ちゅうカラぶろぐ


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ちゅうカラのみなさん、おはようございます!
ちゅうカラブログ水曜日担当のレイウォールです。

10/3 私の好きなゲームタイトルのエクスパンションが発表されました。アイマスじゃないよ!Paradox Interactive社のEuropa Universalis IV(EU4) CRADLE of CIVILIZATIONです。

文明のゆりかごと言われて、イメージが付く人はこのゲームを楽しめると思います。世界4大文明でも特にエジプト、メソポタミアを含む古代オリエントが今回のお話の中心です。そもそもエジプトはともかく、メソポタミアは名前と比較すると大体の位置やその歴史は知られていません。エジプトは例えば遊戯王をはじめとしたアニメ等で取り上げられることも多いのですが、メソポタミアというとギルガメシュやエンキドゥ、バビロンなどの一部の固有名詞だけが先行し、それがメソポタミアと明示されていないことがほとんどのため、イメージしにくいのかと思います。

具体的にメソポタミアと呼ばれる地域は、現代で言うと中東、イラクの国土とほぼ同一であるといわれています。メソポタミアの初期にはシュメール地域(イラク南端部)にてウルク朝、すなわちギルガメシュの属する王朝があったとされます。ギルガメシュはFF5のギルガメッシュという憎めないかっこいい敵役やFateのギルガメッシュでご存知の方も多いでしょう。FFは名前だけ借用なのでともかく、Fateは英霊としての元ネタがこのシュメールのギルガメッシュです。なぜ彼が自身の統治したウルクではなく、別の都市であるバビロンの宝物庫を開けるのかはよくわかりませんが、気にしないことにします。
ハンムラビはシュメールを含む南部地域バビロニアの王であり、ハムラビ法典はあまりにも有名でしょう。

さて、文明のゆりかご、メソポタミアにイメージが付いたところで、EU4についてお話していきます。EU4は百年戦争からナポレオン戦争の時代、1444年から1820年の400年間、一つの国を時代の荒波に飲まれぬように外交、内政、戦争、その他さまざまな手段を用いて成長させていく広義のストラテジゲームです。なお、具体的な戦争名を言いましたが、百年戦争の時代からゲームスタートした場合はナポレオン戦争は(イベントとしては起きたとは思いますが)、まず発生しません。フランスが無かったり、あったとしてもナポレオンが出現しなかったり、圧倒的な国力であったり、その時によって理由は違いますが、史実そのままのナポレオン戦争は絶対におきません。

このゲームでは、ゲームスタート直後から、各国がそれぞれの思考ルーチンにより、勝手に行動し、あとはゲームシステムに従って淡々と処置されていきます。そこに小国に英雄が現れて、国家の危機を救うといったヒロイズムが紛れ込む余地がないのです。同じシステムで動いているHearts of Ironも同様で、第二次世界大戦が舞台ですが、シモ=ヘイヘが活躍する余地はありません。フィンランドはソ連に蹂躙されるのです。

逆に国のかじ取りと外交の妙を間違えなければ小国が局地戦で勝利を重ね、大国相手に戦略目標を達成するということは不可能ではありません。大勝するためにはよほどの味方が必要になるでしょうが・・・。

さて、このゲームはタイトルの通り、ヨーロッパが中心です。初心者向けとされているのは、カステラことカスティーリャ王国(スペインの母体です)、ヨーロッパ最大の敵オスマン帝国、植民地帝国を築くポテンシャルが大きいポルトガルの3カ国です。大規模な陸軍での征服戦争か、同根国家の平和的併合か、交易と冒険そして植民か、自身の国家のかじ取りをどちらに向けるかによって、スタートする国は変わりますが、いずれにせよヨーロッパと深い関係のある国々です。

しかし、今回のエクスパンションでは、ヨーロッパに近いながらも、ヨーロッパに対する影響は比較的小さな政権であるマムルークや黒羊朝、白羊朝などが中心となっています。オスマンで初めてスタートした際の強大なライバルの一角、マムルークはライバルとしての強大さに比して、自身が操作してもただの汎用国家にすぎませんでした。マムルークにスポットライトが当たることで、オスマンはよりシビアなかじ取りが求められ、マムルークをプレイヤーが選択する価値を与えると確信しています。

ところで、このゲーム、初心者向けとは言い難いですが、日本(室町末期から江戸時代なので、1カ国ではなく、大名として分割されているスタート年もありますが)もあります。Paradox Dev. Studioの社員が日本好きなのか、日本は妙に充実していることでも知られるシリーズなので、慣れてきたら日本を試してみるのも面白いですよ。

さて、今回ご紹介する曲は"Treasure☆"です。この曲は、シンデレラガールズのラジオ、デレラジおよびCINDERELLA PARTY!の2番組のパーソナリティ5名、大橋彩香、福原綾香、佳村はるか、原紗友里、青木瑠璃子が歌っています。輝くステージという夢を追いかけ、仲間と一緒に進んでいくことを航海に例え、歌っています。ラジオ楽曲でありながら、周年ライブで歌われた珍しい楽曲でもあります。765AS、ミリオン、シンデレラ、SideM、全体で見てもラジオ楽曲は周年ライブに使われることはほとんどなく、ぱっと思いつくところだとセレンディピティパレードSSA公演でこの曲がつかわれたのと、わんすとでUNMEIライブが歌われたぐらいじゃなかったかなぁと。両方とも非常に感動的な場面で歌われており、ライブBDなどで一度見ると好きになること請け合いです。


おわり。

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