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ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
今回もエレベーターホールにアナログゲーム卓ができたり、遂にプロジェクター&スクリーンまで導入されたNintendo Switchの試遊台ができたりカラオケ以外の遊びも充実!もちろん歌会なので「歌う」が一番大事ですが、時にはほかの楽しみを味わってみるのも良いものですよ。

こんばんは、小島@監督です。
そして今回はじゃんけん大会で「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」のDVDをゲット!購入予定はあったもののまだ買えていない状況だったのでまさに渡りに船!そういう機会は積極的に狙っていくさ(笑)!

さて、今回の映画は「バイオハザード:ヴェンデッタ」です。

メキシコ。対バイオテロ対策組織「BSAA」のクリス・レッドフィールド(声・ロジャー・クレイグ・スミス)と隊員たちは、消息を絶ったエージェントの救出などの任を帯び、武器密売組織の拠点の一つである洋館へと突入した。洋館を探索する一行を待っていたのは武器商人グレン・アリアスが仕掛けたB.O.W.(有機生命体兵器)の襲撃だった。襲撃を何とかかわしクリスはグレンと対峙するも、グレンの新たな「商品」の脅威の前にグレンを取り逃がし、敗走を余儀なくされてしまう。
一方、シカゴ。かつてラクーン市警特殊部隊「S.T.A.R.S.」のメンバーだったレベッカ・チェンバース(声・ステファニー・シェー)は、現在は大学教授となって「死者が蘇り、凶暴化する」現象の根絶のために研究を続けていた。人為的に作られた新型ウィルスが絡んでいることに気づいたレベッカはワクチンの開発に着手。遂に成功を収め、試薬が完成した。しかしその直後研究所が何者かに襲撃され、レベッカは死の危険に晒されることになる。

1996年に第1作が発表されて以降20年以上続く人気シリーズとなったゲーム「バイオハザード」、そのゲームと同一の世界観を有し、ナンバリングタイトルの間を繋ぐストーリーを描いたCGアニメ映画の新作が現在公開されています。
「ディジェネレーション」(2008年)、「ダムネーション」(2012年)に次ぐ3作目となる今作は2012年に発売された「6」の後の物語ということになっていますが、独立性が強く特段「6」をプレイしていなくとも十分に理解できるようになっています。そもそも私自身まだ「6」は未プレイですし(笑)
製作陣は前2作から一新、エグゼクティブプロデューサーに「呪怨」の清水崇、脚本に「PSYCHO-PASS」などを手掛けた深見真、監督は「THE NEXT GENERATIONパトレイバー」の辻本貴則と、ホラーとアクション両面に強い人物が中核を担い、CG製作はトムス・エンタテインメントのグループ企業であるマーザ・アニメーションプラネットが手掛けています。

CGアニメ製作の技術的な進歩というのもあるのでしょうが、前2作よりも飛躍的に「映画」として骨太に成立しているのがこの映画最大の特徴です。
前2作は「ここでムービーが終わってステージが始まるかな?」と感じてしまうシーンがあったりしたのですが、今作では序盤の洋館を始めゲームを匂わせるロケーションや状況が次々登場するものの、「匂わせる」ところまでに留まり「映画」としてのダイナミズムやエモーションが優先されています。
アクションシークエンスではそれがより顕著になり、CGならではの実写では不可能なアングルを挿し挟みながら手数とアイディアを大量に盛り込み、時にハッタリを大胆に効かせたアクションが展開され目を引きます。特に終盤間近で出現する大型犬ゾンビ「ケルベロス」とのバトルは必見!ゲームをやってる人ほどビビるはずです、犬の強さに(笑)

キャラクター達のアンサンブルも楽しいところで、今やすっかりアメリカン・アクションヒーローとなったクリスのほか、長い戦いに疲れてやさぐれチョイ悪オヤジと化したレオン・S・ケネディが初めてタッグを組んで行動するようになるほか、レベッカ・チェンバースが「0」以来実に15年ぶりにメインキャラ、というか実質ヒロインとして登場!まさに大活躍。彼女のファンの方は絶対に観に行きましょう。物語の年代設定的に30代半ばくらいになってるハズですが相変わらずの童顔がカワイイ(笑)
クリスたちと相対することになる敵キャラ、グレン・アリアスの「狂」と「哀」が同居した人物造形も見事で、物語に深みを与えます。

「理」を優先させる部分、感情を優先させる部分、ハッタリで突っ切る部分、それぞれのメリハリが良く効いている上に97分という上映時間もスマートで、正直期待以上でした。時間いっぱい楽しんで気分良く劇場を後にできる上質のエンターテインメント。シリーズのファンの方も、興味はあるけどまだ手を付けていない方も、この機会に是非どうぞ。

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