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ちゅうカラぶろぐ


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世間はニンテンドースイッチが欲しい!という声が多いですが、
歌会前日、29日は国民的RPG「ドラゴンクエスト11」が発売です(゚Д゚)ノ

今回はPS4と3DSの2機種での発売です。

PS4版は、本体スペックを生かしての、高画質なグラフィックで、迫力の戦闘や美麗なフィールドを体験できます。

3DS版は、グラフィックはPS4版に勝てないのは当然なんですが、3D表現と懐かしのドット表現の二つのモードで遊ぶ事ができます。
もちろん携帯機という事で、いつでもどこでも遊べるという利点もありますね。

PS4版も外出先でも遊べない事はないんですが、PSVなど他の機器を使ったリモートプレイとなるので、PS4のスタンバイという下準備や外出先でのネット環境など、クリアする条件がいくつかあるので、意外と大変です。
なんで、携帯性は3DSと同等とはちと言い難い。


人気としては、最初はPS4版のほうが多かったのですが、3DS版が巻き返してきてます。

理由はいろいろあるとは思いますが、懐かしのシリーズマップで遊べるという話題以降、急激に人気が上がった気がしますね。
あと価格も安いですしね。

どちらかは、2つの内容を見て、好きなほうにしたら良いかと思います(゚Д゚)ノ
個人的には、3DS版かなぁ。


さて、同じゲームの話で、話題のニンテンドースイッチ「スプラトゥーン2」。私もヘタクソながら遊んでいます。
けっこう視点が目まぐるしく変わるので、慣れてない人や3D酔いしやすい人は大変ですが、「インクで塗った範囲が広いほうが勝利」という、相手を倒すだけが勝ちではないという点は、殺伐としないので、楽しいですね。立ち回りも人によって変わりますしね。

自分は相手を倒すより、チームの勝利を優先する立ち回り方をしてるつもりです。
(ヘタにやられると味方が不利になるので)

攻撃方法は、射程や連射速度に違いがある水鉄砲が多いんですが、ローラーやバケツ、筆といった「塗る」ならではの多彩な武器があります。性能にもよるとは思いますが、当然、人によって得手不得手があるでしょうね。

その多彩な武器も基本モードだと、何回も対戦しないと使えるようにならないんですが、1人用のヒーローモードなら、なが~いチュートリアル(操作説明)みたいなものなので、攻撃方法だけでなく、特性や動き方など、いろいろと学べます。
さっき述べた武器の種類も1通り使えるようになりますしね(*゚▽゚)ノ

まぁ武器が決まるまでは、使う→変えるの繰り返しになるでしょう。
ヒーローモードと対戦は、また違いますしね。


さて、どうやら歌会の日は、みちさん主催でロビーにスプラトゥーン2の対戦ロビーができるようなので、興味のある方は1度やってみてはいかがでしょうか?

ちなみにスプラトゥーン2は、完全1人用ですので、本体1台で1人しか遊べません。
みんなで遊ぶなら、人数分の本体とソフトがいるので、お手軽ではありませんが、ちゅうから内にプレイヤーは多そうな気はします。

あとプロジェクターも使うらしいですが、それ私の?(・_・;
まぁ持ち込みはしますけどね。


あ。私、ゲーム屋店員ですが、スイッチ本体など品薄商品を希望者にご提供するほど、簡単に融通が効くわけではないので、そちらは予めご了承下さいm(_ _)m


話は変わって、次の歌会は浴衣&甚平祭りです。
同日は、いろんなイベントがあり、人数の都合から着替え部屋は用意できなさそうなので、参加される方は着てこられる事を推奨致します。
まぁ男性ならトイレで、ささっとできそうな気もしますけどね(・_・;

さっき言ったイベントの影響がどれだけあるかわかりませんが、参加される方はしっかり歌会楽しんで下さいね(*゚▽゚)ノ

では、日曜にお会いしましょう!

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ちゅうからのみなさん、おはようございます!
水曜日担当レイウォールです。

最近、お伊勢参りというやつに行ってきました。

ということで写真でも。






なんか久しぶりにライブ等のイベントに一切からまない旅行に行ってきましたが、ゆったりしていていいものですね。

またしばらくしたらどこか行ってこようかなぁ。

さて、今回ご紹介する曲は"青空エール"です。
この曲は、実はアニメアイドルマスターシンデレラガールズの企画として"リアル346PRO"というものが実施されていた時の曲です。どういう企画かというとシンデレラガールズのアイドル達に実際にPR等のお仕事を依頼したい人たちからのお仕事を受けるというものでした。昔も765で同じことをやっている由緒正しい企画です。そんなリアル346PROにJリーグよりサガン鳥栖が依頼してくれたのです。ということで、サガン鳥栖の応援ソングという位置づけです。ところで、ちょうどパ・リーグがアイマスコラボキャンペーンをやっているような気がするけど・・・。スポーツ好きな人は同時に楽しむいいチャンスではないでしょうか?

おわり。

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先々月に加入したバンダイチャンネルでここ最近観てるのは「銀河漂流バイファム」と「アリスと蔵六」。
「銀河漂流バイファム」は1983年に放送されていたロボットアニメで、異星人の襲撃から避難した13人の少年少女たちが練習艦ジェイナスで地球へと目指す物語。4歳から15歳までの子供たちの冒険と成長が等身大で描かれているのが印象的な物語です。OP前にアバンタイトルがあったり歌詞が全編英語だったり当時としては割と先鋭的だったのでは、と思われる手法が取り入れられています。当時何話かは観ているはずなのですが、ほとんど記憶に残っていないようで結構新鮮な気持ちで観ています(笑)
「アリスと蔵六」は今年の春アニメだった作品で、長く研究機関で抑圧されていた類稀な超能力を持つ少女・紗名が脱走し偶然出会った老人・蔵六の下で生活するようになるという物語。曲がったことが嫌いな頑固爺さん・蔵六を演じる大塚明夫の演技が素晴らしい上に監督桜美かつしの日常の細やかな心情をすくう手腕が遺憾なく発揮されていて引き込まれます。

こんばんは、小島@監督です。
しかしバンチャンは時間がいくらあっても足りないな。観たいものがどんどん増えて行ってしまう(笑)

さて、今回の映画は「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」です。

「十戒」でモーゼは海を割った、「鳥」では鳥に襲われた女性が電話ボックスから出られなくなった、「卒業」でミセス・ロビンソンはベンジャミンをその脚線美で誘惑した…ハリウッド映画を代表する名シーンの数々。人々の記憶に刻まれるそれらの陰には真の立役者とも言うべき1組の夫婦がいた。絵コンテ作家ハロルド・マイケルソンとその妻にしてリサーチャーリリアン・マイケルソン。映画にクレジットされることは少なかったが数十年の長きに渡り100を超える映画製作に携わり、コッポラやヒッチコック、スピルバーグら名監督からの信頼も厚かった2人の知られざる姿を捉えたドキュメンタリー。

映画が生み出す魔法の陰に職人あり。脚本からその意図を読み取りイメージを膨らませストーリーボードを描き起こし時には撮影に最適なアングルにカメラとレンズまでも記載してみせた絵コンテ作家ハロルド、そのハロルドの仕事を支えるべく膨大な量のリサーチをこなしライブラリーの運営をもこなしたリサーチャーリリアン、主演俳優や監督に華々しいスポットが当たるその奥にはこんな芸術家や職人たちの献身がありました。…と言うことくらいは勿論存じてるつもりだったのですが、恥ずかしながらこの夫婦の事はこの映画を観るまで全く知りませんでした。
2人のフィルモグラフィーはそのまま1950年代から今日までのハリウッドの歴史そのものです。
パンフレットには2人が携わった作品が列記されているのですが、「ジョニーは戦場へ行った」「エクソシスト」「ロッキー」「ブレードランナー」「グレムリン」「グッドモーニング、ベトナム」「フルメタルジャケット」など、とんでもないラインナップです。しかしその大半で2人の名がクレジットされていません。大作映画では1,000人以上の名がエンドクレジットで流れることも珍しくなくなった今日と違い、1950~60年代では主要人物や中核スタッフくらいしかクレジットされなかったことも要因としてあったでしょう。

2人が頭角を現した1960年代のハリウッドは、いわゆる「黄金期」の終焉を迎えていた時期です。アメリカでは50年代後半からテレビの普及、1948年のアメリカ最高裁による劇場チェーンを映画会社本体から切り離す「パラマウント判決」によりスタジオによる製作から上映までを一括で管理することができなくなりハリウッド・スタジオ・システムが終わりを告げていた頃です。
同時期フランスではジャン・リュック・ゴダールやアニエス・ヴァルダなど作家性の強い監督が次々とデビューし「ヌーヴェル・ヴァーグ」の潮流が起き、フランス国外でも商業的成功を収めたことがハリウッドにも影響を与えました。
更に60年代ではケネディ大統領暗殺や公民権運動、ベトナム反戦運動などが盛んになり社会的にも激動の時代。「イージー・ライダー」(1969年)など反体制的な若者の刹那的な生き方を描く「アメリカン・ニューシネマ」が製作され始めたのもこの時期です。
やがて70年代に差し掛かるとマーティン・スコセッシやジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグがその才能を開花させ始め、80年代には50年代に引けを取らないほどの大作映画が立て続けに製作されるようになるその礎が築かれていきます。
そんな時代の流れを2人は常に現場の片隅で見続けて来ました。そんな2人が語る逸話の数々はその一つ一つがたとえようもないほど魅力的です。特に「スカーフェイス」(1983年)でのリリアンの逸話は必見!

また、この映画はドキュメンタリーでありながらラブストーリーでもあります。厳格なユダヤ人家庭に育ったハロルドと、親に虐待を受けた挙句に捨てられ施設で育った孤児のリリアン、周囲の反対を押し切り駆け落ち同然でハリウッドへ移住した2人の波乱万丈な結婚生活はそれ自体が物語のよう。大らかながら情熱的なハロルドと賢く気風の良いリリアンの性格も相俟って、人生譚としてもこの映画は眩い輝きを放ちます。

それともう一つ、映画の内容と関係あるような無いようなところで驚いたのはハリウッドには映画産業従事者のためのホスピスが備わっている点です。風土の違いはあるかもしれませんが、文化振興という観点からこういう事の充実が今の日本の映画産業にも必要な部分かもしれません。

今まで観てきた映画たちの印象が変わりそうなほどの知的好奇心を刺激しながら、同時に1つの理想形ともいえる夫婦のありようを見せるラブストーリーでもあるこの映画、まさに珠玉の逸品です。華やかな大作映画が続々公開されるサマーシーズンの只中ではありますが、時にはこんな宝石のような魔法を味わってみてはいかがでしょうか。




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​いろいろと生活して話をしたり文章を書いたりしていると、
ふと単語の意味や対義語が気になってくる場合があります。

先日、友人とちょいと下ネタを話している時に、
スケベな女性を指す『痴女(ちじょ)』という単語の
対義語は一体なんだろうということになりました。

『女』の対義語なのだから『男』なんだろうと思えど、
『痴男』なんて聞いたことがなく、どんどん疑問が膨らみます。
先週のブログに続いてまたも疑問。

今回はマッハで『痴女』の対義語をググると出てきたのは、
まさに有名過ぎるくらい有名なこの単語、『痴漢』。
むしろ『男』を『漢』と記すところに、ヘンな男気を感じます。

『痴漢』とはエロに対してストイックな『男の中の漢』?
なんか、だんだんカッコよくなってきませんか?



さて、実在するラーメン屋とコラボレーションすることで、
そのラーメンをカップ麺で再現する商品が多くあります。

しかしながら、ある某超有名ラーメンチェーンのカップ麺は、
むしろ実店舗よりカップ麺のが美味しいと思うのです。
まあ、私の安い舌ですから、私がおかしいかもしれませんが。

本来なら実店舗に行かなくてもカップ麺で食べられる、
そしてやはり時折実店舗で本物を食べたいと思わせるのが、
このコラボカップ麺の本来あるべき姿だと思います。

またその実店舗で食べたことがない人がカップ麺で体験し、
それに満足した人を実店舗に呼び込むのも目的でしょう。

まさにその場合、カップ麺に騙されるという逆転現象。
私はカップ麺を先に食べてから実店舗に行った人なので、
まさにカップ麺に騙されてしまったと言ってもいい人です。

その後、何度かそのチェーンに行ってみたのですが、
やはり、その店舗コラボのカップ麺のほうが美味しい。

むしろ実店舗の方は味よりも気になってしまう事で、
チェーン店ながら、なぜかその味にムラが大きすぎて、
そういう意味でもカップ麺のが安定しちゃっていました。

この某超有名チェーンのカップ麺は私は好きなので、
このカップ麺は割りと定期的に買ったりしています。

結果としてはそのお店にリベートはあるでしょうから、
実店舗には行かなくても、お店のお得意さんなのかな?

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色々ありまして、疲れております。

月曜、祝日だというのに出勤
火曜、ハローワークにて色々こってり絞られる、でも翌日が半休だったから頑張れた
水曜、半日休日で、気になっていたラーメン屋にお昼を食べに行って、帰ってきたら車がベッコベコになっていたでござる。
木曜、保険屋からの連絡がないので、文句の電話を入れたら半ギレで対応されたでござる。金曜、やっと車を修理に持っていったら、修理から帰ってくるのは盆休み明けになって、盆休みの遊びの計画が再計画になって、できる限りの再計画を用立てていたら、あっという間に22時過ぎてた

こんばんは
なんか色々ありすぎて、今日が資格試験の1次の合格発表だということをすっかり忘れていたショーグンです。
合格していたので、10月の歌会はお休みです。
だって2次試験と同日なんですもの。

さて、みなさん ラーメンは好きですか?

私はラーメン大好きです。
ちゅうからブログでも2013年頃の私のブログでは、毎週のように食べてました。

冒頭でも書きましたが、今週、ちょっと気になっていたお店に行ってきました。

その店の名は「麵屋 隼」

オマールエビを使った濃厚な洋風エビラーメンが食べられるとのことで、伺ってみたのですが…

券売機の前では日和って、「豊潤はやぶさラーメン」を頼んでしまったのです。

うん、なんとなく直感ですが、ここはまずフツーのラーメンから試してみたくなったのですよ。
決して「低温調理されたチャーシュー」とかに惹かれたわけではないですよ。

で、出てきたラーメンがこちら。



正直見た目はなんともないラーメンなんです。
でも食べたら衝撃ですよ。

鶏、豚、魚介を合わせた濃い味のスープにしっかり合う中太麵、エスプーマ(食材をムース状にしたもの)を併せて食べることで味わいの変化を楽しめ、チャーシューはレアの歯ごたえと肉のうまみを感じられるラーメンではないかのような味わい。

最近であったラーメン屋の中ではピカイチかも。

一気に完食してしまいました。

名古屋駅からは少し離れていますが、ビッグカメラでswitchの購入抽選の受付した後、食べに行って店に戻るとちょうどいいくらいですよww

いや、ほんまにおすすめやからみんな食べに行って

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明日はゲーム好きや業界の人が注目する「スプラトゥーン2」が発売!
内容としては、TPS(サード・パーソン・シューティング)という3人称視点(後ろのカメラから見た感じ)で行う対戦ゲームです。
TPSというジャンルは、シューティングという名前のとおり、だいたいは銃で撃ち合う物が多いんですが、スプラトゥーンはちょっと変わってて、使う武器はペンキの入った水鉄砲、他にぶん殴れるでっかいローラーとかあったりします。

ポイントは「ペンキ」
これは敵を倒す武器でもあるんですが、対戦するフィールドを自分側の色を塗って、最終的にその広さで勝敗をつける。
という戦いなのです(゚Д゚)ノ

なので、水鉄砲でベチャベチャになるくらい撃ちまくったり、ローラーでズサーっと塗ったりとしたりするのです。

もちろん、塗った部分は塗り替えせます。
てなわけで、スプラトゥーンとはペンキを使った陣取合戦なのです。

なんとまぁ任天堂らしい平和的な戦いです( ̄▽ ̄)
バランスとかプレイ時間とかもあると思いますが、そこが多くのユーザーを獲得した理由な気もします。

「1」はWiiUで2015年5月に発売され、なが~く遊ばれています。
本体が手に入らない人も多いから、しばらくはまだ盛り上がりは続くかも。

そんな2年以上ファンに愛されたソフトなんで、期待されないわきゃないです。
スイッチを期にデビューしようという人も多いはず。(私もその1人)

次回の歌会は、対戦ロビーと化すのでしょうか?
対戦がなければ、興味ある方にさわって頂くのもいいかもしれませんね( ̄▽ ̄)

そんなわけで、次回はスイッチを持ち込むのですが、


次の歌会は、浴衣・甚平祭りでございます(゚Д゚)ノ
夏にしか着れない(わけじゃないけど)ステキなお召し物を着て、みんなで楽しみましょ~ヽ(*´∀`)ノ


あとガンプラ完成したので、持ち込むよ(*゚▽゚)ノ
写真で見るより、現物はカッコイイッス!
しかし、また荷物いっぱいだなぁ(´Д`)

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この連休、外泊許可の下りた入院中の父親を迎えに車を走らせたらふと目に入った満開のひまわり畑に、既にこれだけ暑い日が続いているにも関わらず「夏が来てるなぁ」と思ってしまいました。やっぱり視覚的な彩って大事(笑)

こんばんは、小島@監督です。
ところでTwitterで流れてきたので知った…と言うか思い出したのですが今日7月17日月曜日は2000年に発売されたノベルゲーム「AIR」の物語の始まりの日だそうです。メインヒロインの神尾観鈴を演じた川上とも子さんの演技が彼女のテーマ曲「夏影」の印象的なメロディーと共に今なお鮮烈に記憶に刻まれています。

さて、今回の映画は「ジョン・ウィック チャプター2」です。

亡き妻からの最後の贈り物であった子犬を殺したニューヨークのロシアンマフィアを壊滅させたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、その後、残党たちの手から愛車マスタングをも奪還し妻との思い出が詰まった家へと帰還。再び武器を封印し、2代目の愛犬と共に静かな引退生活に戻ろうと決意する。
しかしその平穏は即座に打ち切られる。イタリアの犯罪組織「カモッラ」の幹部であるサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が訪ねてきたのだ。サンティーノはジョン・ウィックに言う、「血の誓約と引き換えに、仕事を果たせ」と。

日本では2015年に公開され(本国アメリカでは2014年製作・公開)、近接戦闘とガンアクションを密接に組み合わせたファイトスタイル「ガン・フー」と、殺し屋たちの聖域「ホテル・コンチネンタル」を始めとしたユニークな世界観がヒットを呼んだ「ジョン・ウィック」に続編が製作され、現在公開中です。
監督チャド・スタエルスキ(かつて「マトリックス」でキアヌ・リーヴスのスタントダブルを務めていた)、脚本デレク・コルスタッドほか主要スタッフとキャストはほぼ続投。前作で盗まれたままに終わった愛車マスタングの奪還シークエンスをオープニングアクトに持ってきた後は舞台をローマに移すなど物語は大きくスケールアップを果たし、さらに新キャラクターにローレンス・フィッシュバーンやルビー・ローズなどの名優を迎えジョン・ウィックの新たな復讐劇が描かれます。

前作以上にほぼ全編アクションしっぱなしの今作はその組み立てにさらに工夫とこだわりが見られます。特に銃のリロードが必ず手数の中に入るのが前作でも特徴的でしたが今作では更に徹底されていますし、「殺し屋」に戻ったジョン・ウィックが展開するアクションシークエンスの現代アートを思わせるようなビビッドな色彩感覚もより洗練されて印象的なビジュアルを見せてくれます。

前作をご覧になった方にはある意味アクションよりも印象的に映ったであろう、「ホテル・コンチネンタル」の世界観にもさらに深く掘り下げがなされています。オリジナルのシナリオなのに何かコミックかゲームでもベースにしてるんじゃないの?と思いたくなるほどこの世界では殺し屋と犯罪者たちの間に明確かつ厳格な「ルール」が存在します。
その「ルール」に則っている限り、銃器ソムリエから銃を見繕ってもらったりテーラーから防弾機能の付いたスーツを仕立ててもらったりできるなどの万全のサポート体制で「仕事」に臨めるというこの不思議な世界観のディテールの凝りっぷりに対してこれだけ殺し屋たちが街中で次々と銃をブッ放したりしてるのに一般人に全く死人も怪我人も出ないところと警察が全く動いていそうにないところの大雑把さの共存ぶりがとても楽しいです。
エキセントリックなキャラクターが多い上にカラッとした作風のため大勢人が死ぬような話なのにグロテスクにも変にリアリスティックにもしていないのでその分アクションを爽快に観ていられるのもポイント高いです。

キアヌ・リーヴス演じるジョン・ウィックの孤独に生きながら孤独に抗おうとするハードボイルドになりきれないキャラクターの魅力にも更に磨きがかかり、トータルで1作目の上を行ってみせた快作です。
凝るところは徹底的に凝る代わりに適当なところはとことん適当に流すため変な癖があり、合わない人には全く合わないタイプの作品ですが、その分こういうのが好きな人も多いはず。私?私はもちろん大好きです(笑)
続編の可能性を匂わすような伏線や布石めいたものもあったりしたので出来ればもう1本くらい続きが製作されると良いなぁ。


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