ちゅうカラぶろぐ


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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
台風が近づいている中にもかかわらず結構人数も多く、また今回も3人も初参加の方が見えてなかなか賑やか。
もちろん悪天候の為に已む無くキャンセルした方もいたようで、その方たちも次回参加できると良いですね。何せ次回は「8耐」ですし!

こんばんは、小島@監督です。
そうそう今回は恒例のじゃんけん大会で貴音クリアファイルを頂けてホクホクでした(笑)

さて、今回の映画は主演渡辺謙、共演佐藤浩市・柄本明の時代劇「許されざる者」です。
1992年に制作されアカデミー賞も獲得したクリント・イーストウッド監督・主演の西部劇を、時代設定は同時期であるものの、舞台をワイオミング州から北海道へと移し刀を捨てた武士が再び戦いに身を投じる様を描きます。

明治初期、蝦夷地で2人の子供と農業でつましく暮らす釜田十兵衛(渡辺謙)は、かつて「人斬り十兵衛」として維新軍から恐れられた武士であったが、幕府の敗北と共に北へと追われそこで妻と出会い刀を捨てた過去を持っていた。
ある日かつての相棒である馬場金吾(柄本明)が十兵衛の元を訪ね、泥酔して娼婦の顔を切り刻んだ破落戸が警察署長大石一蔵(佐藤浩市)の裁量で自由の身になり、そのことを恨んだ娼婦の姉貴分がその破落戸に賞金を懸けた事を告げる。
始めは金吾の誘いを断るものの2人の幼子を抱えて困窮する生活を立て直すため、十兵衛は迷った末に再び刀を手に取り、金吾と共に大石が暴力で支配する街へと向かうのだった。

基本的な物語の流れは原典とほぼ同じです。ご覧になった事のある方のために対照させるとクリント・イーストウッドの役柄を渡辺謙が、モーガン・フリーマンを柄本明が、ジーン・ハックマンを佐藤浩市が演じている図式になります。また、原典で差別と迫害に苦しむ黒人たちはそのままアイヌに置き換えられています。

この映画の感想を一言で言うと「原典には及ばないと感じるものの非常に重厚な作品である」と言ったところでしょうか。正直言ってこういうリメイクで原典とイチイチ比較するのは野暮だろうと思ってるタイプなのですが、それが一番感想を伝えやすいのも確かで、その辺ジレンマですね。

全体を通して俳優陣の演技が素晴らしく北海道の雄大な風景と合わせて実に映画らしい充実した画面を楽しめるのがこの映画の醍醐味です。
特に舞台が北海道になった事でアメリカ西部の熱砂の代わりに真っ白な雪が人の罪業を覆い隠すような形になり、より物語のテーマが浮き彫りになった事はファインプレーだといえるでしょう。
反面ある意味原典以上に暴力的描写が陰惨かつ生々しくなっているので、そういうものに抵抗のある方はこの映画は避けた方が無難かもしれません。

重々しいテーマな上、爽快感を得られるような映画でもありませんが「許されざる者」は日本映画の底力を感じさせる良作です。
どうにも目立つところで公開される邦画がドラマの映画化かアニメや漫画の残念なリメイクばかりで呆れ気味の方などは、特にその骨太さに溜飲が下がる事でしょう。お気楽な映画ではないので腹に力を据えてご覧になってみてください。

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前回のブログで大雨のせいで帰宅が深夜2時を回ったなんてことを書いたらそれから3日もしない内に今度は雨で家に帰れなくなる羽目に。
あまりの状況に早々に帰宅を諦め金山のカプセルホテルを取りましたが、同じような思考をした方も多かったようで大浴場もサウナも人が多くてあまりくつろげない有様。
心身共にあまり疲れも取れないままの翌日の業務はそりゃもうきつかったです。もっともその次の日が休日シフトだったので何とか頑張れましたが。

こんばんは、小島@監督です。
それでも2年前の台風の時の丸2日家に帰れなかった上に翌日休日出勤とかに比べれば1日で済んだので楽なもんです。

さて、今回の映画は先日引退宣言を発表した宮崎駿の最後になるかもしれない長編アニメ映画「風立ちぬ」です。ようやく観る事が出来ました。8月中に2度トライしましたが2度とも満席だったですよ。2度目なんか平日の昼間にトライしたのに!どんだけ集客力あるんだ!

ジブリ作品では初めて実在の人物を扱うこの作品は零式艦上戦闘機、いわゆる零戦の設計主任であった堀越二郎(声・庵野秀明)を主人公に矛盾を抱えながらも自分の夢を追う男の姿を描きます。

零戦で歴史に名を刻むことになった堀越二郎ですが、この映画では零戦の扱いはそれほど大きくなく、物語の中心は1923年の関東大震災から堀越が九六式艦上戦闘機を設計開発する1935年頃までの十数年を虚実をないまぜにして描いていきます。

作中多くの人物が堀越と関わることになりますが、特に濃密に関わることになるのがジャンニ・カプローニと里見菜穂子という2人の人物です。
映画前半、まだ少年であった堀越の夢に現れて以降青年となっても度々夢の中で対話を重ねるカプローニは言うなれば設計者としての堀越の矜持の根幹をなす精神的な師範として登場します。夢と現実を行きつ戻りつしながら語られる前半は、むしろそのファンタジックな作りに少し面食らいました。
余談ですがカプローニの飛行機の一つである「Ca.309」は通称「GHIBLI」と呼ばれスタジオジブリの名の由来の一つになっています。
そして堀越と深く関わるもう一人にしてこの映画のヒロインでもある里見菜穂子。菜穂子の登場を持って物語は大きな転換点を迎えます。戦争への足音が日に日に大きくなる中恋心を募らせる2人のロマンスは、菜穂子が結核に罹患しているという状況と相俟って死の臭いが濃厚に漂い悲壮感に満ちています。

私がこの映画で何より唸ったのは「風」の表現です。これまでの作品も宮崎駿は卓抜した演出力で風を表現していましたが、ダイナミックさでは「ナウシカ」「ラピュタ」などには及ばないものの、その豊かなバリエーションで「風立ちぬ」はまさにその集大成と言って良いでしょう。
この風によって、堀越は飛行機への夢を抱き、菜穂子と出会い、再会し、恋心を育むことになります。その表現一つ一つはセリフ以上に堀越と菜穂子の心を語っているので是非じっくりと味わって欲しい所ですね。

またこの映画はとにかく「矛盾」に満ちた映画と言えます。そもそも宮崎駿自身無類の兵器・飛行機マニアにして戦争嫌いという矛盾を抱えており、それは兵器としてしか飛行機を設計できない堀越の苦悩へと繋がります。そこに目を向けるとこの矛盾に苦悩する難役に敢えて庵野秀明という素人を抜擢してみせた「矛盾」の意図にも何となく理解できる気がします。
実際大概な棒読みなのですが、不思議と聞いてる内に慣れてきます。
そしてこの映画最大の「矛盾」はラストシーンに訪れます。既にご覧になった方はご理解いただけるでしょうが、物語の流れからして普通あって然るべきシーンがありません。明らかに賛否を呼びそうな流れなのですが、堀越(あるいは宮崎駿自身)の抱えた矛盾への苦悩の表れと見れば納得出来る流れではあります。

「風立ちぬ」ははっきり言って分かりやすい作品ではありません。飛行機を題材にしながら「紅の豚」ほどには疾走感あふれるシーンもありません。しかし、うねる様な「何か」を感じさせるこの映画は宮崎駿の引退宣言がどうのとか言う話は抜きにして、彼がある種の「到達点」に達した事を感じます。お金を払って観るだけの価値のある映画です。まだの方は、この勢いなら年内中はやってそうですし急ぐ必要も無いと思いますが、是非足を運んでご覧になってみてください。


余談:割とギリギリまで今日のブログのタイトルは「宮崎、映画やめるってよ」にしようかと考えてましたが、な~んか違うよなと思ってやめてしまいました。でもそっちの方がそれっぽかったですかね(苦笑)?




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台風が温帯低気圧へと姿を変えた土曜日、仕事を終えて乗った電車が大雨でストップ。
ただでさえ残業で仕事終えたのが9時過ぎだったというのに、3時間以上も立ち往生してしまい本来ならば11時前には帰宅できるところが家に帰りつけたのは深夜2時過ぎ。
心身共にグッタリでした。
翌日が日曜だから良かったようなものの、平日だったら多分出勤できなかったでしょう。

こんばんは、小島@監督です。
実は鞄に3冊文庫本を仕込んでいたのですが、運転再開する頃には3冊目に突入してました。
やはり3冊くらいは仕込んでおかないとダメだな。

さて、今回の映画はブラッド・ピット主演のゾンビ・パニック映画「ワールド・ウォーZ」です。

フィラデルフィアに住む元国連職員のジェリー(ブラッド・ピット)は、妻カリン(ミレイユ・イーノス)と共に2人の娘を学校に送るべく車を走らせるが普段と違う様子の渋滞にハマってしまう。
直後渋滞を暴走トラックが襲い、人々は次々に車を捨てて逃げだした。ただならぬ状況に家族と共に車を捨てたジェリーは謎の疫病によって凶暴なゾンビと化して人間を襲う感染者の集団を目撃する。

主演にブラッド・ピット、共演に「LOST」「終戦のエンペラー」に主演したマシュー・フォックスや「ザ・ロック」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に出演したデヴィッド・モース、監督には「007/慰めの報酬」のマーク・フォースターという錚々たるメンバーで制作されたゾンビ映画、それが「ワールド・ウォーZ」です。
ゾンビ映画は大抵低予算で制作される事が多いのですが、この作品は顔触れに負けないビッグ・バジェットぶりで他のゾンビ映画を圧倒するスペクタクル映像を楽しめます。

この作品に登場する「ゾンビ」は噛まれたら僅か12秒で感染してゾンビへと変異し、猛烈な速度で人間を襲うようになります。しかも集団で押し迫る様に襲い掛かる津波を連想させるようなその絶望的な圧迫感はこれまでのゾンビ映画では観られないスケールで、コレは是非スクリーンで味わっていただきたい所ですね。
しかもブラッド・ピットが自身の子供にも見せられるよう低いレーティングでの公開にこだわったため、これまでのゾンビ映画に観られるようなゾンビが人間に群がりその生肉を貪る様なカニバリズム的描写が全く登場しないという非常に画期的なゾンビ映画となっています。
この結果、ゾンビはある意味「無機質な存在」の様に感じられ、ホラー映画というよりむしろディザスター・パニック映画としての趣を強くしています。
アメリカから韓国、イスラエル、イギリスと次々と変わるステージにどことなく「ゲーム的」な雰囲気も感じますし、この映画をベースにゲーム化しても面白いような気がします。

この映画の大きな欠点はと言えば、観れば多くの方がそう思ってしまうんじゃないかと思うのですが、物語展開の構成にあり、一番スケールの大きい映像が中盤に来てしまい、終盤のクライマックスがそれ自体悪いシーンではないにもかかわらず何となく「ショボい」と感じてしまう点です。
聞けば実のところラストはロシアを舞台に人間対ゾンビの文字通り戦争のごとき大バトルが展開する予定で撮影まで済んでいたらしいのですが、レーティング的にアウトな血塗れの映像だったらしく、それを全部お蔵入りして追加撮影を行ったそうです。もちろん既に同スケールの映像を撮れるだけの予算も無くあのような形になったのだとか。
できればBlu-rayの特典映像でも良いからその大バトル映像も観てみたいものです。

色々突っ込みどころは多いものの、この映画はスケールの大きい映像と高いレベルで続く緊張感を楽しむパニック・エンターテインメントとしてはなかなかの出来栄えです。まだまだ暑い残暑のひと時を楽しむにはぴったりの1本だと思いますよ。

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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
今回も初参加の方が数人見えられて、またどの方もとても個性的で面白い(笑)
これからも参加してくださると幸いです。

こんばんは、小島@監督です。
それにしても自分にとってかなり近所の方が参加してくれたのには驚いたやら嬉しいやら。まさかちゅうカラであんなにローカルなネタ話せる人と会えるとは思ってませんでしたよ(笑)

さて、今回の映画は終戦直後の日本でマッカーサー来日から昭和天皇との会談成立までの約1か月間を描いた「終戦のエンペラー」です。

1945年8月30日マッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が厚木飛行場に降り立った。
戦後処理を任されたマッカーサーは、軍事秘書であったボナー・フェラーズ准将(マシュー・フォックス)に極秘任務を命じる。戦争における昭和天皇(片岡孝太郎)の役割・責任を探れというのだ。連合国側は天皇の裁判と望んでいたが、マッカーサーは天皇を逮捕・処刑してしまえば反乱は避け得ず、また君主を失った日本に共産主義者が入り込む可能性を危惧していた。
フェラーズは開戦直後の天皇の動向を証言できる者を探り、東條英機(火野正平)、近衛文麿(中村雅俊)、関屋貞三郎(夏八木勲)らと接触を図り、証言を得ようと試みる。

非常に有名なマッカーサー元帥と昭和天皇が並び立つ写真、そこに至るまでのドラマを描いた物語です。
日本の原作「終戦のエンペラー 陛下をお救いなさいまし」(岡本嗣郎著)をベースに、日本人プロデューサー奈良橋陽子が企画し、「真珠の耳飾りの少女」で一躍名を馳せたピーター・ウェーバーが監督したユニークな経緯のこの映画は、マッカーサーの軍事秘書であったボナー・フェラーズ准将を主人公に「天皇に戦争責任は存在したのか」を探る一種のミステリーを縦軸に、フェラーズと日本人女性アヤ(初音映莉子)とのロマンス(こちらはフィクション)を横軸に展開していきます。

日米双方の視点が絶妙に組み込まれていて、これまでアメリカ映画の様にひどく間違った日本が描かれているワケでも一方的にアメリカの主張を正当化してるワケでもないのがポイントで、更に言えば、日本の戦争物と言えば市井の人間を描いた物が多い中で戦後直後の高官の姿を描いているあたり結構新鮮です。
主人公であるボナー・フェラーズ准将はあまり知られていない人物で、私も「マッカーサーの傍に知日派の軍事秘書がいた」程度にしか知らなかったため、その人物を掘り下げる描写も興味深く観れましたね。
ただ、マッカーサーは作中なかなかの人格者として描かれているのですが、当時日本での戦後処理で実績を作って大統領選に乗り込む腹だったハズで実際はもっとマキャベリストだったんじゃないかと思いますね。作中でも指摘はされているのでもう少し突っ込んでほしかったような気もします。

また、この映画のクライマックスはもちろんマッカーサーと昭和天皇との会談のシーンであり、そこに至るまでの過程は基本的にフェラーズが政府高官と会って証言を聞き出そうとするシーンがメインなので、重厚ではあるものの実は派手な画面の少ない割と地味な映画です。人によっては結構退屈に感じてしまうかもしれません。

「終戦のエンペラー」はこれまであまり描かれてこなかった歴史の一幕にスポットを当てたドラマとして、またあまり類を見ない「戦後処理」に重点を置いた物語として非常に良くできた映画です。なかなか知的好奇心も満足させてくれる映画ですし、興味のある方は足を運んでみて損は無いですよ。時節柄そろそろ作中の時期とも重なりますし、一層楽しめるかもしれませんね。

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お盆休みに久しぶりに全く予定の無い連休が取れたので、フッと思い立って旅行に行ってきました。
行先は大阪府と和歌山県の県境にある温泉旅館「南天苑」

東京駅や日銀本店などの設計を手掛けた辰野金吾の作で、この旅館自体が国の重要文化財となっています。全部で13室しかないさほど大きくはない旅館ですが、たまたま自分の連休の日に一部屋空きがありちょっと奮発してみました。
客室はこんな感じ。

さながら文豪の書斎みたいな雰囲気です(笑)
食事はもちろん部屋での会席料理で、最初の品から最後の品まで2時間もかけるというゆっくりぶり。角部屋だったのであまり人の足音もなく、風鈴の音や蜩の鳴き声に耳を傾けながらの食事は堪らなく風雅でした。



こんばんは、小島@監督です。
今まで一人旅は基本的に経済性優先で安宿ばかり選んできたけど、たまにはこういうのも良いですね。

さて、一泊旅行から帰って翌日の土曜日、今度は笠寺の日本ガイシホールまで「NANA MIZUKI LIVE CIRCUS 2013」に行ってきました。チケットのプレリリース期間を綺麗に忘れて気づいたら完売していて諦めていた水樹奈々ライブのチケットを「ちゅうカラ仙台支部」にして水樹奈々と言えばこの人ことMAAさんが用意してくれていました。
ありがとう、MAAさん!
さすがに連休明けで仕事を休むわけにもいかずステージの最初から観る事は叶いませんでしたが、2曲目の「lovely fruits」から楽しむことが出来ました。

今回のツアーは「サーカス」と銘打ってるだけあってお馴染みのバックバンド「チェリーボーイズ」とバックダンサー「チームYODA」に加えて数名のアクロバットパフォーマーと道化師まで参加しており、更にダイナミックになっていましたね。
道化師と殺陣とかしちゃったりそこはかとなく厨二病臭いところがまた堪りません(笑)

そして毎度毎度聴かせてくれる「チェリーボーイズ」のアドリブが今回も本当にパワフルで思わず体が動き出してしまうほど。ギター3人、ドラム2人、ベース、バイオリン、キーボード各1人という異色の構成ですが、なーなライブを観に行く理由の一つがコレだと言っても過言ではありません。

今回のライブで発見だったのは「preserved roses」、西川貴教とコラボしたこの曲をなーな1人で歌う時どうするのかと思ったら、答えは実に簡単。西川パートは「客が歌う」だった事(笑)ま、確かにそーですよねー。また皆さんフツーに歌えちゃってるし(笑)
あとは、「ヤマト2199最終章」のED曲となった「愛の星」が非常に素晴らしく、ライブ終了後に迷わずCDを買ってしまったほどで、映画でこの曲がどう使われるのか気になってきました。

何の縁か今年は例年以上に声優のライブを観る機会が多いのですが、やはり水樹奈々のライブは格が違う感じです。一つのハイレベルなエンターテインメントとしてこれからも多くの人に味わってもらいたいライブだと思いますね。
何か1月にはまた大きなイベントを用意してるようですし、まだまだ目が離せません!

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7月からの夏アニメの中でどういうワケだか気に入っているのが「FATE/kaleid linerプリズマ☆イリヤ」
「FATE/stay night」のスピンオフ作品なのですが、元18禁ゲーのスピンオフで魔法少女アニメとかどう見ても「なのは」の2番煎じな上にそもそも「なのは」自体も発端はパロディなのでもう何番煎じか分かったモノじゃないくらいにベッタベタな萌えアニメだというにも関わらず何故か毎週ウキウキしながら楽しみにしてる自分がいます。
大抵この手の露骨な企画はあまり好きじゃなくて、OPとEDをチェックしたら早々と切ってしまうのに今回は何故かツボにハマってしまいました。

こんばんは、小島@監督です。
密林でBlu-rayをポチってしまいそうな衝動を何とか抑え込む日々。最後まで耐えられるだろうか…(苦笑)

さて、今回はメキシコ生まれのオタク監督ギレルモ・デル・トロが贈る怪獣&ロボットアクション映画「パシフィック・リム」です。

それは太平洋の底から現れた。深海に出来た「裂け目」から高層ビル並みの大きさの怪獣が出現し、3つの都市がわずか6日で壊滅した。軍隊の総攻撃によりようやく怪獣を倒すことに成功したものの時を置いて現れる第2、第3の怪獣を前に人類はその存続の為に国家間の争いを止め団結し、その英知を結集して2人一組で操縦する人型巨大兵器「イェーガー」を開発した。
しかし人類の苦闘を嘲笑うように次々と出現する怪獣との戦いにイェーガーは苦戦を強いられていく。
そんな中、かつて怪獣「ナイフヘッド」との戦いで兄を失い戦線を離れたローリー(チャーリー・ハナム)は司令官ペントコスト(イドリス・エルバ)の強い要請を受け失意を超えて復帰する事を決意。呼び寄せられた香港基地で出会った日本人女性森マコ(菊地凜子)とコンビを組み、再びイェーガーに乗り込むことになる。

「怪獣」そして「巨大ロボット」、幼少期に日本の作品に触れて筋金入りのオタクなデル・トロ監督が、日本アニメと特撮映画への多大なリスペクトとその幼少期の夢を巨額の予算で実現してみせたような映画、それが「パシフィック・リム」です。
怪獣たちは作中でも「モンスター」ではなく「KAIJU(怪獣)」と呼ばれ、巨大ロボはAI搭載の無人兵器ではなく実際に人が乗り込む兵器として登場する様は紛れも無く日本の「怪獣映画」と「スーパーロボットアニメ」の遺伝子を受け継いでいます。
また、怪獣のデザインもハリウッドのモンスター映画に観るような蛇やクモなどの生物を基調としたデザインではなく、いわゆる怪獣映画での「着ぐるみ」を連想させる脚部や腹に重心を感じるデザインになっているのも大きな特徴です。
「イェーガー」の方のデザインもなかなかで、作中その開発時期によって第1世代機から第5世代機まで登場するのですが、世代が進むたびに洗練されたデザインになっていってその変遷が見た目で分かるようになっているのがさすがです。

物語はSF考証などあって無い様な、というか突っ込みどころがあり過ぎる展開で絶対に深く考えてはいけません(笑)。しかし非常な勢いと、それでいて「勘所」をよく知っている点、そしてどんなシーンでも画面の端々からオーラのように沸き立つ日本作品へのリスペクトのおかげで「つまらない」などとは微塵も思わない豪快でサービス精神旺盛な娯楽作品に仕上がっています。何より怪獣とイェーガーの巨大感とそれらが繰り広げる肉弾戦の迫力はスクリーンで堪能する価値充分の映像です。

そうそう俳優の演技についてもちょっとだけ。ヒロイン・マコの幼少期の役で芦田愛菜が演じてるのですが、僅かな出番ながら強烈なインパクトを観る者に与えるかなりの名演。この名演のおかげで作中のマコの言動に一つの説得力が生まれて物語の良いアクセントになっています。

「パシフィック・リム」は基本的に単純明快な娯楽作なので誰でも楽しめる映画であろうとは思いますが、何と言っても未だ心の奥に中二マインド燻る大人気ないオトナ達こそ最高に楽しめる1本です。自覚のある人、もしかしたらそうかもしれないと思ってる人はこの映画を避けて通る道はありません!さあ、今すぐ映画館へGO!

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この週末は、金曜の夜はTwitterの「バルス祭り」に参戦し秒間14万ツイートの1人になり、土曜は栄のオアシス21に「コスプレサミット」を観に行った後、ワールドビールフェスタでショーグンさん達と合流してビールクズ運動に加担し、日曜には時折バーなどでも演奏する知人がお祭りで演奏するというので池下の神社へ足を運んだりと何だか結構充実した週末を過ごせました。

こんばんは、小島@監督です。
でも私にとってのメインイベントは日曜夜!

さて、今回はその日曜夜に開催された「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV@L!!!」のライブビューイングです。
先月7日の名古屋公演を皮切りに始まったツアーのちょうど折り返しに当たる横浜公演のライブ中継です。
今回観に行ったのはイオンシネマ大高(旧・ワーナーマイカル大高)だったんですが、実は名古屋公演の会場だったZepp NAGOYAにすぐ近くの109名古屋でもライブビューイングは開催されていたのです。けれど、名古屋公演の翌日までに109名古屋だけチケットが完売してしまうという実に分かりやすい現象が発生してチケットが入手できなかったのです。で、セカンドプランが大高。

今年2月に幕張メッセで開催された冬公演もライブビューイングで鑑賞してその時の感想でも書きましたが、ライブビューイングの大きなメリットは何と言ってもアングルによっては「最前列より近い距離感」でパフォーマンスを楽しめる事です。
今回は冬公演の時と会場が違うからか、あるいは出演者の人数が違うからか、またその両方か分かりませんが冬公演より出演者のカメラの距離が全体的に近いらしく、より一人一人の表情や動きを更にクローズアップして堪能できる感じでしたね。
しかも今回は出演者の皆さんが今までになくカメラに向けてウィンクや投げキッスなどのアピールを仕掛けてくれたりして、イチイチそのたびに「グワーッ」だの「アバーッ」だの「ヤラレターッ」だのどこかのニンジャみたいな叫び声を上げてしまいました(笑)

パフォーマンスとしては今回久しぶりに「inferno」が聴けたことや冬より更にパワーアップした若林直美さんと仁後真耶子さんの「愛Likeハンバーガー」に圧倒されたり、意外に歌唱力高かったグリマス声優の皆さんに感心したりと大満足でした。

ところで今回のライブの本会場はパシフィコ横浜だったのですが、アイマスにとって結構縁の深い場所で我那覇響役沼倉愛美さんと四条貴音役原由実さんのお披露目が行われたり、TVアニメ化の第1報が行われたり、CDのボーナストラックの収録が行われたり、そのTVアニメ最終回のライブ会場のモデルになってたりします。
そして今回はどうやらその会場で何と劇場版用の歓声やコールの収録がライブ終了後に行われたそうで、現地に行った人たちが羨ましい!本当に羨ましい!
だが!千秋楽の幕張はチケット取れたしね!9月は本会場で完全燃焼してきてやるぜ!

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