自家用車の通勤で他地域の話なので他人事な部分ですが、
新型コロナウイルス感染対策として東京都から要請で、
鉄道各社は短期間ながら通勤時間帯の運行を減便したらしい。
通勤時間帯なのだから、当ったり前ながら列車は大混雑。
そりゃ不要不急と普通はみなさない通勤での移動に対し、
減便したら1本当たりの乗る人数が増えるのは当然の話。
それをやるなら増便しないといけないのでは?と普通は思う。
こんな事も想像できずに、こんな要請をする知能を疑う。
飲食はダメ、カラオケはダメ、でももっと密になる通勤電車は、
今までにクラスターになるとは一度も言っていないんですよね。
その理屈なら通勤電車の規制は必要は無いのではと思います。
通勤を『不便』にすることでリモートワークを促すのでしょうが、
突然電車が減便しても、リモートワークできないですよね。
本気で感染対策をしているというよりは、している感だけです。
大手を振ってカラオケはやれる時期はくるのでしょうかね。
さて、先日Amazonでクレジットカード決済で買い物をしたところ、
なぜか決済ができないという、通知が来てしまい焦りまくる。
理由として、そのクレジットカードのセキュリティに問題があり、
決済を保留にしているらしく、今まで使えていたので不安に。
数か月前にAmazonの私のアカウントに不正アクセスがあり、
勝手にクレジットカードが使われてギフトカードを買われて、
そのギフトカードで決済されてしまったことがありました。
その際はAmazon側が独自に怪しい決済ということで対応しており、
私自身は何もしませんでしたが、実はその際のトラブルが、
今回の決済ができない理由の一つになっているのかと思いました。
とりあえず買い物をしたものはすべてキャンセルをしましたが、
Amazonでクレジットカードが使えないのは結構な痛手です。
本当にクレジットカードが使えないのか疑問に思ったので、
特に今欲しいワケではないものをヨドバシカメラの通販で購入。
しかし、なんのお咎めもなく決済は終了し購入完了しました。
クレジットカードのホームページを見ても特にトラブル情報はなく、
どうやらAmazonでだけその状況が起こっているようでした。
そこで、Amazonで電子書籍の購入をあらためて試してみることに。
そういえば今まで読んでいて買っていなかった漫画があったので、
それを注文してクレジットカード決済を試してみたのですが、
やっぱり決済は保留になってしまいクレジットカードは使えずでした。
さすがに痺れを切らしたので、Amazonのオンラインチャットで、
今回の件について問い合わせをしてみることにしました。
すると、「一旦購入が保留のものをキャンセルしたい」というので、
了解の旨を伝えると、相手からこのようなメッセージが来ました。
「それでは、現在保留の『宇崎ちゃんは遊びたい!6【電子特典付き】
(ドラゴンコミックスエイジ) Kindle版』をキャンセル致します」
・・・・・・。
冷静にクレジットカードの問題をやりとりしているときに恥ずかしいわ!
なんか突然に個人の恥ずかしいところを抉られた気がして、
その後のオンラインチャットが冷静でいられなくなっちゃいました。
改めて宇崎ちゃんは遊びたい!6をクレジットカード決済で購入し、
無事に決済が完了し、その後は継続して使えています。

新型コロナウイルス感染対策として東京都から要請で、
鉄道各社は短期間ながら通勤時間帯の運行を減便したらしい。
通勤時間帯なのだから、当ったり前ながら列車は大混雑。
そりゃ不要不急と普通はみなさない通勤での移動に対し、
減便したら1本当たりの乗る人数が増えるのは当然の話。
それをやるなら増便しないといけないのでは?と普通は思う。
こんな事も想像できずに、こんな要請をする知能を疑う。
飲食はダメ、カラオケはダメ、でももっと密になる通勤電車は、
今までにクラスターになるとは一度も言っていないんですよね。
その理屈なら通勤電車の規制は必要は無いのではと思います。
通勤を『不便』にすることでリモートワークを促すのでしょうが、
突然電車が減便しても、リモートワークできないですよね。
本気で感染対策をしているというよりは、している感だけです。
大手を振ってカラオケはやれる時期はくるのでしょうかね。
さて、先日Amazonでクレジットカード決済で買い物をしたところ、
なぜか決済ができないという、通知が来てしまい焦りまくる。
理由として、そのクレジットカードのセキュリティに問題があり、
決済を保留にしているらしく、今まで使えていたので不安に。
数か月前にAmazonの私のアカウントに不正アクセスがあり、
勝手にクレジットカードが使われてギフトカードを買われて、
そのギフトカードで決済されてしまったことがありました。
その際はAmazon側が独自に怪しい決済ということで対応しており、
私自身は何もしませんでしたが、実はその際のトラブルが、
今回の決済ができない理由の一つになっているのかと思いました。
とりあえず買い物をしたものはすべてキャンセルをしましたが、
Amazonでクレジットカードが使えないのは結構な痛手です。
本当にクレジットカードが使えないのか疑問に思ったので、
特に今欲しいワケではないものをヨドバシカメラの通販で購入。
しかし、なんのお咎めもなく決済は終了し購入完了しました。
クレジットカードのホームページを見ても特にトラブル情報はなく、
どうやらAmazonでだけその状況が起こっているようでした。
そこで、Amazonで電子書籍の購入をあらためて試してみることに。
そういえば今まで読んでいて買っていなかった漫画があったので、
それを注文してクレジットカード決済を試してみたのですが、
やっぱり決済は保留になってしまいクレジットカードは使えずでした。
さすがに痺れを切らしたので、Amazonのオンラインチャットで、
今回の件について問い合わせをしてみることにしました。
すると、「一旦購入が保留のものをキャンセルしたい」というので、
了解の旨を伝えると、相手からこのようなメッセージが来ました。
「それでは、現在保留の『宇崎ちゃんは遊びたい!6【電子特典付き】
(ドラゴンコミックスエイジ) Kindle版』をキャンセル致します」
・・・・・・。
冷静にクレジットカードの問題をやりとりしているときに恥ずかしいわ!
なんか突然に個人の恥ずかしいところを抉られた気がして、
その後のオンラインチャットが冷静でいられなくなっちゃいました。
改めて宇崎ちゃんは遊びたい!6をクレジットカード決済で購入し、
無事に決済が完了し、その後は継続して使えています。
PR
今日からゴールデンウィークですね。でも相変わらずのコロナのせいで、楽しみなんかありゃしない状態なんですよね。
先週が本来なら歌会の日だったなんて、かときちさんのブログ読むまで忘れてましたよ。逆にいえば、それくらいイベント事もなく、淡々と過ごしてると、思い知ったわけです。
寂しい人生送ってるなぁ(泣)
さて、そんなイベントとは無縁な日々を過ごしていますが、来週5月5日は「こどもの日」というわけで、5月人形を用意してみました~♪

はい。見てのとおり『武者ガンダム』でございます。
正確には『真・武者ガンダム』というガンダム無双というゲームで登場する機体です。
昔からいる武者ガンダムとは、ちょっと違うパラレル的存在みたいなもんですね。
で、この作ったヤツは同名の「戦国の陣」というセット商品で、本体や武器の他に、屏風や台座が追加された商品なのです。
あと通常版と見比べれないので、わかりにくいとは思いますが、本体の赤と黒のパーツは、グロスインジェクション仕様といって、艶があるコーティングがされています。
鎧に高級感が出る特殊加工となっていますが、あくまで通常のランナーに施した為、切り離して組み立てたときは、ゲートあとは、ちょっと目立ってしまう状態なので、こういう仕様は良し悪しがあったりします。
もし自身で同じ(もしくは近い)特殊加工ができるなら、切り離したあとに加工したほうがキレイに仕上がりますからね。
てわけで、メッキ仕様とかの商品は、好みが分かれてくると思います。最初から考慮した仕様ならいいんですけどね。
前置きが長くなりましたが、完成した武者ガンダムは気にいってはいます。
そもそも5月に合わせて作ろと考えていたのは、数年前なんですが、HGではなくMGで作成時間がかかるし、価格もそれなりにしたので、なかなか決行には至らなかったのです。
このコロナ禍で、周りもプラモで盛り上がるようになったので、ネタとしてやってみるかぁって事で、購入&完成にもっていくができました。
実はまだ詰めないといけない箇所もありますが、とりあえず完成という事で。写真を拡大して細かく見ちゃダメだぞ(笑)
お出かけもしにくい、みんなでワイワイとできないなど、楽しみが制限されている状況ですが、今でも楽しめる事をみつけて、頑張っていきましょう!
カラオケはいけないけど、通勤中とか1人のときはやれないわけじゃないので、最近はクルマの中で歌ってます(笑)
音源もっとほしいなぁ
先週が本来なら歌会の日だったなんて、かときちさんのブログ読むまで忘れてましたよ。逆にいえば、それくらいイベント事もなく、淡々と過ごしてると、思い知ったわけです。
寂しい人生送ってるなぁ(泣)
さて、そんなイベントとは無縁な日々を過ごしていますが、来週5月5日は「こどもの日」というわけで、5月人形を用意してみました~♪
はい。見てのとおり『武者ガンダム』でございます。
正確には『真・武者ガンダム』というガンダム無双というゲームで登場する機体です。
昔からいる武者ガンダムとは、ちょっと違うパラレル的存在みたいなもんですね。
で、この作ったヤツは同名の「戦国の陣」というセット商品で、本体や武器の他に、屏風や台座が追加された商品なのです。
あと通常版と見比べれないので、わかりにくいとは思いますが、本体の赤と黒のパーツは、グロスインジェクション仕様といって、艶があるコーティングがされています。
鎧に高級感が出る特殊加工となっていますが、あくまで通常のランナーに施した為、切り離して組み立てたときは、ゲートあとは、ちょっと目立ってしまう状態なので、こういう仕様は良し悪しがあったりします。
もし自身で同じ(もしくは近い)特殊加工ができるなら、切り離したあとに加工したほうがキレイに仕上がりますからね。
てわけで、メッキ仕様とかの商品は、好みが分かれてくると思います。最初から考慮した仕様ならいいんですけどね。
前置きが長くなりましたが、完成した武者ガンダムは気にいってはいます。
そもそも5月に合わせて作ろと考えていたのは、数年前なんですが、HGではなくMGで作成時間がかかるし、価格もそれなりにしたので、なかなか決行には至らなかったのです。
このコロナ禍で、周りもプラモで盛り上がるようになったので、ネタとしてやってみるかぁって事で、購入&完成にもっていくができました。
実はまだ詰めないといけない箇所もありますが、とりあえず完成という事で。写真を拡大して細かく見ちゃダメだぞ(笑)
お出かけもしにくい、みんなでワイワイとできないなど、楽しみが制限されている状況ですが、今でも楽しめる事をみつけて、頑張っていきましょう!
カラオケはいけないけど、通勤中とか1人のときはやれないわけじゃないので、最近はクルマの中で歌ってます(笑)
音源もっとほしいなぁ
東京や大阪を対象にまたしても緊急事態宣言が。寄りにも寄って金曜日の夜に発令されたためイベントやプロスポーツ関係、各種施設なども対応に追われる様がニュースで報じられたりしてました。映画館も都心部のシネコンには休業要請が出たりしています。
また、間の悪いことにその週末は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の3rdツアー東京公演の開催日でもあり、運営側も相当苦慮したのでしょう、初日は観客を入れて2日目は無観客の配信のみという形に。当然現地のチケットは払い戻しです。今月は出費が嵩んでいるので当初は配信の視聴も見送るつもりでいましたが、この理不尽とも言える状況はさすがに居た堪れず、昨日のday2のみですが配信チケットを買ってライブを鑑賞してました。開演が予定より2時間も押したのは急な開催方式の転換によるトラブルが発生した面もあったはずです。
また感染者が増えている状況なので致し方ないのかもしれませんが、文化的事業に対するダメージがもう大きすぎる。それでもなおオリンピック開催に向けて動いている都や政府の動きとのギャップも含めてさすがに私も憤りの方が大きくなってきています。
こんばんは、小島@監督です。
映画もまた封切りが次々と延期になっていますが、せめて行けるものは行こうと思っている今日この頃。
さて、今回の映画は「ノマドランド」です。
2011年、リーマンショックによる不況の影響を受けネバダ州の街「エンパイア」は所有する企業が破綻したことにより閉鎖され、ファーン(フランシス・マクドーマンド)は住む家を失った。
ファーンはキャンピングカーを改造し荷物を積み込み車上生活を送りながらAmazon物流センターやキャンプ場など季節労働を渡り歩き全米を移動する「ノマド」として生きることを決意する。
ファーンは行く先々で様々な理由で車上生活を選んだノマド達と出会いその交流の中で車上生活の術を学んでいくファーンの、長い長い旅路とは。
実際にノマドとなって生活しながら彼らの生活ぶりを取材したノンフィクション作家ジェシカ・ブルーダーの著書「ノマド 漂流する高齢労働者たち」をベースとし、「スリー・ビルボード」などで高い評価を得るフランシス・マクドーマンドが主演とプロデュースを兼ねて映画化された作品です。各国の評論家や映画ファンからの絶賛を受け、既にベネチア国際映画祭金獅子賞、トロント国際映画祭観客賞、ゴールデングローブ賞作品賞・監督賞を受賞し、まさに今日アカデミー賞でも作品賞を受賞するなど今年の賞レースを席巻しています。
非常に独特な雰囲気に包まれた作品です。カメラは主人公ファーンが車上生活に苦闘しながら多くを学び喜怒哀楽を発していく様を付かず離れず寄り添っていきます。しかも興味深いことにファーンが出会うノマド達は作中最も深く交流を重ねることになる初老のノマド・デヴィッドを演じるデヴィッド・ストラザーン以外はほぼ実際にノマドの人たちであり、数名は本人役でファーンに深く関わる人物として登場します。この劇映画でありながらもドキュメンタリーのような手触りの作風がこの映画を他に類を観ないものにしています。また、様々な容貌を見せる砂漠を背景にしたロードムービーでもあるこの作品はどこか1960~70年代に隆盛したアメリカン・ニューシネマ的な雰囲気を漂わせてもおり、しかもそれを手掛けたのが中国出身の女性監督であるクロエ・ジャオ、というのも実に興味深いところです。
ファーンが家を失った街・エンパイアは実際にネバダ州に存在した街で、建築資材大手であったUSジプサムが従業員のために街ごと所有していましたが経営破綻と共にその機能も失い郵便番号さえ無くなってしまいました。無論そうして住む場所を失った人たちを救済する措置もあるのですがそこからこぼれた人も少なくないのが実相で、作中深くは描かれないものの、ファーンが旅路の中で出会う人々も多かれ少なかれそういったバックボーンを抱えています。
しかし、それでも老後に差し掛かった身でありながら車上生活を選び取った彼らにはある種の「芯」があり、先行きの見えない不透明さを抱えながらも荒涼として見える路上でこそ解放される魂があることをこの映画は見出します。それを象徴するのが作中ある人物が言う「この生活にはさよならが無い」です。別れてもこの道の先のどこかでまた会える。死に別れたとしてもその思い出を誰かに語ることで記憶されていく。高齢で車上生活を続ける「ノマド」たちは紛れもなく社会問題ではありますが、弱者であることを自覚しているが故に知らない誰かとも通じ合い思いやる生き方を見せる、どこかシンプルですらある優しさを持つ彼らの姿に、映画の余韻と共に観る者の心に残す「何か」があることでしょう。
この作品がコロナ禍が席巻する世界で称賛される理由は確かにあると感じられる映画です。今だからこそ観る意味もあるでしょう。上映は終盤に差し掛かっているようですが、アカデミー賞受賞を追い風にロングランになる可能性もあります。決してダイナミックな映画ではないので好き嫌いはあるでしょうが、それでも多くの方にご覧になって頂きたい1本ですね。
また、間の悪いことにその週末は「アイドルマスターシャイニーカラーズ」の3rdツアー東京公演の開催日でもあり、運営側も相当苦慮したのでしょう、初日は観客を入れて2日目は無観客の配信のみという形に。当然現地のチケットは払い戻しです。今月は出費が嵩んでいるので当初は配信の視聴も見送るつもりでいましたが、この理不尽とも言える状況はさすがに居た堪れず、昨日のday2のみですが配信チケットを買ってライブを鑑賞してました。開演が予定より2時間も押したのは急な開催方式の転換によるトラブルが発生した面もあったはずです。
また感染者が増えている状況なので致し方ないのかもしれませんが、文化的事業に対するダメージがもう大きすぎる。それでもなおオリンピック開催に向けて動いている都や政府の動きとのギャップも含めてさすがに私も憤りの方が大きくなってきています。
こんばんは、小島@監督です。
映画もまた封切りが次々と延期になっていますが、せめて行けるものは行こうと思っている今日この頃。
さて、今回の映画は「ノマドランド」です。
2011年、リーマンショックによる不況の影響を受けネバダ州の街「エンパイア」は所有する企業が破綻したことにより閉鎖され、ファーン(フランシス・マクドーマンド)は住む家を失った。
ファーンはキャンピングカーを改造し荷物を積み込み車上生活を送りながらAmazon物流センターやキャンプ場など季節労働を渡り歩き全米を移動する「ノマド」として生きることを決意する。
ファーンは行く先々で様々な理由で車上生活を選んだノマド達と出会いその交流の中で車上生活の術を学んでいくファーンの、長い長い旅路とは。
実際にノマドとなって生活しながら彼らの生活ぶりを取材したノンフィクション作家ジェシカ・ブルーダーの著書「ノマド 漂流する高齢労働者たち」をベースとし、「スリー・ビルボード」などで高い評価を得るフランシス・マクドーマンドが主演とプロデュースを兼ねて映画化された作品です。各国の評論家や映画ファンからの絶賛を受け、既にベネチア国際映画祭金獅子賞、トロント国際映画祭観客賞、ゴールデングローブ賞作品賞・監督賞を受賞し、まさに今日アカデミー賞でも作品賞を受賞するなど今年の賞レースを席巻しています。
非常に独特な雰囲気に包まれた作品です。カメラは主人公ファーンが車上生活に苦闘しながら多くを学び喜怒哀楽を発していく様を付かず離れず寄り添っていきます。しかも興味深いことにファーンが出会うノマド達は作中最も深く交流を重ねることになる初老のノマド・デヴィッドを演じるデヴィッド・ストラザーン以外はほぼ実際にノマドの人たちであり、数名は本人役でファーンに深く関わる人物として登場します。この劇映画でありながらもドキュメンタリーのような手触りの作風がこの映画を他に類を観ないものにしています。また、様々な容貌を見せる砂漠を背景にしたロードムービーでもあるこの作品はどこか1960~70年代に隆盛したアメリカン・ニューシネマ的な雰囲気を漂わせてもおり、しかもそれを手掛けたのが中国出身の女性監督であるクロエ・ジャオ、というのも実に興味深いところです。
ファーンが家を失った街・エンパイアは実際にネバダ州に存在した街で、建築資材大手であったUSジプサムが従業員のために街ごと所有していましたが経営破綻と共にその機能も失い郵便番号さえ無くなってしまいました。無論そうして住む場所を失った人たちを救済する措置もあるのですがそこからこぼれた人も少なくないのが実相で、作中深くは描かれないものの、ファーンが旅路の中で出会う人々も多かれ少なかれそういったバックボーンを抱えています。
しかし、それでも老後に差し掛かった身でありながら車上生活を選び取った彼らにはある種の「芯」があり、先行きの見えない不透明さを抱えながらも荒涼として見える路上でこそ解放される魂があることをこの映画は見出します。それを象徴するのが作中ある人物が言う「この生活にはさよならが無い」です。別れてもこの道の先のどこかでまた会える。死に別れたとしてもその思い出を誰かに語ることで記憶されていく。高齢で車上生活を続ける「ノマド」たちは紛れもなく社会問題ではありますが、弱者であることを自覚しているが故に知らない誰かとも通じ合い思いやる生き方を見せる、どこかシンプルですらある優しさを持つ彼らの姿に、映画の余韻と共に観る者の心に残す「何か」があることでしょう。
この作品がコロナ禍が席巻する世界で称賛される理由は確かにあると感じられる映画です。今だからこそ観る意味もあるでしょう。上映は終盤に差し掛かっているようですが、アカデミー賞受賞を追い風にロングランになる可能性もあります。決してダイナミックな映画ではないので好き嫌いはあるでしょうが、それでも多くの方にご覧になって頂きたい1本ですね。
本日は予定通りでしたら、歌会の開催となる日でした。
すっかり新型コロナウイルス感染者は減少となるどころか、
年末以来の激増という状態となってしまったのは残念です。
10月末に開催して以来、もう半年が経ってしまいました。
今では本当に再開できるか疑問にすら思っています。
JOYSOUND金山は歌会キャンセルのお願いに足を運び、
なんとなく8階フロアを見たりすると歌会の賑わいが、
もう懐かしいと感じるくらいになってしまいました。
またエレベーター前のフロアでお話できる日が来るのか、
もう少しの我慢と思い、しばらく待ちたいと思います。
一刻も早い事態の収束と皆様の安全をお祈り申し上げます。
さて、肌寒い日もありながらも、温かい季節となりました。
朝も布団から出られないのは、もう寒いのが理由でなく、
むしろそれは出勤したくないというグータラと理由が100%。
少し前はまだ日中が寒そうと着るものに悩みましたが、
もう日中もそこそこに気温が上がるので安定してきましたね。
そんな温かくなったここ最近ですが、言ってもまだ春なのに、
ついに私の嫌いな例のヤツが睡眠中に現れました。
お気付きの方もいるでしょう、小さな巨大ストレス『蚊』です。
刺されて痒いし、耳障りだしで本当にイライラします。
マジで嫌い。
あの耳元での不快な音で飛び起きた私は飛び起き、
ベッド横にある年中常備されたキンチョールを部屋に噴霧。
一旦の事なきを経たのですが、とりあえず決心しました。
今年も電気蚊取りを部屋中のコンセントにセットする事。
毎年、この時期が訪れると電源が切られることがないままの、
電気蚊取りをそこら中の空いているコンセントにセットします。
蚊はおろか、人命にまで及んでいるのではという数ですが、
とにかく蚊の付け入る隙を与えるのは許せません。
そんなワケで昨年の使い残しと、買い足しの合わせ技で、
あちらこちらにセットし、今年も蚊の駆逐を宣言いたします。
すっかり新型コロナウイルス感染者は減少となるどころか、
年末以来の激増という状態となってしまったのは残念です。
10月末に開催して以来、もう半年が経ってしまいました。
今では本当に再開できるか疑問にすら思っています。
JOYSOUND金山は歌会キャンセルのお願いに足を運び、
なんとなく8階フロアを見たりすると歌会の賑わいが、
もう懐かしいと感じるくらいになってしまいました。
またエレベーター前のフロアでお話できる日が来るのか、
もう少しの我慢と思い、しばらく待ちたいと思います。
一刻も早い事態の収束と皆様の安全をお祈り申し上げます。
さて、肌寒い日もありながらも、温かい季節となりました。
朝も布団から出られないのは、もう寒いのが理由でなく、
むしろそれは出勤したくないというグータラと理由が100%。
少し前はまだ日中が寒そうと着るものに悩みましたが、
もう日中もそこそこに気温が上がるので安定してきましたね。
そんな温かくなったここ最近ですが、言ってもまだ春なのに、
ついに私の嫌いな例のヤツが睡眠中に現れました。
お気付きの方もいるでしょう、小さな巨大ストレス『蚊』です。
刺されて痒いし、耳障りだしで本当にイライラします。
マジで嫌い。
あの耳元での不快な音で飛び起きた私は飛び起き、
ベッド横にある年中常備されたキンチョールを部屋に噴霧。
一旦の事なきを経たのですが、とりあえず決心しました。
今年も電気蚊取りを部屋中のコンセントにセットする事。
毎年、この時期が訪れると電源が切られることがないままの、
電気蚊取りをそこら中の空いているコンセントにセットします。
蚊はおろか、人命にまで及んでいるのではという数ですが、
とにかく蚊の付け入る隙を与えるのは許せません。
そんなワケで昨年の使い残しと、買い足しの合わせ技で、
あちらこちらにセットし、今年も蚊の駆逐を宣言いたします。
4月も終わりに近づいてきたましたが、周りに変化はありましたか?
私の周りは、コロナに振り回され続けてるだけって感じですねぇ
お客さんとの会話も、テッパンは天気と季節物と決まっていますが、今はだいたいコロナの話になってしまいますね。なんで、まー明るい話もなく、愚痴か考察みたいな会話になってしまいますね。
気楽な話をできる日々が早く来るといいなぁ
とりあえずお家時間が増えているので、プライムビデオをよく観るようになっているわけですが、だいたいは今期アニメのおっかけをしてるわけです。
ホントは放送されるヤツをtorneで撮ってほうが最速でみれるかと思うんですが、今お使いのPS5ではもれなくtorneのアプリがリリースされてないので、スマホでしか観れないのです。
さらにいえば、ニコニコ実況でのコメント付きでの視聴サービスも終了したので、ますますスマホで観るのがめんどくさくなったのです。
てなわけで、PS5版torneのリリースはよ!
今期はとりあえず『聖女の魔力は万能です』が1番いいかなぁと思っています。
声優陣も実力は揃いだし、なんか心穏やかに観られるというのは、いいですね。
真逆ですが『86』は、SFもので絵も綺麗、メカアクションが派手だったりして良さげですが、ちょっとダークなストーリーっぽいので、どうなんだろうな?と思いつつ観ております。
あと『転スラ日記』。メインの間に入れてきたスピンオフですが、日常&コメディなので、こちらもゆる~く観られていい感じ。時系列的には、1期の終わり前くらいなので、『転生したらスライムだった件』を観てない方は、1期を観てからの視聴をオススメします。
あとキャラデザが違うから、拒否反応でちゃう人もいるかもなぁ。
んで、『蜘蛛ですが、なにか?』は連続2クールだったよ。わーい。ますます楽しみだわ。
てなわけで、遊びに行けず寂しい思いをしておりますが、なんとか楽しみみつけて、生きております。
そういや、『閃光のハサウェイ』もうすぐ公開じゃん。月日が経つのは早いのぅ
私の周りは、コロナに振り回され続けてるだけって感じですねぇ
お客さんとの会話も、テッパンは天気と季節物と決まっていますが、今はだいたいコロナの話になってしまいますね。なんで、まー明るい話もなく、愚痴か考察みたいな会話になってしまいますね。
気楽な話をできる日々が早く来るといいなぁ
とりあえずお家時間が増えているので、プライムビデオをよく観るようになっているわけですが、だいたいは今期アニメのおっかけをしてるわけです。
ホントは放送されるヤツをtorneで撮ってほうが最速でみれるかと思うんですが、今お使いのPS5ではもれなくtorneのアプリがリリースされてないので、スマホでしか観れないのです。
さらにいえば、ニコニコ実況でのコメント付きでの視聴サービスも終了したので、ますますスマホで観るのがめんどくさくなったのです。
てなわけで、PS5版torneのリリースはよ!
今期はとりあえず『聖女の魔力は万能です』が1番いいかなぁと思っています。
声優陣も実力は揃いだし、なんか心穏やかに観られるというのは、いいですね。
真逆ですが『86』は、SFもので絵も綺麗、メカアクションが派手だったりして良さげですが、ちょっとダークなストーリーっぽいので、どうなんだろうな?と思いつつ観ております。
あと『転スラ日記』。メインの間に入れてきたスピンオフですが、日常&コメディなので、こちらもゆる~く観られていい感じ。時系列的には、1期の終わり前くらいなので、『転生したらスライムだった件』を観てない方は、1期を観てからの視聴をオススメします。
あとキャラデザが違うから、拒否反応でちゃう人もいるかもなぁ。
んで、『蜘蛛ですが、なにか?』は連続2クールだったよ。わーい。ますます楽しみだわ。
てなわけで、遊びに行けず寂しい思いをしておりますが、なんとか楽しみみつけて、生きております。
そういや、『閃光のハサウェイ』もうすぐ公開じゃん。月日が経つのは早いのぅ
みなさん、こんばんは。
水曜日担当のレイウォールです。
歌会の中止などまた残念な話があったりもしています。こうも家にいると片付けやら積みゲーの消化やらがはかどってしょうがないですね。今日もらしんばんとBookOffの出張買取で6箱のダンボールを出荷しました。
さて、そんななか明るいニュースが聞こえてきたので、ちょっと紹介したいと思います。
ちょろっと株式に手を出している人なんかは聞いたかもしれませんが、ジー・スリーホールディングスという会社の株が爆上がりしています。いつ一時調整が入るかわからないので、買ったほうがいいとは言えませんが。
このジースリーの上がっているのには理由がありまして、マグネシウム燃料電池の製品化をするというニュースが出てきたのが理由なんです。このマグネシウム電池ですが、太陽光で還元反応が起きるということで、利用したマグネシウムを小さい環境負荷で再利用できるということらしいと聞いています。
開発したのは東工大の教授で世界的にも評価が高い研究者です。
これがうまく行けば、情報分野はともかく、環境分野では日本が基幹技術を握ることを期待できます。つまり、日本に海外の金が集まり、景気が良くなるということなんですね。
死にかけの経済ですが、ちょっとだけ明るいニュースでした。
さて、本日紹介するのは"ABSOLUTE RUN!!!"です。待ちに待ったミリオン信号機組によるユニットであるストロベリーポップムーンが歌唱します。ちなみにコミック版では同じ三人組にシグナルというユニット名がついていました。
アイマスっぽさ全開の曲を書くのは毎度おなじみ高田暁です。そして作詞はいつもお世話になります唐沢美帆さん。アイドルたちの名前を歌詞の中に散りばめ、これまでのソロ曲のタイトルも散りばめるというミリオンでよくあるずるいやつを今回もやってくれました。これ、シアターデイズじゃなかったら、アイマス謎時空がMVで見られるやつです。
ああもう、アイマス最高!
おわり。
水曜日担当のレイウォールです。
歌会の中止などまた残念な話があったりもしています。こうも家にいると片付けやら積みゲーの消化やらがはかどってしょうがないですね。今日もらしんばんとBookOffの出張買取で6箱のダンボールを出荷しました。
さて、そんななか明るいニュースが聞こえてきたので、ちょっと紹介したいと思います。
ちょろっと株式に手を出している人なんかは聞いたかもしれませんが、ジー・スリーホールディングスという会社の株が爆上がりしています。いつ一時調整が入るかわからないので、買ったほうがいいとは言えませんが。
このジースリーの上がっているのには理由がありまして、マグネシウム燃料電池の製品化をするというニュースが出てきたのが理由なんです。このマグネシウム電池ですが、太陽光で還元反応が起きるということで、利用したマグネシウムを小さい環境負荷で再利用できるということらしいと聞いています。
開発したのは東工大の教授で世界的にも評価が高い研究者です。
これがうまく行けば、情報分野はともかく、環境分野では日本が基幹技術を握ることを期待できます。つまり、日本に海外の金が集まり、景気が良くなるということなんですね。
死にかけの経済ですが、ちょっとだけ明るいニュースでした。
さて、本日紹介するのは"ABSOLUTE RUN!!!"です。待ちに待ったミリオン信号機組によるユニットであるストロベリーポップムーンが歌唱します。ちなみにコミック版では同じ三人組にシグナルというユニット名がついていました。
アイマスっぽさ全開の曲を書くのは毎度おなじみ高田暁です。そして作詞はいつもお世話になります唐沢美帆さん。アイドルたちの名前を歌詞の中に散りばめ、これまでのソロ曲のタイトルも散りばめるというミリオンでよくあるずるいやつを今回もやってくれました。これ、シアターデイズじゃなかったら、アイマス謎時空がMVで見られるやつです。
ああもう、アイマス最高!
おわり。
先日、ずっとやらなきゃな~と思っていたスマホの機種変更を遂に実行。5年使っていたiPhone6sからiPhone12miniへスイッチ。iPhone12mini、最近のスマホの大型化に逆行する小型機でiPhone6sよりもほんの少し小さいです。ただ全面ディスプレイになったので画面サイズは大きくなってます。電器店で色々実機を触ってみて一番手に馴染んだのがコレでした。これで急激な発熱に悩まされずに「ウマ娘」を楽しめそう。
こんばんは、小島@監督です。
いやもちろんそれだけのために買ったわけじゃないですよ(笑)
さて、今回の映画は「午前十時の映画祭」より「ザ・ロック」です。
アメリカ海軍で特殊部隊を指揮し数々の武功を上げたハメル准将(エド・ハリス)は、しかし過去の作戦で軍に見捨てられ多くの部下を失ったことで軍と政府に怒りを覚えていた。名誉も与えられず遺族への補償も無く命を落とした部下たちに報いるためにハメルは反乱を起こす。兵器保管庫からVXガスとミサイルを強奪。今は観光名所となったアルカトラズ刑務所を観光客を人質にして占拠し政府を相手に脅迫する。
事件を受けてFBI長官ウォマック(ジョン・スペンサー)は人質の解放と兵器の無力化のために海軍特殊部隊ネイビーシールズの派遣を要請し、化学兵器のスペシャリストとしてFBI特別捜査官のグッドスピード(ニコラス・ケイジ)を招聘する。そしてアルカトラズ侵入のための案内人として当局に幽閉されている、かつて唯一アルカトラズからの脱走を成功させた元・イギリス秘密情報部員ジョン・メイソン(ショーン・コネリー)を呼び寄せるのだった。
シネコンで毎朝10時に名画を上映する「午前十時の映画祭」は、昨年で一旦終止符が打たれたものの特に一斉休業明けで新作も全く無い状況のシネコンをプログラム面で支え、結果的に旧作の再発見に繋がったのも功を奏したのか、約1年の休止期間を経て再開されました。その幕開けのプログラムとして選ばれたのがこの「ザ・ロック」です。
「ザ・ロック」は1996年製作。監督は後年「トランスフォーマー」シリーズを手掛けることになるマイケル・ベイ。プロデュースは今もヒットメーカーとして多くの作品の製作を担うジェリー・ブラッカイマーと「ビバリーヒルズコップ」(1984年)や「トップガン」(1986年)などを成功させたドン・シンプソンが手掛けました。ドン・シンプソンはこの「ザ・ロック」公開前にドラッグの過剰摂取による心臓麻痺でこの世を去っており、これが彼の遺作となっています。また、実はノンクレジットながら脚本の一部リテイクをクエンティン・タランティーノが行っています。
個人的には1990年代のアクション映画の中でも最高峰ではなかろうかと思うくらいには気に入っている作品です。マイケル・ベイ監督はこれがまだ長編2作品目というキャリアでしたがこの時点で既に「ベイ・ヘム」(マイケル・ベイと破壊行為を意味する単語「mayhem」を合わせた造語)と呼ばれる製作スタイルを確立させており、ダイナミズムとカタルシスに満ちた展開で135分という上映時間を牽引します。近年ではだいぶ先鋭化されてしまっているきらいがありますが、まだいくらかの泥臭さも残っているこのくらいの時期の作品の方が結構観易いと思われる方も多いのではないでしょうか。
また、何よりこの映画は俳優陣の演技が素晴らしい。老いたジェームズ・ボンドのようなキャラクターを演じるショーン・コネリー、普段は内勤なのにいきなり最前線に送り込まれて困り果てる捜査官役のニコラス・ケイジ、悲壮な決意と覚悟を秘めて行動を起こす准将を演じるエド・ハリス、それら主演に加えてそれぞれに関わるサブキャラクターを演じる脇役たちも皆決まっていて、このアンサンブルが荒唐無稽ともいえる物語に強い説得力を与えてくれます。
昨年10月に没したショーン・コネリーは2003年の「リーグ・オブ・レジェンド」を最後に数作のナレーションや声の出演を除いてスクリーンから去り、2006年に俳優業も引退しているためそのキャリアの終盤に差し掛かった頃の作品ですが、とにかく全編にわたり渋さとカッコ良さが全開で観る者を惹きつけてくれます。
「午前十時の映画祭」は館によって観られる順番が違うので上映がもう終わった所とこれから始まるところがありますが、近場で機会が掴めそうなら是非観て頂きたい1本です。特にまだ新作の大作映画の上映が少ない昨今では旧作とは言えこのエネルギッシュな作品は映画を観る楽しさを思い出させてくれる1本になるはずです。また未見の方は映画館でなくともレンタルや配信でも良いのでこの物語を味わってみてほしいですね。
こんばんは、小島@監督です。
いやもちろんそれだけのために買ったわけじゃないですよ(笑)
さて、今回の映画は「午前十時の映画祭」より「ザ・ロック」です。
アメリカ海軍で特殊部隊を指揮し数々の武功を上げたハメル准将(エド・ハリス)は、しかし過去の作戦で軍に見捨てられ多くの部下を失ったことで軍と政府に怒りを覚えていた。名誉も与えられず遺族への補償も無く命を落とした部下たちに報いるためにハメルは反乱を起こす。兵器保管庫からVXガスとミサイルを強奪。今は観光名所となったアルカトラズ刑務所を観光客を人質にして占拠し政府を相手に脅迫する。
事件を受けてFBI長官ウォマック(ジョン・スペンサー)は人質の解放と兵器の無力化のために海軍特殊部隊ネイビーシールズの派遣を要請し、化学兵器のスペシャリストとしてFBI特別捜査官のグッドスピード(ニコラス・ケイジ)を招聘する。そしてアルカトラズ侵入のための案内人として当局に幽閉されている、かつて唯一アルカトラズからの脱走を成功させた元・イギリス秘密情報部員ジョン・メイソン(ショーン・コネリー)を呼び寄せるのだった。
シネコンで毎朝10時に名画を上映する「午前十時の映画祭」は、昨年で一旦終止符が打たれたものの特に一斉休業明けで新作も全く無い状況のシネコンをプログラム面で支え、結果的に旧作の再発見に繋がったのも功を奏したのか、約1年の休止期間を経て再開されました。その幕開けのプログラムとして選ばれたのがこの「ザ・ロック」です。
「ザ・ロック」は1996年製作。監督は後年「トランスフォーマー」シリーズを手掛けることになるマイケル・ベイ。プロデュースは今もヒットメーカーとして多くの作品の製作を担うジェリー・ブラッカイマーと「ビバリーヒルズコップ」(1984年)や「トップガン」(1986年)などを成功させたドン・シンプソンが手掛けました。ドン・シンプソンはこの「ザ・ロック」公開前にドラッグの過剰摂取による心臓麻痺でこの世を去っており、これが彼の遺作となっています。また、実はノンクレジットながら脚本の一部リテイクをクエンティン・タランティーノが行っています。
個人的には1990年代のアクション映画の中でも最高峰ではなかろうかと思うくらいには気に入っている作品です。マイケル・ベイ監督はこれがまだ長編2作品目というキャリアでしたがこの時点で既に「ベイ・ヘム」(マイケル・ベイと破壊行為を意味する単語「mayhem」を合わせた造語)と呼ばれる製作スタイルを確立させており、ダイナミズムとカタルシスに満ちた展開で135分という上映時間を牽引します。近年ではだいぶ先鋭化されてしまっているきらいがありますが、まだいくらかの泥臭さも残っているこのくらいの時期の作品の方が結構観易いと思われる方も多いのではないでしょうか。
また、何よりこの映画は俳優陣の演技が素晴らしい。老いたジェームズ・ボンドのようなキャラクターを演じるショーン・コネリー、普段は内勤なのにいきなり最前線に送り込まれて困り果てる捜査官役のニコラス・ケイジ、悲壮な決意と覚悟を秘めて行動を起こす准将を演じるエド・ハリス、それら主演に加えてそれぞれに関わるサブキャラクターを演じる脇役たちも皆決まっていて、このアンサンブルが荒唐無稽ともいえる物語に強い説得力を与えてくれます。
昨年10月に没したショーン・コネリーは2003年の「リーグ・オブ・レジェンド」を最後に数作のナレーションや声の出演を除いてスクリーンから去り、2006年に俳優業も引退しているためそのキャリアの終盤に差し掛かった頃の作品ですが、とにかく全編にわたり渋さとカッコ良さが全開で観る者を惹きつけてくれます。
「午前十時の映画祭」は館によって観られる順番が違うので上映がもう終わった所とこれから始まるところがありますが、近場で機会が掴めそうなら是非観て頂きたい1本です。特にまだ新作の大作映画の上映が少ない昨今では旧作とは言えこのエネルギッシュな作品は映画を観る楽しさを思い出させてくれる1本になるはずです。また未見の方は映画館でなくともレンタルや配信でも良いのでこの物語を味わってみてほしいですね。