ヤングエース買いました。
日頃はスルーするマンガ雑誌をあえて買った理由はコレ!
セイバーの枕カバーァァァァァアアアアアイヤッハァ!!!!
ああちくしょう可愛いなぁ、もう!
ちなみに抱き枕ではなく枕カバー。なのでそんなに大きくはないです。
こんばんは、小島@監督です。
これを頭にして観る夢は至福の逢瀬かサツバツ・ナイトか…!?
いや、きっともったいなくて使わないけど(笑)
さて、今回の映画は天才的なドライビング・テクニックを持つドライバーが裏社会の抗争に巻き込まれてゆくクライム・サスペンス「ドライヴ」です。
昼は自動車の修理工とたまに映画のスタン・ドライバー、夜は強盗の逃がし屋を請け負う男。ある日、同じアパートで暮らす人妻・アイリーンと偶然エレベーターに乗り合わせた際に一目惚れしてしまう。そして車の故障で困っていたアイリーンを手助けしたことで彼女とその息子・ベニシオと親しくなっていく。
しかし、服役していたアイリーンの夫・スタンダードが戻ってくる。スタンダードは服役中に負わされた借金のために妻子の命をマフィアから脅かされ、強盗を働くことを余儀なくされ、男に救いを求める。男はアイリーンへの想いのために夜の街を駆けることになる!
正直言って70~80年代のフィルム・ノワールかあるいは50年代の西部劇を彷彿とするような物語には至って新味の無い話ですし、特に結末にも凝ったひねりは無いです。
凄腕のドライバーが主役ではありますがその才能を発揮するシーンは少なく、それとて「ワイルド・スピード」や「トランスポーター」などと比べると随分と無骨で地味と言わざるを得ません。
しかし、それでもこの映画は面白い!
最大のポイントは主人公。とにかく彼に対して一切の説明が無いのに驚かされます。
なぜこの町に現れたか、いかにしてそのドライヴテクニックを習得するに至ったかのバックグラウンドはもちろん、そもそも名前すらも明かされません(エンド・クレジットにはただ「ドライバー」とだけある)。
そしてセリフがとんでもなく少ない。まさに寡黙。なのに放たれる強烈な個性。
それは主人公に限らず多くのキャラクターには断片的な情報しか観客には提示されず、それゆえどこか類型的にも見えてしまいます。
けれどだからこそ男が抱く愛した女性に幸せになって欲しいという願望がほとばしる様に画面に溢れてきます。
このエモーションこそこの映画最大の醍醐味。
「ドライヴ」の監督、ニコラス・ウィンディング・レフンはこの異色の演出が評価され、カンヌ映画祭監督賞に輝きました。
またこの映画、名古屋での上映はすでに終了していますが今月16日から稲沢のユナイテッド・シネマでの上映が決定し、なかなかのロングランを見せています。
徹底的にぜい肉が削ぎ落とされ、余分な物は何一つ無いと言えるこの映画、既存のアクションに少し飽きて一味違うものが観たい人に是非お奨めの1本です。
日頃はスルーするマンガ雑誌をあえて買った理由はコレ!
セイバーの枕カバーァァァァァアアアアアイヤッハァ!!!!
ああちくしょう可愛いなぁ、もう!
ちなみに抱き枕ではなく枕カバー。なのでそんなに大きくはないです。
こんばんは、小島@監督です。
これを頭にして観る夢は至福の逢瀬かサツバツ・ナイトか…!?
いや、きっともったいなくて使わないけど(笑)
さて、今回の映画は天才的なドライビング・テクニックを持つドライバーが裏社会の抗争に巻き込まれてゆくクライム・サスペンス「ドライヴ」です。
昼は自動車の修理工とたまに映画のスタン・ドライバー、夜は強盗の逃がし屋を請け負う男。ある日、同じアパートで暮らす人妻・アイリーンと偶然エレベーターに乗り合わせた際に一目惚れしてしまう。そして車の故障で困っていたアイリーンを手助けしたことで彼女とその息子・ベニシオと親しくなっていく。
しかし、服役していたアイリーンの夫・スタンダードが戻ってくる。スタンダードは服役中に負わされた借金のために妻子の命をマフィアから脅かされ、強盗を働くことを余儀なくされ、男に救いを求める。男はアイリーンへの想いのために夜の街を駆けることになる!
正直言って70~80年代のフィルム・ノワールかあるいは50年代の西部劇を彷彿とするような物語には至って新味の無い話ですし、特に結末にも凝ったひねりは無いです。
凄腕のドライバーが主役ではありますがその才能を発揮するシーンは少なく、それとて「ワイルド・スピード」や「トランスポーター」などと比べると随分と無骨で地味と言わざるを得ません。
しかし、それでもこの映画は面白い!
最大のポイントは主人公。とにかく彼に対して一切の説明が無いのに驚かされます。
なぜこの町に現れたか、いかにしてそのドライヴテクニックを習得するに至ったかのバックグラウンドはもちろん、そもそも名前すらも明かされません(エンド・クレジットにはただ「ドライバー」とだけある)。
そしてセリフがとんでもなく少ない。まさに寡黙。なのに放たれる強烈な個性。
それは主人公に限らず多くのキャラクターには断片的な情報しか観客には提示されず、それゆえどこか類型的にも見えてしまいます。
けれどだからこそ男が抱く愛した女性に幸せになって欲しいという願望がほとばしる様に画面に溢れてきます。
このエモーションこそこの映画最大の醍醐味。
「ドライヴ」の監督、ニコラス・ウィンディング・レフンはこの異色の演出が評価され、カンヌ映画祭監督賞に輝きました。
またこの映画、名古屋での上映はすでに終了していますが今月16日から稲沢のユナイテッド・シネマでの上映が決定し、なかなかのロングランを見せています。
徹底的にぜい肉が削ぎ落とされ、余分な物は何一つ無いと言えるこの映画、既存のアクションに少し飽きて一味違うものが観たい人に是非お奨めの1本です。
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