ライブの余韻を引きずって、週末に週末に通算3度目のアイマス劇場版を観てきました。
基本的にリピーターとかしないタイプなので、同じ映画を3度リピートするなんて初めての経験です。
2度の鑑賞で観るべき所など既にほとんど押さえきってて単に気分を楽しむだけだと思っていたのにクライマックスのライブシーンで曲のイントロ始まった途端に落涙。自分の心に刻まれた余韻は自覚している以上に深かったようです。
こんばんは、小島@監督です。
最初どうしようかと思いましたけどツキノワさんの性格からして湿っぽいままなのは笑われてしまいそうですし、やっぱり今日も通常運転で行きますよ!
さて、今回の映画は今週7日より公開になる荒川弘原作のコミックの実写映画化「銀の匙 Silver Spoon」です。
現在ノイタミナ枠でアニメも放送中のコミックが映画化。ありがたい事に試写会で先んじて観る事が出来ました。ただアニメがフジ製作なのに対して映画はTBS製作なので上映前の作品紹介でアニメの事に一切触れないのにちょっと微妙な気持ちになりました(苦笑)
進学校への受験に失敗し、逃げるように大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾(中島健人)。将来の目標も夢も無い八軒は御影アキ(広瀬アリス)や駒場一郎(市川知宏)ら様々な目標を抱いている級友たちに劣等感を隠せない。そんな彼を待っていたのは矢継ぎ早に行われる実習や朝4時起きで始まる部活と言った農業高校ならではの濃密な日々だった。
アニメを観ている時も感じていたのですが、題材が題材なだけに上手に作れば実写化との親和性は高いだろうなと思っていたらその通りでした。
原作コミックやアニメとは違うのでデフォルメ化されたコミカルさは削がれてしまうものの牛や馬、豚と言った動物をそのまま使う分ある意味原作以上の説得力を持ち得たと言えるでしょう。
青春物としての軽やかさを残しながらも厳しい農業経営の実態を織り込み、敢えて屠畜のシーンをもやってみせた(さすがに映像は実習用の教育ビデオから借用したらしいですが)ことで、身近な「食品」への興味を持たせる事にも効果を上げています。
監督が不必要な盛り上がりを避けたのかいささか淡々と作り過ぎてるきらいがあり、いくつかのシーンではそれが逆効果に感じられる箇所もありましたが、全体的には優れた映画であるといえるでしょう。
俳優陣の演技もなかなかで、過剰さを排除した中島・広瀬・市川の主要3名の誠実な演技が見事です。
キャスティング面もヒロイン御影の家族が父・竹内力、祖父・石橋蓮司、叔父・哀川翔という農業より抗争が始まりそうなゴツいメンツがおかしいですし、誰が演じてるのかちょっと分からず仕舞いだったんですが稲田多摩子があまりにも多摩子でビビりました。良く見つけてきたな、あんな人。もっともさすがにトランスフォームはしませんが(笑)
原作の熱狂的なファンではないのでそう言う方たちにどこまで受け入れられるかはわかりませんが、クスリと笑えてちょっぴり泣けて「命」や「食品」について考えさせられる佳作です。
観てみる価値の作品だと思いますよ。興味のある方は是非。
余談ですが、この作品の試写会では主演2人(中島健人・広瀬アリス)の舞台挨拶があり、アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーでもある中島健人の登壇の瞬間は女性客からの歓声で場内が覆い尽くされて、初めて「黄色い声」ってやつを圧力で感じました。
ありゃ凄ぇ(笑)
基本的にリピーターとかしないタイプなので、同じ映画を3度リピートするなんて初めての経験です。
2度の鑑賞で観るべき所など既にほとんど押さえきってて単に気分を楽しむだけだと思っていたのにクライマックスのライブシーンで曲のイントロ始まった途端に落涙。自分の心に刻まれた余韻は自覚している以上に深かったようです。
こんばんは、小島@監督です。
最初どうしようかと思いましたけどツキノワさんの性格からして湿っぽいままなのは笑われてしまいそうですし、やっぱり今日も通常運転で行きますよ!
さて、今回の映画は今週7日より公開になる荒川弘原作のコミックの実写映画化「銀の匙 Silver Spoon」です。
現在ノイタミナ枠でアニメも放送中のコミックが映画化。ありがたい事に試写会で先んじて観る事が出来ました。ただアニメがフジ製作なのに対して映画はTBS製作なので上映前の作品紹介でアニメの事に一切触れないのにちょっと微妙な気持ちになりました(苦笑)
進学校への受験に失敗し、逃げるように大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾(中島健人)。将来の目標も夢も無い八軒は御影アキ(広瀬アリス)や駒場一郎(市川知宏)ら様々な目標を抱いている級友たちに劣等感を隠せない。そんな彼を待っていたのは矢継ぎ早に行われる実習や朝4時起きで始まる部活と言った農業高校ならではの濃密な日々だった。
アニメを観ている時も感じていたのですが、題材が題材なだけに上手に作れば実写化との親和性は高いだろうなと思っていたらその通りでした。
原作コミックやアニメとは違うのでデフォルメ化されたコミカルさは削がれてしまうものの牛や馬、豚と言った動物をそのまま使う分ある意味原作以上の説得力を持ち得たと言えるでしょう。
青春物としての軽やかさを残しながらも厳しい農業経営の実態を織り込み、敢えて屠畜のシーンをもやってみせた(さすがに映像は実習用の教育ビデオから借用したらしいですが)ことで、身近な「食品」への興味を持たせる事にも効果を上げています。
監督が不必要な盛り上がりを避けたのかいささか淡々と作り過ぎてるきらいがあり、いくつかのシーンではそれが逆効果に感じられる箇所もありましたが、全体的には優れた映画であるといえるでしょう。
俳優陣の演技もなかなかで、過剰さを排除した中島・広瀬・市川の主要3名の誠実な演技が見事です。
キャスティング面もヒロイン御影の家族が父・竹内力、祖父・石橋蓮司、叔父・哀川翔という農業より抗争が始まりそうなゴツいメンツがおかしいですし、誰が演じてるのかちょっと分からず仕舞いだったんですが稲田多摩子があまりにも多摩子でビビりました。良く見つけてきたな、あんな人。もっともさすがにトランスフォームはしませんが(笑)
原作の熱狂的なファンではないのでそう言う方たちにどこまで受け入れられるかはわかりませんが、クスリと笑えてちょっぴり泣けて「命」や「食品」について考えさせられる佳作です。
観てみる価値の作品だと思いますよ。興味のある方は是非。
余談ですが、この作品の試写会では主演2人(中島健人・広瀬アリス)の舞台挨拶があり、アイドルグループ「Sexy Zone」のメンバーでもある中島健人の登壇の瞬間は女性客からの歓声で場内が覆い尽くされて、初めて「黄色い声」ってやつを圧力で感じました。
ありゃ凄ぇ(笑)
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脳の切り替えが。 By ヒジリ
基本、アニメやマンガ、ゲーム作品の実写化は反対派です。
が、動物や自然、アクション等の動きのある作品は、リアルさや臨場感があるのもまた事実なわけです。
とはいえ、私が見た「実写化映画」が、原作をあまり知らないものなので(ファンである二次作品の実写化は見ない人)コアファンの人とは意見が違うかも知れませんが…。
また、実写化するに中り、内容や作品感を忠実に再現するか否かでも意見が変わったりします。それはまあ、ファン(作者の意向)を捕るか、一般(興行収入)を穫るかの違いだと私的に思っています。
「逆転裁判」は劇場CMの時点で拍手を贈りたかった※本編、見る前に上映期間終わってたorz
今後も実写化の流れはあるようですが……「魔女の宅急便」はどうなんでしょうかね(-"-)
タイトルの意は、二次作品の実写化映画は『同タイトルの別作品』と考えた方が見た後の捉え方も違うだろう。との、最近の私の思考です。(あのキャラはあんなんじゃないと怒るの疲れた)
が、動物や自然、アクション等の動きのある作品は、リアルさや臨場感があるのもまた事実なわけです。
とはいえ、私が見た「実写化映画」が、原作をあまり知らないものなので(ファンである二次作品の実写化は見ない人)コアファンの人とは意見が違うかも知れませんが…。
また、実写化するに中り、内容や作品感を忠実に再現するか否かでも意見が変わったりします。それはまあ、ファン(作者の意向)を捕るか、一般(興行収入)を穫るかの違いだと私的に思っています。
「逆転裁判」は劇場CMの時点で拍手を贈りたかった※本編、見る前に上映期間終わってたorz
今後も実写化の流れはあるようですが……「魔女の宅急便」はどうなんでしょうかね(-"-)
タイトルの意は、二次作品の実写化映画は『同タイトルの別作品』と考えた方が見た後の捉え方も違うだろう。との、最近の私の思考です。(あのキャラはあんなんじゃないと怒るの疲れた)