ちょっとお誘いを受けまして、昨日ちゅうカラメンバー数人で「男性声優が歌って踊るライブのBlu-rayをひたすら鑑賞する会」に参加してきました。「A3」「KING OF PRISM」「アイドルマスターSideM」「夢色キャスト」「アイドリッシュセブン」のライブBlu-rayを持ち込んだ人の「推し」のキャラや曲のプレゼンを受けつつ1日かけてひたすら観倒す会です。イベントを定期的に開催する女性向けのコンテンツと言えば「SideM」やこの間LVを観てきた「ヒプノシスマイク」以外はほとんど知らない身なので実に新鮮。タイトル毎に演出の方向性がまるで違っていたりしてなかなか面白い。特に「A3」は1曲毎に衣装から変える手の込みようでショーアップとしてもかなりのものです。アニメ・ゲーム関連のライブイベントは近年エンターテインメント関連の潮流の一つとなっていますがそのエネルギーを垣間見れたような印象です。
こんばんは、小島@監督です。
カラオケで歌ってみたい曲も結構多かったので色々と聞いてレパートリー増やしにかかろう(笑)
さて、今回の映画は「ジョーカー」です。
ゴッサムシティの貧民街に暮らすアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、コメディアンになりたいと願い、いつかTVスターのマレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)が司会を務める番組に出演するのを夢見ている。しかし脳と神経に障害を持つアーサーは突然笑い出してしまう症状のためなかなか人前に立てずピエロをして食いつないでいるが、それとて失敗が続き事業所長から快く思われていない。家に帰れば体の弱った母ペニー・フレック(フランセス・コンロイ)の介護が待っている。ペニーは自身の窮状をかつて屋敷のお手伝いとして勤めていたウェイン家に何通も手紙を書き救いを求めるが音沙汰はない。街では衛生局がストライキを起こし、街中にゴミが溢れ出していた。貧富の格差が拡大し行き場の無い不満が鬱積しつつあった。
ある時、同僚からもらった一丁の拳銃が元でアーサーはピエロの仕事をクビになってしまう。失意のまま電車に乗り込んだアーサーは笑いの発作が出たことでそれまで女性に絡んでいたサラリーマンたちから暴行を受け、とっさに拳銃を抜いて射殺してしまう。サラリーマンはウェイン産業の社員だった。殺人を犯したことで奇妙な高揚感を覚えるアーサー。そして街はエリートサラリーマンを殺害した人物をヒーロー視する者が現れだした…
ジャック・ニコルソンやヒース・レジャーなど過去にも名優が演じてきたバットマン最大のライバルとも言えるヴィラン・ジョーカー。孤独で気弱な青年は如何にしてジョーカーとなるに至ったか、これまでのDC映画では描かれることのなかった部分にスポットを当てたこの作品は、「悪」が開花していく様を圧倒的なリアリズムで描きます。
公開直前にヴェネチア映画祭で最高賞を受賞したことも話題となりましたが、それも納得というべきか恐ろしいまでの「悪」の描写にただただ圧倒される1本です。主役を演じるホアキン・フェニックスの演技が強烈ですが、ある意味でキーマンの一人とも言えるマレー役を演じるロバート・デ・ニーロもポイントでしょう。デ・ニーロは1983年製作の映画「キング・オブ・コメディ」(監督マーティン・スコセッシ)でコメディアンを夢見る青年を演じており、恐らく意図的なキャスティングでしょう。
監督は「ハング・オーバー!」三部作などコメディ映画を中心に手掛けてきたトッド・フィリップスが担っています。世情を冷徹に見通すような視点を感じるこの作品は、「笑い」のツボが時代の空気に左右されやすいことを熟知しているからでしょう。
アーサーが求めているのはコメディアンとしての成功ももちろんですが、それ以上に「誰か」との心のつながりをひたすらに希求しています。ですが、不寛容が覆いつくそうとしているゴッサムシティは突然笑い出すような男に一切居場所を用意しようとしません。助けを求め伸ばす手を跳ね除け、叫ぶ声を黙殺していきます。そして中盤以降に至ってはアーサーが微かに感じ理性を保つよすがとしていたいくつかの「光」さえ全て幻であることが叩き付けられます。そんな中でアーサーを高揚感に包ませた「殺人」が街に大きな影響を及ぼしつつあるに至りアーサーはもう止まれなくなるのです。
アーサーの心情を端的に表現してるポイントとして作中度々登場する「階段」があります。アーサーである時、そしてジョーカーとなった時、彼がこの階段をどう歩くかをぜひ注目してみてください。
あまりに鬱屈した感情が吹き上がるこの作品、アメリカの治安当局は一部で厳戒態勢を敷いているとニュースで見ましたが、その危惧も理解できてしまうほど全てに絶望し追い詰められた怒れる人を「実行」に移させてしまいそうな危険なエネルギーに満ちています。気楽に観れる作品ではありません、ですが、「今」観るべき作品であることに間違いはありません。ここ十年来DC映画の方向性を決定づけたと言っていい「ダークナイト」トリロジーが善悪の境界線で揺らぐ人間の苦闘とその果ての精神の昇華を描き出し神話的な普遍性を宿した物語であるのに比してこの「ジョーカー」が放つ「負」のエネルギーは過去の中に埋没していって欲しい昏さに満ち溢れています。
願わくば、この映画で描かれた「もの」が10年後20年後に過去のものになりますように。そんな世界になっていますように。
こんばんは、小島@監督です。
カラオケで歌ってみたい曲も結構多かったので色々と聞いてレパートリー増やしにかかろう(笑)
さて、今回の映画は「ジョーカー」です。
ゴッサムシティの貧民街に暮らすアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、コメディアンになりたいと願い、いつかTVスターのマレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)が司会を務める番組に出演するのを夢見ている。しかし脳と神経に障害を持つアーサーは突然笑い出してしまう症状のためなかなか人前に立てずピエロをして食いつないでいるが、それとて失敗が続き事業所長から快く思われていない。家に帰れば体の弱った母ペニー・フレック(フランセス・コンロイ)の介護が待っている。ペニーは自身の窮状をかつて屋敷のお手伝いとして勤めていたウェイン家に何通も手紙を書き救いを求めるが音沙汰はない。街では衛生局がストライキを起こし、街中にゴミが溢れ出していた。貧富の格差が拡大し行き場の無い不満が鬱積しつつあった。
ある時、同僚からもらった一丁の拳銃が元でアーサーはピエロの仕事をクビになってしまう。失意のまま電車に乗り込んだアーサーは笑いの発作が出たことでそれまで女性に絡んでいたサラリーマンたちから暴行を受け、とっさに拳銃を抜いて射殺してしまう。サラリーマンはウェイン産業の社員だった。殺人を犯したことで奇妙な高揚感を覚えるアーサー。そして街はエリートサラリーマンを殺害した人物をヒーロー視する者が現れだした…
ジャック・ニコルソンやヒース・レジャーなど過去にも名優が演じてきたバットマン最大のライバルとも言えるヴィラン・ジョーカー。孤独で気弱な青年は如何にしてジョーカーとなるに至ったか、これまでのDC映画では描かれることのなかった部分にスポットを当てたこの作品は、「悪」が開花していく様を圧倒的なリアリズムで描きます。
公開直前にヴェネチア映画祭で最高賞を受賞したことも話題となりましたが、それも納得というべきか恐ろしいまでの「悪」の描写にただただ圧倒される1本です。主役を演じるホアキン・フェニックスの演技が強烈ですが、ある意味でキーマンの一人とも言えるマレー役を演じるロバート・デ・ニーロもポイントでしょう。デ・ニーロは1983年製作の映画「キング・オブ・コメディ」(監督マーティン・スコセッシ)でコメディアンを夢見る青年を演じており、恐らく意図的なキャスティングでしょう。
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