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ちゅうカラぶろぐ


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クリスマス前後の2週間ほどは本来なら1年で最も忙しい時期で、むしろそうであるのが普通だったので、この時期にほとんど残業もせずに帰宅できてしまう今年は異常と言って良く、却って不安しか湧かない状況です。
 来年はもう少しマシになっていると良いなぁ。

 こんばんは、小島@監督です。
 皆さんのこの1年はいかがでしたか?

 さて、2020年最後の更新となる今回は毎年恒例の「今年の5本」と題して今年鑑賞した映画を振り返ります。例年同様今日現在の鑑賞可能状況も合わせて記載します。年末年始のご参考になれば幸いです。

1.ヴァイオレット・エヴァーガーデン
 色々迷いましたが1本だけを選ぶなら今年はこれです。人と人を繋ぐ物語であり、また大きな悲劇からの復活の叫びでもあるこの映画が持つパワーはコロナ禍で否が応でも人との距離を考えさせられた人々の哀しみや苦しさをすくい上げてくれるでしょう。「鬼滅の刃」の後塵を拝す形にはなっているものの、根強い支持を受けて現在も上映が続いています。

2.ブレッドウィナー
 タリバン政権下のアフガンで家族を救うため髪を切り少年として生きる少女の苦闘を描くアニメ。少女の勇気と知恵が熱い感動と長い余韻を呼ぶ1本です。近年は海外の秀作も多数上映されるようになってきました。Blu-ray/DVD発売中。また現在も各地のミニシアターなどで断続的に上映が続けられています。

3.海辺の映画館 キネマの玉手箱
 今年4月に没した巨匠・大林宣彦監督の遺作となったこの映画は、戦争への絶対的な怒りと映画への絶対的な愛情に満ちた激情ほとばしる、そして自由過ぎる1本。現在も各地のミニシアターなどで断続的に上映が続いています。Blu-rayなどのリリース予定は現在のところ未定の模様。

4.彼らは生きていた
 第1次大戦の記録映像を「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の指揮のもと丹念に復元&カラー化。そこに当時の復員軍人たちのインタビュー音声を重ね、100年前に生きた彼らを身近に感じさせるドキュメンタリー映画の秀作。ミニシアターなどで断続的に上映が行われていますが、今年1月に封切られているもののソフト化はまだ未定の模様。

5.ランボー ラスト・ブラッド
 傷つき失い続けた孤独の戦士ランボーの最後の戦いを激しいバイオレンス描写を以て描き出すシリーズの完結編。スタローンが辿り着いた境地を見届けろ。Blu-ray/DVD/デジタル配信版発売中。

 今年はこんなチョイスにしてみました。世相を反映してか、割と重い作品が多かった印象です。次はそれ以外に印象に残った映画をいくつか。こちらは鑑賞順に列記していきます。

・男はつらいよ お帰り寅さん
 渥美清没後25年を経て作られた、昭和を代表するキャラクターへの別れの歌。50年という時間の流れが作品に唯一無二の味を与えている。Blu-ray/DVD/デジタル配信版発売中。
・フォードVSフェラーリ
 ル・マン24時間レースを戦う男たちの姿を描く。マット・デイモンとクリスチャン・ベール、名優二人の競演も熱い。あと自分の鑑賞履歴を振り返っていてこれが今年封切りの映画だったことに軽い衝撃を受けた。もう遠い昔のようだ(苦笑)。Blu-ray/DVD/デジタル配信版発売中。
・1917 命をかけた伝令
 「彼らは生きていた」と同様第1次大戦を舞台に、ある伝令が前線を駆け抜ける姿を疑似ワンカットで描き出す。強烈な緊迫感が堪らない。Blu-ray/DVD/デジタル配信版発売中。また今ならAmazonプライムで見放題作品の中にラインナップされています。
・ミッドサマー
 白夜の北欧で目も眩むような惨劇が展開する異色のスリラー。画面のエグさは今年随一である。Blu-ray/DVD/デジタル配信版発売中。
・悪人伝
 ヤクザの親分と暴力刑事がコンビを組んで連続殺人鬼に挑む!主演マ・ドンソクの圧倒的存在感炸裂の韓国ノワール。Blu-ray/DVD発売中。
・ごん gon the little fox
 新美南吉の名作「ごんぎつね」を木彫りのような素朴な造形のパペットを用いて撮影されたストップモーション・アニメ。短編ながら丁寧な空気感とディスコミュニケーションの寂寥感の描出が見事。各地のミニシアターやプラネタリウムなどで上映が続いています。ソフト化は今のところ未定の模様。
・事故物件 恐い間取り
 TVの企画で事故物件で生活することになった芸人が見舞われる恐怖を描くホラー。亀梨和也が売れない芸人を好演。映画としてはイマイチも良いところなのですが妙にツボにはまりました(笑)。一部劇場で現在も上映中。Blu-ray/DVDは2021年2月10日発売予定。
・TENET テネット
 時間を逆行する者と陰謀を巡りエージェントの戦いが始まる。今年は本当に大作が少なかった。そんな中で果敢に上映を実行してくれたクリストファー・ノーランに感謝。大作にしか作り得ない映像世界は確かにある。デジタル配信版発売中。Blu-ray/DVDは2021年1月8日発売予定。
・星の子
 一人の少女の心の揺れと成長を繊細に描くドラマ。主演芦田愛菜の演技が圧巻。現在上映中。
・鬼滅の刃 無限列車編
 もう説明要らないっすね!とうとう興行収入歴代1位に躍り出ましたね!
・ウルフウォーカー
 ケルトの伝承を題材に人と精霊の交流を描くアニメーション。製作は「ブレッドウィナー」と同じくアイルランドのアニメスタジオ・カートゥーン・サルーン。現在上映中。
・羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
 中国発のアニメ映画。王道かつ正統派なエンターテインメント。可愛いキャラクターとアクション描写に日本アニメの影響が随所に見て取れる。現在上映中。「ウルフウォーカー」と共にアニメーションの新しい潮流を感じ取れる作品だ。

 今年は洋邦問わず非常にアニメ映画が豊作だった印象です。この流れは来年も続いてほしいな。
 最後に、今年鑑賞した旧作を列記していきます。今年はコロナ禍の影響を受けて新作が相次いで延期・中止となった反動でこれまでになく旧作が再上映されました。企画上映などで例年ある程度は観ていますがこれほど旧作をスクリーン鑑賞した年はありません。それはとりもなおさず映画館や配給会社の苦闘の表れとも言えるでしょう。「今年の」という趣旨からは離れますが、これら全てが今年のコロナ禍の産物でもあり、今回は敢えて記載することにします。こちらは製作年代順に列記していきます。既にほぼ全てソフト化されているので製作年と監督・主演のみ表記します。

・シェーン(1953年・監督ジョージ・スティーヴンス、主演アラン・ラッド)
・真夏の夜のジャズ(1960年・監督バート・スターン)
・死霊の盆踊り(1965年・監督A・C・スティーヴン、主演クリズウェル)
・ひまわり(1970年・監督ヴィットリオ・デ・シーカ、主演ソフィア・ローレン)
・ウィッカーマン(1973年・監督ロビン・ハーディ、主演エドワード・ウッドワード)
・金田一耕助の冒険(1979年・監督大林宣彦、主演古谷一行)
・風の谷のナウシカ(1984年・監督宮崎駿、主演島本須美)
・バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年・監督ロバート・ゼメキス、主演マイケル・J・フォックス)
・AKIRA(1988年・監督大友克洋、主演岩田光央)
・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年・監督富野由悠季、主演古谷徹)
・バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年・監督ロバート・ゼメキス、主演マイケル・J・フォックス)
・トータル・リコール(1990年・監督ポール・バーホーベン、主演アーノルド・シュワルツェネッガー)
・プロメア(2019年・監督今石洋之、主演松山ケンイチ)
・ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形(2019年・監督藤田春香、主演石川由依)

 書き出してみて気づきましたがだいぶ満遍なく観ているつもりだったけど2000年代だけ無かった。惜しい(笑)。
 来年はどんな映画に出会えるのでしょう。そして映画にも世の中にも明るい話題が出てきますように。

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私の入社当時からいた10歳ほど年上の先輩社員が結婚した。

20年以上同じ会社にいて実は個人的に話したことはないですが、
社内でも異常なほどのプロレス好きということだけは有名でした。

ジャイアント馬場が亡くなった時は喪に服して会社を休んでしまい、
そしてジャンボ鶴田が亡くなったことを仕事中に知ったときは、
製造ライン内で膝から崩れ落ちたというエピソードがあります。

正直、そんなちょっと変わった先輩社員ですが普通に話すと、
なんだかんだと優しい人のいいオジサンだったりしたので、
結婚するという話は、素直に周りの人達は祝福していました。

それからしばらく経ってから、そんな幸せいっぱいな先輩が、
ぱったりと会社に出勤してこなくなってしまったらしいのです。

その先輩の所属する上司も連絡が取れないと家に行ったところ、
先輩は家にはいて、家の中に通されたところには奥さんでなく、
別の訪問者と話している最中で、ちょっと異様な光景。

その訪問者は普通の人はなかなか世話にならない興信所の人で、
奥さんが突然ぱったり消えてしまい調査依頼をしていたとのこと。

その調査結果としては、奥さんは元旦那のところにいたようで、
そして結果としては先輩社員の貯金を引き出し逃げるという、
超下手糞な結婚詐欺師という残念な結末に終わりました。

相手は捕まったのですがもちろん取られたお金戻ってこず、
先輩社員も結婚詐欺にあったことが恥ずかしいのか、
会社にも2ヶ月ほど経っても未だに出勤していないようです。

結婚詐欺なんてテレビの向こう側の話みたいな気がしますが、
実際にこんな身近の起こると、ちょっとビックリしてしまいますね。




さて、今回で私自身のブログとしては2020年最後のとなりました。

今年は新型コロナウイルス感染で生活が変わってしまった一年。
これを書いている現在は、まだ全然改善の見通しはありません、

『中部からの歌声』はカラオケという趣味を楽しむサークルですが、
今回のコロナ禍ではもっとも危険な遊びの筆頭とされてしまい、
活動自体は大変難しい状況を強いられてしまったと思います。

今年は14回の歌会開催でしたが結局たった5回のみの開催となり、
来年も現在の休止を引き続いたままとなってしまっています。

2021年の春にはせめて歌会の再開ができればと思っています。
またメンバーのみなさんの顔を見られるその時を祈って、
いつでも再開できる準備だけはしておこうと思います。

今年も大変お世話になりました。
また来年もよろしくお願いします!!

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「鬼滅の刃」の興行収入が300億に到達し、いよいよ歴代興収のトップに躍り出ようかという折に今夏リバイバル上映された「千と千尋の神隠し」が約9億数字を伸ばして引き離したと先日報じられました。そうは言っても今の勢いならいずれ追い抜くことにはなるのでしょう。しかしながら公開から約20年の時を経てもそれだけの数字を叩き出せる「千と千尋の神隠し」にはやはり化け物じみたパワーを感じざるを得ません。
 2001年、スピルバーグの「A.I.」や「ハリー・ポッターと賢者の石」などがひしめく中で巨匠と呼ばれるまでになった宮崎駿が手掛け、配給である東宝が本気で勝ちに行った1本である「千と千尋と神隠し」と、今年映画館が休業を余儀なくされそれがようやく明けたとは言え国内外のメジャー作品が次々と延期や上映中止になり「これが当たらなければ映画産業そのものが死にかねない」苦境の中で起死回生の期待を背負った「鬼滅の刃」、取り巻く世情は違えどその時頂点にいたのが共にアニメであるという意味こそ大きいでしょう。

 こんばんは、小島@監督です。
 「鬼滅の刃 無限列車編」も10年後20年後にある種のノスタルジーと共に再発見される作品であるといいですね。

 さて、今回の映画は「新解釈・三國志」です。

 漢王朝後期から三国時代を描いた歴史書「三國志」に歴史学者・蘇我宗光(西田敏行)が新説を発表した。彼は乱世の英雄たちにこれまでとは違う人物像を見出していた。
 酒を飲んで酔っている時だけ大言壮語を吐くが基本的に戦嫌いでやる気がない劉備玄徳(大泉洋)は、酔った時の一言がきっかけで関羽雲長(橋本さとし)、張飛翼徳(高橋努)と義兄弟の契りを交わし黄巾党の反乱を鎮圧すべく出兵する羽目になってしまうが。

 近年は映画だけでなくドラマや舞台にと間断なく作品を発表し続けている印象のある福田雄一の、今年だけでも3本目となる映画は三國志を題材にしつつ、自分のフィールドに引き寄せて自由闊達なコメディーを繰り広げる1本です。「銀魂」や「今日から俺は!」などコミック原作の実写化が多い福田雄一監督ですが、そのフィルモグラフィーを観ればムロツヨシを主演に迎え日本史上名高い人物たちでコメディーを展開した「新解釈・日本史」や落語の「芝浜」を現代のホストクラブを舞台に翻案した「明烏」など古典に対しても果敢に挑戦した作品が見受けられます。というか発表した作品が少ないだけで古典や歴史は実は題材としては割と当人の好みなんじゃないでしょうか。

 主演は意外にもこれが福田監督作品には初出演となる大泉洋。監督の要望に見事に応え、ひたすらぼやきまくるゆるい劉備玄徳を好演。ムロツヨシや佐藤二朗、小栗旬、山田孝之と言った福田作品の常連とのアンサンブルも楽しい作品になっています。特に福田雄一作品には欠かせないムロツヨシとの掛け合いが絶品。これは今後別の作品でもう一度実現してほしいくらいです。
 一方で欠点も厳然として大きくあり、これが福田作品を初めて観る、という方ならばともかく「勇者ヨシヒコ」などで見慣れた方にとっては「期待通り」ではあっても「期待以上」にはならない点です。出演陣の豪華さこそ目が眩みますが全体的にテンポが平板でTV的な楽しみ方が主軸になってしまっているので「映画」としてもう一つ突き抜けた何かが欲しかったような気がします。

 とはいえ年末の忙しない時期に観るならこれくらいライトな方が丁度いいかもしれません。一時肩の力を抜いてノー天気に行くのが多分一番のスタンスです。ご興味のある方は、どうぞ何も考えずに映画館に行きましょう(笑)

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歌会がさっぱり開催できなかった今年2020年でしたが、
歌会のキャンセルをする際にはJOYSOUND金山には、
しっかり足を運び、いつものお礼をし続けていました。

そして今回はキャンセルではなく、来年いっぱいの予約をしに、
お店に向かったのですが、やっぱり心苦しいですよね。

開催できるかわからない現状でも、開催の目途が立てば、
すぐ開催できるような状況を作っていかなければならず、
そんな「やらないかもしれない歌会」の予約であったとしても、
しっかり予約を受け付けてくれるお店に感謝しかありません。

そんな開催できた時の歌会日程をメンバーのみなさんに、
郵送させていただきましたので、目を通してくださいね。



さて、会社でまさかの禁止宣言が出ておどろいてしまった。
コロナ感染対策の忘年会禁止なんてもんじゃありません。

なんとその内容とは、社員同士の年賀状禁止というもので、
このデジタル化が進むこの時代で年賀状は古いとのこと。
まさかこんなことがワザワザ社内で展開されるとは仰天です。

結構、今時の人は新年の挨拶はメールでとか多いですし、
会社が言わなくても、年賀状をやめた人も多いでしょうね。

まあ、会社はそういったとしても個人的な事だと思うので、
毎年やり取りしている近しい人には私は送るつもりです。

果たして、これをみんなが守るのかどうかわかりませんが、
やっぱりもう年賀状は面倒くさいという人もいると思います。

「だって会社がやめろってゆーもん」と会社のせいにできます。
年賀状やめたいなー、でも自分からやめれないよなーという、
お相手との間合いを伺っていた人にはラッキーですよね。

そんな年賀状禁止令が展開されたのが先日15日。


・・・・・。


もうちょっと早くそれを社内展開せんかいや!!
もう、会社分はガッツリと印刷しちゃったっつーの!!!

そんなん2ヶ月くらい前にちゃっちゃと決めて展開せいや!

と、まあ会社はこう言っているので従うとこは従いますが、
先に言った通りに社内でも近しい人には送りますし、
もちろんちゅうカラメンバーには全員に送らせていただきます。

会社分は郵便局に行って普通の官製ハガキに交換してもらい、
ちゅうカラのイベントのお知らせハガキにしたいと思います。

さあ、私のブログは次回で今年最後となってしまいますね。
今年は歌会が全然やれなかったなあ・・・。

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PS3やPS4のテレビ視聴アプリケーションであるtorneのニコニコ実況機能が先日終了となりました。
番組を見ながら同時にコメントを見るのが、好きでしたが、それがなくなるというのは残念だなぁと思います。
というより、大元であるFlashが終了となるのも大きなニュースで、一時代を築いたコンテンツが終わるというのは、しんみりしてしまいますね。
まぁその辺はYouTubeで見れたりするので、懐かしむなり、気になって見てみようと思った方は「Flash」「フラッシュ」で検索してみてはいかがでしょう?


あと昨日みたニュースで、「志村&鶴瓶のあぶない交遊録」の最終回を収録した話を見ました。
この番組は毎年正月に放送していた特番なんですが、その中で、志村けん&笑福亭鶴瓶がナインティナインとボウリング対決をするというコーナーがありました。
知ってる人は知っている「英語禁止ボウリング」です。
毎年それで笑わせていただいていましたが、志村けんさんが亡くなった為、来年の放送で最終回とするようです。
なんか寂しい感じになりますが、しっかり楽しもうと思います。
ただ、年末年始は夜中に働いているので、見れるのは三が日明けなんですよね…。


アニメも最終回ラッシュが来週から始まり、いよいよ年末感が出てきますが、年末年始はお家時間をがっつり堪能して、オタ活を楽しんで過ごしましょう!

では、また来週~

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先日nintendo e-shopを覗いていたら「グランディア HDコレクション」がセール対象になっているのを見つけてうっかり衝動買い。
 「グランディア」はもう20年以上前にセガサターンで発売されていたRPGで、当時ボンクラ大学生していた私は、無鉄砲な少年が世界へ飛び出していきやがて大きな運命の中に踏み込んでいく清々しいまでに王道な物語に見事にハマってしまい、それこそ寝る間も惜しんでプレイしていました。音楽も素晴らしく、当時開催されたあるイベントでBGMを手掛けた岩垂徳行さんのサインをサントラCDにしてもらったのも懐かしい思い出。

 こんばんは、小島@監督です。
 年末年始は久しぶりに童心に帰って冒険の旅に出ると致しましょうか(笑)

 さて、今回の映画は「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」です。

 黒猫の妖精・小黒(シャオヘイ・声・花澤香菜)は人間たちの開発によって故郷の森を追われてしまい新しい住処を探す旅に出た。
 ある時、小黒は人間の青年たちに襲われてしまう。小黒を救ったのは風息(フーシー・声・櫻井孝宏)と名乗る妖精だった。風息に連れられある島を訪れた小黒はそこで風息の仲間である洛竹(ロジュ・声・松岡禎丞)、虚准(シューファイ・声・斉藤壮馬)、天虎(テンフー・声・杉田智和)ら妖精たちと出会う。小黒が安息の地を得たと思えたのも束の間、人間ながら最強の妖術を使いこなす無限(ムゲン・声・宮野真守)の急襲を受ける。風息たちは辛うじて逃走に成功するが小黒は無限に捕まってしまう。無限は小黒を「館」と呼ばれる人間と共存する妖精たちが暮らす場所へ連れていこうとしていた。

 実はアニメで今一番熱い市場は中国だったりします。1990年代頃までは日本はアメリカの下請けが中心で自国のアニメと言えば劣化コピーのような半端な作品が多かったのですが、2000年代に入り中国が国策として自国でのアニメ制作と放送を奨励し始め、そこに近年の経済成長が追い風となってクオリティ的にも世界市場に打って出られる作品が登場するまでになりました。2010年頃には既に市場規模としても日本を上回るまでになっています。近年では強力な経済力をバックにアニメーターを高給で引き抜く、なんて話も聞くようになりました。
 「羅小黒戦記」もそうした中で生まれた作品の一つで、ベースは2011年から続いていたWEBアニメになります。昨年夏中国で劇場版が公開されヒット作となり、日本では昨年末頃より一部のミニシアターで字幕版が公開されていました。小規模公開ながらその質の高さが評判を呼び吹替版が製作され全国公開されるに至りました。

 キャラクターデザインから物語、その演出に至るまでスタジオジブリや京都アニメーション作品など日本アニメの影響が強く出ている作品です。アクション描写には「NARUTO」のようなテイストも感じられることでしょう。シリアスな画面から突然デフォルメされて笑いを差し挟んだりするところなどはもう日本アニメのスタイルそのままともいえます。驚くべきはそれらの影響をちゃんと咀嚼し自身のものとして消化できており「劣化コピー」などとは言わせないクオリティにまで引き上げている点です。縦横無尽にアクションを展開しながら過剰なバイオレンスにはならない上品なバランス感覚も見事と言えるでしょう。
 実力派声優を取り揃えた吹替の出来も素晴らしく、音響監督岩浪美和氏の手腕も手伝って日本アニメを観るのとほぼ同じ感覚で楽しめるのも作品鑑賞への敷居を下げるのに一役買ってくれています。総合的にハイグレードなエンターテインメントとして成立している作品です。

 日本ではサブカルチャーの一翼として「アニメ」が爛熟と言えるまでに独自進化を遂げた一種の弊害として、ディズニーやピクサーの作品以外の海外アニメーションのほとんどはアート作品扱いになり小規模公開に追いやられて私のような映画ファン以外の目に触れられることが少なくなってしまっています。それを思えば今回の全国公開の意義は大きく、日本アニメが世界の潮流の中でどのような存在であるのかを俯瞰できる良いきっかけになるのではないかと期待しています。
 更に言を重ねれば先日「ウルフウォーカー」が日本公開されたアイルランドのアニメーション・スタジオ「カートゥーン・サルーン」がスタジオジブリの影響を公言しているように、日本アニメが蒔いた種子が今世界で開花しつつあるのを感じます。この新たな流れが日本アニメ市場に良い刺激をもたらせてくれることを祈ってやみません。

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最近、私が友人に勧められてハマってしまったお菓子が、
『Smoky PRETZ 燻製ベーコン味』という小じゃれたもの。
今年の夏に発売されたようで、新作になります。



まあ、プリッツなのですがやたら塩味が効いていて、
とにかく後を引く感じなのでなかなか止まりません。
普通のプリッツとちがってお酒のお供という感じですね。

惜しいのは普通のパッケージの3分の2くらいと小さく、
またお菓子自体も小さいのであっという間に腹に消えます。

でも、これがなかなか店頭に売っているのを見ないので、
やっちゃいましたよ、伝家の宝刀『Amazon』様です。



無事、大人買いを達成して、ちょっと嬉しい私でした。

一番好きなお菓子はやっぱりドンタコスですけどね!



さて、先週のWindows10のアップデートがあったのですが、
それ以降に私の家のパソコンが驚くべき不具合が発生。

何をするにも処理が遅く、ブラウザはもちろんの事、
メモ長を開くのにすら、トイレ行って戻れてしまいます。

ちゅうカラの業務は基本的のこのパソコンが無いとできず、
それこそ「ああ、ちゅうカラ終わった・・」くらいの、
もう絶望のどん底に落ちてしまったくらいの緊急事態。

そんな事態に陥った事に気が付いたのが木曜日深夜です。
なんとかアップデートの前に復帰ができないかと、
復元機能を使って、復元をかけつつ朝を寝て待ちます。

会社に行く直前に、パソコンを立ち上げてみたのですが、
とうとうWindowsも立ち上がらなくなってしまったのです。

新型コロナで、活動の危機に瀕しているちゅうカラが、
そこに畳みかけるように活動のキモになっているパソコン。
もう、会社に行って「さあ仕事頑張ろう!」なぞ無理な話。

そして、会社には遅れていくということを瞬時に決定し、
なんとか活動ができそうなところまで復帰を試みます。

結局、パソコンを買った状態にまでもどすリカバリを実施。
ちゅうカラの活動に使うアプリをインストールしなおし、
なんとか昼前には、それなりにひと段落を付けられました。

本職の仕事でも、ここまで冷や汗をかくことはないですが、
さすがに今回ばかりは「終わった」と覚悟を決めましたね。

というワケで、新型コロナ感染拡大で歌会を休止中ですが、
収束時の際の開催予定日のお知らせハガキを作成しました。
しっかり再来年(笑)1月までの予定日が記されております。

一刻も早い収束と皆様の安全をお祈り申し上げると共に、
歌会でメンバーの顔を見られるのを楽しみにしております。

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