世間的にはお盆休みの真っ最中ですが皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
私?私は休日出勤と試験勉強ですよ…orz
こんばんは、小島@監督です。
しかも仕事帰りの電車が大雨でしばらく立ち往生したりしやがりましたですよ(苦笑)
さて、今回は割と久しぶりに公開中の映画の話。 ブログのタイトルから察した方もいらっしゃると思いますが、今回は「魔法少女リリカルなのはThe movie 2nd A's」です。
2年前に公開された前作の好評を受けてシリーズの中でもとりわけ評価の高い「A's」が映画化。
はやてやヴォルケンリッターの面々という人気キャラクター達が遂にスクリーンに登場します。
個人的に非常に驚き、かつ嬉しかったのがテレビシリーズや1作目の映画で感じた不満のほとんどが解消されパワーアップしていた点。
まず、セリフがこれまでよりブラッシュアップ。なのはシリーズはどれもキャラが状況や心情をセリフで語りすぎる傾向があり、その多弁さが言ってしまえば「ウザかった」のですが、今作では随分と削ぎ落とされ(それでもまだ多い方ではありますが)押しつけがましさが軽減され、より伝わりやすくなりました。
また、多弁なセリフ以上に不満だった劇判のクオリティが大幅にアップ。特にテレビシリーズはそのBGMのチープさが本当に残念だったんですが、その不満が解消。というか個人的にサントラCD買っても良いレベルの秀逸なスコアを堪能させてくれます。
映像面でも前作のようなスクリーンを持て余し気味のこじんまりとしたレイアウトが無くなり、アクションのボリュームアップも含めてむしろスクリーンを「狭い」と感じさせてくれるほどに動きと広がりを感じる映像になりました。
印象的だったのは終盤わずか数秒のカットですが、なのはの主観で展開する映像が登場した点ですね。これまでのシリーズでは無かった意欲的なアングルで、こういうカットに挑戦できる作画スタッフの底力に唸らされました。
…と、まあ大概満足できる映画ですが欠点も無いわけではありません。
一つは上映時間の長さ。どれほどレベルが高くてもやはりアニメで150分は長すぎます。上映中トイレに立った方が何人か見えました。せこい話ですがある程度の客足が最初から見込めるタイトルなので90分2部作で構成する方法もあったように思います。
もう一つは、それほどの長さであるにもかかわらず語りのテンポがほとんど変わらない点です。物語自体はかなりの起伏があるのに、テンポがずっと一本調子なので行間を脳内補完できるテレビシリーズからのファンは問題無くとも初見の人には本当に重要なシーンやセリフが分かりにくいでしょう。これは正直勿体ないですね。小手先の話ですが、場面転換後の最初のセリフを発するタイミングがどのシーンもほぼ同じだったので、ここをずらすだけでも結構印象を変えられたような気がします。
ただ、作中そのテンポを大きく逸脱してまで展開するなのは、フェイトの新フォームへの変身シーンと田村ゆかり・水樹奈々の2トップのボーカル曲を2曲続ける10分もあるエンディングはファンサービスとしては紛れもない正解でグッジョブ!と言わざるを得ませんですが(笑)
何か、長くなってしまいましたが「ファンの要求に応える」という点でこの劇場版のシリーズは非常に高いレベルの映画です。気になっていて未見の方は是非映画館で楽しんでいただくことをお勧めしますよ。きっと素敵な時間を味わえる。
…余談ですが、その「上映中トイレに立った方」というのが後日しょこタンだと判明した時はマジで驚きましたわ―。平日昼間の回に観に行ったのにまさか知り合いがいるとは。油断できないわ―(笑)
私?私は休日出勤と試験勉強ですよ…orz
こんばんは、小島@監督です。
しかも仕事帰りの電車が大雨でしばらく立ち往生したりしやがりましたですよ(苦笑)
さて、今回は割と久しぶりに公開中の映画の話。 ブログのタイトルから察した方もいらっしゃると思いますが、今回は「魔法少女リリカルなのはThe movie 2nd A's」です。
2年前に公開された前作の好評を受けてシリーズの中でもとりわけ評価の高い「A's」が映画化。
はやてやヴォルケンリッターの面々という人気キャラクター達が遂にスクリーンに登場します。
個人的に非常に驚き、かつ嬉しかったのがテレビシリーズや1作目の映画で感じた不満のほとんどが解消されパワーアップしていた点。
まず、セリフがこれまでよりブラッシュアップ。なのはシリーズはどれもキャラが状況や心情をセリフで語りすぎる傾向があり、その多弁さが言ってしまえば「ウザかった」のですが、今作では随分と削ぎ落とされ(それでもまだ多い方ではありますが)押しつけがましさが軽減され、より伝わりやすくなりました。
また、多弁なセリフ以上に不満だった劇判のクオリティが大幅にアップ。特にテレビシリーズはそのBGMのチープさが本当に残念だったんですが、その不満が解消。というか個人的にサントラCD買っても良いレベルの秀逸なスコアを堪能させてくれます。
映像面でも前作のようなスクリーンを持て余し気味のこじんまりとしたレイアウトが無くなり、アクションのボリュームアップも含めてむしろスクリーンを「狭い」と感じさせてくれるほどに動きと広がりを感じる映像になりました。
印象的だったのは終盤わずか数秒のカットですが、なのはの主観で展開する映像が登場した点ですね。これまでのシリーズでは無かった意欲的なアングルで、こういうカットに挑戦できる作画スタッフの底力に唸らされました。
…と、まあ大概満足できる映画ですが欠点も無いわけではありません。
一つは上映時間の長さ。どれほどレベルが高くてもやはりアニメで150分は長すぎます。上映中トイレに立った方が何人か見えました。せこい話ですがある程度の客足が最初から見込めるタイトルなので90分2部作で構成する方法もあったように思います。
もう一つは、それほどの長さであるにもかかわらず語りのテンポがほとんど変わらない点です。物語自体はかなりの起伏があるのに、テンポがずっと一本調子なので行間を脳内補完できるテレビシリーズからのファンは問題無くとも初見の人には本当に重要なシーンやセリフが分かりにくいでしょう。これは正直勿体ないですね。小手先の話ですが、場面転換後の最初のセリフを発するタイミングがどのシーンもほぼ同じだったので、ここをずらすだけでも結構印象を変えられたような気がします。
ただ、作中そのテンポを大きく逸脱してまで展開するなのは、フェイトの新フォームへの変身シーンと田村ゆかり・水樹奈々の2トップのボーカル曲を2曲続ける10分もあるエンディングはファンサービスとしては紛れもない正解でグッジョブ!と言わざるを得ませんですが(笑)
何か、長くなってしまいましたが「ファンの要求に応える」という点でこの劇場版のシリーズは非常に高いレベルの映画です。気になっていて未見の方は是非映画館で楽しんでいただくことをお勧めしますよ。きっと素敵な時間を味わえる。
…余談ですが、その「上映中トイレに立った方」というのが後日しょこタンだと判明した時はマジで驚きましたわ―。平日昼間の回に観に行ったのにまさか知り合いがいるとは。油断できないわ―(笑)
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先日のアニカラ魂打ち上げの抽選会で入手したアイマス筐体プラモ作ってみました。
かなりサクサク作れる上に結構な再現度で驚きます。
で、サイズが合いそうだと思ってfigmaセイバー座らせてみたらピッタリでした。
なんてこった、おもちゃ遊びの幅が広がるじゃなイカ。
本当は別の賞品が当たっていたのですが、交換に快く応じてくれたレイさんありがとう!
こんばんは、小島@監督です。
あっでもまだTonyルカさんポチってない!
さて、昨日笠寺のガイシホールで開催された水樹奈々のライブツアーに行ってきました。
一昨年MAAさんに頼んで連れて行ってもらってからすっかり虜になり気が付けばガイシホールのライブももう3回目の参戦。
今回もこちらの期待の大きく上を行く素晴らしいパフォーマンスでした。
定番「ETERNAL BLAZE」などを中心にアップテンポナンバーが多く、相変わらずこちらの体力に勝負を挑んできます。
ヴォーカルで聴かせる曲が並ぶ中、ライブ中盤ではバックダンサーの紹介からそのままダンスで魅せるナンバーを3曲続けるなど、いわゆる合いの手、コールを全く知らない人でも存分に楽しめるように構成されているのが良いですね。
また、水樹奈々のライブではバックバンドのレベルの高さも魅力の一つで、今回のライブでは「SECRET AMBITION」のラストからそのまま展開するバイオリンとサックスのアドリブセッションが鳥肌立つほどクールで素晴らしい、まさにライブならではの醍醐味。
ああそうそう衣装の話もしないとね(笑)
毎回幕間でスクリーンに短編映像を流してそのまま映像と同じ衣装でステージに登場する趣向があるのですが、映像が魔法少女の変身風でかつ衣装が白地にブルーのアクセントを入れたデザインでかつ、右腕にアームガード左手にグローブ、両脚はシルバーのブーツと厨二全開な出で立ちで空中から登場とかやたら楽しい。
さらにその後一旦ステージに降りた後今度ははしご車のゴンドラみたいなものに乗り移って2階席の客にアピールするのですが、ちょうどその時こちらの席位置の斜め上45度位のところを滞空していたため結果的にローアングラーになる幸運を堪能ッ!
ひょっと斎氏よ、君も来ればよかったのに(笑)
ま、それはともかく、今回も見事に完全燃焼でマジグッタリ。でも何と心地よい疲労。
これでお盆前の残りの一週間戦える!
かなりサクサク作れる上に結構な再現度で驚きます。
で、サイズが合いそうだと思ってfigmaセイバー座らせてみたらピッタリでした。
なんてこった、おもちゃ遊びの幅が広がるじゃなイカ。
本当は別の賞品が当たっていたのですが、交換に快く応じてくれたレイさんありがとう!
こんばんは、小島@監督です。
あっでもまだTonyルカさんポチってない!
さて、昨日笠寺のガイシホールで開催された水樹奈々のライブツアーに行ってきました。
一昨年MAAさんに頼んで連れて行ってもらってからすっかり虜になり気が付けばガイシホールのライブももう3回目の参戦。
今回もこちらの期待の大きく上を行く素晴らしいパフォーマンスでした。
定番「ETERNAL BLAZE」などを中心にアップテンポナンバーが多く、相変わらずこちらの体力に勝負を挑んできます。
ヴォーカルで聴かせる曲が並ぶ中、ライブ中盤ではバックダンサーの紹介からそのままダンスで魅せるナンバーを3曲続けるなど、いわゆる合いの手、コールを全く知らない人でも存分に楽しめるように構成されているのが良いですね。
また、水樹奈々のライブではバックバンドのレベルの高さも魅力の一つで、今回のライブでは「SECRET AMBITION」のラストからそのまま展開するバイオリンとサックスのアドリブセッションが鳥肌立つほどクールで素晴らしい、まさにライブならではの醍醐味。
ああそうそう衣装の話もしないとね(笑)
毎回幕間でスクリーンに短編映像を流してそのまま映像と同じ衣装でステージに登場する趣向があるのですが、映像が魔法少女の変身風でかつ衣装が白地にブルーのアクセントを入れたデザインでかつ、右腕にアームガード左手にグローブ、両脚はシルバーのブーツと厨二全開な出で立ちで空中から登場とかやたら楽しい。
さらにその後一旦ステージに降りた後今度ははしご車のゴンドラみたいなものに乗り移って2階席の客にアピールするのですが、ちょうどその時こちらの席位置の斜め上45度位のところを滞空していたため結果的にローアングラーになる幸運を堪能ッ!
ひょっと斎氏よ、君も来ればよかったのに(笑)
ま、それはともかく、今回も見事に完全燃焼でマジグッタリ。でも何と心地よい疲労。
これでお盆前の残りの一週間戦える!
昨日のアニカラ魂に参加された皆さん、お疲れ様でした。
特にメインスタッフの皆さんはここまでの準備、本当にお疲れ様です。
KOSデュエットと一部コーナーの協力だけでも結構大変だったというのにイベント全体の準備がどれだけ多忙だったか推して知るべしといった感じです。
こんばんは、小島@監督です。
イベント明けの翌日は心身共に疲弊してグッタリさ。やる気も出ない(苦笑)
さて、今回の会報「ちゅう通」で個人的に特に楽しみだった事が一つありました。まあ予想通りでしょうが、メンバー紹介ページの「自称№1と思う映画は?」の質問です。もう何が出てくるやら楽しみで楽しみで(笑)
もっとアニメ・特撮系が多くなるかなと思ってましたが、結構バラエティに富んでて面白かったです。
昨日何人かの方から聞かれましたが、列記された中で後でググらないといけないほど全く知らなかったのが1割、知ってるけど観たことないのが1割、後8割は皆観た経験があります。
また、同じくらい列記された中からおすすめの映画も聞かれましたが、はっきり言って皆さんが挙げて下さった映画はどれも人生の栄養になること請け合いの鉄板の名作ばかりなので「全部」というのが本音ですね。
もしそれでは回答として不十分なら、複数の方が挙げているタイトルが何本かあるのでその辺りからトライしてみるといいかもです。
え?もっと絞り込め?無理ですよ。だったらトップのかときちさんが挙げた「ロボコップ」から掲載順に攻めてって(笑)
ちなみに私が挙げた「ニューシネマパラダイス」は1989年に公開された田舎町の映画館を舞台に老映写技師と少年の交流を描いたフランス映画。10代半ばにテレビで放送されたのを観てその後の私の映画好きを決定づけた1本です。
音楽が非常に良くて特にテーマ曲は超有名。気になった方はYOUTUBEとかで検索して聴いてみてください。きっと聴き覚えがあるはず。
正直この映画は人生の最後、自分が死ぬ前日にもう一度これを観てから死にたい。
特にメインスタッフの皆さんはここまでの準備、本当にお疲れ様です。
KOSデュエットと一部コーナーの協力だけでも結構大変だったというのにイベント全体の準備がどれだけ多忙だったか推して知るべしといった感じです。
こんばんは、小島@監督です。
イベント明けの翌日は心身共に疲弊してグッタリさ。やる気も出ない(苦笑)
さて、今回の会報「ちゅう通」で個人的に特に楽しみだった事が一つありました。まあ予想通りでしょうが、メンバー紹介ページの「自称№1と思う映画は?」の質問です。もう何が出てくるやら楽しみで楽しみで(笑)
もっとアニメ・特撮系が多くなるかなと思ってましたが、結構バラエティに富んでて面白かったです。
昨日何人かの方から聞かれましたが、列記された中で後でググらないといけないほど全く知らなかったのが1割、知ってるけど観たことないのが1割、後8割は皆観た経験があります。
また、同じくらい列記された中からおすすめの映画も聞かれましたが、はっきり言って皆さんが挙げて下さった映画はどれも人生の栄養になること請け合いの鉄板の名作ばかりなので「全部」というのが本音ですね。
もしそれでは回答として不十分なら、複数の方が挙げているタイトルが何本かあるのでその辺りからトライしてみるといいかもです。
え?もっと絞り込め?無理ですよ。だったらトップのかときちさんが挙げた「ロボコップ」から掲載順に攻めてって(笑)
ちなみに私が挙げた「ニューシネマパラダイス」は1989年に公開された田舎町の映画館を舞台に老映写技師と少年の交流を描いたフランス映画。10代半ばにテレビで放送されたのを観てその後の私の映画好きを決定づけた1本です。
音楽が非常に良くて特にテーマ曲は超有名。気になった方はYOUTUBEとかで検索して聴いてみてください。きっと聴き覚えがあるはず。
正直この映画は人生の最後、自分が死ぬ前日にもう一度これを観てから死にたい。
銀座の一角にある映画館「シネパトス」が来春閉館するニュースにかなりショック。
とにかくいろんなタイプの映画を公開してくれる映画館で、学生時代ちょいちょい寄ってました。
建物の作りの影響で近くを通る地下鉄の振動や音が響く環境なのもご愛嬌。
近年はなぜかセガールやヴァン・ダムやスナイプスと言ったB級アクション映画をポンポン上映してくれるオヤジ映画の聖地と化していて、正直東京在住者がどれだけ羨ましかったか(苦笑)
こんばんは、小島@監督です。
閉館前に一度立ち寄って何か見よう。できればセガール映画が良い。
さて、今回はセガール映画より遥かに予算規模の大きい(笑)アメコミヒーロー映画、「アメイジングスパイダーマン」です。
世界的に大ヒットしたサム・ライミ版からまだ何年も経っていないのにもうリメイクしようとか、企画にGOサイン出す人達も大概ご無体だなと思ってましたが、出来上がりはサム・ライミ版とは一味違うも風格は勝るとも劣らない一本でした。
新たに作り出された主人公ピーター・パーカーは、気弱に見えてすぐ増長したり調子こいたらすぐ痛い目見たり前シリーズより更にイタい十代全開なキャラで、この人物像がアリかナシかがこの映画を楽しむ一つの境目ですが、これが大丈夫なら130分間最後までだれる事無くヒーローの誕生譚を楽しめるハズです。
大きく異なるのは人物像以上に物語で、この映画には悪人らしい悪人が登場しないのが特徴で、スパイダーマンの敵役として登場するリザードも、理想を追いながらもライバルとのコンプレックスやスポンサーからの重圧に負けて歪んでしまう一人の弱い人間として存在します。
物語上の大きな危機も善意が歪み哀しく交錯した結果生じるものがスパイダーマンを追い詰めていきます。これは規格外の悪意に翻弄され善悪の境界を揺らがされる「ダークナイト」と真逆の作劇方法と言え、近々公開される「ダークナイトライジング」と対比して楽しめそうです。
しかし、窮地に落ちたスパイダーマンを救うのもまた無償の善意。タメと伏線が積み上がり爆発するクライマックスのカタルシスは並々ならぬものがあります。
またこの映画は、もし眼鏡をかけるのが負担でなければ是非3Dで鑑賞していただきたいですね。
スパイダーマンのトリッキーな動きは3Dとの相性が抜群で、豊富なアイディアに裏打ちされたバトルシーンの迫力は、3Dの追加料金を補って余りある興奮を与えてくれます。
3Dに抵抗ある人も取り敢えずこの映画からトライしてみてはいかがでしょうか。
ところでこの映画、すでに続編の製作が決まっているそうですがパーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドは続編演じるころには30歳になってるはずですが、まだ高校生演じさせる気なんだろか?
とにかくいろんなタイプの映画を公開してくれる映画館で、学生時代ちょいちょい寄ってました。
建物の作りの影響で近くを通る地下鉄の振動や音が響く環境なのもご愛嬌。
近年はなぜかセガールやヴァン・ダムやスナイプスと言ったB級アクション映画をポンポン上映してくれるオヤジ映画の聖地と化していて、正直東京在住者がどれだけ羨ましかったか(苦笑)
こんばんは、小島@監督です。
閉館前に一度立ち寄って何か見よう。できればセガール映画が良い。
さて、今回はセガール映画より遥かに予算規模の大きい(笑)アメコミヒーロー映画、「アメイジングスパイダーマン」です。
世界的に大ヒットしたサム・ライミ版からまだ何年も経っていないのにもうリメイクしようとか、企画にGOサイン出す人達も大概ご無体だなと思ってましたが、出来上がりはサム・ライミ版とは一味違うも風格は勝るとも劣らない一本でした。
新たに作り出された主人公ピーター・パーカーは、気弱に見えてすぐ増長したり調子こいたらすぐ痛い目見たり前シリーズより更にイタい十代全開なキャラで、この人物像がアリかナシかがこの映画を楽しむ一つの境目ですが、これが大丈夫なら130分間最後までだれる事無くヒーローの誕生譚を楽しめるハズです。
大きく異なるのは人物像以上に物語で、この映画には悪人らしい悪人が登場しないのが特徴で、スパイダーマンの敵役として登場するリザードも、理想を追いながらもライバルとのコンプレックスやスポンサーからの重圧に負けて歪んでしまう一人の弱い人間として存在します。
物語上の大きな危機も善意が歪み哀しく交錯した結果生じるものがスパイダーマンを追い詰めていきます。これは規格外の悪意に翻弄され善悪の境界を揺らがされる「ダークナイト」と真逆の作劇方法と言え、近々公開される「ダークナイトライジング」と対比して楽しめそうです。
しかし、窮地に落ちたスパイダーマンを救うのもまた無償の善意。タメと伏線が積み上がり爆発するクライマックスのカタルシスは並々ならぬものがあります。
またこの映画は、もし眼鏡をかけるのが負担でなければ是非3Dで鑑賞していただきたいですね。
スパイダーマンのトリッキーな動きは3Dとの相性が抜群で、豊富なアイディアに裏打ちされたバトルシーンの迫力は、3Dの追加料金を補って余りある興奮を与えてくれます。
3Dに抵抗ある人も取り敢えずこの映画からトライしてみてはいかがでしょうか。
ところでこの映画、すでに続編の製作が決まっているそうですがパーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドは続編演じるころには30歳になってるはずですが、まだ高校生演じさせる気なんだろか?
今日はホント暑いっすね。
何か言おうと思ってたけどきれいさっぱり忘れてしまったですよ。
こんばんは、小島@監督です。
しかし、こういう時に食べる冷水にさらした胡瓜の美味いことと言ったら…!!
さて、今回の映画はオタク2人と宇宙人の珍道中を描いた「宇宙人ポール」です。
おや、公開中の映画じゃない?ついにネタ切れか?いえいえ、単にBru-ray発売されたら語ろうと待ってたんですよ。
ある種のオタクには堪らない映画なんでねッ!
アメコミのイベントに参加するためイギリスから訪米したグレアムとクライヴの2人のオタク。せっかくアメリカまで来たんだから名所の数々(ただしUFO関係に限る)を巡ろうとキャンピングカーをレンタルしてレッツゴー!
そしたらエリア51から逃げてきたホンモノの宇宙人・ポールと遭遇!アメリカンカルチャーに染まりきったポールに振り回されながらも、ポールを宇宙へ返そうとオタクの旅が思わぬ形へ方向転換する…!
冒頭数分展開する「未知との遭遇」のコピーを始め全編にわたり暴発するネタの数々が楽しい。というか知らないと多分楽しめない。そういう意味ではとても人を選ぶ映画です。しかも選ばれてもあんまり誇れないような(笑)
けれどエリア51やブラックメールボックスという言葉にロマンを感じてしまったり、「スターウォーズ」や「スタートレック」「エイリアン」「X-FILES」「プレデター」あたりの半数以上にハマった経験のある人にはツボなネタ満載。
ピンチの際にクリンゴン語で合図を交わして機転で躱すといった細かいモノから、スピルバーグが本人役で出演していたり、シガニー・ウィーバーがとんでもない役で登場していたりといった豪快なモノまで種々様々。
演出的な面ではさんざんギャグを飛ばした後に急にシリアスな話になったり言った緩急のつけ方が予想外の情感を生んで、単なるネタの羅列では終わらない巧みさがあります。
直後にかなり下品なネタを持ってきて割と台無しになったりもしますが(笑)
この映画、公開時一人で観てニヤニヤしていたものの、多分一番の楽しみ方は分かるヒトたち数人でBru-ray再生しつつ酒飲みながらグダグダだべりながら見るのが一番なような気がします。
なので分かってくれる人、ソフト持参するので一緒に観ませんか?
何か言おうと思ってたけどきれいさっぱり忘れてしまったですよ。
こんばんは、小島@監督です。
しかし、こういう時に食べる冷水にさらした胡瓜の美味いことと言ったら…!!
さて、今回の映画はオタク2人と宇宙人の珍道中を描いた「宇宙人ポール」です。
おや、公開中の映画じゃない?ついにネタ切れか?いえいえ、単にBru-ray発売されたら語ろうと待ってたんですよ。
ある種のオタクには堪らない映画なんでねッ!
アメコミのイベントに参加するためイギリスから訪米したグレアムとクライヴの2人のオタク。せっかくアメリカまで来たんだから名所の数々(ただしUFO関係に限る)を巡ろうとキャンピングカーをレンタルしてレッツゴー!
そしたらエリア51から逃げてきたホンモノの宇宙人・ポールと遭遇!アメリカンカルチャーに染まりきったポールに振り回されながらも、ポールを宇宙へ返そうとオタクの旅が思わぬ形へ方向転換する…!
冒頭数分展開する「未知との遭遇」のコピーを始め全編にわたり暴発するネタの数々が楽しい。というか知らないと多分楽しめない。そういう意味ではとても人を選ぶ映画です。しかも選ばれてもあんまり誇れないような(笑)
けれどエリア51やブラックメールボックスという言葉にロマンを感じてしまったり、「スターウォーズ」や「スタートレック」「エイリアン」「X-FILES」「プレデター」あたりの半数以上にハマった経験のある人にはツボなネタ満載。
ピンチの際にクリンゴン語で合図を交わして機転で躱すといった細かいモノから、スピルバーグが本人役で出演していたり、シガニー・ウィーバーがとんでもない役で登場していたりといった豪快なモノまで種々様々。
演出的な面ではさんざんギャグを飛ばした後に急にシリアスな話になったり言った緩急のつけ方が予想外の情感を生んで、単なるネタの羅列では終わらない巧みさがあります。
直後にかなり下品なネタを持ってきて割と台無しになったりもしますが(笑)
この映画、公開時一人で観てニヤニヤしていたものの、多分一番の楽しみ方は分かるヒトたち数人でBru-ray再生しつつ酒飲みながらグダグダだべりながら見るのが一番なような気がします。
なので分かってくれる人、ソフト持参するので一緒に観ませんか?
昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
イベント前最後の歌会でしたがガッツリ歌えましたでしょうか?
初参加の方々も楽しんでいただけましたか?
私と同室だったらいさんなかなかの歌唱力で驚きました。私ゃ初参加の時はあんなにうまく歌えなかったですよ。
こんばんは、小島@監督です。
あ、そういや「DISCOTHEQUE」歌ってねぇ!
さて、今回の映画は2008年に放送されたテレビシリーズの続編として制作された「図書館戦争 革命のつばさ」です。
って書いてて気づいたけどもうTV版から4年も経ってんの!?時間の経過って早い…!
同じプロダクションIG制作の「BLOOD-C」も公開中ですが、制作体制を一新した「BLOOD-C」と違い、「図書館戦争」はTV版と同じスタッフが再結集して制作されているため、画面の雰囲気はTV版と変わらず全体の情報量を底上げするような画作りで全編通して崩れの少ない非常に端正な映像を楽しめます。
声優陣の演技も変わらず鉄板。特定のキャラに思い入れのある方は大概満足できるんじゃないでしょうか。
物語の発端となる小説家・当麻蔵人役を演じるゲスト声優のイッセー尾形さんもなかなかの怪演。さすがに他と比べると声が浮いていますが、観ている間に慣れる…はず。
ただ、かなり気になってしまった事として、今作は表現の自由や検閲という問題に深く突っ込み過ぎているように感じました。
表現の自由を巡り「図書隊」と「メディア良化委員会」が戦いを繰り広げる「図書館戦争」の世界は、なかなかユニークな着眼点をしているとは思いますが、良くも悪くも緩いのが特徴で、本気で「表現の自由」なんて命題に足を踏み入れたらその緩さが足枷になるのではとTV版の時から感じていた事が具現化したように感じます。
観ていてあちこちから噴き出す矛盾や歪みがどうも気になってしまいイマイチ話に乗り切れなかった、というのが正直な感想。
もっと「キャラ読み(映画本編中にも出てくる言い回しで、物語の筋立てよりキャラクターの心情を重視して読む方法のことらしい)」に徹することができれば違う楽しみも味わえたのでしょうが。
ただこれは多少なりとも法律をかじった自分だからそう感じてしまう可能性も強く、特にそんな所気にならない人も大多数だと思いますので、むしろそういう人たちにはネットが身近に在る今だからこそ自身も無関係とは言えない「表現の自由」という問題を考えるきっかけになると良いですね。
ちょっと小難しい話にシフトしかけましたが、「図書館戦争」は原作やTVシリーズのファンには映画の存在自体が一つのご褒美ともいえますし、映画になっても一切ブレない笠原や堂上のラブでコメっぷりを是非映画館で堪能してほしいですね(笑)
イベント前最後の歌会でしたがガッツリ歌えましたでしょうか?
初参加の方々も楽しんでいただけましたか?
私と同室だったらいさんなかなかの歌唱力で驚きました。私ゃ初参加の時はあんなにうまく歌えなかったですよ。
こんばんは、小島@監督です。
あ、そういや「DISCOTHEQUE」歌ってねぇ!
さて、今回の映画は2008年に放送されたテレビシリーズの続編として制作された「図書館戦争 革命のつばさ」です。
って書いてて気づいたけどもうTV版から4年も経ってんの!?時間の経過って早い…!
同じプロダクションIG制作の「BLOOD-C」も公開中ですが、制作体制を一新した「BLOOD-C」と違い、「図書館戦争」はTV版と同じスタッフが再結集して制作されているため、画面の雰囲気はTV版と変わらず全体の情報量を底上げするような画作りで全編通して崩れの少ない非常に端正な映像を楽しめます。
声優陣の演技も変わらず鉄板。特定のキャラに思い入れのある方は大概満足できるんじゃないでしょうか。
物語の発端となる小説家・当麻蔵人役を演じるゲスト声優のイッセー尾形さんもなかなかの怪演。さすがに他と比べると声が浮いていますが、観ている間に慣れる…はず。
ただ、かなり気になってしまった事として、今作は表現の自由や検閲という問題に深く突っ込み過ぎているように感じました。
表現の自由を巡り「図書隊」と「メディア良化委員会」が戦いを繰り広げる「図書館戦争」の世界は、なかなかユニークな着眼点をしているとは思いますが、良くも悪くも緩いのが特徴で、本気で「表現の自由」なんて命題に足を踏み入れたらその緩さが足枷になるのではとTV版の時から感じていた事が具現化したように感じます。
観ていてあちこちから噴き出す矛盾や歪みがどうも気になってしまいイマイチ話に乗り切れなかった、というのが正直な感想。
もっと「キャラ読み(映画本編中にも出てくる言い回しで、物語の筋立てよりキャラクターの心情を重視して読む方法のことらしい)」に徹することができれば違う楽しみも味わえたのでしょうが。
ただこれは多少なりとも法律をかじった自分だからそう感じてしまう可能性も強く、特にそんな所気にならない人も大多数だと思いますので、むしろそういう人たちにはネットが身近に在る今だからこそ自身も無関係とは言えない「表現の自由」という問題を考えるきっかけになると良いですね。
ちょっと小難しい話にシフトしかけましたが、「図書館戦争」は原作やTVシリーズのファンには映画の存在自体が一つのご褒美ともいえますし、映画になっても一切ブレない笠原や堂上のラブでコメっぷりを是非映画館で堪能してほしいですね(笑)
アイマスライブ連戦の代償というべきか、先週火曜日から今週水曜日まで只今9連勤の真っ最中。
でも今も目を閉じれば浅倉杏美さんの「ALRIGHT」やら若林直美さんの「いっぱいいっぱい」やら竜宮小町の「SMOKY THRILL」やら簡単に思い出されるほど余韻が残っているので体力的にはともかくSAN値には全く影響のない自分がいます。
こんばんは、小島@監督です。
あと2日くらいテンションで持ち堪えてやるぜ!
さて、今回の映画は今年5月に他界したカリスマ的美容師の業績を追ったドキュメンタリー映画、「ヴィダル・サスーン」です。
サスーンの名前は日本ではどちらかと言えばヘアケア用品のブランド名として知られているので人名だと知らなかった方も多いのではないでしょうか。私も数年前たまたま知るまでそのクチでした。 そ
れでもパンフレットの表紙にも使われてるこの写真、
この写真をどこかでご覧になった覚えのある方も多いでしょう。この女性の髪をセットしたのがサスーンです。
ちなみにこの写真の右下の男性が若き日のサスーン。
骨格の形を活かした手入れの簡単なヘアスタイルの開発はそれまでの美容の常識を覆し、現在に至るまで美容の世界で多大な影響を及ぼしているそうです。
映画はサスーン氏や親交の深かった人物達へのインタビューを中心に構成したドキュメンタリー映画としては至って正統派の作りなので私のようにただ好奇心だけで観に行く者から本格的にファッションを学ぶ者まで、興味があれば誰でも楽しめる間口の広さがあります。
使用された映像素材もマリー・クヮント(ミニスカートやホット・パンツを考案したデザイナー)との対談あり、サスーンが出演したクイズ番組までありで幅広くなかなか飽きさせません。
何よりインタビューを受けるサスーン氏の80歳(当時)とは思えぬ颯爽とした居住まいと穏やかな瞳で人生を回顧する姿が強い印象を与えます。正直、こんなジジイになりたい。
どの世界にしろ、一時代を築いた者の言葉には相応の重みがあり、また本人が語る映像はその重みに更なる説得力を付加します。美容の世界に興味なんかなくても得られるものはきっとある。
たまには、こんな知的な映画はいかがでしょうか。
でも今も目を閉じれば浅倉杏美さんの「ALRIGHT」やら若林直美さんの「いっぱいいっぱい」やら竜宮小町の「SMOKY THRILL」やら簡単に思い出されるほど余韻が残っているので体力的にはともかくSAN値には全く影響のない自分がいます。
こんばんは、小島@監督です。
あと2日くらいテンションで持ち堪えてやるぜ!
さて、今回の映画は今年5月に他界したカリスマ的美容師の業績を追ったドキュメンタリー映画、「ヴィダル・サスーン」です。
サスーンの名前は日本ではどちらかと言えばヘアケア用品のブランド名として知られているので人名だと知らなかった方も多いのではないでしょうか。私も数年前たまたま知るまでそのクチでした。 そ
れでもパンフレットの表紙にも使われてるこの写真、
この写真をどこかでご覧になった覚えのある方も多いでしょう。この女性の髪をセットしたのがサスーンです。
ちなみにこの写真の右下の男性が若き日のサスーン。
骨格の形を活かした手入れの簡単なヘアスタイルの開発はそれまでの美容の常識を覆し、現在に至るまで美容の世界で多大な影響を及ぼしているそうです。
映画はサスーン氏や親交の深かった人物達へのインタビューを中心に構成したドキュメンタリー映画としては至って正統派の作りなので私のようにただ好奇心だけで観に行く者から本格的にファッションを学ぶ者まで、興味があれば誰でも楽しめる間口の広さがあります。
使用された映像素材もマリー・クヮント(ミニスカートやホット・パンツを考案したデザイナー)との対談あり、サスーンが出演したクイズ番組までありで幅広くなかなか飽きさせません。
何よりインタビューを受けるサスーン氏の80歳(当時)とは思えぬ颯爽とした居住まいと穏やかな瞳で人生を回顧する姿が強い印象を与えます。正直、こんなジジイになりたい。
どの世界にしろ、一時代を築いた者の言葉には相応の重みがあり、また本人が語る映像はその重みに更なる説得力を付加します。美容の世界に興味なんかなくても得られるものはきっとある。
たまには、こんな知的な映画はいかがでしょうか。