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ちゅうカラぶろぐ


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こんばんは、小島@監督です。
今日は何だか長くなってしまいそうなので前振り無しで即座に本題に入ります。

さて、この土日にさいたまスーパーアリーナで開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story」のライブビューイングに行ってきました。
先月の神戸に引き続き開催された今回の2Daysは、出演者が発表された時点で話題になり、チケット争奪戦は今までで最も熾烈なことに。

その初日、「Brand New Castle」と題されたそのステージは、出演者は24人(サプライズゲストも含めると26人)の出演者の大半が初登場か初登場から1年以内で、しかも「シンデレラガールズ」というタイトルの中核をなす人物が1人も登場しない、という非常にチャレンジングな布陣で展開されました。

開幕時、最近声優が決定した3人のキャラクターのナレーションで始まったライブは、出演者全員が違う衣装(ゲーム中イラストで各キャラが着ている衣装)を着ている、という1曲目のイントロから驚かせてくる趣向が楽しい。観客にとって馴染みの薄い人物が多く出演するため、シルエットでパッと分かってもらえるようにした、という事なのかもしれませんがそれでも20人以上が様々な色彩の衣装に身を包んで並ぶ様は壮観です。

参考までに1人。二宮飛鳥役の青木志貴さん。決して完コスレイヤーではありません。この方が「中の人」です。髪型どころか色まで再現してみせたこの方は最も極端な例ですが、全員かなりゲームキャラを意識したビジュアルしていました。
この趣向は2日目も踏襲され、強烈な個性の競演を楽しむデレマスらしい、見た目から楽しい演出でした。

1日目のステージははキャラを印象付けたいお披露目的な意味合いを持つものも多かったためか、かなり感情の起伏の激しいセットリストをしていました。中でも印象的なのは大槻唯役山下七海さんの「Radio Happy」、明るく前向きなノリのクラブチューンをバックダンサーも交えた楽し気なパフォーマンスに観客を包み込んでいく様が見事でした。
反面MCなどではどうしても芯の不在を感じざるを得ない瞬間もあり、輿水幸子役竹達彩奈、市原仁奈役久野美咲のサプライズ登場も含め、バラードの少ないセットリストと言い攻撃的すぎるくらいに「絶対に観客の昂揚感を冷まさせない」ようにしていたのはやはり作品の核となる人物を不在にしていたからでしょうか。

明けて2日目は、「346Catsle」と題し武内駿輔氏の開幕の挨拶で始まりました。昨年放送したTVシリーズでの「シンデレラ・プロジェクト」の全員が登場したほか、TVシリーズで重要なポジションを担った人物で出演者が構成されました。異色づくめの初日と違い2日目は正統派かと思いきや、2日目も2部構成を取る異色のセットリスト。
今回は「やりたかったことをいかに多くやりきるか」に焦点を当てていたように思います。

2部構成の前半はTVアニメの劇中ユニットが次々と登場し劇中曲を歌ってくれたほか、演出にもアニメを意識したものが用いられ、特に前半の最後を飾る「夢色ハーモニー」とそこから始まる映像クリップはTVシリーズのエピローグのようにも見え、TVシリーズ終了後の昨年11月に開催された3rdライブでも実現できなかったことを片っ端からやりきったこの前半は、まるで「忘れ物を届けに来た」ように思えました。
個人的にはこの前半部にTriad Primsの「Trancing Palse」、さらにサプライズで登場した高垣楓役早見沙織さんの「こいかぜ」、さらに川島瑞樹役東山奈央まで登場しての「Nocturne」が立て続く流れに感情のメーターが振り切れ良い感じにボロ泣き。棒立ちで涙流しながらスクリーンを見つめるダメ大人してました。

後半は「Future Castle」とタイトルも変え、直近でリリース、あるいはゲームで配信されたばかりの楽曲を9曲連続で駆け抜けるアスリート的構成。そりゃ本会場でなくてもヘロヘロになるってもんです。ライブ終了後は1日目以上に消耗している自分がいました。用意したウルトラオレンジのサイリウムも全部使いきったしね!

2日間通しての特徴として、アイマスの中で今最も演出がゴージャスなデレマスのダイナミックなショーアップをこれでもかと満喫できたのもあります。
特に初日の出演者やバックダンサーのパフォーマンスに加え、LEDスクリーンの演出とレーザー光線や照明のライティングが渾然となって観客のボルテージを最高潮に導いた「Hotel Moonside」、2日目の出演者のパフォーマンスとスクリーン映像を見事にリンクさせ数分間キュートなミュージカルを展開した「おかしな国のおかし屋さん」は映像作品としても一級品で、いずれ発売されるだろうとは思いますが、Blu-rayが発売された折にはアイマスに興味の無い方にも観ていただきたいくらいでした。

いや~現地で観られなかったのだけが残念でしたがホントにこの2日間は最高に楽しかった!
いよいよデレマスももうすぐ5周年。既にいろいろ発表もされましたが、ここからさらに何を仕掛けてくるのか、楽しみです!


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