昨日スポットイベントでもある原作者白鳥士郎さんと貸切列車で行く「のうりん」聖地巡礼イベントに参加してきました。
作中で登場した長良川鉄道に乗って「のうりん」の舞台を訪ねるというものです。
出発地の美濃太田に着いたらヒロイン林檎ののぼりがお出迎え…と思ったら、コレ何とファンの方(のぼりの後ろにいる方)のお手製!しかもツアー参加者でもなくただ賑やかしに来ただけ!
更に目的地である相生駅では先回りして別ののぼり(コレも自作!)を構えて待っている有様!何というワザマエ!
ツアーの方は原作者白鳥士郎さんが思いのほか物腰の丁寧な方でツアコンでもある長良川鉄道の職員の方の拙い部分をフォローをしたり参加者の方たちとフランクに雑談したり質問に答えたりしてくれてこういった場に慣れてらっしゃるような感じでした。私も持参した原作本にサイン頂いた以外にも結構お話を伺えて非常に楽しかったです。
出発地の美濃太田駅と目的地の相生駅には「のうりん」のパネルが。驚いたのはこのパネルが設置されたのは何とアニメ化されるよりも前。長良川鉄道の本気のプッシュぶりがうかがえます。
このツアーでもツアコンの方が手作りのしおりを用意してらっしゃったり、お弁当の箸袋が「のうりん」仕様になっていたりと頑張っておられました。
こんばんは、小島@監督です。
しかしアニメのロケハンが最初に長良川鉄道周辺を取材したのが2年も前だったというのには正直驚きました。思った以上にアニメはどっしり準備を重ねた企画だったんですね。
さて、すでに長めになってますがやっぱりやります映画の話。今回の映画は「かしこい狗は、吠えずに笑う」です。
ブルドッグの様な容姿ゆえに苛められていた熊田美沙(mimpi*β)と可愛らしい容姿ゆえに妬まれていた清瀬イズミ(岡村いずみ)。共に孤独を抱えた2人はやがて惹かれあい親密になる。素朴な友情が続くかに思われたが、ある事件をきっかけに2人の関係は一変する。
製作費何と150万円!超低予算で製作されながら日本を含め世界各地のフィルムフェスで称賛されたインディーズ映画です。
ほんのり百合っぽい女子高生の友情が描かれていると思わせて一転サイコホラーへとシフトチェンジ。しかし急転直下で作風が変わるというわけでもなく前半からすでに軋むような不協和音を忍ばせつつ、「破綻」の瞬間一気に軋みが表に出るその構成が見事。
繊細な映像や小道具の使い方など、セリフ以外で少女2人の心情表現を支える部分が充実しているのも良いですね。
さすがに低予算を隠せないチープなシーンが散見されたり、演出がやや技巧に走り過ぎるきらいがあったりするものの、これが監督渡部亮平氏の初作品とは思えぬ見事な出来栄えです。
このみずみずしい感性の奔流をできれば多くの人に味わって欲しいところですが、いかんせん各地ミニシアターでの限定上映かフェスでのイベント上映でしか観られない状況なのが残念なところです。ソフト化の目途すら立ってない辺りインディーズ映画の哀しさという所でしょうか。
それでもどこかでこのタイトルを見かけたら、チェックしてみて欲しいですね。
作中で登場した長良川鉄道に乗って「のうりん」の舞台を訪ねるというものです。
出発地の美濃太田に着いたらヒロイン林檎ののぼりがお出迎え…と思ったら、コレ何とファンの方(のぼりの後ろにいる方)のお手製!しかもツアー参加者でもなくただ賑やかしに来ただけ!
更に目的地である相生駅では先回りして別ののぼり(コレも自作!)を構えて待っている有様!何というワザマエ!
ツアーの方は原作者白鳥士郎さんが思いのほか物腰の丁寧な方でツアコンでもある長良川鉄道の職員の方の拙い部分をフォローをしたり参加者の方たちとフランクに雑談したり質問に答えたりしてくれてこういった場に慣れてらっしゃるような感じでした。私も持参した原作本にサイン頂いた以外にも結構お話を伺えて非常に楽しかったです。
出発地の美濃太田駅と目的地の相生駅には「のうりん」のパネルが。驚いたのはこのパネルが設置されたのは何とアニメ化されるよりも前。長良川鉄道の本気のプッシュぶりがうかがえます。
このツアーでもツアコンの方が手作りのしおりを用意してらっしゃったり、お弁当の箸袋が「のうりん」仕様になっていたりと頑張っておられました。
こんばんは、小島@監督です。
しかしアニメのロケハンが最初に長良川鉄道周辺を取材したのが2年も前だったというのには正直驚きました。思った以上にアニメはどっしり準備を重ねた企画だったんですね。
さて、すでに長めになってますがやっぱりやります映画の話。今回の映画は「かしこい狗は、吠えずに笑う」です。
ブルドッグの様な容姿ゆえに苛められていた熊田美沙(mimpi*β)と可愛らしい容姿ゆえに妬まれていた清瀬イズミ(岡村いずみ)。共に孤独を抱えた2人はやがて惹かれあい親密になる。素朴な友情が続くかに思われたが、ある事件をきっかけに2人の関係は一変する。
製作費何と150万円!超低予算で製作されながら日本を含め世界各地のフィルムフェスで称賛されたインディーズ映画です。
ほんのり百合っぽい女子高生の友情が描かれていると思わせて一転サイコホラーへとシフトチェンジ。しかし急転直下で作風が変わるというわけでもなく前半からすでに軋むような不協和音を忍ばせつつ、「破綻」の瞬間一気に軋みが表に出るその構成が見事。
繊細な映像や小道具の使い方など、セリフ以外で少女2人の心情表現を支える部分が充実しているのも良いですね。
さすがに低予算を隠せないチープなシーンが散見されたり、演出がやや技巧に走り過ぎるきらいがあったりするものの、これが監督渡部亮平氏の初作品とは思えぬ見事な出来栄えです。
このみずみずしい感性の奔流をできれば多くの人に味わって欲しいところですが、いかんせん各地ミニシアターでの限定上映かフェスでのイベント上映でしか観られない状況なのが残念なところです。ソフト化の目途すら立ってない辺りインディーズ映画の哀しさという所でしょうか。
それでもどこかでこのタイトルを見かけたら、チェックしてみて欲しいですね。
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