、
「もう次はお風呂に入るアニメでいいじゃん」との声。

そうか、もう露骨に女の子がお風呂入るだけの設定で、
いろんな入浴を見せつければ絶対にウケるだろうと。
もちろんBlu-rayなどでは煙が光が消えるワケですね。

そんな『ダンベル何キロ持てる?』はどんなものかと、
帰宅後にアマゾンプライムで早速観てみました。
うん、真面目でエッチで勉強になって面白いと思いました。



さて、バラエティ番組などへの出演の多いプロレスラーの
『獣神サンダーライガー』を知っている方も多いと思います。

もともとは『獣神ライガー』というアニメの放送に合わせて、
新日本プロレスにコラボレスラーとして参戦しましたが、
今ではアニメよりも、レスラーのほうが有名ですよね。

学生の頃はまだプロレスの放送も割と多かったので、
週末は友人たちと一緒に見ることも多かったプロレス。
当時は結構好きで雑誌なども、買っていたりしたものです。

ですが、基本趣味はゲームだし、ちゅうカラを始めたり、
最近はほとんどプロレスを見ることもなくなっていました。

ある時にライガーがある番組に出ていた時のこと、
普通に中の人が『山田さん』であることもぶっちゃけたりと、
オープンに話しながら50歳を超えていると言います。

そりゃ50歳は超えているだろうなとは思いましたが、
言い換えれば、もうそろそろ引退なのでは?となります。

学生の時に見ていたライガーこそデビューしたばかりで、
そういえばその頃のライガーは一番見ていましたし、
それなら、1回くらいは本物が見たいと思い立ちました。

そんなことを思ったのが、今から2年前の夏でしょうか。
それから愛知での新日本プロレスの興行を見に行き始め、
7~8回くらいは見に行ったのではないでしょうか。

これがきっかけで初めて現地でプロレスを見たのですが、
何気にライガーを差し置いてもちょっと楽しくなってきて、
今では結構プロレスに時間を割いて見たりしています。

そして今年の3月、ついに引退の発表となりました。
なんと引退となる場所は2020年1月の東京ドームです。

それからというもの、東京ドームに行ってしまおうかと、
ずっと悩んでいましたが(それこそ入院している時も)、
ちょっと学生の時以来でプロレスにハマってきたので、
もう東京ドームに行ってしまうことを決めてしまいました。

ちゅうカラにはアニソンシンガーのライブ勢が多いので、
「ちょっと東京行くだけじゃん」と思うのでしょう。

私もライブを見に結構東京に行ったりするのですが、
今回に限ってはなんか、踏ん切りがつかなかったのです。

新日本プロレスは毎年1月4日に東京ドーム興行があり、
『イッテンヨン』という呼び方がファンに浸透してます。

しかしながら今回は5日も開催と、なんと2日間開催です。
そうなるとやっぱり2日間とも行きたくなりますよね。
しかも、年末年始の連休最終日というのも引っかかります。

そんなマイナス思考を差し置き今回は行こうと決定。
一つの区切りとして、楽しんでこようかと思っています。

あ、ちなみに1月3日は毎年恒例の新年1発目の歌会ですよ!

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マンガ、アニメ、ゲームと娯楽って人からみると一見、無駄に見えたりするかもしれませんが、ふとしたときに役に立つ事もあります。ただいま、航空機に関しての勉強をしていますが、まさかエースコンバットの知識が役に立つとは思いませんでしたわ。ゲーム中でも挙動を意識して操作しますけど、旅客機なんかも同じなんですよねぇ(ちょっとエンジンとかのレイアウトは違いますが)
英単語とかも、学校で習うよりも物語とかで出てくるものが覚えやすかったりしますしね(個人差があります)
というわけで、今までのオタ知識無駄になってなくてよかったわ( ¯﹀¯ )


さて、ちょい先日メンバーとゲームで遊んだ際に使ったPS4「東京オリンピック2020」。体験版が配信されていて、思ったより楽しかったので、遊んでもらいました。体験版には「110mハードル」「水泳200m個人メドレー」「テニス」の3つのみでした。ハードルと水泳はさておき、テニスはミニゲーム扱いというレベルではなく、ひとつのソフトで販売してもいいんじゃ?って内容でした。

そんな内容で野球もあればサッカー、バスケ、ビーチバレーなどの球技の他、ボクシングやBMX(マウンテンバイク)など、全部で多彩な14種目!
軽く楽しむだけでも、がっつりやり込んでやるにも良さげなボリュームです(・∀・)b

さらには、キャラメイク機能もあり、顔の輪郭、目、鼻、口、髪型などかなり細かく設定できます( ̄▽ ̄)
歌会中に自分キャラを皆さんに作ってもらったら楽しそうですね。
意外と自分の顔を再現するって難しいと感じましたわ。(他人もだけど)

というわけで、今週はモンスターハンターワールド:アイスボーンの発売にも関わらず、東京オリンピック2020を買ってしまいました。
まぁどちらにせよワタクシ、モンハンはクリア前にストップしてしまってるので、急いで買う必要はないですからね(・ω・)


次回、歌会の際は、ぜひとも1年早いオリンピックゲームを遊んでみてくださいな~
欠点があるとしたら、オフラインだと2人までしか遊べない事かな(´Д`)



もういっちょゲームの話。タイミングよく任天堂の新作ゲームについて発表がありました。たくさんあったけど、個人的なものを。

まずスイッチの「大乱闘スマッシュブラザーズ」に新たなファイターが6日より配信決定!
そのキャラは『バンジョーとカズーイ』こちらは前から発表されていましたが、明日からとか急ですねw
そして次回の配信キャラも発表!それは『テリー・ボガード(餓狼伝説より)』!
カプコンのストリートファイターからリュウとケンは参戦していますが、まさかSNKからもくるとは・・・。
なんというかカプコンvsSNK以来の久々の対決になりますね。はたして性能はいかに?
ついでにテリー以降も追加キャラあるそうで。どんだけ増えるんじゃw

もう1つだけ。今、スイッチのオンライン会員向けにファミコンソフトが配信されていますが、6日にスーパーファミコンソフトも配信開始となります。そのタイトル数なんと20タイトル!
こんだけあると、スーパーファミコンミニってなんだったんだろう・・・って思っちゃいますね。ラインナップはこんな感じ

F-ZERO
カービィボウル
スーパーE.D.F.
スーパーファミリーテニス
スーパーフォーメーションサッカー
す〜ぱ〜ぷよぷよ通
スーパーマリオカート
スーパーマリオワールド
スーパーマリオ ヨッシーアイランド
スーパーメトロイド
スターフォックス
ゼルダの伝説 神々のトライフォース
戦え原始人3 主役はやっぱりJOE&MAC
デモンズブレイゾン 魔界村 紋章編
超魔界村
パイロットウイングス
ブレス オブ ファイア 竜の戦士
星のカービィ3
ラッシング・ビート乱 複製都市
ワイルドトラックス

すげーなー(・_・;
この辺も次回歌会では遊べますので、カラオケしたいけど、ノドの調子が。
歌ってたけど、ちょっと一休みって方は遊んでくださいね~ヽ(*´∀`)ノ

あ。これでまた2機種の持ち込み確定やんw
そんなわけでまた来週~

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この週末開催されていたアニサマの初日でサプライズゲストとして「アイドルマスター」の如月千早(今井麻美)が登場して「蒼い鳥」を1曲だけ披露して大喝采を浴びていったことが評判になりました。
 それを聞いて「ああ、千早らしいな」と思ってしまったのはきっと私だけではないのでしょう。「そういうことができる人」だと長い時間かけて観てきましたから。きっとその会場にも立っていたのでしょう、如月千早が。

 こんばんは、小島@監督です。
 しかしおかげで来月のバンナムフェスが尚のこと楽しみになってきました。待ち遠しい…!

 さて、今回の映画は「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」です。

 リュカ(声・佐藤健)は父パパス(声・山田孝之)と共に宿敵ゲマ(声・吉田鋼太郎)に連れ去られた母マーサ(声・賀来千香子)を探す旅を続けていた。
 ある時ラインハットの王子ヘンリー(声・坂口健太郎)がモンスターに拉致され、パパス親子はそれを追跡に向かったが、それはゲマの策略だった。パパスはリュカの眼前で殺され、ヘンリー共々誘拐され奴隷としての日々を送ることになった。
 それから10年、ヘンリーと共に一計を講じ脱出に成功したリュカは父の遺志を継ぎ「天空の剣」を扱える勇者を探す旅に出るのだった。

 1980年代から続く日本を代表するRPGの金字塔「ドラゴンクエスト」、映像化されるのもこれが初めてではなく1989年にTVアニメ化されてもいますが、映画となると「ダイの大冒険」や「ロトの紋章」など世界観を生かした派生作品からの劇場版のみで、これまでのゲームを直接的に原作とした映画化、それもフルCGでのアニメ化はこれが実質初めてといっていいでしょう。実は劇場用作品ではないのですがドラクエは一度実写化もされています(「勇者ヨシヒコ」のことではない)、1988年に製作された「ファンタジア・ビデオ」がそれで、すぎやまこういちの手によるフルオーケストラの音楽をバックにセリフのないサイレントで展開する作品で、製作は後に「新世紀エヴァンゲリオン」を手掛けることになるGAINAX。特撮部分は「陰陽師」の尾上克郎や「シン・ゴジラ」の樋口真嗣が担っていたり、竜王役で庵野秀明が出演したりしています。
 
 さて、話を「ユア・ストーリー」の方に戻しましょう。
 物語の評価が非常に高いドラクエ5をベースにしたこの作品は、親子3世代で展開する長い物語を105分でやろうとしているので多くの「成長」のプロセスをバッサリカットした超ハイペースで展開します。映像としての出来は良く、特に5の主人公はバギ系の魔法が得意というのを生かして特にバギマが(ゲーム中ではそう長く一線級では使えないのだが)大迫力で大活躍してくれます。俳優たちの演技もなかなかでリュカ演じる佐藤健が思いのほか「役者の顔が見えない」ことと、有村架純演じるビアンカが想像以上に可愛いのがポイント高いです。
 一方でこの速い展開に対し、ほぼゲームのままで使われているすぎやまこういちの音楽のリズムが合っていないというのが問題です。ドラクエの音楽は実はかなりゆっくりであり、自分のペースで進められるゲームの方ではそれがマッチしているのですがこういうアレンジを施した映画ではそれが裏目に出てしまっています。そのまま使うのは要所にとどめてもっと大胆にアレンジしても良かったのではと感じます。

 そして各所で賛否両論の展開が待つ終盤。実は私はそこそこ高く買っています。「そのまま映像化したのでは絶対に勝てない」のをよく理解した上でのリスキーな冒険に敢えて踏み切った点に対してです。「ドラクエじゃなくても良かったのでは」という声も聞きましたが、こういうのはメジャータイトルでやるからこそ効果的ともいえます。相当に危うい道であり、またその道に踏み切るための準備が十全であったとも言い切れませんでしたが。
 もう一つ興味深い点は、ここでのリュカとあるキャラクターとのやり取りが言ってみれば「古い」点です。恐らくこれは監督山崎貴のゲームに対するイメージであろうと同時にシナリオを監修した堀井雄二が長く向き合ってきた感覚でしょう。日本のゲーム市場を牽引した人物がもしかしたら今でも「この感覚」と戦っているかもしれないのはどこか切ない感じもします。そして100館規模のメジャー作品でコレを語るならできれば15年前までには通っているべきステップだったようにも思えます。この辺りに「名探偵ピカチュウ」のような作品を生み出せるようになったハリウッドのようなゲームと映画の距離感を作り出せずにいる日本のゲーム市場と映画市場の「遠さ」を感じます。

 賛否はどうあれ、ドラクエのプレイ遍歴も含めて観た者同士で語り合えるという点では決して悪い作品ではないでしょう。公開も終盤に差し掛かり上映回数も少なくなってはいますが、まだの方は一度ご覧になってみるのも一興ですよ。

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会社の後輩が雑談中、私にこのように聞いてきました。

「かときちさん、勇者ヨシヒコって知ってます?」

知ってるもなにもBlu-rayBOX全部所有するレベルですが、
まあそれは伏せておいて「知ってるよ」と答えます。

すると、「勇者ヨシヒコの映画をそのまま作ってたならば、
全然安く作れて興行収入も上だったんじゃない?」
と、意味ありげに思いを吐露する後輩でした。

うん、その先に言いたいことはなんとなくわかります。
ちなみに、私は初プレイはフローラを選びました。


さて、前回のブログで紹介した小さなパズルですが、
その後、なんとなくせっかくだからとやってしまいました。

そして完成したのがこれです。












ってのはさておき、これが原寸です。

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最近、LINEマンガで「懐かしファミコン物語」なるアンソロジー的な物を読んでいます(1日1話無料で読める感じ)

いろんな方が描かれていて、題材もマリオやスターソルジャーなど様々で、世代的にドンピシャですから、"ファミコンあるある"に共感したり( ̄▽ ̄)

昔は表現に限界があるため、開発者はものすごく頑張っていたと思います。
よくスーパーマリオをドットで表現したキャラグッズとかありますが、当時は色数はびっくりするくらい少なく、苦労していたようです。(初期のマリオとルイージは肌の色が違ったりする)
あのドットの少なさで、ちゃんと「それ」に見えてくるのは、ある意味すごいと思いません?

BGMも今みたいなオーケストラやテクノサウンドみたいなものではなく、音色は4つという少なさかつ独特なものでしたね。
でも当時を想ってかそれに魅力を感じている方も多く「8ビット音楽」とかよく見かけますよね。あの独特な電子音は、逆に普通では聴く事はないので、私も不思議な魅力を感じます( ¯﹀¯ )
あぁ、頭の中でロックマン2の曲が流れ始めた(笑)

今はみんなソフトは1人1つ、対戦はオンラインで画面は1人1人が主流ですが、当時は子供にとってゲームはよほどでないと手に入ることはなく、さらにいうなら情報は、ヘタをすればパッケージのみなので、最初に買うときは博打に近いもんでしたよ(´Д`)
だからこそ、みんな貸し借りをして、いろんなゲームを楽しもうとしてたし、借りパクが怖いからカセットに名前を書く人が多かったわけです。(ウチは書かない派でしたが)

自分がオンラインより、集まってやりたいと思うのは、今でもそのときが楽しいと感じたからなのかなぁと思ってるからかもしれませんね。

だからこそ、大変な量なのにみんなに遊んでほしいと、ロビーに持ちこんでいるのかもしれません。
皆さん、ご予定がたくさんあるから、中々企画をしても集めれませんからね(´・ω・`)

次の歌会のときは、ちょっとメインで遊ばれていた方がどれくらいいるかわからない「メガドライブ」のファミコンミニ版を用意しようと思いましたが、残念ながら発売日が19日なので、10月までひっぱる事に_(:3 」∠)_

ま、あくまで歌会のゲームはオマケですので、体験会程度と思ってくだされば幸いです。

でも、レトロゲーム談義とかがっつりしたい気もしますよねぇ( ̄▽ ̄)

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Amazonプライムを導入して以降、スマホやタブレットにダウンロードできるのも手伝って、時間を見つけては色々と主に映画を中心に観ています。公開時に観たいと思いながら観れずに終わった作品も結構ラインナップされているのがありがたく、「海底47m」「スカイ・スクレイパー」「トランスフォーマー ロストエイジ」、仮面ライダー映画の「ドライブ&ゴースト」などホイホイ観てます。まだあまり手は伸ばしていませんが1940~50年代のクラシックな作品も割と揃ってるのが嬉しい。まさか「アメリカ最高のホームズ」と言われるベイジル・ラスボーンのシャーロック・ホームズまであるとは。

 こんばんは、小島@監督です。
 とはいえ観てるものが何となくジェイソン・ステイサムとかドウェイン・ジョンソンとかが多いのはご愛敬。いや~部屋の掃除とかのBGVにしようと思うとああいうノー天気なアクション映画とかサメ映画とかが一番都合良くて(笑)

 さて、今回の映画は「存在のない子供たち」です。

 レバノンの貧民街に生きる少年ゼイン(ゼイン・アル=ラフィーア)は、人を刺した罪で少年刑務所に収監されていた。年齢は12歳とされているが出生届が出されていないため医学的に推定される年齢に過ぎない。そんなゼインは弁護士を代理人に裁判を起こした。ゼインが訴えたのは両親。その理由は「自分を産んだ罪」を告発することだった…

 そういうことは本来あって良い話ではないのですが、本人がどれほど願っていてもそもそも最初から社会の一員として加えてもらえない人たち、というのが確かに存在します。日本でも出生届が出されず学校にも行けずに社会の最底辺で生きる無戸籍者が1万人(推定)はいるとされています。是枝裕和監督の「誰も知らない」や「万引き家族」、あるいはドラマ「相棒season16」の「少年A」などこういった存在を題材にした作品もあります。レバノンで製作されカンヌなど世界各地の映画祭で高い評価を得たこの「存在のない子供たち」はそういう存在を描く作品の、ある意味で究極に近い姿ともいえるでしょう。

 物語はゼインが両親を告発する裁判の冒頭陳述のシーンの後、ゼインがそこに至るまでの過程を描きます。
 ゼインは朝から夜まで働かされています。心が安らぐ時といえば年の近い妹サハル(シドラ・イザーム)と遊んでいる僅かな時間のみ。しかしそのサハルも家賃の支払えない両親によって家主と強引に結婚させられてしまいます。ゼインの両親も明日の仕事さえ定かでない最貧層に生きており、弱者がさらに弱い者を食いつぶす地獄のような状況を丹念に描きます。サハルの結婚を止められなかったことでゼインは家を飛び出すのですが、ここから物語は更に思わぬ方向へ転がっていきます。

 驚くべきはこの映画、ゼインの代理人である弁護士ナディーンを演じこの映画の監督でもあるナディーン・ラバキーを除き作中に登場するほぼ全ての登場人物が俳優ではなくラバキー監督とキャスティングディレクター・ジェニファー・ハッダードによりスカウトされた「登場する人物と近い境遇の者たち」である点です。主人公ゼインもシリア難民ですし、家出したゼインが出会うことになるシングルマザーのラヒルを演じるヨルダノス・シフェラウはエチオピア難民で、レバノン国内でホームレス同然として職を転々としつつ違法状態で滞在しており不法移民で逮捕されるもののラバキー監督が身元保証人となって釈放された経緯を持ちます。
 積み重ねられた取材とこのストリート・キャスティングが功を奏し、フィクションでありながら高いリアリティをもってこの映画は観る者に迫ってきます。

 物語は、絶望の上に更に重い絶望がのしかかるような中で微かな希望を見せて終わります。それは登場人物を演じる彼らにも幸あれと願うかのように。
 まるでナイフを突きつけられたような、腹の底に重く響くような、そんな余韻を残すこの映画です。同時に観るとなればどんなに辛くとも向き合うしかないと観る者に覚悟させる力を持つ作品でもあります。世界の片隅で起きる対岸の火事のような出来事ではなく、もしかしたら自身の足下で起きようとしていることかもしれません。こういう映画が多くの人の目に留まれば、と願います。

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