ちょっとした経緯で、先日マリオットアソシア豊橋までデザートブッフェに行ってきました。しかもソロで!一人焼肉の経験はあるけどまさかおひとり様デザートブッフェする日が来ようとは(笑)全力でスイーツを満喫。こういう時は摂取カロリーなんて気にしないぜ!ただ全種完食できなかったのが少々心残りでしたけれども!
また、現在のようなコロナ禍を受けてこういうブッフェ、それも特に人の出入りの多いホテルではどのように運営するのかというのも個人的に気になっていたところで、テーブルの配置とかスタッフの動きとかも興味深かったですね。あと、てっきり完全アウェイかと思ったら私同様に男の一人客が他にもいてそのうちの一人は持ち時間の半分で全種類完食して颯爽と立ち去って行きました。強者は何処にでもいる。
こんばんは、小島@監督です。
まぁそういう興味はさておきスイーツは本当に美味しかったのでタイミングが合えばまた行こう。次はさすがに誰か誘い出したい(笑)
さて、今回の映画は「TENET テネット」です。
ウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発。満席の観客が大量虐殺されるのを阻止すべく特殊部隊員の男(ジョン・デイビッド・ワシントン)は、メンバーたちと共に突入する。虐殺の阻止には成功するものの仲間を救うために身代わりとなって囚われてしまう。証拠隠滅のために自殺用の毒薬を飲む男。しかし男は別の場所で目を覚ました。毒薬はすり替えられていたのだ。男に新たな任務が告げられる。
「未来からやってきた敵と戦い、世界を救え」
そして男は時間を逆行する現象と、それを利用した武器があることを知る。キーワードは「TENET」、その言葉の使い方で未来が決まるという。巨大な陰謀の阻止を命じられた男の戦いが始まる。
「ダークナイト」3部作などで知られるハリウッドきってのフィルムメーカー・クリストファー・ノーラン。その新作は、彼が何度もギミックとして使ってきた「時間」というものをいよいよ軸からいじり出してきたアクション・サスペンスです。「映画はスクリーンで観る」ということそのものに強いこだわりのあるノーラン監督、コロナ禍で大作映画が次々と延期やネット配信に切り替えていく中で敢えて劇場公開に踏み切ってくれました。おかげで期間の長短はあれ世界中の映画館が休業の憂き目に遭いましたが、そんな映画館に観客を呼び戻してくれたと、ある意味で救世主的な1本です。撮影がIMAXフィルムで行われ、IMAXが上映の基本フォーマットであるため、一般的なスクリーンでは左右が一部トリミングされた状態で上映されています。
デジタルが基本の昨今に敢えてフィルム撮影を貫き通す姿勢は健在。どころかエッジがどんどんかかっていて、廃館となったオペラハウスを改装してエキストラで満席にした上でアクションを展開したり、ジェット機の爆発シーンを作るために中古の本物のジャンボジェットを用立てて爆破したり、何なら本物の金塊をバラまいてみせたりもします。お金の掛け方が凄すぎるというかほとんどノーブレーキでやりたい放題です。実物を使えばいいというものでもないですが、それを最大限に利用して最新のVFXと真っ向勝負できる映像を作ってしまうのがノーラン流。「通常の時間軸にいる者と逆行した時間の中にいる者」とが戦うアクションなど未見性満載の映像を圧倒的な迫力で楽しむことができます。
一方でこの映画は欠点が非常にはっきりしています。全てを解きほぐしていけばこの映画は「特殊任務を受けたエージェントが辛い目に遭っているヒロインを助け仲間と共に世界を揺るがす陰謀を阻止する」という、王道かつシンプルともいえるスパイアクションなのですが、語り口が難解すぎる上にしかもかなり説明下手なのです。言葉で全てを説明すればいいというものでもありませんが、観客全員が映画の登場人物のように短い説明で全部を理解できるわけではないので、設定の主題そのものが人によっては何度も観ないと飲み込めないようなものは説明も描写も足りてないと言わざるを得ません。恐らくこの設定、どちらかと言えば映画より小説向きのような気がします。
大きな欠点がありそれ故に相性の善し悪しが強い作品とは言え、この作品は事実上約半年ぶりの正真正銘の「大作」映画であることに違いはありません。私は全力で楽しんでしまいました。現実に根差したドラマも悪くはないですが、観客を一時非日常に引き込む、まさに映画の魔法に満ちたスケールの大きな作品を楽しめる久しぶりの機会です。こういう作品に飢えてた方は多いのでは。是非スクリーンで観る楽しさを噛み締めてみてほしいですね。
また、現在のようなコロナ禍を受けてこういうブッフェ、それも特に人の出入りの多いホテルではどのように運営するのかというのも個人的に気になっていたところで、テーブルの配置とかスタッフの動きとかも興味深かったですね。あと、てっきり完全アウェイかと思ったら私同様に男の一人客が他にもいてそのうちの一人は持ち時間の半分で全種類完食して颯爽と立ち去って行きました。強者は何処にでもいる。
こんばんは、小島@監督です。
まぁそういう興味はさておきスイーツは本当に美味しかったのでタイミングが合えばまた行こう。次はさすがに誰か誘い出したい(笑)
さて、今回の映画は「TENET テネット」です。
ウクライナのオペラハウスでテロ事件が勃発。満席の観客が大量虐殺されるのを阻止すべく特殊部隊員の男(ジョン・デイビッド・ワシントン)は、メンバーたちと共に突入する。虐殺の阻止には成功するものの仲間を救うために身代わりとなって囚われてしまう。証拠隠滅のために自殺用の毒薬を飲む男。しかし男は別の場所で目を覚ました。毒薬はすり替えられていたのだ。男に新たな任務が告げられる。
「未来からやってきた敵と戦い、世界を救え」
そして男は時間を逆行する現象と、それを利用した武器があることを知る。キーワードは「TENET」、その言葉の使い方で未来が決まるという。巨大な陰謀の阻止を命じられた男の戦いが始まる。
「ダークナイト」3部作などで知られるハリウッドきってのフィルムメーカー・クリストファー・ノーラン。その新作は、彼が何度もギミックとして使ってきた「時間」というものをいよいよ軸からいじり出してきたアクション・サスペンスです。「映画はスクリーンで観る」ということそのものに強いこだわりのあるノーラン監督、コロナ禍で大作映画が次々と延期やネット配信に切り替えていく中で敢えて劇場公開に踏み切ってくれました。おかげで期間の長短はあれ世界中の映画館が休業の憂き目に遭いましたが、そんな映画館に観客を呼び戻してくれたと、ある意味で救世主的な1本です。撮影がIMAXフィルムで行われ、IMAXが上映の基本フォーマットであるため、一般的なスクリーンでは左右が一部トリミングされた状態で上映されています。
デジタルが基本の昨今に敢えてフィルム撮影を貫き通す姿勢は健在。どころかエッジがどんどんかかっていて、廃館となったオペラハウスを改装してエキストラで満席にした上でアクションを展開したり、ジェット機の爆発シーンを作るために中古の本物のジャンボジェットを用立てて爆破したり、何なら本物の金塊をバラまいてみせたりもします。お金の掛け方が凄すぎるというかほとんどノーブレーキでやりたい放題です。実物を使えばいいというものでもないですが、それを最大限に利用して最新のVFXと真っ向勝負できる映像を作ってしまうのがノーラン流。「通常の時間軸にいる者と逆行した時間の中にいる者」とが戦うアクションなど未見性満載の映像を圧倒的な迫力で楽しむことができます。
一方でこの映画は欠点が非常にはっきりしています。全てを解きほぐしていけばこの映画は「特殊任務を受けたエージェントが辛い目に遭っているヒロインを助け仲間と共に世界を揺るがす陰謀を阻止する」という、王道かつシンプルともいえるスパイアクションなのですが、語り口が難解すぎる上にしかもかなり説明下手なのです。言葉で全てを説明すればいいというものでもありませんが、観客全員が映画の登場人物のように短い説明で全部を理解できるわけではないので、設定の主題そのものが人によっては何度も観ないと飲み込めないようなものは説明も描写も足りてないと言わざるを得ません。恐らくこの設定、どちらかと言えば映画より小説向きのような気がします。
大きな欠点がありそれ故に相性の善し悪しが強い作品とは言え、この作品は事実上約半年ぶりの正真正銘の「大作」映画であることに違いはありません。私は全力で楽しんでしまいました。現実に根差したドラマも悪くはないですが、観客を一時非日常に引き込む、まさに映画の魔法に満ちたスケールの大きな作品を楽しめる久しぶりの機会です。こういう作品に飢えてた方は多いのでは。是非スクリーンで観る楽しさを噛み締めてみてほしいですね。
2013年に放送されたドラマ『半沢直樹』が好きだったので、
もちろん現在放送中の第二期も毎回楽しく見ていましたが、
本日の放送で、もう最終回となってしまうのですよね。
新型コロナで撮影の遅延もあり、放送が約3ヶ月遅れ、、
その放送まで結構待ったような気がするですが、
実際始まってしまえば、一気に終わってしまいました。
そんな中、AmazonPrimeで『半沢直樹』の原作者である、
池井戸潤さん原作のドラマや映画が特集されており、
最近はながらや寝る前と精力的に見るようにしています。
いろいろ池井戸潤さんの作品を見て思ったのは、
私はこのような作品が好きなんだろうなと思いました。
でも、実生活の会社で「倍返しだ!」なんてやってしまうと、
素直にホされると思いますので、どうしてもやりたきゃ、
宝くじで7億円くらい当ててからのが良いと思います。
さて、近年の私は新日本プロレス観戦に足を運んでいます。
しかしながら例によってコロナ襲来により愛知での3月開催も、
チケットも買って行くはずだったものが中止になってしまい、
それ以降は、他の地域も含め開催は無くなってしまいました。
その後は無観客試合などでネット上での配信を中心に、
今後の開催の模索しながらの苦しい様子が伝わってきました。
そして、やっと最近はイベントなどの開催も少しずつ緩和されて、
スポーツやライブなどの開催も聞かれるようになりました。
そして、とうとう愛知県でも10月半ばでの開催が決定し、
久しぶりに駆けつけようと、チケットゲットへの準備をします。
まあ準備といっても発売日を待つだけなのですが、
やはり今時ですから、ソーシャルディスタンス確保のために、
席を1~3席位空けているはずなのでチケットがとりにくく、
まして抽選ではないので、とにかく発売日当日が重要です。
最近の新日本プロレスは人気があるようでチケットがとりにくく、
ちょっとボーッとしていると、席がどんどん無くなっていきます。
それに合わせて席が少ないので、争奪戦必死となるでしょう。
そして当日、いざコンビニ端末で注文に向かいます。
会社の友人と2人分で、残数は『○』ですので無事に買えそうです。
そして『2枚』を選択すると、そこに嫌な注意書きがでたのです。
『選択の席は販売状況から席番を連番とすることができません』
ほぼ発売時刻に行って端末を触っている短い間なのに、
もうここまでチケットが売れてしまったのかと、驚いてしまった私。
友人と行くのに連番でないかと思うと、突然気分が下がり、
結局チケットを買わずに、トボトボと家に帰ることにしました。
家に帰り、その一緒に観戦に行く友人にそれを連絡すると、
「それってソーシャルで席を空けるから絶対でるんじゃないの?」
・・・・。
気が付かなんだ!!!!
また、ダッシュで車に乗り込み急いでコンビニに向かう私。
コンビニで端末の画面を叩き、また先程の注意書きが出るも、
無視して先に進めると、やっぱり友人が言っていたとおりでした。
同じ列で席が2つずれているだけで、ソーシャルディスタンスで、
席を空けているので、連番になっていなかったようです。
無事にチケットを買えたので、後は当日を楽しみに待つだけです。
いろいろなライブも早く開催されるといいですよね。
もちろん現在放送中の第二期も毎回楽しく見ていましたが、
本日の放送で、もう最終回となってしまうのですよね。
新型コロナで撮影の遅延もあり、放送が約3ヶ月遅れ、、
その放送まで結構待ったような気がするですが、
実際始まってしまえば、一気に終わってしまいました。
そんな中、AmazonPrimeで『半沢直樹』の原作者である、
池井戸潤さん原作のドラマや映画が特集されており、
最近はながらや寝る前と精力的に見るようにしています。
いろいろ池井戸潤さんの作品を見て思ったのは、
私はこのような作品が好きなんだろうなと思いました。
でも、実生活の会社で「倍返しだ!」なんてやってしまうと、
素直にホされると思いますので、どうしてもやりたきゃ、
宝くじで7億円くらい当ててからのが良いと思います。
さて、近年の私は新日本プロレス観戦に足を運んでいます。
しかしながら例によってコロナ襲来により愛知での3月開催も、
チケットも買って行くはずだったものが中止になってしまい、
それ以降は、他の地域も含め開催は無くなってしまいました。
その後は無観客試合などでネット上での配信を中心に、
今後の開催の模索しながらの苦しい様子が伝わってきました。
そして、やっと最近はイベントなどの開催も少しずつ緩和されて、
スポーツやライブなどの開催も聞かれるようになりました。
そして、とうとう愛知県でも10月半ばでの開催が決定し、
久しぶりに駆けつけようと、チケットゲットへの準備をします。
まあ準備といっても発売日を待つだけなのですが、
やはり今時ですから、ソーシャルディスタンス確保のために、
席を1~3席位空けているはずなのでチケットがとりにくく、
まして抽選ではないので、とにかく発売日当日が重要です。
最近の新日本プロレスは人気があるようでチケットがとりにくく、
ちょっとボーッとしていると、席がどんどん無くなっていきます。
それに合わせて席が少ないので、争奪戦必死となるでしょう。
そして当日、いざコンビニ端末で注文に向かいます。
会社の友人と2人分で、残数は『○』ですので無事に買えそうです。
そして『2枚』を選択すると、そこに嫌な注意書きがでたのです。
『選択の席は販売状況から席番を連番とすることができません』
ほぼ発売時刻に行って端末を触っている短い間なのに、
もうここまでチケットが売れてしまったのかと、驚いてしまった私。
友人と行くのに連番でないかと思うと、突然気分が下がり、
結局チケットを買わずに、トボトボと家に帰ることにしました。
家に帰り、その一緒に観戦に行く友人にそれを連絡すると、
「それってソーシャルで席を空けるから絶対でるんじゃないの?」
・・・・。
気が付かなんだ!!!!
また、ダッシュで車に乗り込み急いでコンビニに向かう私。
コンビニで端末の画面を叩き、また先程の注意書きが出るも、
無視して先に進めると、やっぱり友人が言っていたとおりでした。
同じ列で席が2つずれているだけで、ソーシャルディスタンスで、
席を空けているので、連番になっていなかったようです。
無事にチケットを買えたので、後は当日を楽しみに待つだけです。
いろいろなライブも早く開催されるといいですよね。
先週CDと配信がリリースされた「アイドルマスター」シリーズ15周年記念曲「なんどでも笑おう」が記念曲に相応しい名曲でつい何度もリピートしてしまいます。
この曲に乗せて展開する15周年記念PVも絶品。マジで涙目。
こんばんは、小島@監督です。
来年2月の開催が告知されたバンダイナムコフェスではきっとこの歌も披露されるはず。またアイマスに限らず多くのファンにとっても約1年ぶりのライブになるかもしれず、何としても現地に乗り込みたいですね。
さて、今回の映画は「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
C.H.郵便社で代筆業を勤めるヴァイオレット・エヴァーガーデン(声・石川由依)は、かつて戦場で、誰より大切な人であったギルベルト・ブーゲンビリア少佐(声・浪川大輔)から別れの際に聞かされた言葉の意味を理解できぬままに生きてきたが、代筆業を営む中で人の心の機微を学びその真意を探る日々を過ごしていた。
ヴァイオレットはギルベルトの母の月命日に彼の代わりを担うかのように花を手向けに訪れていた。そこでギルベルトの兄ディートフリート(声・木内秀信)と再会する。戦後数年の時を経てもその消息の掴めないギルベルトをもう忘れるべきだとディートフリートに訴えられるがヴァイオレットはそれを拒んだ。
そんな折、ヴァイオレットの元にユリス(声・水橋かおり)と名乗る少年から代筆の依頼が入り、ヴァイオレットはその少年の元へと赴く。一方、C.H.郵便社では社長のクラウディア・ホッジンス(声・子安武人)が郵便物の保管庫で宛先不明で戻されてきた1通の手紙を発見するのだった…
暁佳奈の小説を原作に2018年に製作されたTVシリーズの完結編に当たるエピソードであり、同時に昨年7月の火災事件で多数の死傷者を出した京都アニメーションの再建後第1作となる映画です。当初1月公開の予定だったと聞きますが、2度の延期を経て先週ようやく封切りとなりました。丁度公開2日目となる先週19日から映画館の席数制限が解除となり、私が鑑賞した回も7割以上の客入りになっており、ようやくこういう光景が戻ってきたかと感慨深い気持ちになりました。
渾身、と言っていい出来栄えの映画です。髪の毛1本、僅かな所作一つとておろそかにしない繊細なビジュアル、出演している声優陣の熱のこもった演技、時に荘厳に、時にリリカルに奏でられる音楽、それら全てが相乗して観客の感情に訴えてきます。TVシリーズを観ていない私でもボロボロ涙が出てくるほど響いてくるくらいだったので思い入れの強い方にとっては尚更揺さぶられるものがあったでしょう。「京都アニメーションはこういう作品を作ってくれるところだった」と思い出させてくれるに十分です。
想いを代筆し、人と人との心をつなぎながら「心」への理解を深めていくヴァイオレットの姿は、SNSを始めとした伝達ツールが発達しながらむしろ拒絶や断絶が広がっていったり、コロナ禍でこれまでと同じような人との接し方さえままならない昨今にあっては示唆するものが多いことでしょう。奇しくも昨年発売され世界的にも高い評価を得たゲーム「デス・ストランディング」が同じように隔絶された人々を繋ぐ配達人の物語であったこととも相似した印象を受けます。また期せずして、というべきでしょうか、京都アニメーションの再出発となる作品がこういう物語をしていることにどこか運命的なものを感じずにはいられません。
映画とは、本来ならばその作品で見せている、語られているものが全てであり、完成に至るまでの背景が作品の評価に直結するべきではないと思っています。しかし「完成して世に出たこと自体が一つの奇跡」であることを私を含めこの作品を見に足を運ぶ観客の大半が知っている今回に限っては例外にならざるを得ないでしょう。恐らくこの作品がフラットに評価されるようになるにはあと5年か10年か、事件のことを知らない人が知らないまま観るようになる日が来るまで待たねばならないと思われます。ですがこの想い、この感覚を居合わせた観客たちと共有できるのもまた今だけのもの。TVシリーズを見たかどうかなど関係無くあの事件に衝撃を受けた方ならばどうか、この新たな旅立ちの物語を映画館で見届けてほしいと思いますね。
この曲に乗せて展開する15周年記念PVも絶品。マジで涙目。
こんばんは、小島@監督です。
来年2月の開催が告知されたバンダイナムコフェスではきっとこの歌も披露されるはず。またアイマスに限らず多くのファンにとっても約1年ぶりのライブになるかもしれず、何としても現地に乗り込みたいですね。
さて、今回の映画は「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
C.H.郵便社で代筆業を勤めるヴァイオレット・エヴァーガーデン(声・石川由依)は、かつて戦場で、誰より大切な人であったギルベルト・ブーゲンビリア少佐(声・浪川大輔)から別れの際に聞かされた言葉の意味を理解できぬままに生きてきたが、代筆業を営む中で人の心の機微を学びその真意を探る日々を過ごしていた。
ヴァイオレットはギルベルトの母の月命日に彼の代わりを担うかのように花を手向けに訪れていた。そこでギルベルトの兄ディートフリート(声・木内秀信)と再会する。戦後数年の時を経てもその消息の掴めないギルベルトをもう忘れるべきだとディートフリートに訴えられるがヴァイオレットはそれを拒んだ。
そんな折、ヴァイオレットの元にユリス(声・水橋かおり)と名乗る少年から代筆の依頼が入り、ヴァイオレットはその少年の元へと赴く。一方、C.H.郵便社では社長のクラウディア・ホッジンス(声・子安武人)が郵便物の保管庫で宛先不明で戻されてきた1通の手紙を発見するのだった…
暁佳奈の小説を原作に2018年に製作されたTVシリーズの完結編に当たるエピソードであり、同時に昨年7月の火災事件で多数の死傷者を出した京都アニメーションの再建後第1作となる映画です。当初1月公開の予定だったと聞きますが、2度の延期を経て先週ようやく封切りとなりました。丁度公開2日目となる先週19日から映画館の席数制限が解除となり、私が鑑賞した回も7割以上の客入りになっており、ようやくこういう光景が戻ってきたかと感慨深い気持ちになりました。
渾身、と言っていい出来栄えの映画です。髪の毛1本、僅かな所作一つとておろそかにしない繊細なビジュアル、出演している声優陣の熱のこもった演技、時に荘厳に、時にリリカルに奏でられる音楽、それら全てが相乗して観客の感情に訴えてきます。TVシリーズを観ていない私でもボロボロ涙が出てくるほど響いてくるくらいだったので思い入れの強い方にとっては尚更揺さぶられるものがあったでしょう。「京都アニメーションはこういう作品を作ってくれるところだった」と思い出させてくれるに十分です。
想いを代筆し、人と人との心をつなぎながら「心」への理解を深めていくヴァイオレットの姿は、SNSを始めとした伝達ツールが発達しながらむしろ拒絶や断絶が広がっていったり、コロナ禍でこれまでと同じような人との接し方さえままならない昨今にあっては示唆するものが多いことでしょう。奇しくも昨年発売され世界的にも高い評価を得たゲーム「デス・ストランディング」が同じように隔絶された人々を繋ぐ配達人の物語であったこととも相似した印象を受けます。また期せずして、というべきでしょうか、京都アニメーションの再出発となる作品がこういう物語をしていることにどこか運命的なものを感じずにはいられません。
映画とは、本来ならばその作品で見せている、語られているものが全てであり、完成に至るまでの背景が作品の評価に直結するべきではないと思っています。しかし「完成して世に出たこと自体が一つの奇跡」であることを私を含めこの作品を見に足を運ぶ観客の大半が知っている今回に限っては例外にならざるを得ないでしょう。恐らくこの作品がフラットに評価されるようになるにはあと5年か10年か、事件のことを知らない人が知らないまま観るようになる日が来るまで待たねばならないと思われます。ですがこの想い、この感覚を居合わせた観客たちと共有できるのもまた今だけのもの。TVシリーズを見たかどうかなど関係無くあの事件に衝撃を受けた方ならばどうか、この新たな旅立ちの物語を映画館で見届けてほしいと思いますね。
尼神インターが食レポをしているテレビをたまたま見て、
そこで街の人に尼神インターが「芸人で誰が好き?」と、
質問していた人がアホの坂田と答えていました。
好きな芸人でアホの坂田と答える人も珍しいですが、
では私ならなんと答えるかな?と思ったりしましたが、
そうすると意外とピンポイントではいなかったりします。
かと言ってこいつは嫌いと言う人もざっくりはいますが、
ピンポイントではやっぱりいなかったりします。
そういえば江○2:50や○川哲郎など、くどいなどの理由で、
昔はとにかく大嫌いだった芸人とかも今となっては、
嫌いどころか勝手に好感度があがっていたりします。
その時その時で好き嫌いが変わってみたりしているのは、
自分の今置かれている環境とか関係あるのですかね?
さて、完全に新型コロナウイルス収束と言い切れませんが、
スタッフとは10月からの歌会の開催を検討しています。
ライブやスポーツなどについても少しずつ規模を大きくし、
以前と同様とまではならないまでも、そこに近づいています。
もちろん「もう大丈夫」というワケではありませんが、
なんとかあの日常が取り戻せたらと思っています。
この状況の中、メンバーの書くブログを読んでいて、
先日のレイウォールさんの記事がいいことを書いていました。
今後のライブの開催にあたり、演者と開催側においては、
そちらの安全に気をつけ公演を執り行ってくれればとのこと。
そして公演を見に行く私たちは勝手に気をつけるとのこと。
公演する側が配慮していないのなら私は行かないではなく。
見に行く人が配慮し楽しめる環境にしようとのことです。
もちろんいろいろな人がいるので、理想かもしれませんが、
それを実践していく人がいることが大事だと思います。
早く新型コロナウイルスが収束しないかな?ではなく、
一人一人が自分を守れば、結果収束させられるはずです。
コロナ対策でマスクをしている人が大幅に増えた結果、
今年のインフルエンザ患者も大幅に減ったといいます。
言い換えれば、できることをやれば効果はあるということ。
国や行政のやり方を批判するのも自由かと思いますが、
自分でできることをやり、自分の家族のみならず、
趣味に伴う好きなコンテンツが守れればと思います。
家にいる時間が増えるとアニメなどに触れる時間も増え、
そしてアニソンなどを聞く時間も増えたりしてしまって、
そろそろカラオケ行きてえなと思うのは、私だけでしょうか?
そこで街の人に尼神インターが「芸人で誰が好き?」と、
質問していた人がアホの坂田と答えていました。
好きな芸人でアホの坂田と答える人も珍しいですが、
では私ならなんと答えるかな?と思ったりしましたが、
そうすると意外とピンポイントではいなかったりします。
かと言ってこいつは嫌いと言う人もざっくりはいますが、
ピンポイントではやっぱりいなかったりします。
そういえば江○2:50や○川哲郎など、くどいなどの理由で、
昔はとにかく大嫌いだった芸人とかも今となっては、
嫌いどころか勝手に好感度があがっていたりします。
その時その時で好き嫌いが変わってみたりしているのは、
自分の今置かれている環境とか関係あるのですかね?
さて、完全に新型コロナウイルス収束と言い切れませんが、
スタッフとは10月からの歌会の開催を検討しています。
ライブやスポーツなどについても少しずつ規模を大きくし、
以前と同様とまではならないまでも、そこに近づいています。
もちろん「もう大丈夫」というワケではありませんが、
なんとかあの日常が取り戻せたらと思っています。
この状況の中、メンバーの書くブログを読んでいて、
先日のレイウォールさんの記事がいいことを書いていました。
今後のライブの開催にあたり、演者と開催側においては、
そちらの安全に気をつけ公演を執り行ってくれればとのこと。
そして公演を見に行く私たちは勝手に気をつけるとのこと。
公演する側が配慮していないのなら私は行かないではなく。
見に行く人が配慮し楽しめる環境にしようとのことです。
もちろんいろいろな人がいるので、理想かもしれませんが、
それを実践していく人がいることが大事だと思います。
早く新型コロナウイルスが収束しないかな?ではなく、
一人一人が自分を守れば、結果収束させられるはずです。
コロナ対策でマスクをしている人が大幅に増えた結果、
今年のインフルエンザ患者も大幅に減ったといいます。
言い換えれば、できることをやれば効果はあるということ。
国や行政のやり方を批判するのも自由かと思いますが、
自分でできることをやり、自分の家族のみならず、
趣味に伴う好きなコンテンツが守れればと思います。
家にいる時間が増えるとアニメなどに触れる時間も増え、
そしてアニソンなどを聞く時間も増えたりしてしまって、
そろそろカラオケ行きてえなと思うのは、私だけでしょうか?
最近はなかなか前向きな話題を考えにくく、地味ーにコロナの影響なんかなぁとか思ったり(=_=)
さて、今回は新しく始まった『仮面ライダーセイバー』のお話というか感想を。
まだ2話なんで、どんどん変化はしていくと思いますけどね。
1.戦闘スタイルは変化しそう。
セイバーというだけあって、剣を使ったスタイルが基本みたいです。というか変身ベルト自体に標準装備ですね。
剣を主体にしたライダーはけっこういますが、そのままズバリは『剣(ブレイド)』以来。
本型のデバイスをベルトにセットして能力を付加しますが、この辺はずっと続いてる機能ですね。
2.戦闘シーンが派手だけど大丈夫?
敵だったり、敵が作るフィールドだったりは、CGを多様してます。さらに戦闘もワイヤーアクションというよりCGで立体的な空中戦を演出。予算考えると最初だけな気もしてくる。必殺技もバンク多様するって感じも。
3.戦隊よりな構成?
先の演出もそうだけど、響鬼以来か完全なEDがあるようになった。かつダンス付き(ただし子供に踊らせる気ゼロっぽい)
ちょっと前のリュウソウジャーをイメージさせるからなおさら。狙ってこの路線にした?
物語が進むにつれて、どうなっていくんでしょうね。意外と手探りでやってたりして…
そんな感じの令和2作目の仮面ライダーですが、ちゃんとバイクに乗るし、剣技以外にも必殺キックしてるので、ライダーはしているようです。でも今のとこ、手放しで面白い!というわけでなく、「どうなっていくか?」という変化(自分の中の馴染みも含め)を期待する作品かなぁって印象です。
『ウィザード』の剣を片手に華麗に戦うスタイルは好きだったから、CG抜きでその辺のアクションがカッコイイかが期待するとこでしょうか。
しかしながら、主役がいつもハット被ってるから『W』の翔太郎と被ってるんだよなぁ。そこは個人的には、ちょっと嫌。
気になった方は、まだ2話しか放映していないので、これから見始めてはいかが?
さて、今回は新しく始まった『仮面ライダーセイバー』のお話というか感想を。
まだ2話なんで、どんどん変化はしていくと思いますけどね。
1.戦闘スタイルは変化しそう。
セイバーというだけあって、剣を使ったスタイルが基本みたいです。というか変身ベルト自体に標準装備ですね。
剣を主体にしたライダーはけっこういますが、そのままズバリは『剣(ブレイド)』以来。
本型のデバイスをベルトにセットして能力を付加しますが、この辺はずっと続いてる機能ですね。
2.戦闘シーンが派手だけど大丈夫?
敵だったり、敵が作るフィールドだったりは、CGを多様してます。さらに戦闘もワイヤーアクションというよりCGで立体的な空中戦を演出。予算考えると最初だけな気もしてくる。必殺技もバンク多様するって感じも。
3.戦隊よりな構成?
先の演出もそうだけど、響鬼以来か完全なEDがあるようになった。かつダンス付き(ただし子供に踊らせる気ゼロっぽい)
ちょっと前のリュウソウジャーをイメージさせるからなおさら。狙ってこの路線にした?
物語が進むにつれて、どうなっていくんでしょうね。意外と手探りでやってたりして…
そんな感じの令和2作目の仮面ライダーですが、ちゃんとバイクに乗るし、剣技以外にも必殺キックしてるので、ライダーはしているようです。でも今のとこ、手放しで面白い!というわけでなく、「どうなっていくか?」という変化(自分の中の馴染みも含め)を期待する作品かなぁって印象です。
『ウィザード』の剣を片手に華麗に戦うスタイルは好きだったから、CG抜きでその辺のアクションがカッコイイかが期待するとこでしょうか。
しかしながら、主役がいつもハット被ってるから『W』の翔太郎と被ってるんだよなぁ。そこは個人的には、ちょっと嫌。
気になった方は、まだ2話しか放映していないので、これから見始めてはいかが?
みなさん,おはようございます。
水曜日担当のレイウォールです。
ちょっとずつ落ち着いてきて,もう少しでちょっとずつ動き出せそうな雰囲気ですね。
そんな中,引っ越しのため,週末に不動産屋を回ってきました。10数部屋回って,つい先日入りたい部屋を決め,不動産屋と連絡中です。
とあるちゅうからメンバーとは徒歩10分を切る近所になり,非常にいい選択をしたのではないかと思っています。
それはともかく,バンダイナムコがやっと大きなイベントを発表してくれました。アイドルマスター単独ライブではなく,バンダイナムコフェスティバルという形ですが,765 PRO オールスターズ,シンデレラガールズ,劇場組,SideM,シャイニーカラーズと現状動いているアイドルマスター関連コンテンツのすべてが参加してくれます。どれほど待ち望んだことか。
演者の安全にだけ気をつけて,公演を執り行ってもらえればと思います。
我々は勝手に気をつけます。アイドルを危険に晒すようなことは自重しますんで,しばらくは状況を注視,場合によっては副業の休暇や在宅を駆使して2week引きこもってから行くくらいの覚悟です。
来年は落ち着いているといいなぁ・・・。
さて,本日紹介するのは"いつだって僕らは"です。いいから聴け。ノクチルというシャイニーカラーズの新しいユニットが歌う曲です。ああ,みんな好き。ヨニゲが好きな人は絶対ハマると思う。ししゃもとかSILENT SIRENとかペギーズあたりの人もちょっとだけ甘いけど好きだと思います。まあど真ん中にぶつけてきたと思えばいいです。とりあえず聞いてください。
おわり。
水曜日担当のレイウォールです。
ちょっとずつ落ち着いてきて,もう少しでちょっとずつ動き出せそうな雰囲気ですね。
そんな中,引っ越しのため,週末に不動産屋を回ってきました。10数部屋回って,つい先日入りたい部屋を決め,不動産屋と連絡中です。
とあるちゅうからメンバーとは徒歩10分を切る近所になり,非常にいい選択をしたのではないかと思っています。
それはともかく,バンダイナムコがやっと大きなイベントを発表してくれました。アイドルマスター単独ライブではなく,バンダイナムコフェスティバルという形ですが,765 PRO オールスターズ,シンデレラガールズ,劇場組,SideM,シャイニーカラーズと現状動いているアイドルマスター関連コンテンツのすべてが参加してくれます。どれほど待ち望んだことか。
演者の安全にだけ気をつけて,公演を執り行ってもらえればと思います。
我々は勝手に気をつけます。アイドルを危険に晒すようなことは自重しますんで,しばらくは状況を注視,場合によっては副業の休暇や在宅を駆使して2week引きこもってから行くくらいの覚悟です。
来年は落ち着いているといいなぁ・・・。
さて,本日紹介するのは"いつだって僕らは"です。いいから聴け。ノクチルというシャイニーカラーズの新しいユニットが歌う曲です。ああ,みんな好き。ヨニゲが好きな人は絶対ハマると思う。ししゃもとかSILENT SIRENとかペギーズあたりの人もちょっとだけ甘いけど好きだと思います。まあど真ん中にぶつけてきたと思えばいいです。とりあえず聞いてください。
おわり。
アップした後しばらくするまで気づきませんでしたが、前回で通算450回を超えてました。書きも書いたり、いよいよ500の大台が見えてきました。ここまで続けられるとは、自分でも結構驚いています。
こんばんは、小島@監督です。
そんなこんなですが、皆さんこれからもよろしくお願いします。
さて、今回の映画は「事故物件 恐い間取り」です。
芸人・山野ヤマメ(亀梨和也)は中井大佐(瀬戸康史)と共にお笑いコンビ「ジョナサンズ」を組んでいたが10年経っても芽が出ず、限界を感じた中井からコンビ解散を切り出された。突然ピン芸人となり途方に暮れるヤマメに番組プロデューサーの松尾(木下ほうか)は心霊バラエティー番組への出演を条件に、かつて殺人事件が起きた部屋、即ち「事故物件」に住むことを要求する。ヤマメは逡巡するものの、芸人として名を売るラストチャンスともいえるその申し出を受けることにしたのだった。
メ~テレの持つCSチャンネル・エンタメ~テレにて2011年より不定期に製作されている「北野誠のおまえら行くな。」での企画の一つとして事故物件に住み始めたのをきっかけに企画終了後も「事故物件住みます芸人」として数々の事故物件に住むほか全国各地の心霊スポットを探訪し動画配信したりトークライブを行う芸人・松原タニシ。その彼がこれまで歴訪した物件を間取り図付きで紹介し2018年に上梓した「事故物件怪談 恐い間取り」を原作にしたホラー映画です。作品の出自や亀梨和也がホラー初主演する話題性や、ハリウッド大作の新作が延期続きだったりようやく映画館の席数制限も緩和されそうだったりということも手伝ってか封切りから2週連続で観客動員数のトップを走っています。監督は「女優霊」「リング」など1990年代から邦画ホラーを牽引し続け今年もドラマ「恐怖新聞」を手掛ける中田秀夫が務めています。
作中4つの物件が登場しますが、内3つは原作にも登場するものである上、更にその内の1つは実際にその場所をロケ地として撮影されたそうです。
この映画、主人公が芸人だからなのかちょっとユニークな肌触りをしています。恐怖の対象に踏み込む要因が功名心からというのはまだともかく、特に序盤から中盤は「生活が懸かっているので何か起きてくれないとマジで困る」という状況が出来上がっているのが他のホラーにはあまり見られない面白さがあります。事故物件を題材に取った映画としては2016年に「残穢」という作品がありましたが、そうなった原因をどこまでも深堀していこうとした「残穢」とは対照的に「怪奇現象が起こるかどうか」自体が興味の対象で特にその原因を深く追求したりはしないのも特徴と言えるでしょう。
芸人というには素朴な性格をしている主人公ヤマメと、野心はあれど際どい局面では友情が先に立ってしまう相方の中井、「ジョナサンズ」の数少ないファンでTV局で再会したのをきっかけに親交を深め、結果なし崩し的に巻き込まれることになる女性・梓(奈緒)という何だか又吉直樹の小説を思わせるような3人の関係性の描写も悪くなく、そのフィルモグラフィーから中田秀夫監督はどうしても作品がホラーに偏りがちですが実はそういう要素の無い人間ドラマも作ってみたいんじゃないかという気もします。
一方でエンタメ性を強調したいのか怪奇描写がかなり率直に過ぎる傾向があることや、作中各所に松竹芸能の芸人が続々と登場するのも相まってかなりカラッとした作風になっており、ホラー映画としてはかなり薄味と言わざるを得ません。実のところ芸人が一人くらい壊れようが気にも留めない番組プロデューサーとかヤマメに事故物件を紹介する不動産屋の女性営業・横水(演じる江口のりこの怪演も必見)の方がよほど怖いくらいです。終盤ヤマメが4つ目に訪れる物件で起こるクライマックスはある意味でその最たるものでここではもう完全に怖さより面白の方が先に立ってしまっています。
しかしこの詰めの甘い、ハードルの下を易々とくぐってしまうどちらかと言えばボンクラ映画の類に入ってしまうような作品ではありますが、私、何だかんだかなり楽しめてしまいました。割と好きかもしれません、コレ。鑑賞後に話のネタにしやすい気やすさもあり、9月に入ってもまだ暑い日が続く中で一時涼むにはこれくらいの軽さが丁度いいようにも思います。ご興味のある方はどうぞ。
こんばんは、小島@監督です。
そんなこんなですが、皆さんこれからもよろしくお願いします。
さて、今回の映画は「事故物件 恐い間取り」です。
芸人・山野ヤマメ(亀梨和也)は中井大佐(瀬戸康史)と共にお笑いコンビ「ジョナサンズ」を組んでいたが10年経っても芽が出ず、限界を感じた中井からコンビ解散を切り出された。突然ピン芸人となり途方に暮れるヤマメに番組プロデューサーの松尾(木下ほうか)は心霊バラエティー番組への出演を条件に、かつて殺人事件が起きた部屋、即ち「事故物件」に住むことを要求する。ヤマメは逡巡するものの、芸人として名を売るラストチャンスともいえるその申し出を受けることにしたのだった。
メ~テレの持つCSチャンネル・エンタメ~テレにて2011年より不定期に製作されている「北野誠のおまえら行くな。」での企画の一つとして事故物件に住み始めたのをきっかけに企画終了後も「事故物件住みます芸人」として数々の事故物件に住むほか全国各地の心霊スポットを探訪し動画配信したりトークライブを行う芸人・松原タニシ。その彼がこれまで歴訪した物件を間取り図付きで紹介し2018年に上梓した「事故物件怪談 恐い間取り」を原作にしたホラー映画です。作品の出自や亀梨和也がホラー初主演する話題性や、ハリウッド大作の新作が延期続きだったりようやく映画館の席数制限も緩和されそうだったりということも手伝ってか封切りから2週連続で観客動員数のトップを走っています。監督は「女優霊」「リング」など1990年代から邦画ホラーを牽引し続け今年もドラマ「恐怖新聞」を手掛ける中田秀夫が務めています。
作中4つの物件が登場しますが、内3つは原作にも登場するものである上、更にその内の1つは実際にその場所をロケ地として撮影されたそうです。
この映画、主人公が芸人だからなのかちょっとユニークな肌触りをしています。恐怖の対象に踏み込む要因が功名心からというのはまだともかく、特に序盤から中盤は「生活が懸かっているので何か起きてくれないとマジで困る」という状況が出来上がっているのが他のホラーにはあまり見られない面白さがあります。事故物件を題材に取った映画としては2016年に「残穢」という作品がありましたが、そうなった原因をどこまでも深堀していこうとした「残穢」とは対照的に「怪奇現象が起こるかどうか」自体が興味の対象で特にその原因を深く追求したりはしないのも特徴と言えるでしょう。
芸人というには素朴な性格をしている主人公ヤマメと、野心はあれど際どい局面では友情が先に立ってしまう相方の中井、「ジョナサンズ」の数少ないファンでTV局で再会したのをきっかけに親交を深め、結果なし崩し的に巻き込まれることになる女性・梓(奈緒)という何だか又吉直樹の小説を思わせるような3人の関係性の描写も悪くなく、そのフィルモグラフィーから中田秀夫監督はどうしても作品がホラーに偏りがちですが実はそういう要素の無い人間ドラマも作ってみたいんじゃないかという気もします。
一方でエンタメ性を強調したいのか怪奇描写がかなり率直に過ぎる傾向があることや、作中各所に松竹芸能の芸人が続々と登場するのも相まってかなりカラッとした作風になっており、ホラー映画としてはかなり薄味と言わざるを得ません。実のところ芸人が一人くらい壊れようが気にも留めない番組プロデューサーとかヤマメに事故物件を紹介する不動産屋の女性営業・横水(演じる江口のりこの怪演も必見)の方がよほど怖いくらいです。終盤ヤマメが4つ目に訪れる物件で起こるクライマックスはある意味でその最たるものでここではもう完全に怖さより面白の方が先に立ってしまっています。
しかしこの詰めの甘い、ハードルの下を易々とくぐってしまうどちらかと言えばボンクラ映画の類に入ってしまうような作品ではありますが、私、何だかんだかなり楽しめてしまいました。割と好きかもしれません、コレ。鑑賞後に話のネタにしやすい気やすさもあり、9月に入ってもまだ暑い日が続く中で一時涼むにはこれくらいの軽さが丁度いいようにも思います。ご興味のある方はどうぞ。

