ちゅうカラぶろぐ


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こういうのもちょっとした役得みたいなものなのですが、先日ある試飲会で1本30,000円近いウィスキーが飲める機会に恵まれました。
グラスから漂う香りはそれほど強くはなく「ふぅん…」と思う程度だったのですが、口に含んだ瞬間ビターチョコとカラメルのようなフレーバーが爆発する濃厚で芳醇な味わいに一瞬仕事を忘れそうになるほどでした。しかも余韻がまたとんでもなく強く10分近く持続していたように思います。
値段が全てではないんですが、こういうのを味わうとやっぱり高いものは違うなと思わされてしまいます。

こんばんは、小島@監督です。
こういう業者向けの試飲会は知らない味にたくさん出会えるので行ってみると楽しいのです。決してタダ酒飲めてハイになれるからってワケではありませんぞ~(笑)

さて、一昨日の土曜日「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 5thLIVE TOUR Serendipity Parade!!!」福岡公演Day1のライブビューイングを観に行ってきました。
5月からスタートし宮城公演を皮切りに全国7都市14公演で開催されるシンデレラガールズ初の大規模全国ツアーもいよいよ6都市目。定番の人気曲はむしろほどほどに、毎回2~3名のデレマス初出演のキャストが登場するほかCDやゲーム中でのユニットとは違うメンバーでのパフォーマンスを積極的に取り入れるなど新鮮で多彩なアンサンブルが楽しい今ツアー、今回の福岡公演もその魅力が満載でした。

会場毎に違う出演者が座長を務める今ツアー、福岡公演では三村かな子役大坪由佳さんがセンターを担っていました。大坪由佳さん、頭が良いというか機転が利いて切り返しの巧い方で、間奏中にアドリブで台詞が入るような曲でマイクトラブルが起きてその台詞の大半を拾えなかった後のMCでさり気なくもう一度その演者に台詞を言ってもらうように促してフォローする手腕はさすがの一言。ステージ通しての安定感が抜群でした。

セットリストで印象的だったのは先ずは第2ブロックで連続で披露された「桜の頃」と「祈りの花」。どちらも和楽のテイストが織り込まれた、スローバラードとも一味違う穏やかなテンポのナンバー。「桜の頃」ではもちろん桜、「祈りの花」では紅梅をイメージしたスクリーン映像や舞楽や神楽をモチーフにした振り付けなども綺麗に決まっていて惚れ惚れするようでした。

更に最終ブロックでの「Frozen Tears」「Memories」「Neo Beautiful Pain」の3曲。「Frozen Tears」は、デレマスでの我が担当北条加蓮役渕上舞さんの2番目のソロ曲で、病弱であったがために未来に希望が持てず刹那的になっていた自分が「あなた」に逢えたことでいつの間にか明日への希望を抱けるようになっていた、という内容の曲で、加蓮の最初のソロ曲である「薄荷」と合わせると加蓮が更に一歩未来に目を向けられるようになっている物語性の強さもポイントです。「Neo Beautiful Pain」は神谷奈緒役松井恵理子さんの2番目のソロ曲。AメロBメロサビとそれぞれのパートでテンポが変わるユーロトランスナンバーで、トリッキーで難易度が高い曲を松井恵理子さんがどこまでも熱く歌い上げてくれます。
この2曲を繋ぐ「Memories」は恐らく今ツアー最大級の隠し玉。本来は新田美波役洲崎綾さんとアナスタシア役上坂すみれさんのデュオ曲で、シンデレラガールズのTVシリーズにおいて重要な場面で使われたこともあって人気の高いナンバー。それがまさか渕上舞&松井恵理子のデュオで聴ける日が来ようとは。驚きと歓喜でマジ涙でした。きっと俯瞰で見たらドン引きできるレベルで落涙しておりました(笑)

そしてある意味でこのステージの白眉と言えたのが中盤でのMC企画「プロデューサー好いとうよ選手権」、出演者たち(初日2日目で半数ずつ)がカメラに向かって各々のキャラクターの声でアドリブで自由に前後を肉付けして「プロデューサー、好いとうよ」と言って誰が一番熱いか決める、と言う企画で、早い話皆さんの好きなキャラOR声優が面と向かって「○○さん好いとうよ」と言ってくれる様が6,7人続くと想像してくださればもうそれでOKです。「ぷぎゃー!」とか叫びそうになる、いや叫べるレベルで熱い企画でした。実際やってみたら想像以上にハマったのは出演者たちも同じだったようで、「鼻血が!鼻血が出そう!」とか「早く!もっとちょうだい!身が持たない!」など異様なテンションのシャウトが客席ではなくステージ上から飛び出す始末。滅茶苦茶面白かったので映像化されたら何度でも観たい。ホント観たい。お願いします!

今回結構際どいタイミングの日程だったんですが、5thツアーで加蓮が出演するのはココだけだからと強引にやりくりして観に行きました。「観る」という選択をした自分は何も間違ってなかったと確信する素晴らしいステージでした。この余韻で今年下半期頑張れそうです(笑)






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先々月に加入したバンダイチャンネルでここ最近観てるのは「銀河漂流バイファム」と「アリスと蔵六」。
「銀河漂流バイファム」は1983年に放送されていたロボットアニメで、異星人の襲撃から避難した13人の少年少女たちが練習艦ジェイナスで地球へと目指す物語。4歳から15歳までの子供たちの冒険と成長が等身大で描かれているのが印象的な物語です。OP前にアバンタイトルがあったり歌詞が全編英語だったり当時としては割と先鋭的だったのでは、と思われる手法が取り入れられています。当時何話かは観ているはずなのですが、ほとんど記憶に残っていないようで結構新鮮な気持ちで観ています(笑)
「アリスと蔵六」は今年の春アニメだった作品で、長く研究機関で抑圧されていた類稀な超能力を持つ少女・紗名が脱走し偶然出会った老人・蔵六の下で生活するようになるという物語。曲がったことが嫌いな頑固爺さん・蔵六を演じる大塚明夫の演技が素晴らしい上に監督桜美かつしの日常の細やかな心情をすくう手腕が遺憾なく発揮されていて引き込まれます。

こんばんは、小島@監督です。
しかしバンチャンは時間がいくらあっても足りないな。観たいものがどんどん増えて行ってしまう(笑)

さて、今回の映画は「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」です。

「十戒」でモーゼは海を割った、「鳥」では鳥に襲われた女性が電話ボックスから出られなくなった、「卒業」でミセス・ロビンソンはベンジャミンをその脚線美で誘惑した…ハリウッド映画を代表する名シーンの数々。人々の記憶に刻まれるそれらの陰には真の立役者とも言うべき1組の夫婦がいた。絵コンテ作家ハロルド・マイケルソンとその妻にしてリサーチャーリリアン・マイケルソン。映画にクレジットされることは少なかったが数十年の長きに渡り100を超える映画製作に携わり、コッポラやヒッチコック、スピルバーグら名監督からの信頼も厚かった2人の知られざる姿を捉えたドキュメンタリー。

映画が生み出す魔法の陰に職人あり。脚本からその意図を読み取りイメージを膨らませストーリーボードを描き起こし時には撮影に最適なアングルにカメラとレンズまでも記載してみせた絵コンテ作家ハロルド、そのハロルドの仕事を支えるべく膨大な量のリサーチをこなしライブラリーの運営をもこなしたリサーチャーリリアン、主演俳優や監督に華々しいスポットが当たるその奥にはこんな芸術家や職人たちの献身がありました。…と言うことくらいは勿論存じてるつもりだったのですが、恥ずかしながらこの夫婦の事はこの映画を観るまで全く知りませんでした。
2人のフィルモグラフィーはそのまま1950年代から今日までのハリウッドの歴史そのものです。
パンフレットには2人が携わった作品が列記されているのですが、「ジョニーは戦場へ行った」「エクソシスト」「ロッキー」「ブレードランナー」「グレムリン」「グッドモーニング、ベトナム」「フルメタルジャケット」など、とんでもないラインナップです。しかしその大半で2人の名がクレジットされていません。大作映画では1,000人以上の名がエンドクレジットで流れることも珍しくなくなった今日と違い、1950~60年代では主要人物や中核スタッフくらいしかクレジットされなかったことも要因としてあったでしょう。

2人が頭角を現した1960年代のハリウッドは、いわゆる「黄金期」の終焉を迎えていた時期です。アメリカでは50年代後半からテレビの普及、1948年のアメリカ最高裁による劇場チェーンを映画会社本体から切り離す「パラマウント判決」によりスタジオによる製作から上映までを一括で管理することができなくなりハリウッド・スタジオ・システムが終わりを告げていた頃です。
同時期フランスではジャン・リュック・ゴダールやアニエス・ヴァルダなど作家性の強い監督が次々とデビューし「ヌーヴェル・ヴァーグ」の潮流が起き、フランス国外でも商業的成功を収めたことがハリウッドにも影響を与えました。
更に60年代ではケネディ大統領暗殺や公民権運動、ベトナム反戦運動などが盛んになり社会的にも激動の時代。「イージー・ライダー」(1969年)など反体制的な若者の刹那的な生き方を描く「アメリカン・ニューシネマ」が製作され始めたのもこの時期です。
やがて70年代に差し掛かるとマーティン・スコセッシやジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグがその才能を開花させ始め、80年代には50年代に引けを取らないほどの大作映画が立て続けに製作されるようになるその礎が築かれていきます。
そんな時代の流れを2人は常に現場の片隅で見続けて来ました。そんな2人が語る逸話の数々はその一つ一つがたとえようもないほど魅力的です。特に「スカーフェイス」(1983年)でのリリアンの逸話は必見!

また、この映画はドキュメンタリーでありながらラブストーリーでもあります。厳格なユダヤ人家庭に育ったハロルドと、親に虐待を受けた挙句に捨てられ施設で育った孤児のリリアン、周囲の反対を押し切り駆け落ち同然でハリウッドへ移住した2人の波乱万丈な結婚生活はそれ自体が物語のよう。大らかながら情熱的なハロルドと賢く気風の良いリリアンの性格も相俟って、人生譚としてもこの映画は眩い輝きを放ちます。

それともう一つ、映画の内容と関係あるような無いようなところで驚いたのはハリウッドには映画産業従事者のためのホスピスが備わっている点です。風土の違いはあるかもしれませんが、文化振興という観点からこういう事の充実が今の日本の映画産業にも必要な部分かもしれません。

今まで観てきた映画たちの印象が変わりそうなほどの知的好奇心を刺激しながら、同時に1つの理想形ともいえる夫婦のありようを見せるラブストーリーでもあるこの映画、まさに珠玉の逸品です。華やかな大作映画が続々公開されるサマーシーズンの只中ではありますが、時にはこんな宝石のような魔法を味わってみてはいかがでしょうか。




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この連休、外泊許可の下りた入院中の父親を迎えに車を走らせたらふと目に入った満開のひまわり畑に、既にこれだけ暑い日が続いているにも関わらず「夏が来てるなぁ」と思ってしまいました。やっぱり視覚的な彩って大事(笑)

こんばんは、小島@監督です。
ところでTwitterで流れてきたので知った…と言うか思い出したのですが今日7月17日月曜日は2000年に発売されたノベルゲーム「AIR」の物語の始まりの日だそうです。メインヒロインの神尾観鈴を演じた川上とも子さんの演技が彼女のテーマ曲「夏影」の印象的なメロディーと共に今なお鮮烈に記憶に刻まれています。

さて、今回の映画は「ジョン・ウィック チャプター2」です。

亡き妻からの最後の贈り物であった子犬を殺したニューヨークのロシアンマフィアを壊滅させたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、その後、残党たちの手から愛車マスタングをも奪還し妻との思い出が詰まった家へと帰還。再び武器を封印し、2代目の愛犬と共に静かな引退生活に戻ろうと決意する。
しかしその平穏は即座に打ち切られる。イタリアの犯罪組織「カモッラ」の幹部であるサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が訪ねてきたのだ。サンティーノはジョン・ウィックに言う、「血の誓約と引き換えに、仕事を果たせ」と。

日本では2015年に公開され(本国アメリカでは2014年製作・公開)、近接戦闘とガンアクションを密接に組み合わせたファイトスタイル「ガン・フー」と、殺し屋たちの聖域「ホテル・コンチネンタル」を始めとしたユニークな世界観がヒットを呼んだ「ジョン・ウィック」に続編が製作され、現在公開中です。
監督チャド・スタエルスキ(かつて「マトリックス」でキアヌ・リーヴスのスタントダブルを務めていた)、脚本デレク・コルスタッドほか主要スタッフとキャストはほぼ続投。前作で盗まれたままに終わった愛車マスタングの奪還シークエンスをオープニングアクトに持ってきた後は舞台をローマに移すなど物語は大きくスケールアップを果たし、さらに新キャラクターにローレンス・フィッシュバーンやルビー・ローズなどの名優を迎えジョン・ウィックの新たな復讐劇が描かれます。

前作以上にほぼ全編アクションしっぱなしの今作はその組み立てにさらに工夫とこだわりが見られます。特に銃のリロードが必ず手数の中に入るのが前作でも特徴的でしたが今作では更に徹底されていますし、「殺し屋」に戻ったジョン・ウィックが展開するアクションシークエンスの現代アートを思わせるようなビビッドな色彩感覚もより洗練されて印象的なビジュアルを見せてくれます。

前作をご覧になった方にはある意味アクションよりも印象的に映ったであろう、「ホテル・コンチネンタル」の世界観にもさらに深く掘り下げがなされています。オリジナルのシナリオなのに何かコミックかゲームでもベースにしてるんじゃないの?と思いたくなるほどこの世界では殺し屋と犯罪者たちの間に明確かつ厳格な「ルール」が存在します。
その「ルール」に則っている限り、銃器ソムリエから銃を見繕ってもらったりテーラーから防弾機能の付いたスーツを仕立ててもらったりできるなどの万全のサポート体制で「仕事」に臨めるというこの不思議な世界観のディテールの凝りっぷりに対してこれだけ殺し屋たちが街中で次々と銃をブッ放したりしてるのに一般人に全く死人も怪我人も出ないところと警察が全く動いていそうにないところの大雑把さの共存ぶりがとても楽しいです。
エキセントリックなキャラクターが多い上にカラッとした作風のため大勢人が死ぬような話なのにグロテスクにも変にリアリスティックにもしていないのでその分アクションを爽快に観ていられるのもポイント高いです。

キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックの孤独に生きながら孤独に抗おうとするハードボイルドになりきれないキャラクターの魅力にも更に磨きがかかり、トータルで1作目の上を行ってみせた快作です。
凝るところは徹底的に凝る代わりに適当なところはとことん適当に流すため変な癖があり、合わない人には全く合わないタイプの作品ですが、その分こういうのが好きな人も多いはず。私?私はもちろん大好きです(笑)
続編の可能性を匂わすような伏線や布石めいたものもあったりしたので出来ればもう1本くらい続きが製作されると良いなぁ。


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直撃コースに入った段階でそうなるんじゃないかなとは覚悟していましたけど、やはり先週の台風では良い感じに鉄道が止まってしまい数時間足止めを食ってしまいました。
まぁこういう時のために文庫本とか資格試験用のテキストとかタブレットとか鞄に仕込んでいるので時間を潰すのには困らなかったですが週の前半で思いっきり翌日に疲れが残る状況に陥ってしまうのはさすがに辛かったですね。

こんばんは、小島@監督です。
とは言え豪雨で避難生活を送っている方々を思えばこの程度の災難は物の数ではないですよ。体力的な疲労感より溜まってる録画が全く消化できなかったことの方が気分的にキツい(苦笑)

さて、昨日の日曜日は新栄のライブハウス「アポロベイス」まで「TRUE TOUR 2017 鶴子と鶴男の三日間~Around the TRUE~」名古屋公演を観に行ってきました。
以前からTRUEの歌声は一度ライブで聴いてみたいと思っていたのですがようやくその機会に恵まれました。ちゅうカラメンバーであるまさはるさんが今回誘ってくれたんですが、実は最初にお誘いを受けたのは昨年11月。「TRUEの名古屋公演の最速先行取れたから行きませんか?」と言うのでてっきり1月か2月の事かと思っていたらなんと7月。気の早い話過ぎて即答できない状況でしたが無事に行けて良かった(笑)

本名である「唐沢美帆」名義で作詞家として藍井エイルやスフィアなどに楽曲を提供する傍らでシンガーとしても活躍しているTRUE。その楽曲にはアニソンも多く、昨日のセットリスト中でも「DREAM SOLISTER」「サウンドスケープ」(「響け!ユーフォニアム」、同「2」OP)や「Dear Answer」(「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」OP)、「Divine Spell」(「レガリア」OP)などが歌われました。

透き通っていながら特に高音が伸びる力強い声質で、アッパーでロックなナンバーはどこまでも熱く、バラードはどこまでも柔らかに歌い上げられていきます。
バックバンドの技量もなかなかのもので、セットリスト中には原曲とは違いピアノソロにしたり、ジャズ調にアレンジされたナンバーもあったりと生演奏の楽しさも味わえる構成になっていました。

会場であるアポロベイスはキャパ250のライブハウス、最後方から観たとしても大抵のホールの最前列より近いのでは?と思うくらいの小さなハコです。ステージもギター・キーボード・ドラム・ベースのスタンダードな編成のバックバンドが並べばもうそれだけで大半が埋まってしまうようなステージ。そんな会場で私が手にしたチケットの整理券番号は14番。ほぼ最前のど真ん中でした。良いのでしょうか?初めての鑑賞がこんな熱い場所で。
ていうか近!!半端無く近い!!具体的に例えるとちゅうカラの歌会で使用しているJOYSOUND金山店さんの701とか801号室あたりのテーブル挟んで対面くらいの距離感です。
正直なところ「圧」すら感じてしまいそうなほどパワーのある歌声をこれほどの至近距離で何のフィルターも無しに2時間半浴びた経験など今まで一度も無いもので、この全身を音が突き抜けていったような感覚はそうそう忘れられそうにありません。鼓膜を破りそうなほどラウドな音ではなかったのに今もまだ身体の芯に残響がこだましているかのような錯覚すら覚えるほどです。

もしもTwitterのアカウントをお持ちの方は「#TRUEさん」で検索を掛ければ昨日のライブのラストに撮影された写真を公式アカウントがアップしてるのを見られますが、そこに私とまさはるさんが堂々どセンターに映り込んでるのが分ります。まさにフリー素材(笑)どれだけの距離感で観ていたのかの参考にはなるかと思うので確かめてみてください。

一つの「音楽」というものの素朴なあり方とはきっとこういうものなのでしょう。素敵な経験が出来ました。いつかまたこの感覚が味わえれたら嬉しいなぁ。




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昨日の歌会に参加された皆さん、お疲れ様でした。
楽しい時間は過ごせましたでしょうか?
私は今回、アイマス曲を5,6人がかりで歌ったりシンフォギアをデュオったりGRANRODEOで叫んだりとかなり全力で満喫できました。それにしてもあんなに大勢の前でワインの解説する日が来ようとは。油断できないわ~(笑)

こんばんは、小島@監督です。
じゃんけん大会でゲットした十勝ワインはその日の晩に美味しく頂きました(笑)「清見」という品種を使った赤ワインで、アルコール度は12.5%程度ながらかなりコクの強い味わい。たまたま夕食に母親がご近所さんからおすそ分けされた鯉の煮つけがあり、結構それと合いました。

さて、今回の映画は「ハクソー・リッジ」です。

1941年、アメリカ・ヴァージニア州。聖書の教えに忠実に生きる青年デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、第1次大戦で心に深い傷を負い母バーサ(レイチェル・グリフィス)に暴力をふるう父トム(ヒューゴ・ウィービング)に悩まされながらも、病院で出逢った看護師ドロシー・シュッテ(テリーサ・パーマー)との恋に心躍らせる日々を過ごしていた。
しかしのどかな田舎町にも第2次大戦の波は押し寄せてきた。デズモンドは「汝、殺すなかれ」の教えを拠り所にしながらも、友人や弟までも次々と出征していく状況にいてもたってもいられず「衛生兵でなら銃を持たずとも自分も国に尽くすことができる」と陸軍に志願する。
グローヴァー大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属され、ハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)の厳しい訓練を受けるデズモンド。幼い頃より野山を駆け回って体力に自信のあったデズモンドは大抵の訓練は難なくこなしていくのだが射撃訓練だけは断固として拒む。隊内で執拗な嫌がらせを受け度々除隊を勧告されながらも頑なに己を貫くデズモンドに軍は遂に軍法会議にかけることを決定してしまう。

「マッドマックス」や「リーサル・ウェポン」などの作品に主演する一方で「ブレイブ・ハート」(1995年製作)や「パッション」(2004年製作)など監督としても評価の高いメル・ギブソン。その10年ぶりの監督作が現在公開中です。
主人公デズモンド・ドスは実在の人物で、1945年5月沖縄・前田高地(「ハクソー・リッジ」はこの前田高地の米軍側の呼称。弓鋸(ハクソー)状の崖(リッジ)が連なっていることからそう呼ばれていた)での戦闘で衛生兵として出兵し何一つ武器を持たずに戦場を駆け回りながら実に75人もの人命を救助し戦後、勲章を授与された人物です。

「プライベート・ライアン」(1998年製作)と比較して語られる傾向のある作品で、確かに戦闘シーンは非常に凄惨かつハードですが、この映画はどちらかと言えば戦争映画というより、「戦争」自体はデズモンドの受難のありようを描く「状況」にすぎず、そのため宗教映画的観点で鑑賞した方がより理解しやすいでしょう。
「良心的兵役拒否者」(主に信仰的な理由で兵役を拒否し消防や病院勤務を軍務の代替として従事した者達)であるデズモンドが銃を拒絶しながら陸軍に志願し、人を殺すことを絶対的に拒絶しながら反戦主義者でもないというパラドックス。銃を拒絶する理由が「恐怖」ならばまだしも揺るぎない「矜持」によって拒絶するデズモンドは、そりゃ軍にしてみれば厄介なんてものではなかったでしょう。いじめてでも追い出そうとする軍の考えも理解できなくはありません。映画前半のデズモンドははた目に観てもめんどくさい青年に思えます。
にもかかわらず軍を離れようとせず、だからこそ戦場を駆け傷ついた者を救い続けることに繋がったデズモンドの生き方を読み解こうと思うなら「信仰」というものが持つジレンマを念頭に置いて考えなければ見当違いのところに行ってしまいかねません。

デズモンドの生き方に対するメル・ギブソンなりの解釈は映画序盤に見て取れます。少年時代を描く冒頭とその後に続く最初のシーンで共通して登場する2つの小道具。この小道具たちが実に対照的に扱われます。そこにこそデズモンドの「原罪」と「贖罪」のあり方を示唆するかのように。終盤にも別の小道具がこれと同様に使われるシーンがあり、その見せ方の巧さにメル・ギブソンの演出家としての手腕の見事さを感じました。

もちろん、デズモンドを演じるアンドリュー・ガーフィールドの演技を抜きにこの映画は語れません。どこか受難と向き合う聖人めいたデズモンドの「信念」と「勇気」に説得力を感じるのは彼の演技あってこそ。また、大戦の傷に苦しみ妻へ暴力をふるってしまう自身を憎み子供たちへ複雑な愛情を向ける父トムを演じるヒューゴ・ウィービングも強い印象を残します。

極限の中でなお揺るがぬ「信仰」が1人の男に何をもたらすのか。重い命題を孕んでいるゆえ気軽に観られる類の作品ではありませんし、ホイホイ人に薦めやすい映画でもないのですが、だからこそ観てみた時に忘れ得ぬ「何か」を残せる作品ともいえるでしょう。強い「意志」が感じられる映画です。気になっている方は、是非向き合ってみてください。

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昨日朝方長野南部を見舞った震度5強の地震、我が家にもその余波が及びました。
震度4クラスなので怪我したとか物が落ちてきたとかそういうのはなかったのですが数十秒に渡って続く長い揺れを体感するのは久しぶりでさすがに本能が「やばい!」と叫んでました。
実はニュースなどではほとんど報じられていませんが、昨日はあの地震の後、夜まで震度1あるかないかくらいの弱い地震が何度も発生しています。これが余震ではなく前兆だとしたらと思うとちょっと不安になってしまいますね。

こんばんは、小島@監督です。
ズボラなのでこういう時に非常持ち出し袋のチェック。う~む、水は良いけど食糧が足りてない…

さて、今回の映画は「ローガン」です。
おや?昨日アイマスライブのライブビューイング行ってなかったかって?ええ、その通りなんですけどね。今回は現地を全力で満喫してきた方がいらっしゃるのでそちらに全面的にお任せします(笑)

2029年、ミュータントは絶滅寸前にまで激減していた。ローガン(ヒュー・ジャックマン)も年老いてかつての能力にも陰りが差し「ウルヴァリン」の名を捨てリムジンの運転手として細々と生計を立てていた。
ローガンが生活の拠点にしているメキシコの廃工場にはチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュアート)の姿もあった。齢90を超えたエグゼビアは認知症を患いその能力を制御できなくなりつつあり、ローガンと、共に暮らすミュータント・キャリバン(スティーブ・マーチャント)の介護を受けて最晩年を迎えつつあった。
そんなある日、ローガンの下にガブリエラ(エリザベス・ロドリゲス)と名乗る女が訪ねてくる。ガブリエラはローガンにローラ(ダフネ・キーン)という少女をノースダコタ州のカナダ国境付近まで送り届けてほしいと懇願する。面倒事に関わりたくないローガンはその願いを突っぱねるが、やがてローラが自身と同じ能力を秘めていると知り、行動を共にすることになる。

今やハリウッドを代表する俳優の一人と言って良いヒュー・ジャックマン。「X-MEN」(2000年製作)以降実に17年間9作品に渡り演じ続けてきたウルヴァリンに別れを告げる作品が現在公開中です。ヒュー・ジャックマン自身が「全力を尽くした」を言い切った「ローガン」はまさにその集大成に相応しい傑作が出来上がりました。

「R-15」にレイティングされた今作は、確かに首や手足がすっ飛ぶ戦闘描写に目が行きがちですが、それ以上に作品冒頭いきなり観客に叩き付けられる衰弱しきったローガンの姿に驚かされることになります。
年老いたローガンが更に老いさらばえたエグゼビアを介護している様はまさに「老老介護」そのもので、よもやアメコミ映画でそういうものが描かれる日が来るとは思わずなかなかに衝撃的でした。
罪の意識に苛まれ全てに疲れ切ったローガンの前にローラという少女が現れます。「X-MEN」におけるミュータントとはある意味でマイノリティとそれに対する社会という構図の戯画化みたいな側面がありましたが、今回は更に老人と少女という一見して分かる社会的弱者がローガンの双肩に託されます。出来上がる構図に生っぽい重さとキツさをまとっているのがこの映画の特徴です。

そしてもう一つ、この映画を作り上げている特徴、それは言わば「映画的記憶」とでもいうようなものでしょうか。西部劇や日本の時代劇の匂いが嗅ぎ取れるシーンが数多く登場するのです。特に強く感じるのは「許されざる者」(1992年製作。監督・主演クリント・イーストウッド)ともう一つ。こちらは嗅ぎ取れるどころか作中ダイレクトにフッテージが登場する上にセリフやシチュエーションも引用されるのでここでは敢えて伏せておきましょう。
「戦いに明け暮れた者が子供を守ることになる」というモチーフ自体古今数多く描かれてきました定番とも言えるもので、「レオン」や「子連れ狼」を連想する方も多いのではないでしょうか。
「許されざる者」は「最後の西部劇」とも言われている傑作で、言うなればフロンティアとガンマンの伝説の終焉を描くような物語で、ミュータントの黄昏を描く今作の雰囲気はそれに似たものを感じます。

「年老いた」という部分は当然アクション面でも強調されます。今作ではローラの方はともかくローガンについては意識的に爽快感に欠ける泥臭いアクションで構成されていてその「重さ」もまた「哀しさ」を滲ませて、胸を締め付けて来ます。

ローガンの話ばかりしてしまいましたが、この映画のもう一人の主人公でもあるローラを演じるダフネ・キーンの演技も語らないわけには行きません。感情も未成熟な少女がローガンと出会うことで一人の強い「戦士」へと成長していく様を見事に演じて観る者を驚かせます。アクションの大半もスタントダブル無しで演じ切ったというその身軽さも相俟って強烈な印象を残す彼女、今作だけで終わりにしてしまうのはもったいない。いつか作られるであろう新しい「X-MEN」で是非またローラを、今度はウルヴァリン(コミックではローラが2代目ウルヴァリンを名乗るようになる)として演じてほしいものです。

この映画を監督したのはジェームズ・マンゴールド。「17歳のカルテ」(1999年製作。主演ウィノナ・ライダー、アンジェリーナ・ジョリー)や「ウォーク・ザ・ライン/君に続く道」(2005年製作。主演ホアキン・フェニックス、リース・ウィザースプーン)などを手掛けた人物ですが、アメコミ映画ファンにとって一番通りが良いのは「ウルヴァリン:SAMURAI」(2013年製作)でしょう。あのブッ飛んだ作品と文学的な香りも高い今作が同一人物の手によるものとはにわかには信じ難いですが事実です。そこら辺は割り切って楽しみましょう(笑)

個人的には「ダークナイト」(2008年製作。監督クリストファー・ノーラン、主演クリスチャン・ベール)にも匹敵するアメコミ映画のオールタイムベストになり得る1本ではないかと思えるほど、震えるような感動を味わいました。もし「X-MEN」という作品に少しでも思入れがあるのなら、この作品は絶対に見逃さないでください。





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昨日、アスナル金山で開催された沼倉愛美のアルバムCDリリースイベントを観に行ってきました。
「アイドルマスター」の我那覇響役や「蒼き鋼のアルペジオ」のタカオ役などで既に多数のキャラソンを歌っておりその歌唱力にも定評のある彼女ですが、キャラクターではなく個人名義でのデビューは昨年11月と最近になってから。そして先週遂に1stアルバムもリリースされそれを記念してのイベントが各地で行われています。
フリーのミニライブなので披露されたのは僅か3曲でしたが久しぶりにその歌声を間近で聴けて満足でした。8月に1stライブツアーが開催される事が決定しており、それも今から楽しみです。

こんばんは、小島@監督です。
ま、そのライブ、資格試験の直前なんですけどね、フフフ…

さて、今回はしばらくぶりに映画館の話。
先週のブログで書いたスティングのライブから明けて翌日、私が向かったのは高田馬場。地下鉄東西線の7番出口から2分ほど、JR高田馬場駅からでも約5分ほどのところにある名画座、「早稲田松竹」です。
公式HPはこちら。

開館は1951年。「松竹」の名が示す通り松竹系封切館としてその歴史をスタート。1970年代半ばから旧作映画を2本立てて上映する名画座として営業を始めました。2002年に一度休館になっていますが、早稲田大学の学生を中心に復活を呼びかける活動が行われ、翌年には営業再開に至ったという経緯があります。その後、館内改装のための休館はあったもののそのスタイルは変わることなく現在に至っています。

映画館の前にある看板には約1か月分の上映作品のポスターとタイムテーブルが。元からあったものなのでしょう、「豪華ラインアップ」の文字や色遣いに年季を感じさせます。

館内ロビーの様子。今後の上映予定作品のポスターや現在上映中の作品の解説などが掲示されています。特に作品解説には結構スペースが割かれていました。旧作を上映する名画座ゆえ必ずしもパンフレットが販売できるとは限らない分、ここで作品のアウトラインを見て取れるようになっているようです。

場内の様子。席数は153席。スクリーンの位置がちょっと高めにセッティングされているので後方の席からの方がより見やすい感じになっています。
2本立てて上映していますが入れ替え制ではなく入退場自由。外出証をもらっておけばその日の内であれば館外へ出て用事などを済ませてからの再入場も可能となっています。

この日私が鑑賞したのは「はなればなれに」、1964年にフランスで製作された映画で監督はジャン=リュック・ゴダール。
フランツ(サミー・フレイ)とアルチュール(クロード・ブラッスール)の2人の青年は、英語教室で出逢った女性オディル(アンナ・カリーナ)に一目惚れしてしまう。オディルから住まいにしている叔母の家には大金が隠されているらしいことを聞いた2人はオディルを巻き込んでその金を盗み取ろうとするのだが…という物語。
クライム・サスペンスに恋のさや当てを織り交ぜた物語が巨匠ミシェル・ルグランの音楽と共に展開します。
カフェで3人がダンスするシーンや3人でルーブル美術館を駆け抜けるシーンなど、後の多くの映画に参照されたり影響を与えたにも関わらず日本での公開は2001年になってからという不思議な経緯の作品です。
コミカルでありながらどこか破滅的な匂いのする作品で、3人の行動はどれも刹那的で破れかぶれな印象を受けます。ゴダールの公私に渡るパートナーであったアンナ・カリーナと破局寸前だったことも影響しているのでしょうか。

そう言えば今回、平日の午前中という一番閑散とする時間帯に観に行ったにも関わらず6割ほどの席が埋まっていて驚きました。ゴダール特集というのも功を奏していたのかもしれませんが、こういう映画館が活況している様を見られるのは嬉しいですね。これから先もその姿を保ち続けていてほしいものです。

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