ちゅうカラぶろぐ


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ずいぶん昔の話ですがテレビのオーディションらしき番組で若者がギターをかき鳴らしながら歌っておりました。
「♪学校で習ったことなんて何の役にも立たないのさ~~♪」
若者の年齢18歳(当時)・・・、くだらないことしてないで勉強しろ!!
学校で習ったことが役に立たないんじゃなくて、学校で習ったことが身についてないから役に立たないのだよ。

衣装政策はちびちび進めています。ほんとにちびちびw

先日プランを練るために書いた落書きを眺めながら各パーツの寸法をざっくり入れていきます。
頭にメジャーを巻いてみたり、顔に定規当ててみたり、あげくは指で「こんぐらい」とかやってみたりw
そしてまた本人以外が見てもわからない設計図が出来上がります。
学生時代に三角関数をしっかりやってりゃ計算で割り出せるんですけどね。
学校で習ったことが役に立たないんじゃなくて、学校で習ったことが身についてないから役に立たないのだよ。
(大事なことなので二回言いましたw)



紙に書いた図を実際に切って貼って立体を確認。
まぁ、大体こんなもんでしょ。

紙での試作ができたらそれを元に材料を切り出します。
使うのは暑さ5mmのウレタンフォーム(サンペルカ2500)



ウレタンフォームのようにやわらかい材料を切り出すときのコツは、
必ずカッターナイフの刃を新しくすること、
切れ味の落ちたカッターナイフで切ると切り口がぼろぼろになってしまいます。
毎回作業を始める前に刃を変えるぐらいでちょうどいいぐらい。

材料を切り出したら切り口を張り合わせていきます。
接着剤は前回紹介したコニシボンドのスプレーのり「Z3」
直接材料に吹き付けずに一度新聞紙などに吹き付けます。

テキトーな新聞紙・・・と、つかんだのが選挙公報。
さすがにブログ用には使えんなw



紙などに吹き付けたスプレーのりをへらや材料のきれっぱしですくい、
接着面に塗りつけます。
スプレーのりは塗ってから接着できるまでが早いのですよ。

接着のコツは、接着面に塗ったスプレーのりに息を吹きかけると、溶剤が揮発して泡立ち粘着性が高くなってきますこの状態で接着面同士を貼り合わせます。
ウレタンフォームは爪でぎゅっとつまむように押さえつけるとしっかりくっつきます。



切り下記部分をすべて貼り合わせるとこのよう立体に、口先にあたるパーツです。
5mmのウレタンフォームを使うことで丸みのある仕上がりになりました。



頭部のパーツは2mmのウレタンフォーム(ライオンボード)を使って作ります。
基本的な作り方は同じです。

参考までに、多くの方がつかう「Gボンド」、ちょっと使い方にコツがあるのです。
Gボンドは主に2種類、G-10とG-17
G-10は内装用、表面に合皮などを貼る際に使います。
G-17はゴム・皮革用、パーツ同士を張り合わせるのに使います。



用途は違えど使い方は同じ、まずは接着面両方にGボンドを薄く塗ります。

そのまま数分間放置して指で触ってネチネチとくっ付かない程度まで乾かします。(ここ大事!)



接着面を合わせて強く押し付けます。これで接着完了
Gボンドは乾かないうちに貼り合わせると十分な強度が得られません。
乾くまでの間に取れちゃうこともあります。
一般にゴム系接着剤はこの方法で接着します。

さて今週末はコミケ前の最後の休日。なんとしても仕上げねば!!

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